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Yamareco

記録ID: 667354
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

花と残雪の鳥海山 〜東北の梅雨入り直前の日に

2015年06月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:13
距離
14.6km
登り
1,334m
下り
1,334m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:52
休憩
1:20
合計
9:12
4:59
61
6:00
32
6:32
25
6:57
9
7:06
7:07
20
7:27
7:32
85
8:57
9:25
19
9:44
10:09
12
10:21
10:35
57
11:32
11:33
25
11:58
21
12:19
25
12:44
12:49
25
13:14
13:15
53
14:08
3
14:11
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山形県にかほ市鉾立登山口 駐車場有(200台くらい?)
コース状況/
危険箇所等
・途中、賽ノ河原付近、七五三掛手前などに残雪が残る。
・千蛇谷から頂上直下まで雪渓が続く。
・いずれもアイゼン不要。
その他周辺情報 にかほ市側では象潟の道の駅などに入浴施設がある。
登山口の駐車場から山頂が見える
天気は素晴らしい
2015年06月25日 04:58撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
6/25 4:58
登山口の駐車場から山頂が見える
天気は素晴らしい
登山届を提出して出発
2015年06月25日 04:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
6/25 4:59
登山届を提出して出発
賽ノ河原の手前辺りから残雪が出てくる
2015年06月25日 05:58撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5
6/25 5:58
賽ノ河原の手前辺りから残雪が出てくる
スプーンカットならぬ「ボールカット」?
2015年06月25日 06:02撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
6
6/25 6:02
スプーンカットならぬ「ボールカット」?
イワカガミかな?
2015年06月25日 06:25撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
6/25 6:25
イワカガミかな?
これはチングルマ
2015年06月25日 06:25撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4
6/25 6:25
これはチングルマ
(後で調べます)
2015年06月25日 06:25撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
6/25 6:25
(後で調べます)
御浜小屋近くで
鳥海湖の水面が見え始めたところ
花はミヤマキンバイ?
2015年06月25日 06:37撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7
6/25 6:37
御浜小屋近くで
鳥海湖の水面が見え始めたところ
花はミヤマキンバイ?
ハクサンイチゲ
2015年06月25日 06:41撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
6/25 6:41
ハクサンイチゲ
チングルマとハクサンイチゲが斜面を埋め尽くす
2015年06月25日 06:44撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7
6/25 6:44
チングルマとハクサンイチゲが斜面を埋め尽くす
(後で調べます)
2015年06月25日 06:54撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
6/25 6:54
(後で調べます)
七五三掛でひと休み
2015年06月25日 07:26撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
6/25 7:26
七五三掛でひと休み
七五三掛からの北面のパノラマ(右端が山頂)
2015年06月25日 07:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
6/25 7:29
七五三掛からの北面のパノラマ(右端が山頂)
今回は千蛇谷コースを選択
2015年06月25日 07:37撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
6/25 7:37
今回は千蛇谷コースを選択
千蛇谷の雪渓の横断を何回か繰り返して頂上を目指す
2015年06月25日 07:48撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
6/25 7:48
千蛇谷の雪渓の横断を何回か繰り返して頂上を目指す
御室小屋直下の雪渓
結構くたびれてきた
2015年06月25日 08:51撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
6/25 8:51
御室小屋直下の雪渓
結構くたびれてきた
御室小屋はヘリが何回も荷揚げに飛んで来て、開業準備に忙しい
2015年06月25日 08:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
6/25 8:59
御室小屋はヘリが何回も荷揚げに飛んで来て、開業準備に忙しい
新山を見上げながら2回目の朝食
2015年06月25日 09:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 9:05
新山を見上げながら2回目の朝食
新山の登りは積み重なった岩を延々と乗り越えて行く
2015年06月25日 09:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
6/25 9:32
新山の登りは積み重なった岩を延々と乗り越えて行く
山頂着!
2015年06月25日 09:56撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5
6/25 9:56
山頂着!
下山時の胎内くぐり
2015年06月25日 10:10撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4
6/25 10:10
下山時の胎内くぐり
イワベンケイらしい
2015年06月25日 10:46撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
6/25 10:46
イワベンケイらしい
雪渓を下り終えた頃にはガスが上がって来た
2015年06月25日 11:20撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
6/25 11:20
雪渓を下り終えた頃にはガスが上がって来た
雪渓から七五三掛への断崖登り
2015年06月25日 11:25撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
6/25 11:25
雪渓から七五三掛への断崖登り
外輪山との分岐から七五三掛方面を見下ろす
2015年06月25日 11:29撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4
6/25 11:29
外輪山との分岐から七五三掛方面を見下ろす
七五三掛から山頂を振り返る
2015年06月25日 11:34撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 11:34
七五三掛から山頂を振り返る
御田ヶ原、八丁坂方面
2015年06月25日 11:43撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 11:43
御田ヶ原、八丁坂方面
御苗代の雪渓
2015年06月25日 11:46撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 11:46
御苗代の雪渓
ミヤマウスユキソウ?
2015年06月25日 12:12撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 12:12
ミヤマウスユキソウ?
地元の人がチョウカイフスマだと教えてくれたのだが…
2015年06月25日 12:15撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 12:15
地元の人がチョウカイフスマだと教えてくれたのだが…
扇子森から御浜小屋方面
2015年06月25日 12:23撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 12:23
扇子森から御浜小屋方面
御浜小屋の裏から
2015年06月25日 12:31撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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6/25 12:31
御浜小屋の裏から
登山口手前から奈曽渓谷に注ぐ滝が見える
2015年06月25日 13:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
6/25 13:52
登山口手前から奈曽渓谷に注ぐ滝が見える
今日も無事下山!
下山届けに記名して終了
2015年06月25日 14:08撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
6/25 14:08
今日も無事下山!
下山届けに記名して終了

