山上に突然開ける雲上の湿原へ 雨天あきらめだったがまさかの天気!
- GPS
- 08:18
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,018m
- 下り
- 1,788m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:55
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:23
天候 | 1日目: 曇り後雨 2日目: 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山崩れが多く、昔のハイキングコースは落石に埋もれ、コースが変更されています。変更後のコースも安泰とは言えませんので、土砂崩れには要注意。 (今回コースのグレーディング:体力3、難易度B程度) ※グレーディングは長野県作成の基準を参考にしています。 長野県の基準は以下をご参照ください。 https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/gure-dexingu.html |
その他周辺情報 | 帰りに鬼怒川温泉に出るまでに日帰り温泉施設はいくつかあります。 |
写真
感想
標高2,000Mの雲上の湿原へ。
梅雨の時期なので雨が心配でしたが、なんとか乗りきしました。1日目の後半から雨だったので、特に2日目は無理かなー。と思っていたのですが、奇跡的に帰り始めるまでずっと曇りでした。
鬼怒川温泉経由で女夫渕駐車場まで行きましたが、これが結構遠いです。今市ICを降りてから1時間半ほど。しかも後半はかなりの山道です。でもこれでも15年ほど前と比べるとトンネルが増え、走りやすくなっていますから感謝ですね。
女夫渕駐車場から奥鬼怒温泉郷までの道は林道がありますがマイカーは禁止。平坦な道をトレッキングできます。1時間半ほどでつきます。15年前とはルートがかなり変更されていました。岩崩が多くて、道が埋まってしまっているのです。今回、あちこちに崩れた跡が見られ、今後もいつ崩れるかわかりません。
整備された道とはいえ、注意が必要です。大量の岩ですから、のまれたらまず助からないでしょう。よく見ると、堅そうな岩がはがれて落ちているような場所がたくさんありました。過去に何回か崩れたような場所ではなく、安全に見えた場所が突然に崩れることもあるようです。くれぐれもご注意を。
この区間での昼食おすすめポイントはコザ池沢の当り。小さな滝があるので夏場などは涼しくご飯を食べられるでしょう。
やがて八丁の湯へ。ログハウス風の建物が趣あります。滝を見ながら入浴できます。比較的透明なお湯です。
加仁湯は、白濁した温泉が特徴です。露天風呂も充実していてたくさんの湯船があります。
手白沢温泉は、1日6組限定なので予約のとりづらい宿です。奥鬼怒温泉郷の中では一番手の込んだ見た目もきれいな料理が食べられると思います。お風呂は湯船の数は少ないですが、温泉のお湯がぜいたくで、あふれ流れるお湯をシャワー代わりに使います。
日光澤温泉はかなり山小屋に近い造りです。ここはまだ宿泊したことがありません。
さて、鬼怒沼への登りですが、ヒナタオソロシの滝分岐のあたりから登りはじめ、1時間ほど登りが続きます。急坂というほどではありませんが、続きます。オロオソロシの滝展望台にテーブルベンチがあり、また標高1,800M付近にもベンチがありますので休憩に最適です。その後は緩やかな登りが1時間ほど続きます。雨の後は登山道が川になります。やがて視界が開け、湿原が広がります。今までの景色とは全く違った世界に、感動を覚えます。「こんなところにこんな場所があるなんて!」と思います。幸い視界もよく雨も降っていなかったのでゆっくり昼食を食べることができました。木道沿いにベンチは3か所ほどあります。
ここは標高が2,000M以上あり、尾瀬よりも600M高いところにあります。貴重な高層湿原です。花は、まだ咲き始めでした。
さて、下り始めてからしばらくすると雨が降ってきました。もうここまで楽しんだ後でしたら雨でも全然OKといった気持ちでした。途中、結構強く降りました。岩の上を歩くので、滑らないよう注意が必要です。
下山後、宿の温泉に入り、帰りは駐車場まで宿の送迎バスで帰りました。なので温泉に入った後はハイキングする必要がありません。
今市でハンバーグを食べ、帰りの高速ではどしゃぶりでした。道路にたまった水にタイヤをとられ、冷や冷やものでした。でも無事に東京まで戻り、充実の2日間でした。
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