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Yamareco

記録ID: 6622459
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

小鉢盛山〜鉢盛山(冬季ルート)

2024年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
18.2km
登り
1,483m
下り
1,473m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
0:11
合計
5:54
距離 18.2km 登り 1,483m 下り 1,483m
8:16
41
スタート地点
10:37
65
11:42
7
11:49
11:56
1
11:57
11:58
54
12:52
12:54
61
14:10
ゴール地点
ゲレンデの復路は足セード&走っています。
天候 おおむね晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野麦峠スキー場の駐車場に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
※4/6時点の状況です
特別危険を感じるような箇所はありませんでした。

・往路復路ともノーアイゼン・ツボ足でしたが、雪質によってはアイゼン、スノーシュー等あると便利です。
(この日行き会った方はツボ足とスノーシューと半々くらいでした)

・ゲレンデ分岐点〜小鉢盛山
踏み抜き多数、下部はだいぶササが出始めています。

・小鉢盛山〜鉢盛山
雪が緩んでおり踏み抜き多数、深いところで膝上くらいでした。
 
その他周辺情報 下山後に最寄りの施設、ウッディもっく(日帰り入浴410円)で入浴しました。
 
野麦峠スキー場を出発します。
暫くはゲレンデを直登です。
野麦峠スキー場を出発します。
暫くはゲレンデを直登です。
暫く登り、振り返れば乗鞍岳が近い。
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暫く登り、振り返れば乗鞍岳が近い。
左手の斜面奥には槍〜穂高の雪稜。
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左手の斜面奥には槍〜穂高の雪稜。
だいぶ登ってきました。
だいぶ登ってきました。
さらに登ると御嶽山の展望も。
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さらに登ると御嶽山の展望も。
後半は斜度が上がります。
後半は斜度が上がります。
急斜面の途中から左の稜線に分岐します。
急斜面の途中から左の稜線に分岐します。
遠くに目的地の鉢盛山。
遠くに目的地の鉢盛山。
まずは小鉢盛山を目指します。
まずは小鉢盛山を目指します。
雲上の北八ヶ岳。
雲上の北八ヶ岳。
小鉢盛山へ至る稜線と右奥に鉢盛山。
小鉢盛山へ至る稜線と右奥に鉢盛山。
割と見通しの良い稜線を緩やかに登ります。
割と見通しの良い稜線を緩やかに登ります。
小鉢盛山がだいぶ近づいてきました。
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小鉢盛山がだいぶ近づいてきました。
再び雲上の八ヶ岳。南八ヶ岳はうっすら。
再び雲上の八ヶ岳。南八ヶ岳はうっすら。
登り切って小鉢盛山。
山頂の標識等は見当たりませんでした。
登り切って小鉢盛山。
山頂の標識等は見当たりませんでした。
小鉢盛山からは標高差170mほど下ります。
小鉢盛山からは標高差170mほど下ります。
さらに250mほど登り返し。
暫く登ってだいぶ視界が開けてきたところ。
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さらに250mほど登り返し。
暫く登ってだいぶ視界が開けてきたところ。
うっすら中央ア方面の展望。
うっすら中央ア方面の展望。
最後は展望の無い樹林帯。
登り切ると鉢盛山山頂です。
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最後は展望の無い樹林帯。
登り切ると鉢盛山山頂です。
少し進み、展望の開けている反射板のところで休憩します。
少し進み、展望の開けている反射板のところで休憩します。
反射板を見上げれば太陽とハロ。
時刻は正午少し前でした。
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反射板を見上げれば太陽とハロ。
時刻は正午少し前でした。
ここは北アルプス方面がよく望めるロケーションです。
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ここは北アルプス方面がよく望めるロケーションです。
アップで焼岳。
双耳峰なのがよく分かる角度です。
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アップで焼岳。
双耳峰なのがよく分かる角度です。
右へ。霞沢岳やその奥に笠ヶ岳、抜戸岳。
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右へ。霞沢岳やその奥に笠ヶ岳、抜戸岳。
穂高岳〜槍ヶ岳の雪稜。
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穂高岳〜槍ヶ岳の雪稜。
常念岳〜蝶ヶ岳と奥は大天井岳あたりが見えてるかな。
常念岳〜蝶ヶ岳と奥は大天井岳あたりが見えてるかな。
御嶽山は右側にうっすら雲が掛かります。
御嶽山は右側にうっすら雲が掛かります。
最後に乗鞍岳。まだ雪たっぷりですね。
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最後に乗鞍岳。まだ雪たっぷりですね。
反射板周りは広いスペースとなっています。
上空には若干虹色に色づくハロ。
反射板周りは広いスペースとなっています。
上空には若干虹色に色づくハロ。
鉢盛山山頂から下り切ると、小鉢盛山へ再び長い登り返しとなります。
鉢盛山山頂から下り切ると、小鉢盛山へ再び長い登り返しとなります。
小鉢盛山を過ぎると緩やかな雪の稜線歩き。
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小鉢盛山を過ぎると緩やかな雪の稜線歩き。
再び遠く離れた鉢盛山を振り返ります。
再び遠く離れた鉢盛山を振り返ります。
ササが出始めた斜面を進む。
ササが出始めた斜面を進む。
ラストは登り返し。
遠くにゲレンデが見えたらほっと一安心です。
ラストは登り返し。
遠くにゲレンデが見えたらほっと一安心です。
開放感溢れる広いゲレンデを下ります。
開放感溢れる広いゲレンデを下ります。
この頃には雪は緩んでおり、足セードで駆け下りるには問題ない雪質でした。
お隣は尻セードでしょうか。
この頃には雪は緩んでおり、足セードで駆け下りるには問題ない雪質でした。
お隣は尻セードでしょうか。
乗鞍岳を正面に一気に下ります。
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乗鞍岳を正面に一気に下ります。
緩斜面はそのまま走ります。
緩斜面はそのまま走ります。
振り返ればこの日一番の青空。
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振り返ればこの日一番の青空。
ゲレンデ麓が見えてきました。
ゲレンデ麓が見えてきました。
下り切って麓のリフト乗り場まで戻ってきました。
CT、距離、標高差の数字以上にハードな内容に感じました。
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下り切って麓のリフト乗り場まで戻ってきました。
CT、距離、標高差の数字以上にハードな内容に感じました。
下山後は最寄りのウッディもっくで入浴。
のんびりお湯に浸かり疲労を癒し、帰途に就きました。
下山後は最寄りのウッディもっくで入浴。
のんびりお湯に浸かり疲労を癒し、帰途に就きました。

