2024年遠征四国剣山/天気に恵まれ快適な稜線歩きでした
- GPS
- 04:37
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 517m
- 下り
- 832m
コースタイム
天候 | 快晴、風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
登山口へのアプローチはつるぎ町から国道438号線で。道がとても狭いです。 下山後は国道438号で徳島市方面に。こちらの方は部分的に道が狭い箇所もありますがつるぎ町から見ノ越間よりは圧倒的に楽だと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
顕著な危険箇所無し。 |
写真
感想
【国道438号恐るべし】
前日の車中泊ポイントはつるぎ町の道の駅でした。石鎚山下山後、道の駅大歩危での車中泊も検討したのですが、道が相当厳しいとのことで、一度下界に下りて貞光付近から国道438号で見ノ越を目指した方が楽なのではないかと考えたのです。どっちが大変なのかはわかりませんが、貞光からのルートも中々のものでした。路面の状態には問題ないのですが、何とも道が狭い。時間帯的にすれ違いはほとんどないとは思っていてもゼロではありません。気を遣いながらゆっくりと走って結構神経が疲れました。四国の3桁国道は甘くないと聞いていましたが確かに。
【標高はもちろん購入します】
前日に登った土小屋ルートからの石鎚山は体力的にはさほどきつくないコースのはずですが、ヘタレ脚には充分なダメージを与えています。やや筋肉痛が残っていることもあり、登山リフトは当然利用します。空はきれいに晴れているものの、意外に風が強いですね。ですがフリースで充分しのげる程度です。リフトを下りて登山開始し、しばらくするとTシャツ&スパッツの外人女性(ソロ)が追い抜いていきました。私も寒さには強い方だと思っていますが、外国の方(白人系)はちょっと次元が違います。
【剣山登頂、そして次郎笈へ】
リフトの効果もあってか、登頂前に太腿の痙攣が起こることもなく、順調に剣山の山頂に到着しました。どこまでも見えると言うほどではありませんが、前日よりもはるかに天気が良いです。それなりに登山者がいるので馬鹿笑いはやめておいて、周りの景色を楽しみます。私を追い抜いて行った外人女性に話しかけると彼女も感動しているようでした。山頂はさらに風が強くさすがに上に一枚羽織っていました。
個人的にこの山域のハイライトと思っている次郎笈への稜線歩きに出発します。怠け者の私ですが、ここは何の迷いもなく次郎笈へのピストンを選択です。
【稜線歩き、実に気持ち良い】
笹原の見通しの良い稜線で傾斜もきつくない。天気も良好となれば登山の最も好きなパートです。出来ることならそこだけ歩いていたいものです。雰囲気的には丹沢山から蛭ヶ岳への稜線に似ていると感じます。丹沢だと大倉尾根がきついですが、こちらは登山リフト付きで楽チンです。ただし丹沢だと登山口へのアプローチは楽チンですが、こちらは酷道なのでどっちがありがたいかは微妙ですね。
ともあれこの時間を楽しむためにいつもよりもゆっくりと歩きます。地図には急登と書かれている次郎笈の最後の登りもさほどでもなく、山頂に到着しました。風が強いので休憩は短めに留め下山します。
外人女性は次郎笈峠のところで道を聞かれ、少し話して顔見知り感が出ていたので、下山中は大体一緒に行動しました。今回が初めての日本旅行とのことで、いきなり四国と言うのが意外でしたね。私だったらベタな東京ー京都ー大阪とかにしてしまうところです。緩やかな巻き道を話しながら歩いたので快適かつ楽しかったです。
【感想】
やはり登山は天気9割です。空気の透明度、眺望に対する要求が非常に厳しい私です。以前のように毎週のように山に登っていた頃ですと石鎚山が見えなかったことは大きなマイナスポイントです。しかしたまに山に登ってこの上ない絶景が望めるほど山は甘くないですよね。評価基準がかなり甘くなっております。と言うことで今回の満足度は120%とします。山自体はとても素晴らしいです。特に稜線歩きが最高でした。ただアプローチのきつさが何とも…。
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