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Yamareco

記録ID: 669212
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

両神山近くの狩倉尾根から梵天尾根

2015年06月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:34
距離
14.6km
登り
1,926m
下り
1,955m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

05:30 長栄橋車止め
05:35 登山道入口(石舟沢出合)
07:00 標高1000m台地 〜  07:10
07:35 1133m標高点ピークの先のコル
08:10 1341m標高点ピークの先のコル
08:50 1435m標高点ピーク(アンテナピーク) 〜  09:00
09:50 狩倉岳(1625m標高点) 〜  10:00
10:45 狩倉槍
10:55 狩倉槍の先のコル
12:15 1683m標高点
12:30 大笹(梵天尾根と合流) 〜  12:45
13:15 ミヨシの岩(岩頭)
13:55 大峠 〜  14:00
14:35 梵天の頭(1476.8m峰) 〜  14:45
15:35 白井差峠 〜  16:00
16:15 1256m標高点
17:05 中双里
17:40 長栄橋車止め


【お断り】
ルート図は、スマホGPSアプリ=山旅ロガーのログで書かれていますが、
その時間は編集していますので全く出鱈目です。
上記コースタイムを参照下さい。



天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登り始めて標高1000mの台地までは傾斜もあるし露岩もあって結構登りにくいです。

それより先1341m標高点までは、傾斜も緩くなって鹿の径を追いかければピークは巻いて、先のコルへと導いてくれます。
ただ一箇所、1150mから右へ行く鹿径は、湧き水のところへ繋がっていて尾根径からは離れてしまいました。

狩倉槍の先のコルまでは両手を使うような露岩はありませんでした。
藪も皆無に近く歩きやすい尾根です。

その先、バランス岩の前後で共に1m足らずのクライムダウンがありました。

バランス岩の先、「登れない岩」を左下に巻き始めたのですが、ルートを見失いかなりウロウロしました。
結局見つけられず、適当に尾根まで登って1683m標高点へ向かうと左斜面から踏み跡が登って来ました。

梵天尾根は、余り人が入っていない様ですが、登山道と言うことなので断然歩きやすいです。
ただ梵天尾根はあたかも縦走路のように起伏が多く、白井差峠までの登りの総和は400mを越えていますので下降路として使うには結構辛いです。

