石徹白から別山へ日帰りチャレンジ(三ノ峰で敗退)
- GPS
- 09:25
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,611m
- 下り
- 1,609m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:24
天候 | 晴れと曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・石徹白登山口〜銚子ヶ峰 雪道は無く、とても登りやすかったです。 ・銚子ヶ峰〜二ノ峰 ところどころ雪が残ってましたが、ツボ足で問題なかったです。 アップダウンが銚子ヶ峰間と比べて激しくなるので多少覚悟がいるかと。 ・二ノ峰〜三ノ峰 一箇所夏道が完全に雪渓で塞がれて道を見失うところがありました。 自分は見て早々ツボ足で登るのをあきらめてアイゼンとピッケルを装備して直登しました。左側から回りこんで尾根に取り付こうとしましたが、上は雪が溶けてしまって藪で歩けなさそうだったため、引き返しつつトラバースで雪渓を横切って夏道に合流する選択をしました。 その箇所を抜けた先の雪渓についてはツボ足で問題なかったですが、うっすら残ったトレースをたどったらこれまた藪道にぶつかり藪コギをして無理やり小屋まで突っ切りました。 中途半端に雪が残っていたため非常に歩きにくかったです。 |
写真
感想
今年の大目標の一つである、山開き前の白山への前哨戦として、またこれまた大目標の一つである美濃禅定道からの別山を目指して登ってみました。
結果としては見事な敗北で、帰り道は足はふらふら、心臓は少し苦しいなど惨憺たるものでした。
最低目標である三ノ峰までは何とか行けたので完全敗北ではないのですが、とても悔しい結果で、ぜひリベンジをしたいと思える内容でした。
昼寝をしてたから夜寝てなくても行けるだろうと思って寝てないのと、下道オンリーでゆっくり登山口へ向かったのは完全に今回の道をなめてましたね^^; この辺り、負けるべくして負けた感じでしょうか。
でも今回の山行はとても登り応えがあり、銚子ヶ峰〜三ノ峰は確かに苦しいですが歩いてて楽しかったです。やっぱり縦走路は辛い分振り返って自分の通った道を見たときの感動が半端ないですね。
なので、登ったあと1時間くらいの間心臓に負担がかかりすぎて気持ち悪くなってたり、翌日足の筋肉痛、転倒時に打った肩甲骨辺りから腰痛のような症状が出て体を捻れなくなってたりと散々な目にあってますが、そんな状況で次は白山だ!といきまいてもしょうがないことですね!
今回は様々な方と出会えたのも印象的でした。
前日から泊まりで別山へ向かい、三ノ峰直前の雪渓が雪山装備がないため断念してその近くで野宿をしたというお子様連れのご家族。
その雪渓を物ともせずツボ足で道を作って行き、三ノ峰付近であっさり抜いていった三人組の方。自分は雪渓をツボ足で行くのは早々に諦めてたので、帰りにそのトレースをたどったときは感動モノでした。
また、ヤマレコをやっているという方とも三ノ峰で一緒になり、帰りはその人に引っ張ってもらい下山しました。自分がかなり不安定な歩き方になっていたので、相当ご心配おかけして申し訳ない感じでした。
足を怪我してるからタイツとストックがないと登れない、と言ってましたがそれでも自分よりも明らかにペースが速く、上には上がいると思い知らされました。
また、以前から気になっていたタイツの有効性もわかりやすく説明していただき、すごく欲しくなりました。
また山の情報をたくさん教えていただき、あっという間の下りで楽しいひと時を過ごさせていただきました。その節は本当にありがとうございました。
普段だと下りは大体ひとりで「なぜこんな辛い思いしていまひとりで登ってるん?」って哲学タイムにはいってたりするので、そんな状態にならずに助かりました。
こういう出逢いがあったりするのも、一人で登る楽しみの一つだったりします。
また、帰り道の林道沿いで、地元の人間と思われる方々が暑い中道の石ころなどを拾っている姿が見えました。
落石などで通れなくなった道の整備は業者がしてるんだろうと思っていましたが、もしかしてこんな感じで道の整備がされていたのかな?
だとすると、感謝の言葉もないな、と思いながら林道を通過していきました。
コメント
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初めまして。私も昨日登りました。
恐るべし雪渓ですね。
私には度胸がなく、雪渓で諦めて引き返しました。
熟達者同行であれば何とかなったかもしれませんが、私にはマダマダです。
雪がとけたら三の峰、行けたら別山までリベンジしたいです。
はじめまして。タイミング的に一ノ峰付近で追い抜いてるっぽいですね。下山時は二人で、後ろで今にも倒れそうな感じで登ってたのが私です^^;
雪渓に関しては、事前にすれ違ったご家族に情報をもらっていたので、出くわす前に覚悟を決めてたのが突っ切れた要因だったと思います。でもピッケル持ってなかったら私にはいける自信なかったですね。
自分も別山へのリベンジは必ずしたいと思ってます。それだけ魅力的な山でした。
書きこみありがとうございました。
お疲れ様でした。
同じく別山を目指されていたんですね^^
やはり三ノ峰まででどこまで気力体力させるかにかかっていますね!
自分の場合は雪渓で木端微塵に打ち砕かれました(><)
登れはしましたが、
「運よく登れても、元々苦手な下りは大丈夫だろうか」と、
その後心配であまり景色を楽しめなかったです。
一緒に雪渓を下りたおかげで助かりました。
ありがとうございました。
レコを拝見していると共通点がありそうなので、
またどこかの山でお会いしましょう!
自分は単純にスタミナ切れで別山まで行けても明るいうちに戻れる自信が無かったですね〜まだまだ体力不足なのを実感しました。
5,6月の時期って、まだ冬〜春の感覚で登るせいか予測より早く体力が尽きて大変なことになることが多いので、その辺り経験も足りないですね。体が暑さに対応できてない感じです。
雪渓のあたりや、下山時はほとんど余裕がなかったので写真の数が少ない少ない^^;
また機会があればぜひご一緒したいですね。
楽しいひと時をありがとうございました!
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