感想

4/6土は野麦峠スキー場から冬季限定ルートで鉢盛山へ。

鉢盛山へ登る方法は、木曽側の林道が通行止めになっている現在は大きく3通りあります。
一つ目は、オンシーズンに朝日村役場へ事前申請し、登山前日等に林道ゲートのカギを受け取る方法。
二つ目は、8月に開催されるトレラン大会に出場する方法。
そして最後三つ目は野麦峠スキー場から冬季ルートでピストンする方法です。
県内在住なので、最短ルートの一つ目の選択肢が現実的ではあるのですが、原則一週間以上前に申請が必要なことや、事前に鍵を受け取りに行くのは面dもとい台数制限があるので遠方からの三百名山を目指している方に優先してもらいたいと思い敬遠し候。
そんなわけで、今シーズンは冬季ルートで歩くべく、天気とコンディションを窺っておりましたが、4月に入って気温も上がり雪解けも急速に進み、そろそろ赴かないといよいよヤブ漕ぎドMルートと化してしまうため、今回満を持して歩いてきました。
朝は6時過ぎに自宅を出発。途中で休憩入れて8時過ぎにスキー場に到着。
野麦峠スキー場は3月24日で既に営業終了しており、人気は無くゲレンデ内を自由に歩けます。
朝の時間帯はまだ雪は締まっており、アイゼン等あると歩きやすかったと思います。
圧雪されたゲレンデを直登し、だんだん斜度の上がるコースの途中から尾根に分岐します。
尾根に入るとそこは踏み抜きパラダイス。
既に気温高く雪は緩み始め、トレース上も容赦なく踏み抜きます。
ササも既に出始めており、立ち上がってくるとヤブ漕ぎ必須なルートになります。
復路では往路よりもササが増殖してる気がしたのは決して気のせいではないはず。
上り下りとも踏み抜き多数の尾根ルート。
踏まれて締まっている箇所もあるので、油断すると突然抜けるのが嫌らしい。
今回もツボ足でしたが、この日の雪質ではワカン・スノーシューがあった方がまだ快適に歩けたかと思います。
小鉢盛山からは標高差170m強の長い下り。
往路が下りならば当然復路は登り返し。
何だ、結局ドMルートじゃん。
展望のあまり無い尾根を登り、鉢盛山山頂も樹林帯内で展望は無し。
山頂から少し奥にある反射板まで進むと、乗鞍岳や焼岳、笠ヶ岳、霞沢岳、穂高岳、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳あたりまでよく見え、ようやく達成感が得られました。
復路は気温上昇でより緩んだ雪に難儀しながら小鉢盛山への登り返しに堪え、最後の踏み抜きながらの登り返しに絶望しゲレンデに合流。
最後は解放感あふれ、標高差600m強のゲレンデ斜面を一気に滑り駆け下り終了。
汝、決して距離や標高差等ルートの数字に騙されるなかれ。
数字以上のしんどさを今回体感しました。
ゲレンデの上り下りは標高稼ぐのには非常に効率良いんですけどね。

信州百名山も今回で80座目(レコ登録は60台ですが)となりました。
最寄りの温泉施設で風呂に入り、夕方には帰宅しました。
 

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