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

初夏の花を見ようと、山麓の風景撮影の合い間に6月の鳥海山へ初めて登る。

少し天気を心配したが早朝から雲一つない好天。鉾立の登山口には既に数組の登山者が準備をしている。
朝食を済ませてからゆっくりと歩き始める。

日が昇るとあっという間に気温が上がってきて汗が滲む。長い石の階段が賽ノ河原に近づくと雪の残る部分が出て来て、やがて雪原になる。傾斜地をトラバースする区間もあって少し用心するが、雪は緩んでいて大きな問題はない。
御浜小屋のある稜線に近づくと雪は消え、チングルマやイワカガミなどの初夏の花が咲いているようになる。

御浜小屋の裏に出るとミヤマキンバイやハクサンイチゲなどがびっしりと斜面を埋め、鳥海湖の雪はだいぶん解けて水面が顔を出し始めている。暫く撮影をしてから先を急ぐ。
御田ヶ原もハクサンイチゲが一面に咲いていて素晴らしい風景。御苗代への坂を登り、意外と楽に七五三掛に着く。前回(2011年)はここから外輪山を経由したが、雪が残る今回は七高山からの下りを避けるために千蛇谷のルートを採る。
前回の記録 → http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-124112.html

七五三掛からの崖を下って千蛇谷の雪渓に下りる。何回か左右に渡り返すが、日が高くなり、気温も上がったので雪面からの照り返しが辛くなってくる。頂上への登山道に合流して最後の登り道を進むが、暑さと疲労で速度が上がらない。
やっとのことで登山口から4時間かかって御室に到着する。

小屋は開業準備中のようで、小屋のスタッフ数人がいて荷揚げのヘリが何度もやって来るが販売の準備は殆どできていない。ペットボトルの水は開梱ができていないということで、スタッフの分を譲って貰った。

小屋のそばで昼食を摂ってから新山へ登る。前回は素通りしたので新山は初めて。標高の一番高いピークはほかのピークに囲まれているせいか、意外に展望が良くない。隣の尖ったピークの方が眺めが良いらしいとそちらへ登って行く人もいたが、面倒なので行かなかった。

元のプランは外輪山経由での下山だったが、予想以上に疲労が大きかったので元来た道を下ることに変更する。
御室に下りて10分ほど休憩して下山開始。雪渓上の照り返しは相変わらず強いが、風が少し出て来て雪で冷えるので涼しくて助かる。
雪渓の終りで崖を登り返し、七五三掛で少し長い休憩を取る。もうかなり疲労困憊している。

腰を上げてトボトボと八丁坂上までやって来ると、地元の人らしい男性が花を撮っていてウスユキソウやチョウカイフスマを教えてくれたので一緒に撮影する。

御浜小屋で再び長めの休憩を入れた後、鉾立へ下山する。午後になってガスも出てきたので早めに登って正解だった。
当初プランは完遂できなかったが、前回とは違う花や鳥海山の姿を見ることができて満足な山行だった。

P.S. 東北地方はこの翌日に梅雨入りした。


※ Tadが所属する山岳写真グループ「山岳写真ASA」の
    HPはこちら ⇒ http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/
    山行ブログはこちら ⇒ http://sangakuasa.blog130.fc2.com/

 

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