常念岳〜蝶ヶ岳周回
- GPS
- 15:55
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,355m
- 下り
- 2,351m
コースタイム
- 山行
- 15:11
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 15:52
天候 | ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三俣登山口〜常念の森林限界迄は薄い残雪が残っておりズボりまくる。前常念迄夏道。常念から2512P迄ほぼ夏道。蝶槍迄しっかり残雪あり。蝶ヶ岳から三俣迄もしっかり残雪あり。 |
その他周辺情報 | ほりでー湯四季の郷 600円 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
金土日と三連休をとっていたが、日曜は雨予報、仕方がないから、金土と双六に一泊二日でゆっくり行こうかなと思っていた。しかし、金曜日の風がかなり強い。木曜日の夕方迄悩んだが、金曜日は仕事にして、土曜日一日日帰りでしっかり山を楽しむことにした。幸い、土曜日は昼から風も落ち着いて一日快晴予報。
昨年も同時期に、実はこの周回を歩いている。しんどくて、もう二度といいわと思っていたが、ちょうど三俣迄の林道も開通するし、蝶槍からの稜線は素敵だしなーと思い、また訪れた。
夜中12時半、駐車場には、10台程ある。2時間程仮眠して出発。てっきり私の前をどなたか歩いていると思っていたが、全くのノートレース。後からくる方もいない。樹林帯の薄い残雪が踏み抜き地獄で、かなり体力を消耗した。前常念岳についた時間で、昨年より1時間も遅くなっている事に気づき、このままのペースだとヘッデン下山になるかもしれない、とりあえず常念迄行って引き返すか判断しようと決めた。でも、あの苦労して踏み抜きながらあがってきた薄い残雪の樹林帯を下山するのは嫌だ、まだ、蝶から下る方が残雪は多く、緩やかな道で下山しやすいと考え、結局進む事にした。
2512Pを下りてから蝶槍迄樹林帯は、残雪が昨年に比べて多く、また、ノートレースなので、踏み抜かないように足の置き場を選び、慎重にゆっくり歩いた。蝶から周回で歩いてこられる方も全くいない。また、暑さも応えるので、立ち止まって雪を掘り、飲料補給する。2592Pからの下りの樹林帯の斜面は太陽がよくあたり雪が緩んで、昨年深く踏み抜いて怖い思いをした。チェンスパからアイゼンに履き替え、恐る恐る下る。やっぱり雪が緩くて状態は良くない。なんとかやり過ごし、蝶槍迄のルート取りを考える。日陰の樹林帯を登り、少しでも踏み抜きを避けるべく、且つ、ツリーホールにはまらぬよう気をつける。蝶槍直下の斜面の雪は、硬くしっかりアイゼンが決まるので有り難かった。アイゼンを脱ぎ、ご褒美ゾーンの眺望を堪能しながら歩く。誰にも会わず、今日はたった1人でこの眺望を一人占め。なんて贅沢‼
蝶の小屋のスタッフさん達が雪かきをしているのを横目に、下山へ向かう。やっと、トレースがあり嬉しい😄
昨年より、随分雪が多く三俣迄雪があった。こちらのルートは沢筋だから、常念側より随分雪がある。昨年は、雪崩れて、デブリゾーンが3箇所位あったが、今日は、全くデブリがない。しかし、慎重にトラバースを繰り返す。ヘッデン下山は久しぶり。自分の背中のワカンにチェンスパがあたり音がしたり、藪が動く音がすると、いちいちびくつく。熊鈴を2つも鳴らしながら、おっかなびっくり無事下山した。
昨年より、1時間半も遅くなり様々な要因があるとはいえ体力の衰えを実感。しかし、今回誰にも会わずずっと1人で歩き、こんな贅沢な時間が過ごせたのは嬉しかった。
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