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Yamareco

記録ID: 660594
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

斜里岳(61)

2015年06月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:54
距離
9.8km
登り
980m
下り
977m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:33
休憩
0:14
合計
4:47
11:31
12
11:43
11:43
28
12:11
12:11
97
13:48
13:48
45
14:33
14:46
20
15:06
15:06
35
15:41
15:42
24
16:06
16:06
12
16:18
清岳荘 登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女満別空港から清岳荘までレンタカーで二時間弱。
山荘は未だ閉鎖中。
コース状況/
危険箇所等
清岳荘から出発して最初は林道で直ぐに登山道(夏道)に。
夏道は左岸と右岸に付けられ、沢を渡渉しながら行く。
直ぐに雪渓となり夏道が不明瞭になる。赤リボンもあるが、少なく見難い。
雪渓は比較的しっかりとしているが、穴があいている部分もあり注意が必要。
旧道の沢沿いの道は不明瞭で、左俣の雪渓を登る。
最後は10分程の薮漕ぎで、尾根道の新道に出る。
尾根道の分かれ道の下二股は全く分からなかった。
上二股から上は雪渓を登って馬の背に出る。
馬の背直下の雪渓は急斜面で少々気をつかうが、ここから頂上までは問題ない。
くだりは旧道を下りたが、午後で雪解け水が増加したので、渡渉が難しかった。
その他周辺情報 道の駅さっつるの温泉。
車中泊。
登山道への道端から斜里岳
2015年06月12日 10:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
7
6/12 10:50
登山道への道端から斜里岳
清岳荘
2015年06月12日 11:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/12 11:25
清岳荘
林道終点、登山道起点
2015年06月12日 11:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/12 11:40
林道終点、登山道起点
雪渓から
2015年06月12日 12:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/12 12:00
雪渓から
雪渓からオホーツク海
2015年06月12日 12:46撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/12 12:46
雪渓からオホーツク海
斜里岳(新道の尾根道から)
2015年06月12日 13:30撮影 by  NIKON 1 J3, NIKON CORPORATION
6
6/12 13:30
斜里岳(新道の尾根道から)
網走方面
2015年06月12日 13:33撮影 by  NIKON 1 J3, NIKON CORPORATION
2
6/12 13:33
網走方面
2015年06月12日 13:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/12 13:59
雪渓の急斜面
2015年06月12日 14:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/12 14:05
雪渓の急斜面
馬の背
2015年06月12日 14:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/12 14:15
馬の背
馬の背より
2015年06月12日 14:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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6/12 14:15
馬の背より
祠と斜里岳頂上
2015年06月12日 14:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/12 14:25
祠と斜里岳頂上
斜里岳頂上
2015年06月12日 14:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
6/12 14:31
斜里岳頂上
知床半島
2015年06月12日 14:33撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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6/12 14:33
知床半島
2015年06月12日 14:33撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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6/12 14:33
摩周湖
2015年06月12日 14:47撮影 by  NIKON 1 J3, NIKON CORPORATION
6/12 14:47
摩周湖
屈斜路湖
2015年06月12日 14:47撮影 by  NIKON 1 J3, NIKON CORPORATION
6/12 14:47
屈斜路湖
羅臼岳
2015年06月12日 14:47撮影 by  NIKON 1 J3, NIKON CORPORATION
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6/12 14:47
羅臼岳
旧道
2015年06月12日 15:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/12 15:04
旧道
2015年06月12日 15:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/12 15:11
2015年06月12日 15:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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6/12 15:25
駐車場
2015年06月12日 16:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/12 16:16
駐車場
斜里岳遠景
2015年06月12日 17:35撮影 by  NIKON 1 J3, NIKON CORPORATION
6
6/12 17:35
斜里岳遠景

