南アルプスの中心 塩見岳へ 鳥倉ピストン

2015年06月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,079m
• 下り: 2,071m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:20
• 休憩: 0:29
• 合計: 12:49

2:10 鳥倉林道ゲート（駐車場）
2:50 鳥倉林道登山口
5:25 5:27 三伏峠小屋
5:36 5:47 三伏山
6:31 6:32 本谷山
8:09 8:11 塩見小屋
9:18 塩見岳
9:22 9:25 塩見岳 東峰
9:28 9:30 塩見岳
10:26 塩見小屋
11:49 本谷山
12:37 三伏山
12:46 12:54 三伏峠小屋
14:24 鳥倉林道登山口
14:59 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

小雨、霧、曇り、やや晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：諏訪南から国道152で高遠、長谷、大鹿と進む。長谷までは快適道（甲斐駒・仙丈へのシャトルバスがでるあたり）。その先の分杭と大鹿村の鹿塩までは1車線でイマイチの道（舗装されているだけましともいう）
帰り：小渋川に倣って伊那谷　松川へ。

コース状況／危険箇所等

駐車場〜登山口：綺麗な舗装道路にやや落石が転がる程度。
ゲートクローズに不満を抱いている方がいらっしゃると思いますが、、私も不満です。遠山郷〜易老渡に比べればなんということもないし、登山バスを利用させるためにしても、そのバスがない時期くらい開放していいのではと思うがどうなんでしょう？で落石での事故とかあったのでしょうか？チャリデポなさる方もいるようですが、現地の路面状況を見るとこれが妥当な判断だと思います。
登山口〜三伏峠：難所というほどのものではないが、トラバース木道がイマイチで注意は必要。
三伏峠〜塩見小屋：山を2つ登り、徳右衛門岳を巻くところで森林のなかをリボン頼りに進むことになる。ところどころある雪渓は平地にしかないので踏み抜きだけ注意。
そこから登らされた先に塩見小屋がある。小屋は森林限界の本当の限界で、その先はザレ場・岩場・草しかなしという状態。
塩見小屋〜塩見岳　西・東：ラストそこそこしんどい。一部ストックが邪魔になる岩場あり。難しいわけではないが疲れは出るかと。西と東は目と鼻の先。東の方が5m高いとのことだが西の方が三角点で眺望も本来は良いようだ。

