表大雪縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 50.9km
- 登り
- 3,087m
- 下り
- 3,423m
天候 | 9 日...曇り 午後3時ごろに激しい雨 10 日...薄曇り 時折晴れ間あり 11 日...晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ウェスタン |
写真
感想
1 日目
登山口に向かうが、5 合目までの登山道が keep out されていてロープウェイに、1500 円失う。2 か月半前に利用し、事情に詳しいK君の先導で、7 時索道デッパ。ななふぅん!で 5 合目着。石室までなんもな夏道、インターハイ引率の教員をたくさん抜くが、黒岳ピークに着いたときには、高校生は全く見当たらなかった。黒岳石室で浄水済みの水をもらった。ここから北鎮分岐、-間宮分岐まで非常にわかりやすい夏道、北鎮の登りはペンキ見ればわかる。白鳥スロープは c10 程度の雪渓しか残っていなかった。間宮分岐から裏旭の夏道は、場合によっては、はっきりしない砂地の道となるだろう。裏旭のテン場に着いて、雨が降りそうなので、1 時半だがとりあえずテントを立ててしまう。3 時ごろは土砂降りで籠って正解だった。その後天気が回復し、真っ白だった旭岳頂上が見えてきたので、4時半ごろに空身で旭岳アタックをした。裏旭の登山道は、小石と泥が混じっていて、わりと登りづらい。旭岳の雪渓は c20 ぐらいあった。mが米を炊いてくれて、美味しいご飯を食べて沈。
2 日目
(裏旭テン場-間宮分岐-北海分岐-白雲岳-白雲小屋-忠別岳-忠別小屋-五色分岐-ひさご沼)
朝飯はうどんであった。予報では前線がかかっているが、思ったより晴れている。なるべく早くデッパして、ガスがかかる前に有毒温泉のお鉢を拝むことができた。ハタコロには雪はなく、1 本西のラインにc100 以上の雪渓があった、アプローチ可能かは不明。白雲の登りは最後少しロックで時間を食った。白雲小屋周辺はハイマツが被っているところもあるため出会い頭の熊に警戒しながら進む。歩いている途中に熊スプのストッパーが外れて左手と左臀部に誤射してしまった、その場でよく水で流したが、ズボンに付着したカプサイシンが時間差で皮膚にしみこんできて痛い。30 分後小便をした際に誤って左手で触れてしまい、図らずも主任 T と同じ過ちを繰り返してしまった。三笠新道の分岐のあたりは、見通しが良くなって少し気が抜けていたが、Kからストップ背を向けるなと声がかかる、登山道上に若い小柄なクマがいた。両手を広げて存在を知らせるが、ほとんど気にしない様子でゆっくり近づいてきてしまう。幸い平原であったので、登山道から逸れて崖の逆側に移動し、様子をうかがった。クマは一時崖沿いのハイマツに隠れていたが、もう一度姿を現し、登山道上をゆっくりと白雲の方面へ歩いていった。忠別岳までは基本歩きやすい夏道だが、一部水流があったり、泥水が溜まっていたりした。忠別下りから五色分岐までもわかりやすい夏道、ハイマツが被っている箇所があり、普通は特に問題ないが、シートラしていたらしんどそう。忠別小屋についた時点でOのペースが上がらなくなってきていたため、最大限に分けしてひさご沼まで。五色分岐以降は木道など所々に出てきて歩きやすい。ひさご沼へ下る分岐のあたりは非常にクマ糞の密度が高かった、また、尋常ではない声でクマに吠えられている登山者がいた、怖くなってひさご沼に逃げるように降りた。
3 日目
(ひさご沼-ヒサゴコル-トムラウシ山-トムラウシ短縮コース登山口)
ひさご沼からコルにあがるところの雪渓は雪量十分で板があったら楽しめそうだった。下部の雪渓は斜度があって朝の固い時間に登山靴で侵入するのは厳しそうなので、左岸の岩場から巻いた。上部は雪渓上を行けばよさそうだが、シュルントは発達しているため要注意。日本庭園は木道があって楽、トムラ手前のロックガーデンも視界 20 あれば十分登れそう。下りはもうちょい視界合った方がよさげ。トムラピークはたくさんの登山者で賑わっていた。少し休憩入れて下山。短縮コースの最後の 200m ほどをダッシュしたら、K君は、ラスト 50m で銀マを落としていた。
送迎ありがとうございました。
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