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Yamareco

記録ID: 7234761
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

明神岳主稜・前穂高岳

2024年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:04
距離
12.1km
登り
1,840m
下り
1,840m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:01
休憩
2:03
合計
10:04
5:54
3
6:32
6:40
125
9:09
58
10:07
10:21
5
10:26
11:28
3
11:31
11:38
16
11:54
12:08
17
12:25
12:27
41
13:08
13:14
19
13:33
9
13:42
13
13:55
14:00
8
14:08
27
14:35
47
15:22
15:23
4
15:27
15:28
19
15:58
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
数年前からあかんだな駐車場の車中泊が解禁されたらしい(今回は道の駅神岡で寝た)。普通車1日600円。
バスは往復で2800円。
始発は5時20分だが、今日は5時頃に始発が出た。
コース状況/
危険箇所等
岳沢登山道の七番標識で右折。
以後、バリエーションルート。
踏み跡はある。一般道ではほとんどの石は動かないが、バリエーションルートではほとんどの石が動く。この違いは大きい。
5峰が見えるようになるところまでは急登だがよく踏まれている。一般道並み。少し岩登りパートあるが三点支持で問題無し。
5峰へ向けて登り始めるあたりからルーファイ必要。よく見れば複数の踏み跡がある。
5峰への登りはやや左のルンゼに入って左に巻いて行ったら少しクライミングになった。
下りは左巻きしてコル方向のルンゼに入ると踏み跡あり。
4峰登り容易。下りはほとんどない。
3峰。踏み跡が薄くあり追うとクライミングになりそのうちピークが見える。ロープを出す場合もあるらしい。
下りで稜線を詰めると懸垂ポイントに出てしまった。クライムダウンできたが危ない。手前から巻道があったのでその方が安全かも。懸垂しても10mほど。
2峰登り容易。下降はクライムダウンしている記録もあるが懸垂が無難だと思う。50m二つ折りで大丈夫らしい。自分は30mの補助ロープとダブルロープを持っていき、1本で懸垂して補助ロープで回収した。2回。途中のテラスは広くて安全。
1峰。登りはガレていて落石注意。
下りがよく分からない。適当に降りていくと下に踏み跡が見えたので少し戻ってリルート。
奥明神沢のコルへの下りも支点がある。10mほどだがせっかくロープがあるので懸垂で降りた。
前穂高岳。踏み跡があるので追っていくが途中でロスト。目の前の岩を20mほど攀じったが、少々危なかったか。踏み跡に合流しほどなく登山道に合流する。
重太郎新道。一般登山道としては危険。ヘルメット必要。ツルツルに磨かれた石が怖い…
朝霧河童橋
2024年09月14日 05:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 5:53
朝霧河童橋
七番からバリルートに
2024年09月14日 06:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 6:30
七番からバリルートに
一般道並みですが…
2024年09月14日 06:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 6:31
一般道並みですが…
最終バスに間に合わなかった時の幕営装備をデポ
2024年09月14日 06:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/14 6:31
最終バスに間に合わなかった時の幕営装備をデポ
暑くなりそう…
2024年09月14日 07:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 7:35
暑くなりそう…
新鮮な角度の山並み
2024年09月14日 08:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 8:00
新鮮な角度の山並み
ガスが早いです
2024年09月14日 08:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 8:00
ガスが早いです
先行する3人がアプローチ唯一の岩場を登る
2024年09月14日 08:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 8:08
先行する3人がアプローチ唯一の岩場を登る
稜線に出た
2024年09月14日 08:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 8:29
稜線に出た
5峰
2024年09月14日 08:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 8:31
5峰
手前は幕営適地多数
2024年09月14日 08:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 8:46
手前は幕営適地多数
登ると奥が見える
2024年09月14日 09:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 9:08
登ると奥が見える
定番ピッケル
2024年09月14日 09:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/14 9:09
定番ピッケル
大正池方面
2024年09月14日 09:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 9:09
大正池方面
あれは前穂高⁈
2024年09月14日 09:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 9:09
あれは前穂高⁈
4峰
2024年09月14日 09:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 9:29
4峰
イルカ⁈
2024年09月14日 09:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 9:35
イルカ⁈
5峰を振り返る
2024年09月14日 09:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 9:35
5峰を振り返る
前穂高と吊尾根
2024年09月14日 10:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 10:01
前穂高と吊尾根
3峰登ると緩やかにピーク
2024年09月14日 10:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/14 10:01
3峰登ると緩やかにピーク
4、5を振り返る
2024年09月14日 10:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 10:01
4、5を振り返る
3峰の稜線を詰めると行き詰まる。2と1が見える。左下に踏み跡が見える。少し戻って左から巻いてもう少し進むと…
2024年09月14日 10:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/14 10:15
3峰の稜線を詰めると行き詰まる。2と1が見える。左下に踏み跡が見える。少し戻って左から巻いてもう少し進むと…
怖いリッジがあり、越えて振り返る。
2024年09月14日 10:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 10:16
怖いリッジがあり、越えて振り返る。
しかし稜線は先には進めず、アンカーポイントになっている。左に懸垂することができるが… ちと面倒。よく見るとさらに左にクライムダウンできそうなので降りた。決して安全ではない。懸垂すればよかった。
2024年09月14日 10:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 10:17
しかし稜線は先には進めず、アンカーポイントになっている。左に懸垂することができるが… ちと面倒。よく見るとさらに左にクライムダウンできそうなので降りた。決して安全ではない。懸垂すればよかった。
2峰登り返しで振り返る。右のハイマツの中に3峰を完全に巻くトレースがあると思う。岩峰の右裏の切れ込んでいるところをクライムダウンしてきた。
2024年09月14日 10:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 10:23
2峰登り返しで振り返る。右のハイマツの中に3峰を完全に巻くトレースがあると思う。岩峰の右裏の切れ込んでいるところをクライムダウンしてきた。
2峰懸垂ポイント。1回目の懸垂で中間テラスに降りたが、ロープ回収時に痛恨のミス。回収にえらく手間取ることになってしまった。
2024年09月14日 10:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 10:27
2峰懸垂ポイント。1回目の懸垂で中間テラスに降りたが、ロープ回収時に痛恨のミス。回収にえらく手間取ることになってしまった。
降りて1峰への登りで振り返る。逆向きパーティがテラスで休憩中。残置ロープが1本見えるが、懸垂時にはとても邪魔になる。
2024年09月14日 11:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:29
降りて1峰への登りで振り返る。逆向きパーティがテラスで休憩中。残置ロープが1本見えるが、懸垂時にはとても邪魔になる。
もうすぐ本峰のところで振り返る。
2024年09月14日 11:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:33
もうすぐ本峰のところで振り返る。
前穂高と奥穂高
2024年09月14日 11:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:33
前穂高と奥穂高
東稜方面、ラクダのコルか
2024年09月14日 11:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:33
東稜方面、ラクダのコルか
左が東稜
2024年09月14日 11:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:35
左が東稜
2峰2段目を左から登ったリーダーがパーティを確保している
2024年09月14日 11:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:35
2峰2段目を左から登ったリーダーがパーティを確保している
岳沢
2024年09月14日 11:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:42
岳沢
奥明神沢のコルの手前。本峰、大きいな(遠いな…)
2024年09月14日 11:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:49
奥明神沢のコルの手前。本峰、大きいな(遠いな…)
奥穂とかジャンダルムとか
2024年09月14日 11:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 11:49
奥穂とかジャンダルムとか
癒し
2024年09月14日 12:14撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 12:14
癒し
A沢下降点に到着。右から巻いてきた。
2024年09月14日 12:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/14 12:26
A沢下降点に到着。右から巻いてきた。
まあまあ登り返す。ずっと左巻きでよいのだろうが、直登気味に行ったせいで、一部クライミングになってしまった。踏み跡が何本もあるので注意が必要。
2024年09月14日 12:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 12:28
まあまあ登り返す。ずっと左巻きでよいのだろうが、直登気味に行ったせいで、一部クライミングになってしまった。踏み跡が何本もあるので注意が必要。
登山道が見えてきた
2024年09月14日 12:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 12:51
登山道が見えてきた
ようやく…
2024年09月14日 13:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 13:05
ようやく…
もうガスで奥穂も槍も見えない
2024年09月14日 13:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 13:24
もうガスで奥穂も槍も見えない
紀美子様
2024年09月14日 13:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 13:33
紀美子様
歩いた稜線
2024年09月14日 13:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/14 13:38
歩いた稜線