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

なかなかハードな山でした。
また当日登られた方は他にいなく全く一人の山旅でした。

羽田から飛行機で女満別へ。到着は9時。
レンタカーを借りて9時半に出発。

途中、まさかの国道通行止めで迂回したので、
登山口の清岳荘に到着したのは11時を過ぎていました。
駐車場には一台もなく、少し緊張してきました。

準備をして、いざ出発です。
最初は林道を歩いていきます。
林道終点から沢沿いの登山道に入ります。
が、直ぐに雪渓の上を歩くことになります。

下二股まで雪渓を歩いたり登山道を歩いたり。
渡渉が何回もありましたが、水量が少ないので簡単に渡れました。

下二股で新道に入ろうとしたのですが、目印が分からず、
雪渓の左俣に入ってしまいました。
上部まで続いているようでしたので、そのまま上部を目指しました。
這松が出現する頃、雪渓が途切れ、薮漕ぎとなりました。
新道までは直ぐのところでしたが、久しぶりの薮漕ぎ、疲れました。

新道に出ると反対方向の展望が、・・・、摩周湖と屈斜路湖でした。
少し歩いた小ピークからは、斜里岳が素晴らしく見えました。
まだ残雪が多く、春山っぽい感じでした。
空は晴れて雪の白とあいまって濃く見えます。

小ピークから上二股までは雪渓を横切っていきます。
上二股もまた標識がなく地図を頼りに馬の背方面に向かいます。
ここからは雪渓の直登です。
最後はかなりの急登でしたが、雪も安定して問題はありません。

馬の背に登ると、反対側の展望が!素晴らしい。
知床半島と国後島が飛び込んできました。

真っ青な空には、這松をまとった斜里岳頂上が。
ここから頂上までは、もう少しでした。
厳しく跳ね返してきた斜里岳も、ようやく登頂を許してくれました。

頂上からの眺望は、素晴らしいの一言でした。
北は網走方面の平野部とオホーツク海。海岸線が良く見えました。
西には、雄阿寒岳、少し南には、屈斜路湖と摩周湖。
南には、太平洋や釧路方面。
東には、知床半島と羅臼岳。奥には国後島。
こんなに雄大な展望も珍しいのではないでしょうか?

素晴らしい展望に出会えたことを感謝して、下山を開始します。
下山も気が抜けません。

上二股から下は、雪渓と雪解けの滝が交互に出てきます。
スノーブリッジを踏み抜かないように、ポールで確認しながら歩きます。
緊張しながら歩きましたが、過度な疲れはありませんでした。

下二股では、スノーブリッジが崩落し大きな滝になっていました。
下から見ると、左90度に曲がっている感じでした。
上りはここで間違えました。

ここから更に下ると最後の渡渉場所がありました。
但し、上りの時の記憶と違います。
水量が増えて、川底の石が沈んでいました。
渡渉可能な場所を探り、ウロウロしましたが、
適当な場所がないので、浸水覚悟で渡渉をしました。
幸い思ったほど水深が深くなく、濡れずに済みました。
この時期の沢沿いは、午後には水量が増えるのを意識する必要があります。

ここから沢を離れ登山道を下ります。
直ぐに林道終点に到着します。

熊にも人にも誰にも会わず、戻ってくることができました。
とても美しい自然、厳しい自然、優しい自然に会うことができました。
とても印象に残る山旅でした。

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コメント

はじめまして
fwjc8672さん 初めまして
takeyukiと申します。
6/14に斜里岳を登りました。
下二股から旧道を登っていたつもりが違う雪渓を登っていた。沢の源頭を詰め前人未踏のハイマツ帯を進んだつもりが奇しくも同じルートをfwjc8672さんが2日前に通っておられたようです。
やはりあそこは間違えやすいのですね。

fwjc8672さんも百名山を目指しておられるようですね。
いつかどこかでお目にかかれるのではと思います。
どうぞこれからもお気を付けてお楽しみ下さい。
2015/6/16 18:00
Re: はじめまして
はじめまして。

私は都立高校で山岳部に所属して山登りを始めました。
社会人になってから、海外勤務が多かったので、百名山は諦めていました。
一年半前に転職して転勤がない職に就いたので、新たに挑戦をしています。
海外(アメリカ、カナダ、インドネシア)でも登っていましたが、
やはり日本の山が一番優しくて良いなと思っています。

斜里岳は本当に良い山でした。
百名山の中でも記憶に残る山となりました。

どこかでお会いできればと思います。
お互い、気を付けて、頑張りましょう!
2015/6/16 21:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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