その他周辺情報

赤石荘：大鹿村の日帰り対応温泉では遅くまで営業。
〜19：00ということでありがたい話。

写真

6/20 4:23

三伏へ6/10地点。夜が白むと共に、苔むす体がいい感じ

6/20 4:23

三伏へ6/10地点。木々もグッド

6/20 4:31

三伏までの唯一の水場。
こんなパイプを伝ってきます。

6/20 5:19

稜線から日が出てきた。左奥のでかいのは、塩見？

6/20 5:23

三伏ももう一息

6/20 5:23

三伏峠直前　日のあたりでいい感じ

6/20 5:26

三伏峠

6/20 5:26

三伏峠小屋

6/20 5:36

三伏より木曽山脈

6/20 5:37

木曽駒・宝剣

6/20 5:37

空木、南駒など

6/20 5:37

三伏峠小屋

6/20 5:37

伊那谷、木曽山脈等

6/20 5:38

左は荒川東　悪沢と思うが確認なし

6/20 5:38

南方　右肩は赤石から聖への稜線か？

6/20 5:39

三伏山到着

6/20 5:40

後光がかかる塩見

6/20 5:40

本谷山の奥に雲がかる仙丈。
結局この日仙丈が完全に見えることはなかった

6/20 5:41

左端に本谷山、右端に塩見。
奥に南ア北部の山々があるはず・・・

6/20 5:42

東方　塩見〜悪沢間に山が。きれいなのに名前が出ない。白峰南嶺のなにか

6/20 5:45

塩見の裏から日照が

6/20 6:31

本谷山というところ

6/20 6:31

ここは三角点もあります

6/20 6:31

塩見様がどこまでもばかでかい。
振り返るここらが塩見の雄姿が見えた最後か？

6/20 6:32

間ノ岳方面　ついにお目見え

6/20 6:32

間ノ岳方面　ついにお目見え

6/20 6:32

左に仙丈、中央に北岳・間ノ岳

6/20 6:40

荒川三山　中央は赤石？　右は赤石から伸びる山々か

6/20 6:41

仙丈アップ　仙丈の東斜面に広がるカール地形もなんとなく見える

6/20 7:51

三伏から南へ連なる山々。
左端が悪沢、中央が荒川中・前な気がする。

6/20 8:06

ハイマツのある森林限界
根元にコマクサが前回

6/20 8:09

塩見小屋　鋭意建設中

6/20 8:09

物々しさが半端ない

6/20 8:10

悲しいことに塩見様はお隠れになりそう。

6/20 8:11

塩見小屋　鋭意建設中

6/20 8:40

ザ赤石山脈というべくチャートの岩壁群

6/20 8:40

上が見えた。難所はあの辺りまでだが、山頂まではさらにもう一息

6/20 8:53

このザレ場をつめる

6/20 8:54

塩見から南斜面。これもカール地形なのかな？

6/20 8:54

北斜面には雪渓がこの通り

6/20 9:18

塩見西峰到着　三角点

6/20 9:18

塩見西峰　標識、三角点　奥に東峰（最高点）

6/20 9:18

ピークにいくのを阻んだごっつい岩峰

6/20 9:22

東峰到着。こちらの方が5mだけ高い。
三角点はこちらにはない

6/20 9:23

東峰方面から西峰を望む

6/20 9:25

塩見北斜面　バットレス言うだけあって切り立っている

6/20 9:25

仙塩尾根方面　中央から左に向かうのが仙塩、右は蝙蝠に至る

6/20 9:27

塩見岳南斜面と悪沢岳　トップが見えないのが残念

6/20 9:30

仙塩尾根方面　この先に間の岳、農鳥、仙丈があるはずだがあいにく見えそうにない

6/20 9:41

頂上にいたるまでがえぐい

6/20 10:26

塩見小屋に戻る。
これだけ長いとやはりここらで昼食とったり、寝てご来光を狙ったりできるほうがやはり望ましい。

6/20 11:06

ここに限らず倒木多め。光よりはマシだけど…。

6/20 11:08

帰りに見た塩見。

6/20 11:49

本谷　帰還

6/20 12:37

三伏　帰還

6/20 12:46

避難小屋横のテン場　朝はなかったが帰りは数個あり

6/20 12:53

三伏峠帰還

6/20 13:58

赤石。霧がなければ見えたのかな

6/20 14:15

登山口近くの森林

6/20 14:24

無事登山口に

6/20 14:24

ここにおけばいいじゃん…

6/20 14:59

ゲート　これをこじあけて車を入れる気にはさすがになれない

6/20 15:45

小渋の赤石荘。
いい湯なんだけど露天風呂は西向き。
小渋から登山口だったことも踏まえ川の上流向きにすれば名前の通り赤石が見えて良いと思うのだが…。

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

HHH

塩見には昨年10月頭に塩見小屋泊で予定していたのだが、改修作業前倒しで頓挫。
南アのより南に来て、悪沢、荒川から見た塩見は壮観だったし、各南アの山々にほぼ一度は来ている中、残るは塩見と鳳凰三山のみ。
しかし塩見日帰りピストンはやっている人もいるがトレラン系、もしくはそれに近い山行に慣れている猛者の者と考え、今年は半ば諦めかけていた。
CT15：15はやはり気がひけてしまうのだが、易老渡からCT14hの光ピストンを実現できたため、日が長いこの時期なら何とかなるだろうし、いざとなれば三伏峠にお世話になればいいと考え、塩見ピストンを決行した。
来てみてCT15は伊達ではなく、なかなかにきつかった。
特に三伏峠に戻るまでと鳥倉登山口から駐車場までが苦しかった。
天気がいいのは午前のうちという予報なので早朝から出発。しかし、睡眠不足にもなるので、もう少しちゃんと寝てからのスタートの方が良かったかもしれない。
それでも南アの真ん中 塩見は期待を裏切らない壮観さだった。壮大な塩見岳に登頂できたことは素直に嬉しい。
これで北に仙丈・間ノ岳・甲斐駒、南に荒川・赤石などは見わたせればいうことなしだったが、この梅雨時期、朝のみ晴れ間はなくはない程度の予報だったので、残念ながら早朝の三伏でそこそこ見えたことで良しとする。
早出の甲斐あって、朝は特に南アの北部やターゲットの塩見の雄姿が見えるときもあって満足。
コースが長く、三伏しか休めるところがない(塩見小屋改築中）のが、今シーズンのきついところです。機会があれば、新生塩見小屋ができる来年以降、天気日のいい日にきて、塩見からの絶景を狙いたい。