羊蹄山（喜茂別〜真狩）・お鉢底滑り

2024年04月21日(日) [日帰り]

• GPS: 06:56
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,690m
• 下り: 1,611m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:14
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:02

距離 10.9km 登り 1,690m 下り 1,617m

8:00 スタート地点
8:06 喜茂別コースゲート登山口
8:37 8:40 co500付近・スキー装着
12:26 12:30 喜茂別コース下山口
12:23 12:36 羊蹄山
12:55 13:02 真狩岳
13:04 13:09 父釜
13:32 13:46 真狩コース下山口
13:50 13:51 真狩コース九合目
14:26 14:27 南コブ分岐
14:54 真狩コース登山口
14:55 ゴール地点

天候

晴れ、標高1200〜風有り3m/s〜MAX15m/s

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

喜茂別コースco500〜残雪OK
真狩コースco550まで残雪OK

その他周辺情報

真狩温泉\600

写真

4/21 7:57

今日の道具、かつて羊蹄山用に買ったスキー、アジャスタープレート購入、自分でビンディング打ち直して久しぶりに羊蹄山に挑みます。

4/21 8:08

2km先まで雪が繋がってないとの助言を頂き、スキー担ぎ歩き

4/21 8:45

co450~500mあたり、ギリギリでシール登りスタート

4/21 8:51

5月に良く登る雰囲気の沢形に登り

4/21 9:39

650m付近〜今日は特に調子が出ず、休み休みゆっくり登山です。

4/21 9:43

800m付近〜良い天気

4/21 11:17

標高1600m近く？斜度的に怖くて写真とか動画あまり撮れません。木に捕まれる安心感、ここでスキーアイゼン装着

4/21 11:44

なんとか自撮り。わかる人にしかわからない、ズリ落ちたら下まで行っちゃいそうな沢形の怖さです

4/21 12:00

振り返ると怖いけど、見晴らしが素晴らしい

4/21 12:00

山頂までもう少し、だけどあと高低差200mくらい？

4/21 12:01

京極方面撮影、尾根上は笹

4/21 12:01

尻別岳が低い

4/21 12:25

1800mくらいまで来たら逆に緩む

4/21 12:29

スキー外して

4/21 12:29

山頂見上げて

4/21 12:29

シートラで看板へ

4/21 12:37

風強め、羊蹄山

4/21 12:37

お鉢を見ると誰もいないし、滑った跡も・・あんまりないかも・・・

4/21 12:41

足が疲れた。岩陰で休憩し、中間報告等実施、予定通りお鉢底・真狩下山に決定

4/21 12:58

京極方面まで回り

4/21 12:59

お鉢へ

4/21 13:01

お鉢底へ滑走開始

4/21 13:01

滑りやすい

4/21 13:01

山頂をチラリ

4/21 13:01

雪はキッチリ繋がってます

4/21 13:01

でもかなり急斜面なので横気味・・・・

4/21 13:01

最高ー

4/21 13:01

岩ころころ

4/21 13:01

誰もいないお鉢底通過、開放感・達成感あり

4/21 13:05

今日の滑走跡、ほとんど見えず

4/21 13:15

一番低いところ目指して登り返し開始

4/21 13:15

下は固くて良かったけど、半分から上はズボズボ、風が強すぎてズボっる度に転倒、起き上がるのに一苦労。

4/21 13:33

分岐到着

4/21 13:33

良い展望だ

4/21 13:33

真狩方面は尾根1つ向こう側ですね・・・雪繋がってない

4/21 13:36

避難小屋と・1684の間から降りる事にしました。そこは真狩コースの9合目に当たります。

4/21 13:36

真狩方面にいけるのかなぁ・・・

4/21 13:40

疲れたので座って休憩

4/21 13:41

そろそろ行きます

4/21 13:46

夏道細すぎてハイマツ漕ぎあり

4/21 13:46

開けて最高の開放感、右手に避難小屋がポツン

4/21 13:46

途中、氷ザクザク地点で転倒・休憩（・1684の横）

4/21 13:46

そのまま沢形へ降りてしまいました

4/21 13:46

最高−

4/21 4:48

沢形1つズレてるので、色々終わり

