若狭の里山歩き☆倉見峠から鏡山・大倉見山へ縦走
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:44
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 885m
- 下り
- 963m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・倉見峠からの取付きは藪だが点標白屋までは整備された道がある。 ・白屋〜鈴ヶ嶽は悪路。道が不明瞭で藪ありマーキングは少ない。 ・鏡山分岐から鏡山までは歩きやすい疎林の尾根。鏡山からは三方五湖の展望が素晴らしい ・分岐から大倉見山までは薄い踏み跡がある。広い尾根では方向確認必要 |
写真
感想
若狭里山ハイク第2段。今回はナオジロー氏が同行してくれた。
いつも通る倉見峠。このなが〜い尾根をいつか歩いてみたいと思っていた。
倉見峠からはほんの少しだけ藪漕ぎをすれば開けた尾根となり、不安は解消した。しかもP233からは「WAKASAトレイルラン」のテープが現れ、過去に多くの人が歩いたコースだと知り安心した。P283からはトレイルコースが左の尾根へ曲がっていったが、この先も歩き易い尾根が続いた。
しかしP323鈴ケ嶽からは一変。下草はないものの倒木と低木で歩き難い。低木の藪漕ぎも数か所あるが距離は短い。始終平坦な尾根だが、気温高めの無風でバテてしまいペースが上がらず。
やっとの思いで鏡山・大倉見山分岐に到着。ここで遅い食事を済ませると元気が出てきた。おかげで鏡山への尾根はゆるゆるに思えて楽々登れた。
鏡山には反射板が2つあり、見晴らしがいい。眼下に三方五湖、その向こうに西方ケ岳の敦賀半島、さらに向こうは越前の山々。反対側には久須夜ケ岳、青葉山が見える。
風景を堪能したら戻って大倉見山へと進む。尾根が広くてどこでも歩ける。方向を間違えないようGPSで確認しながら進む。
大倉見山に着くと満開の山桜が目に入る。山頂は城址でとても広い。ノートがあったので一筆書いた。城址をゆっくり散策したあと、舗装された長い林道を下って下山完了。
花も山毛欅も見晴らしもない、ただ平坦な尾根を歩くだけのロングハイクにお付き合いありがとう。
そして第3段へと続く。たぶんソロ。
後記:後日調べたところ、トレイルランのテープは「かみなか農楽舎」という会社の「秋の収穫トレラン祭」というイベントだそうです。 https://moshicom.com/93926/ 山行記録が一つありました。 https://yamap.com/activities/27988308
若狭町の里山を倉見峠から鏡山まで歩こうとふらっとさんからお誘いがある。地形図を見ていると大倉見山へも周回できそうだ。大倉見城址の桜を見てみたい。若狭は複雑な地形で平野部が少なく、若丹国境尾根を除くと高々200〜500mぐらいの山が若狭湾との間に点在している。数年前から気まぐれに若狭の里山歩きをやっているので食指が動いた。
歩いてみると展望も花もなく精神的にしんどい。暑さと繰り返すアップダウンで老体が悲鳴を上げ始める。何度もエスケープが頭をよぎるが声も出せずに黙々と歩く。延々と5時間の長丁場、何とか分岐ピークに辿り着いて食事にありつく。広い台地状のピークはカエデやリョウブが芽吹き始めて気持ちが良い。腹ごしらえしたら鏡山に登頂する元気が出てきた。
鏡山は3年前の同時期に反対側から登っているので2回目である。北東に三方五湖と敦賀半島、西に転じれば久須夜ヶ岳や青葉山も見えている。低山ながら素晴らしい展望が広がっている。
さて後は大倉見山まで周回する。山頂に広がる室町時代後期の山城は大規模だったことが伺える。天守跡の桜は既に散り始めている。しかし苦労して周回する価値がある山城であった。もう二度と若狭の低山歩きはご免だと思う。でも時が経てばまた歩きたくなるに違いない。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
渋いルートを歩きましたね〜
先日、僕も大倉見山に登った時には、ほぼこのルートを周回する予定でしたが、午後からの登山になってしまったため縮小して歩きました。
倉見峠から鏡山までの長い長い里山歩きは、展望や花も無く、修行のような山歩きになるようですが、興味をそそられますね
僕もまた時期を見て鏡山に登ってみようと思います。
お疲れ様でした。
股関節?の故障とか。よく似たバリ歩きをしているので、治ったらまたお付き合いください。
なんせあの人は「もう嫌だ!」とおっしゃるので、まさきさんが参加してくれたら行くって言うかもです。
江若県境尾根の計画もありますのでぜひ。
ではでは
野坂から赤坂山を縦走するほどしんどかった。
主観的なものですが、山歩きは楽しむ余裕がないと面白さ半減ですね。
終わってから達成感が込み上げてきます。
後で見直してみれば、倉見峠から常神半島灯台まで赤線が繋がっていました\(^_^)/
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する