木曽駒ヶ岳、宝剣岳 千畳敷カールをシリセードで下る

2015年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 6.7km
• 登り: 571m
• 下り: 587m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:56
• 休憩: 1:59
• 合計: 4:55

8:14 千畳敷駅
9:02 9:17 乗越浄土
9:19 9:21 宝剣山荘
9:32 9:37 中岳
9:45 9:48 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
10:01 10:16 木曽駒ヶ岳
10:25 10:26 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
10:42 10:47 天狗荘
10:47 10:48 宝剣山荘
10:57 11:31 宝剣岳
11:41 11:46 宝剣山荘
11:49 11:50 乗越浄土
11:56 12:05 伊那前岳九合目ピーク
12:11 12:27 乗越浄土
13:02 13:09 千畳敷駅
13:09 ゴール地点

　時間的にも体力的にも余裕があり、伊那前岳への尾根道が美しいので伊那前岳へ足を延ばしましたが、途中、ガスが濃くなってきたので九合目で引き返しました。

天候

晴れ　午後ガス　気温　8℃〜

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

バス、ロープウェイチケットは「春の選べる日帰りプラン」がホテル昼食付でお得です。（4，100円　6月30日まで）
http://www.chuo-alps.com/archives/profit/senjojiki/index.html

コース状況／危険箇所等

　千畳敷カールは傾斜がきつく、雪が柔らかいのでアイゼンも効き難い。ストックよりピッケルを勧めます。
　
　中岳巻き道は雪も無く夏道。少しだけ怖いところがある。

　宝剣岳は岩にルートが標してあり、鎖やホールドしやすい岩が多いので思っているよりスムーズに登れます。ただ、てっぺんの岩はホールドし難く、下りるのが大変そうです。

　千畳敷カールのシリセードは同行者二人は専用のヒップソリで、私は銀マットで。アイゼンを外して両足とピッケルでブレーキを操作して滑りました。遊歩道の緩斜面下まで滑りましたが銀マットでは緩斜面で止まってしまいました。
　
　ハードウェアーやレインパンツだけで滑るのは止めた方がいいです。後で銀マットの裏を見たら小傷がいっぱい付いていました。　

写真

6/7 6:57

菅の台バス乗り場
始発 7：15を並んで待ちます。

6/7 7:44

バスからの眺め。
いい天気に恵まれそう。

6/7 7:48

6/7 8:04

ロープウェイを出たところ。
気温8℃。
ほぼ無風状態なので長袖と半袖のTシャツで出発です。

6/7 8:04

安全祈願。
正面は宝剣岳。

6/7 8:24

千畳敷カールを登ります。
写真より実際はかなり急登です。

6/7 8:43

雪がグサグサで柔らかくアイゼンも効き難い。それでいてストックが刺さらないときもあり緊張します。

6/7 8:48

かなりの勾配。

6/7 8:48

大半の方がストックでしたがピッケルのほうが良かったようです。

6/7 9:00

乗越浄土の手前から夏道に入り、やれやれ！

6/7 9:01

同行の二人が待ってくれてます。

6/7 9:13

乗越浄土の手前から振り返る。

6/7 9:17

乗越浄土。
尾根にはどこも雪が全くありません。

6/7 9:18

宝剣岳。

6/7 9:25

中岳へ。

6/7 9:32

中岳山頂。

6/7 9:43

中岳山頂からの駒ヶ岳。

6/7 9:47

尾根歩きは楽しい！
空も真っ青で！

6/7 9:52

6/7 9:53

6/7 9:57

中岳を振り返る。

6/7 9:57

三ノ沢岳(中央）

6/7 10:08

パノラマで。
厚い雲を下に。高い所にいるという実感が湧きます。

6/7 10:09

御嶽山。

6/7 10:14

6/7 10:25

中岳へ戻ります。
巻き道も雪がないので帰りはそこを通ることに。
ちょっと怖いところもあるけど山頂への道と違う眺望に出会えます。

6/7 10:47

これから宝剣岳へ。
緊張します。

6/7 10:50

6/7 10:55

険しいけど岩はつかみやすく、鎖もあり高所恐怖症の私でもなんとか。。。

6/7 10:59

6/7 11:07

同行者二人はこのトップに立ちました。
ここに立てるのは十人に一人と言われているそうです。
私はここで大満足！

6/7 11:34

6/7 11:59

撮影機器：

DMC-TZ30 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル グローブ 防寒着 雨具 アイゼン 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS（スマホの山旅ロガーGold＋地図ロイド） 携帯 サングラス ツェルト ピッケル ストック ヘルメット

備考

登りはストック、下りはピッケル。やはりピッケルのほうが安心感があった。

感想

mocco

　木曽駒ヶ岳は約20年振り。前回は家族4人、真夏に駒ヶ岳山頂まで行き、巻き道でヒヤヒヤした覚えがあります。

　今回は雪のある時に登りたかったのと、シリセード達人のリーダー指導の下で千畳敷カールを滑り降りること、そして高所恐怖症を克服して宝剣岳に挑戦することでした。

　今回初めて登山ヘルメットを着用し、ピッケルを使用しました。

　梅雨の合間のラッキーな天気に恵まれ満足な山行でした。