野伏ヶ岳 重い雪に苦戦
- GPS
- 07:53
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気温が高く最初から雪は緩んでいたため急登でのスノーシューは登るも下るも滑って難儀した。返ってつぼ足のほうが良かったかも |
写真
感想
積雪のある時が登りやすいと言われる300名山野伏ヶ岳にやってきた。週末は気温が上がりすぎて雪が腐って大変なのはわかっていた。
それでも天気が良いからと思って来たら北上するに従い曇ってきて、現地は雨上がりの様な空模様でがっかりした。出だしは小雨がふり山頂もガスで隠れてしまいテンションが下がりっぱなしだった。
駐車場はほぼ満車、他の場所にも駐車してある。結構たくさんの人が先行されているようだ。林道を進み1時間ほど、雪が深くなってきたのでスノーシューに履き替えた。スノーシューは牧場跡の雪の平原を歩くまでは良かったが、尾根への取り付きからの急登ではずるずる滑り登りにくい、苦戦しながら100m程の高度を登って尾根に出たときにはほっとした。
ところが少し行ってまた急になると足が重く前に出ない、何度も休憩を入れながら登って行った。かえってつぼ足の方が登りやいのではと何度も思った。
この辺りから下ってくる人もいてほとんどがアイゼンを付けていた。つぼ足の人もいた。とにかく1400mから1600mの200m程がきつかった。
青空も少し見えてきてさらに広がるかと期待したが又ガスが出たりしてなかなか晴れてこない。また黄砂の影響か遠くが霞んできて山頂からの眺望は狭い範囲しか見ることが出来なかった。山頂ではスキーで上がってきた方達が雪のブロックを作っていた、そこがピークかなと思った。天気も眺望も今ひとつだったので下って牧場跡の雪原でお昼にしようとさっさと下ることにした。
ところが急斜面の雪山は体を正面にして下るにはスノーシューでは下りにくく危険なので後ろ向きになって一歩一歩梯子を下りるように下った。こんな下り方をしたのは初めてだった。それでも滑って股割き状態に何度もなったり、踏ん張りもきかず転けたりする内に今度は足が攣りだしてきた。
ついに尾根から取り付け口の急斜面ではずるずると転けたまま滑り落ちながら下ってしまう情けなさ、失笑してしまった。
ようやく牧場跡の雪の平原まで戻ると、天気も青空が広がって山頂もくっきり見えてよくあるパターン、気持ちの良い広い雪原でのんびり昼食をとって近くにいた登山者と山話をしてまったり過ごした。
とにかく雪の状態は最悪で急登では悪戦苦闘の山行になった。
久し振りの本格的な山行で両足が痙攣してきつかったけどその分頑張ったなと思った。
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