装備

個人装備
長袖インナー ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 ツェルト ナイフ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング アッセンダー タイブロック

感想

当初は奥穂高に抜けて北穂高まで行こうと思っていたが、日曜の予報がどんどん悪くなるので日帰りに。バスに間に合わなかったら小梨平キャンプ場で過ごせるように準備していく。装備は7番標識を右折してからすぐの木の下にデポ。帰りに回収した。
稜線に出るまではひたすら急登を行くのだが、日陰・樹林内なので淡々と進んだ。昨夜の雨で笹やハイマツが濡れていたのが逆にクールダウンになったか…
5峰の下はキャンプ場かと思うほど幕営跡があるが泊まったら寒いんだろうな…
5峰は遠くから見てもどこを登ればいいのか分からない。踏み跡を探しつつ直登気味に行く。踏み跡が見つからない時はしょうがないので登れそうな岩に取り付く。
以後、同じ感じ。巻く時は常に岳沢側。
そんなことを繰り返して2峰まで辿り着き、懸案の懸垂に。荷物を減らそうとしたばかりに面倒なセッティングがあったり、回収で凡ミスをしてしまったり、ロープが岩の隙間に引っかかったり… 慣れてないなぁと思うばかり。かといって50とか60とかの長さだと取り回しが悪くて、「5m懸垂したいがロープ出すのが面倒」になってしまわないか。いろいろ考える。
コルから見上げる前穂高は大きく高かった。売り切れ気味の足と腕(上腕三頭筋が攣りそうになった)なのでスピードが上がらない。踏み跡を見失ってしまい、ロープで確保した方が良いかなと思うような岩場に入ってしまったが事なきを得た(運が良かったとも言う)。登山道に合流したらすぐピーク。前穂高初登頂。
残念ながらガスで奥穂も西穂も槍も見えなかった…
装備を解除して下山。日差しが暑い。水分消費が激しい。
小屋で一息ついてまた下山。なぜかゴーロゴロの河原に入ってしまい、どうみても登山道じゃない(歩いた事ない道だから気付かない)。地図を見て確認して20mほど藪を漕いで登山道に復帰。登山道は樹林内で涼しくて快適!
淡々と降りて観光地を過ぎてバスで帰還。精も根も尽き果たした山行になった。

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奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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