町田市の最高峰は草戸山 カタクリの里まだ六分咲き

2024年03月27日(水) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 9.4km
• 登り: 268m
• 下り: 274m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 1:10
• 合計: 4:50

10:30 高尾山口駅
10:34 10:34 高尾山薬王院祈祷殿駐車場
11:00 11:00 梅ノ木平
11:06 11:06 うかい竹亭
11:16 11:16 草戸峠 登山口
11:34 11:35 草戸峠
11:42 11:42 境川源流
11:45 11:45 草戸山
11:56 11:57 境川源流
12:03 12:04 城山湖分岐
12:28 12:28 牡龍籠山
12:34 12:35 雨降龍居山
12:40 12:40 評議原
13:14 13:56 城山かたくりの里 駐車場
14:29 14:32 かたくりの里
14:37 14:39 小野山
14:41 14:53 かたくりの里
14:56 15:03 城山かたくりの里 駐車場
15:20 ゴール地点

天候

晴れ時々曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

城山カタクリの里へは橋本駅から期間限定のシャトルバスが運行しています。入場料とセットで購入。片道＋入場料1000円、往復＋入場料1500円。帰りのバスは14時30分が最終。午後は日が陰り花が閉じてしまうのでこのくらいの時間に帰るのが無難。
シャトルバスを使わない場合、1キロ程離れたところに境橋というバス停があります。相原駅、橋本駅行き。

写真

3/27 10:42

高尾山口駅から甲州街道沿いを梅の木平バス停に向かいます。途中倒木が落下しており、甲州街道の1車線を完全に塞いでいました。大渋滞が起こっており、通りかかったサイクリストと共に歩道に移動させました。歩道が塞がったのでネットを調べて国土交通省の道路緊急ダイヤル#9910に電話。木を車道からどかした事を告げました。

3/27 10:55

圏央道高尾山IC手前。今日は天気が良いので木をどかしても渋滞しています。

3/27 11:11

梅の木平バス停から脇道に入ります。梅の花があったのでコンデジで撮影しようとしたら、ガーン、SDカードがない。データをパソコンに移してそのまま挿しっぱなしにしてしまった。最近こういうことがどんどん増えています。老化だ。仕方がないので今日は全てスマホ撮影。

3/27 11:13

ヨゴレネコノメ、花が咲きそう。

3/27 11:31

高尾山参道の稜線が見えます。

3/27 11:45

町田市最高峰草戸山到着、標高364m。八王子市と相模原市の境界になります。地元の人は標高にちなみ「1年山」と呼ぶのだとか。春休みに入って最初のお天気の日。子供が走り回っていました。元気でええのう。

3/27 11:46

頂上からの展望。遠くに見えるのは筑波山。

3/27 11:55

サンシュユ

3/27 11:59

葉っぱないけどナガハノスミレサイシンでしょうか。スミレの分類は難しい。

3/27 12:06

急な長い階段。足腰悪いので1つずつ降ります。

3/27 12:19

城山湖に出ました。

3/27 12:23

雲が雪を被った山のよう。
ロックフィルダムなのね。

3/27 12:24

都心のビル群とスカイツリー

3/27 12:29

ダムの裏側

3/27 12:33

ダムの上を渡り、舗装道路を歩くと右に金毘羅宮があります。

3/27 12:36

道の反対側に鳥居があり、そこから急な階段をおります。道路を渡り、車止めのある道に入ります。途中で右に降りると城山カタクリの里です。

3/27 13:13

駐車場に桜。

3/27 13:20

園内に入りました。雪割草(オオミスミソウ)があちこちに咲いています。

3/27 13:21

紅ミツマタ

3/27 13:24

3/27 13:23

ヒメコブシの花、別名シデコブシ。モクレン科モクレン属の落葉小低木。日本固有種。シデコブシの分布域は伊勢湾周辺、第三紀鮮新世の頃にできた東海湖の沿岸地帯とほぼ−致しており、周伊勢湾要素（東海丘陵要素植物群）の1種。

3/27 13:24

リュウキンカ

3/27 13:26

雪割草は個体変化が様々。

3/27 13:26

様々な色の花弁に見えるのは萼片。萼片の後ろにある萼のようなものは苞といいます。写真の3枚の緑色が苞。

3/27 13:29

3/27 13:29

3/27 13:28

カタクリ

3/27 13:31

現在六分咲き

3/27 13:31

キクザキイチゲ、紫の個体

3/27 13:32

3/27 13:32

3/27 13:35

3/27 13:35

エチゴルリソウ

3/27 13:38

トキワヒメハキ

3/27 13:40

キクザキイチゲとカタクリ

3/27 13:41

ユキワリイチゲ。先日瀧樹神社で見たものとは違う姿です。人気のようでたくさんのカメラが向けられていました。西日本に自生する花。

3/27 13:46

越の小貝母コシノコバイモ、ユリ科バイモ属の多年草、日本固有種。本州の山形県から石川県にかけた日本海側、静岡県、岐阜県、愛知県に分布し、山地の林内に生育する。まれに見られる植物。

