白馬鑓ヶ岳(鑓温泉キャンプ)
- GPS
- 12:43
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,796m
- 下り
- 2,781m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 10:23
天候 | 快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなく、ルートは長く、結構登る。 |
その他周辺情報 | 倉下の湯600円。9時に来たら10時からでしばらく待機。していたら9:50ごろ、軽トラのおじさんが来てメンテナンス中でやってないと教えてくれて、近くのみみずくの湯(こちらも10時から、700円)に転戦。みみずくの湯は設備がとてもきれいで露天から三山がきれいに見えて素晴らしかった。 |
写真
感想
昨春、リハビリで白馬岳を滑ったとき行こうとした、先月八方尾根を滑ったとき見た白馬鑓ヶ岳、今春はそんなハクヤリをテントと温泉で楽しもうと決めていて、できれば林道開通前を狙っていたが、この土日、快晴で気温高めと、春のアルプススキーには最高の条件が整い、金曜夜、一路、白馬へ。
すると、1時間ほど走って、ふいに靴下を忘れたことに気づく。真冬含めて普段は裸足にサンダルなので普段履きの靴下すらない。げげ、どうしよう。帰るには時間、お金のロスが大きいが何か買わないと裸足ではさすがに登れない。ただ、いま、高速をおりると割引がきかない。そういえば、中央道PAにはファミマがたくさんあるではないか。ファミマに靴下が売っているはずだと、境川PAで覗いてみると見事420円のファミマカラーソックスを発見。これが2日はいてわかったが実に秀逸。真冬はわからないが、春〜秋なら高い登山ソックスよりも全登山これでいい気がする。ファミマソックス、ばんざい。
朝、混むかなと思った駐車場はそれほどでもない。一時間ほどで、まだ雪に埋もれた猿倉荘に着き、行き慣れた白馬岳コースをすぐに分けて、夏含めて初めてのコースで鑓温泉経由の白馬鑓ヶ岳へ。
たいして研究しないで来たら、おびなたのコルから結構な下り、登り返しがある。白馬鑓ヶ岳は白馬岳とほぼ同じ標高なので二股から登っても同じぐらいと思っていたが、白馬岳よりもはるかに登るコースでテント装備も相まってなかなかハード。でも、日帰りではないしマイペースでいいし、気持ちがいい。
温泉にはテントでは一番乗り、きれいなテント跡地が一つだけあり即ゲット。テントを張って荷物を軽くして白馬鑓ヶ岳へ。ここから簡単に着くと思っていたら、まだ800mも登る。でも、見るからにすばらしいフィルムクラストとザラメが整い、これは滑りは間違いなく楽しい。ひたすら足を前に出し、夏に続いて二度目、スキーでは初の白馬鑓ヶ岳山頂に。絶景を堪能し準備して、お楽しみの滑走へ。
完全貸切の白馬鑓ヶ岳スキー場、ザラメがすばらしすぎてストップスノーゼロ、800mも登ったお陰で滑りも長い長い、ひたすら楽しく滑ってわずか15分でテントに戻ってきた。
さて、次の楽しみは温泉だ。まだ誰も入っていなくて貸し切りなのだが、これが熱すぎてそのままでは1-2秒しか入れない。そこで大きな雪塊を何個も風呂脇に用意し、それをだっこして入ると快適。汗を流して暖まって温泉も堪能して、さて、今日は帰らなくていい。がんばれば日帰りできると思うが、温泉浸かって日帰りはもったいない。テントに戻り、お酒が弱いのに、ビール、チャリメラ、ハイボールを次々と開けて、5-6張り程度の静かな夜をぐっすり。
朝、テントを開けると、目の前では素晴らしいご来光ショーだった。ここ、最高だわ。
さて、今日は帰るだけ。山的にはかなり遅い出発だがみんなまだ寝ているようで、カリカリ言わせながら500m滑って、200m登って、最後、600m滑って、朝のうちに下山。最後は自転車ダウンヒルでおしまい。
春のテントスキー。これはなかなかいいね。今回はピストンだったけれど、これなら、長めの周回など、もう少し距離を伸ばしたり、ベースキャンプ式でも楽しめる気がする。また、来年の楽しみが増えた。
そろそろスキーシーズンおしまいか。
コメント
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最高の2日間、白馬鑓ヶ岳を堪能されて本当に良かったですね!しかも鑓温泉での素晴らしいテン泊もグッド!
重い装備でも余裕で行ってしまう体力が羨ましい限りです。
白馬岳から清水谷を滑って白鑓に登り返して温泉にドボン!もしばらくぶりでやってみたくなりました。
どうもお疲れ様でした。
hareより
白馬鑓ヶ岳の真っ白な斜面は以前からずっと滑りたいと思っていたのと、ただ滑るだけでなく、温泉セットも楽しみにしていたので、今回、実現できて、さらに、雪コンディションもよく、とてもよい思い出になりました。
清水谷も行ってみたい候補地なので、一気に行かずに、毎年1エリア1コースを丁寧に経験していこうと思っています。
はじめまして。記録を拝見させて頂きました。
景色にフィルムクラスト、そして温泉♨️
最高の山行でしたね!
私も今月末に行く予定なのですが、初めてでして質問させてください。
初冬に雪下にある水場を掘りおこしているログを見つけたのですが、この時期はどうされましたか?
ちなみにトイレは携帯トイレ?
突然の質問ですみません!参考までに教えていただければ幸いです。
宜しくお願いしますm(_ _)m
はじめまして、コメントいただきありがとうございます。
この日はとてもよいコンディションで滑りも景色も温泉もとても素晴らしくよい思い出になりました。
さて、お問い合わせの件ですが、わかる範囲で回答します。
水はガスで雪(テント回りにきれいな雪がいくらでもあり)から1Lほど作りました。1Lぐらいなら持っていっても特に問題ないですが、多少でも荷物が軽いほうがいいとかとそうしました。なお、もともとはスポーツドリンク1.5Lだけでした。雪が1m以上あるので水場は使えない(そもそもない?)と思います。なお、でかいジップロックに雪を入れて温泉に浮かべて溶かしている賢い人もいました。
トイレは大用に携帯トイレを持参しました(使いませんでした)。テント場周辺は目隠しになるものは一切なく、夏には小屋が立ちますし、雪から水を作る人もいますし、テント場周辺で用を足すのは避けたいですね。小は遠く離れたところでなら臨機応変に。
月末なら猿倉荘まで車で入れるので登りが幾分楽になると思います。ぜひ、楽しんでいらしてください!
早速のご回答ありがとうございます!
とても参考になりました。
またデカいジップロックの件は頭にありませんでした。
持って行こうと思います。
お忙しい中ありがとうございました!!
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