小鉢盛山〜鉢盛山(冬季ルート)
- GPS
- 05:54
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,483m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:54
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※4/6時点の状況です 特別危険を感じるような箇所はありませんでした。 ・往路復路ともノーアイゼン・ツボ足でしたが、雪質によってはアイゼン、スノーシュー等あると便利です。 (この日行き会った方はツボ足とスノーシューと半々くらいでした) ・ゲレンデ分岐点〜小鉢盛山 踏み抜き多数、下部はだいぶササが出始めています。 ・小鉢盛山〜鉢盛山 雪が緩んでおり踏み抜き多数、深いところで膝上くらいでした。 |
その他周辺情報 | 下山後に最寄りの施設、ウッディもっく(日帰り入浴410円)で入浴しました。 |
写真
感想
4/6土は野麦峠スキー場から冬季限定ルートで鉢盛山へ。
鉢盛山へ登る方法は、木曽側の林道が通行止めになっている現在は大きく3通りあります。
一つ目は、オンシーズンに朝日村役場へ事前申請し、登山前日等に林道ゲートのカギを受け取る方法。
二つ目は、8月に開催されるトレラン大会に出場する方法。
そして最後三つ目は野麦峠スキー場から冬季ルートでピストンする方法です。
県内在住なので、最短ルートの一つ目の選択肢が現実的ではあるのですが、原則一週間以上前に申請が必要なことや、事前に鍵を受け取りに行くのは面dもとい台数制限があるので遠方からの三百名山を目指している方に優先してもらいたいと思い敬遠し候。
そんなわけで、今シーズンは冬季ルートで歩くべく、天気とコンディションを窺っておりましたが、4月に入って気温も上がり雪解けも急速に進み、そろそろ赴かないといよいよヤブ漕ぎドMルートと化してしまうため、今回満を持して歩いてきました。
朝は6時過ぎに自宅を出発。途中で休憩入れて8時過ぎにスキー場に到着。
野麦峠スキー場は3月24日で既に営業終了しており、人気は無くゲレンデ内を自由に歩けます。
朝の時間帯はまだ雪は締まっており、アイゼン等あると歩きやすかったと思います。
圧雪されたゲレンデを直登し、だんだん斜度の上がるコースの途中から尾根に分岐します。
尾根に入るとそこは踏み抜きパラダイス。
既に気温高く雪は緩み始め、トレース上も容赦なく踏み抜きます。
ササも既に出始めており、立ち上がってくるとヤブ漕ぎ必須なルートになります。
復路では往路よりもササが増殖してる気がしたのは決して気のせいではないはず。
上り下りとも踏み抜き多数の尾根ルート。
踏まれて締まっている箇所もあるので、油断すると突然抜けるのが嫌らしい。
今回もツボ足でしたが、この日の雪質ではワカン・スノーシューがあった方がまだ快適に歩けたかと思います。
小鉢盛山からは標高差170m強の長い下り。
往路が下りならば当然復路は登り返し。
何だ、結局ドMルートじゃん。
展望のあまり無い尾根を登り、鉢盛山山頂も樹林帯内で展望は無し。
山頂から少し奥にある反射板まで進むと、乗鞍岳や焼岳、笠ヶ岳、霞沢岳、穂高岳、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳あたりまでよく見え、ようやく達成感が得られました。
復路は気温上昇でより緩んだ雪に難儀しながら小鉢盛山への登り返しに堪え、最後の踏み抜きながらの登り返しに絶望しゲレンデに合流。
最後は解放感あふれ、標高差600m強のゲレンデ斜面を一気に滑り駆け下り終了。
汝、決して距離や標高差等ルートの数字に騙されるなかれ。
数字以上のしんどさを今回体感しました。
ゲレンデの上り下りは標高稼ぐのには非常に効率良いんですけどね。
信州百名山も今回で80座目(レコ登録は60台ですが)となりました。
最寄りの温泉施設で風呂に入り、夕方には帰宅しました。
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