やっとかめ、鈴鹿セブンⅢ:福王山バス停s-伊勢治田G
- GPS
- 09:47
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,026m
- 下り
- 2,013m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:47
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
暖かくなりセブンマウンテンを取りに再始動。
今回は2座を取りに行くも先言を守らず返り討ちにあい1000m峰といえども侮ってはいけないと再認識させられた山行でした。
福王山バス停からアスファルト道でのんびりと散り桜を愛でながら進むと茶屋あり。
側には急坂が出現し天狗坂上がりとしてヒルクライムが開催されているらしい。
最大斜度26%約400m来月19日(日)開催でまだエントリー間に合うよ!
しかし車が上の駐車場へ向けてひっきりなしに登っていき、参拝者が多い。
皆さん手に袋を持っており良く見てみると3のつく日は感謝デーらしく御利益が受けられるとのこと。
ちょうど今日が13日でその日。天狗様に見守られ境内中心部あたりから奥の院へ向けて登る道がルートとなっている。
森の中に法螺貝の音がこだまし良い雰囲気の中、さらなる急坂を登坂。
院手前25m分岐から右折して杉林をリボン頼りに進むと福王山にちゃこ。
ここまでは順調だったが東海自然歩道までが不明朗でロストしまくり。
降り早々から分かりづらく看板や開けるところ、明朗な道が出現するところは逆に注意が必要。
歩きやすい方は今回のルートでは無い方へ誘われ時間ロス。
自然歩道に出ると整備道のようで広い道を進むが途中の倒木が道を塞いでるところのケルンから右へ入り、不安な細く薄い道だが市境の尾根伝いの急登を這いながら進む。不安と急登で体力をかなり消耗。⊂⌒~⊃。Д。)⊃
分岐にようやく辿り着くと嘘の様な広場が広がり平和そのもの。
三池岳からは眺望良く気持ちいい道が続くが花崗岩の砂利道のキレたところは注意。
電波塔跡?の広場からはコンクリ道を降るといよいよ竜ヶ岳への登り場石榑峠へ。
石榑峠から補修された道を行き2頭のケロベロスがおり、最初は花崗岩砂を登りきると竜ヶ岳へのルートが綺麗に見える。次の土道を登り切り左へ行くと重ね石が現れ、そこからは山頂目指してまっすぐ進みます。後ろを振り向くと景色は良いので元気100倍。広場っぽいところにでれば低い笹に覆われた山肌にある一本の道をなだらかに最後はちょい下りで意地の登りを用意してますが眺望の良い竜ヶ岳ちゃこ。しばし足を延ばして心地よい風の中休憩。
14時過ぎでまだ行程の半分ちょい。ヤバし。
急いで進みますが先の降り区間ではこれまた花崗岩砂で滑るので用心しながら進む。
ここでよせば良いのにピークハントだぜと静ヶ岳を目指します。地図上ではちょっと足を延ばせば着きそうでルート上ではピストンしないといけないが先人はショートカットを使っており行けるだろうと進むものの意外と登りがキツく、ようやくたどり着くも時間を食っており、さらにはショートカットがダメだった。
何度も言っておりますが急がば回れの精神を忘れた者には苦行が待ってます。
見た瞬間はあかんやろ!と分かってますがナダラカな場所が所々見て取れルートが見える、そうハッキリと見えるのです。\(◎o◎)/!まさに魔が差したとはこのこと。
何度も後悔しながらガンガン降りたところは沢、目指すルートは反対の急斜面の向こう側、甘い考えで沢沿いの先で合流するだろうと進むもどうも逆方向へ連れていかれそうなので意を決して斜面を登ります。何とかリカバリーに成功しますが代償は大きかった。
道なき急斜を降ったため膝をやられ、急斜を登って脹脛は限界に。
その後、銚子岳分岐までガレガレの道を登りいよいよ疲れ果てる。時刻は15時半。
潮時だな\(-o-)/
治田分岐から撤退。この先の孫田尾根は草花の天国らしいが是非に及ばず!
V字の道に降り積もったフカフカ過ぎる落ち葉道をひたすらに進みますがとにかくエグイ。落ち葉は深く滑るし下の状況が分からないので捻りそうになります。
結構降って川音が聞こえてくると道は葉っぱの積もった細道で横は切れていて危険、更に道が不明瞭になり進めば川にでる。
しばらく河原を進むと斜面に登るところがあるので登れば日ノ岡稲荷が現れその先の河原に降り立てば、
そこは石が恐ろしいほど堆積した異世界感漂う河原。ここからはだだっ広い河原の中を進みますが一面石だらけで砂漠同様に意外と段差があるが近づかないと分からないしジグザグに進むので時間がかかる。
最初こそ感動するが4~5kmほどあり飽きる。半分ぐらいのところで枯れ木がシンボリックな場所があり息抜き。
だが、日は山に隠れてしまい日暮れ近く内心ドキドキ。何せ足元が悪すぎる。
以前は川側に道があったようだが崩れている様子が残された標識で分かる。1m弱だが対岸へ飛び越さないといけないところがところどころあるので雨の状況によっては裸足で渡るなど必要。
1時間ちょっと進んだところで眼前に堤が現れ右方向を見やれば何やらソーラー照明発見。これは行ける!と登ればOK、後は重機で踏み固められた道を進めば車道になりキャンプ場へ。
ちょうど夕食時にて肉の良い香りが。お腹ペコペコぺこりんこ。
後はゴールの伊勢治田駅へダラダラと進めば日暮れて、何とかギリ生還。
天候には恵まれ景色良くフォトスポットや活気のある神社、草花もあって苦しくも楽しい?山行でした。
三池岳から竜ヶ岳は多くの人で賑わっており愛されていて、1000mですが山頂に出ると景色良く前回に続きアルプス気分が味わえる良い山脈です。
ちょうどいい気温から暑いに変化して次回からの水分持参量が増えそう。
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