4/21 4:48

少しだけ藪漕ぎ

4/21 5:03

テラスへ繋がる沢に辿り着きました

4/21 14:01

最高ー

4/21 14:01

滑りの良いシャバ雪、斜度が十分にあるからなのかもしれません。

4/21 14:01

実力不足につき、急なので横気味になっていまいます。スキーと靴が滑走には悪いかも・・・自撮りしてるせいあるか？

4/21 14:01

それにしても良い滑り心地

4/21 14:01

ストップ雪よりも溶けてるのが良いのかな？

4/21 14:01

休憩

4/21 14:01

4/21 5:06

テラスが近付く

4/21 14:01

最後は急で雪にヒビ割れ有り、大した状態ではありません

4/21 14:01

沢を終える

4/21 14:01

初めて来たかも？テラス到着

4/21 14:01

岩ゴロゴロ

4/21 14:10

旭岳の地獄谷の様に日々崩れているんだなあ

4/21 14:01

ここから悪雪・ストップ雪、藪藪な春スキーは5ターン毎に休憩・・・そして省略

4/21 5:10

残雪がギリギリです

4/21 5:10

所々でササーランが発生中

4/21 14:35

夏道なのかも解らない残雪期

4/21 14:35

雪解け水が流れているのが、登山道の目印です。こりゃ毎年洗掘されて道が掘れていきますよね・・・

4/21 14:48

ズボズボ

4/21 14:52

途中で完全夏道がありました

4/21 15:11

天日干し

4/21 15:11

羊蹄

4/21 17:04

真狩の町から見える羊蹄は大きいです

4/21 16:14

今日のルート？

4/21 18:16

帰りに豊平峡温泉でカレー食べました

撮影機器：

Pixel 8 Pro Google

HERO12 Black GoPro

装備

個人装備

厚手靴下 インナー手袋 アウター手袋 テムレス 防寒着 ゲイター ネックウォーマー（フェイス） 登山靴（スキー靴） ザック 行動食 非常食 飲料・ 水筒（保温性） GPS/地図（地形図） ヘッドランプ 保険証 携帯 ストック カメラ 雪崩ビーコン スコップ ゾンデ棒 エマージェンシーシート アイゼン スキー板

感想

grane

メンバー不調もあり、登山計画は喜茂別から羊蹄山往復へ！でも下山方向は状況次第でした。

スタート直後、雪切れで2km歩かなきゃいけないという情報を頂き、早速ザックにスキーをつけて、標高500m辺りの沢形まで進みました。これはもしや・・・5月の残雪の雰囲気です。

標高600〜800m辺りまで、どうも体の調子が出ずゆっくりな登りとなりました。また、笹が出ていてルートが右往左往してしまいました。1100mまでも来ると十分雪がありますが、急に風が出てきて、山頂部の強風が予想されました。

日本海側からの風向きを考慮し、1300mあたりから雪がハゲた尾根を交わして予定以上に沢に入るほどに左へ移動すると、多少は風下になりました。最後までスキーアイゼンなしで行けなくはないのですが、1500m辺りで、時折来る突風でズリ落ちたら終わりだよな〜という怖さもあるし、念のためスキーアイゼンを取付です。シャバ雪・ザク雪ながら、ほんの少しはトラクション増してかかります。

1800mまで行けば少し斜度も少し緩み、ザクザク氷を登って登頂です。強風で行くのが億劫になりますが、勇気を振り絞ってスキーシートラ、山頂看板に上がりました。意外と風はなんとかなりそうで、そのまま進んでお鉢へ滑り降りるポイントへ移動。今年もお鉢底へ良いシャバ雪を滑りました。ただ、ここは私には斜度キツメなので横気味になっていまいます。

真狩方面への登り返しは、シールが面倒くさいのでつぼ足シートラでザクザク進むと、上の方では踏み抜きと突風で何度も起き上がる少々苦行になりました。なんとか着いた雪のない看板付近で一服です。そこで真狩方面へ滑り降りるのが雪が繋がっていないことに気付きました。もう少し登り返すか、夏道9合目・避難小屋方面からトライするか・・・ふと昨日の遭難話を思い出しました。

真狩9合目で遭難者が出たとの情報もあるし下山時、その周辺の様子を見てみることにしました。夏道9合目は近くに避難小屋あり。近くとは言え300m、ガスで見えなかったか、尾根1つ交わせば隠れて見ないし、そもそも力尽きたのか・・・？ほぼ雪山、強風でここまで登れたらそれなりの健脚者なので、謎は深まるばかりでした。

なお、沢形1つミスって軽く藪漕いでます。

下から見て一番左の沢から最高のシャバ雪を降りて行くと、通称テラスという広い所、雪崩と落石で岩がゴロゴロしていました。あとは夏道に向けて残雪ギリギリの春スキー。2合目過ぎたあたりで限界。雪解け水の川と化した登山道を歩き降りましたが、陽に照らされて暖かくて春の様子ですね。