春来る。御岳山~大岳山~鋸山
- GPS
- 08:22
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 973m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:21
天候 | 晴々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
暴風雨の後の、いよいよ春の訪れ。
雪山を計画してましたが、あまりの暴風の予報で作戦変更。また年度末の忙しさで、たいして代案も練ることも出来ず、いつものジョン・コナー部長と、ええぃもうままよ!と、またまた奥多摩方面へ、
さて、生きていると面白いことは時々あるもので、去年の年末に行った乾徳山で何となく抜きつつ抜かれつしながら、すれ違いや山頂で、極少し挨拶を交わした程度だったけど、日本語の流暢な外国人と重めの東北訛りがかわいい、その少し特徴のあるカップルが印象が残っていた。
山頂で切り立つ岩にちょこんと座ってカップ麺をすすってそれを眺める姿がおかしくて。遠目に写真に納めていた。
前回、奥多摩の山々を歩いた時の帰りに立ち寄った、奥多摩にひっそりと佇む、可愛い2人の女将さんが切り盛りするカウンターの割烹。今日もそれを目当てに御嶽神社から御岳山、鍋割山、大岳山、そして鋸山を縦走。
その後は、登計トレイルというチップの敷かれた綺麗に整備された道をぶらぶらと下っていきます。
暑かったこの日、もう半袖で歩いていて喉も乾いて、カラカラの状態で奥多摩駅方面へ下山。迷うことなくお店に吸い込まれる。
程なくして、下山後と思われるひと組のカップルが暖簾をくぐる。大きな外国人と小さな日本人のカップであった。狭い店内でゴソゴソと椅子を譲り合って着座される。ふと、ジョン・コナー部長がこの前、年末の乾徳山でお会いしませんでした?!
すっかりそんなことは、すっかり忘れておりましたが、その重めの東北訛りと若々しい外国人の姿に、あ! と。
こんなところで、こんなミラクルもあるものか。と、思い出すたびにクスッとなってしまうその出来事にもうこの日の山歩きの記憶はすっかり上書きをされてしまい、今日はもうその思い出しか残っていない。
聞くと、今日は同じルートを歩いてきた様で、同じ様にこのお店に吸い込まれてきたのだとか。
その外国人の青年は流暢な日本語と、日本の山々を勉強しそして歩き、岩や花やあらゆることに精通していて、日本人よりもよく知り、山歩きにのめり込んでいる。
その東北育ちの女性も飛び交う虫をティンカーベルと呼び、恐れることなくティンカーベルと戯れるほど自然に精通していて、ハードな山歩きもものともせずに、山歩きに連れ回されているという、とても面白い組み合わせのカップル。
その後もまた若いカップルが来店。手酌でたくましく飲む女性と、少しキャンプ心得を持つ男性。自然に引き込まれて、いつの間にか6人でワイワイと山や自然の話で花が咲き過ぎていく奥多摩の夜。その後は電車も一緒になりそれぞれ下車までずっと山々の話で駅が過ぎていく。
都会の飲み屋の話ではない、キツネに摘まれた様な奥多摩の夜。
そんなこともあるんだな、、と、しみじみ。
すっかり記憶が上書きされた奥多摩の山歩きでした。
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