3/27 13:47

名の通り、越後の国(新潟県)を中心とした日本海側が生育地の中心となるが、なぜか愛知と静岡には太平洋側に自生地がある。

3/27 13:47

キクザキイチゲ。白、淡赤、淡青、紫と個体変化があります。

3/27 13:48

キクザキイチゲ、白

3/27 13:49

東白銀草アズマシロカネソウ、キンポウゲ科シロカネソウ属の多年草日本固有種。花弁のように見えるのは萼片、1枚が紫褐色になるのが特徴。蕾のときは全て紫褐色だけど開くと1枚だけ紫が残ると解説に書いてあったが写真からはよくわからない。

3/27 13:51

下から。オレンジ色の蜜弁が変形した花弁にあたります。

3/27 13:53

秋田県・岩手県から鳥取県・岡山県にかけての日本海側の湿った沢や林の縁に生育する。

3/27 13:53

これを日本海側の山に見に行きたい。

3/27 13:55

シロバナカタクリ

3/27 13:59

エンレイソウ

3/27 14:00

キスミレ。西日本に生育するすみれで関東にはありません。富士山麓あたりが東限でしょうか。

3/27 14:00

ショウジョウバカマ。

3/27 14:02

キクザキイチゲ、紫濃いめ。

3/27 14:03

ミツバツツジ

3/27 14:03

ヒュウガミズキ

3/27 14:19

八重咲きキクザキイチゲ

3/27 14:22

西洋オキナグサ。

3/27 14:23

日高草ヒダカソウ、キンポウゲ科キタダケソウ属の多年草。絶滅危惧��A類。日本固有種。北海道日高山脈南部のアポイ岳に特産する固有種で、かんらん岩・蛇紋岩等のアルカリ性土壌の草地に生育する。
随分昔にアポイ岳に登ったとき、1個だけ咲いていました。本家のアポイ岳では盗掘や気候の変化により絶滅の危機に瀕しています。ここで見られるとは。

3/27 14:24

3/27 14:24

ユキモチソウ、これから伸びる。

3/27 14:26

八重咲きキクザキイチゲ。

3/27 14:26

一重のキクザキイチゲ

3/27 14:27

直径5cmはありそうな大きなミツマタ、ポンポンがグラデーション。先日不動尻で見たものとはちょっと異なる姿です。

3/27 14:28

早咲きの桜、おかめ桜でしょうか。

3/27 14:31

石楠花擬花シャクナゲモドキ、別名ロドレイア。マンサク科シャクナゲモドキ属の栽培種。

3/27 14:34

アーモンドの花、桜と同じバラ科サクラ属。サクラよりは早い時期に咲く。

3/27 14:35

花柄が短く、枝から直接花が咲いているように見える。

3/27 14:35

サクラは花柄が長い。

3/27 14:37

ボケ

3/27 14:40

陽光桜、咲き始め。

3/27 14:40

花芽が膨らみます。

3/27 14:41

すもも

3/27 14:42

チングルマ。高山の雪解け後に群落で咲く花。

3/27 14:43

3/27 14:43

イワナシ、去年登った坂戸山にたくさん咲いていました。

3/27 14:44

タツタソウも蕾たくさん。

3/27 14:45

翁草オキナグサ、キンポウゲ科オキナグサ属の多年草。花弁に見えるのは萼片で外側は白い毛で覆われる。

3/27 14:47

名札ないけど、ハナシノブですね。去年霧多布湿原で見たクシロハナシノブを思い出しました。お花の宝庫でした。

3/27 14:50

オキナグサ、シロバナでしょうか。

3/27 14:50

3/27 14:56

陽が陰り、ユキワリイチゲや他のお花たちも花を閉じ始めました。帰りましょう。

自生地に見に行きたいお花をコラージュしました。

撮影機器：

Galaxy A53 5G SCG15 au サムスン

感想

simunee

本来なら春のお花が沢山咲いている頃です。3月に入ってからは暖冬から一変、雨が多く寒い日が続き桜の開花もどんどん遅れています。城山カタクリの里なら春の花が咲いているので高尾山口駅から草戸山に登ってカタクリの里に降りました。今日は天気がよいので草戸山や城山湖も結構ハイカーがおり、城山カタクリの里はフォトグラファーが大勢いました。例年なら今頃が最も花が沢山咲いて綺麗な頃ですが、今年はまだまだという感じでお花達も寒さで縮こまって勢いが足りませんでした。早く暖かくなって春爛漫になる事を願います。このところの気候変動で花の咲く時期が毎年色々、ひとつとして同じ春なし。
今日は道路落下物をどけるという良い事もしましたが、カメラのSDカードを忘れるというしくじりもしました。スマホでもまあまあ綺麗に写真は撮れますが、デジカメ程思うように撮れないし、写真を拡大した時のうねうねした画質がどうにも好きになれません。気をつけねば。

東海丘陵要素植物群 　シデコブシ，ハナノキ，ヒトツバタゴ，シラタマホシクサ，ミミカキグサ，トウカイモウセンゴケ，ミカワバイケイソウ，マメナシ，など