また白井差峠から中双里までの尾根の下降は民家の裏手に着くまで急傾斜の下降です。

尾根の取り付点=石舟沢出合
釣り人の径と最初は一緒
草に残る夜露でズボンが濡れるのはイヤだとレインウェアを履いた
でも草があったのは、この写真部分だけだったのですぐ脱いだ
尾根の取り付点=石舟沢出合
釣り人の径と最初は一緒
草に残る夜露でズボンが濡れるのはイヤだとレインウェアを履いた
でも草があったのは、この写真部分だけだったのですぐ脱いだ
「狩倉尾根」ではなく、地元の人には「ヤシオツツヂの尾根」で親しまれている尾根なのでしょう
4
「狩倉尾根」ではなく、地元の人には「ヤシオツツヂの尾根」で親しまれている尾根なのでしょう
釣り人の径とここでお別れ
私は左の尾根へ
釣り人の径とここでお別れ
私は左の尾根へ
雑木林風で気持ちよさそう
雑木林風で気持ちよさそう
露岩
乾いていたら登るけど湿っている上に苔
触る気もせず左を巻く
1
露岩
乾いていたら登るけど湿っている上に苔
触る気もせず左を巻く
標高1000mの台地
傾斜があって登りにくいのはここまで
この先は鹿径を追って狩倉岳(1625m)まで
標高1000mの台地
傾斜があって登りにくいのはここまで
この先は鹿径を追って狩倉岳(1625m)まで
1341m標高点の先のコルに出た
1341m標高点の先のコルに出た
1435m標高点のピークへ向かう
右は植林、左は自然林
標高1000mを越えてからはホント歩きやすい尾根です
1435m標高点のピークへ向かう
右は植林、左は自然林
標高1000mを越えてからはホント歩きやすい尾根です
1435m標高点の直前
手を使うような岩ではありません
1435m標高点の直前
手を使うような岩ではありません
1435m標高点のピーク
別名アンテナピーク?
そのアンテナを確認しようと左(西)へ向かいましたがこのピークは馬酔木が濃くて藪漕ぎになるので止めました
1435m標高点のピーク
別名アンテナピーク?
そのアンテナを確認しようと左(西)へ向かいましたがこのピークは馬酔木が濃くて藪漕ぎになるので止めました
小倉沢対岸の赤岩岳の東面の壁を見たかったのですが樹林が濃くてダメでした
小倉沢対岸の赤岩岳の東面の壁を見たかったのですが樹林が濃くてダメでした
赤岩岳
樹林が薄くなった時には、もう東面の壁は見えません
赤岩岳
樹林が薄くなった時には、もう東面の壁は見えません
正面のピークが狩倉岳
相変わらず歩きやすいです
正面のピークが狩倉岳
相変わらず歩きやすいです
狩倉岳(1625m標高点)
見晴らしはゼロです
ここでアミノバイタル注入
もう最近はこれがないと歩けません
薬物依存症です(笑)
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狩倉岳(1625m標高点)
見晴らしはゼロです
ここでアミノバイタル注入
もう最近はこれがないと歩けません
薬物依存症です(笑)
狩倉槍の1分程手前
今日最初の見晴らしの利くところに出た
赤岩尾根の全景
左端が赤岩岳、右端は1589m標高点
5
狩倉槍の1分程手前
今日最初の見晴らしの利くところに出た
赤岩尾根の全景
左端が赤岩岳、右端は1589m標高点
この上が狩倉槍のピーク
左下から登ります
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この上が狩倉槍のピーク
左下から登ります
下山に使う梵天尾根
手前の鯨の尻尾みたいなのがミヨシ岩
1
下山に使う梵天尾根
手前の鯨の尻尾みたいなのがミヨシ岩
狩倉岳(右)狩倉槍(中央)を振り返る
ここまでは三点支持が必要な露岩はありませんでした
かなりションボリ
3
狩倉岳(右)狩倉槍(中央)を振り返る
ここまでは三点支持が必要な露岩はありませんでした
かなりションボリ
かの有名な(?)バランス岩
3
かの有名な(?)バランス岩
バランス岩を振り返る
この前後で共に1m程度のクライムダウン有りました
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バランス岩を振り返る
この前後で共に1m程度のクライムダウン有りました
これが登れないという岩
なので左下へ向かったのですがルートロスしました
3
これが登れないという岩
なので左下へ向かったのですがルートロスしました
1683m標高点から今日の登路の狩倉尾根を振り返る
2
1683m標高点から今日の登路の狩倉尾根を振り返る
大笹
やっと登山道にでました
でも誰も居ません
一人ゆっくり休憩します
時折、両神山から声が聞こえます
もう体力も時間も無いので両神山往復はパスして梵天尾根を下降します
2
大笹
やっと登山道にでました
でも誰も居ません
一人ゆっくり休憩します
時折、両神山から声が聞こえます
もう体力も時間も無いので両神山往復はパスして梵天尾根を下降します
同じく大笹にて
ミヨシ岩への登り口
さすがに登山道です、クサリがついています
(梵天尾根上にはもう一箇所クサリがありました)
ミヨシ岩への登り口
さすがに登山道です、クサリがついています
(梵天尾根上にはもう一箇所クサリがありました)
ミヨシ岩=岩頭
ミヨシ岩から狩倉尾根を振り返る
左の丸山が狩倉岳
2
ミヨシ岩から狩倉尾根を振り返る
左の丸山が狩倉岳
梵天の頭
本日アミノバイタル2本目注入
梵天の頭
本日アミノバイタル2本目注入
井戸山(1436m標高点)
標識などは何もありません
井戸山(1436m標高点)
標識などは何もありません
白井差峠
これより中双里(なかそり)まで標高差800mのエグイ下降です
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白井差峠
これより中双里(なかそり)まで標高差800mのエグイ下降です
中双里の民家の裏に着くまで急下降は続きました
中双里の民家の裏に着くまで急下降は続きました
中双里まで降りてきても中津川沿いの車道を車まで3.5km歩きます
3
中双里まで降りてきても中津川沿いの車道を車まで3.5km歩きます

感想


yamajii さんの 2012年10月08日(月) のレコ 「両神山 狩倉岳 狩倉槍ヶ岳 地図にない岩稜を歩く」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-232919.html
を参考にさせて頂いて、同じコースで登り、梵天尾根を白井差峠まで歩いて中双里(なかそうり)まで降りる計画でいってきました。
yamajii さん、分かりやすいレコありがとうございました。
yamajii さんは、登り始めてから梵天尾根の登山道まで5時間半で登って居られます。
私も同じぐらいで登れるだろうと思っていましたが、7時間かかってしまいました。
なので、梵天尾根から両神山へ往復することは出来ませんでした。

小倉沢を挟んだ対岸の赤岩尾根と同じように岩登りが楽しめるものと思っていましたが、両手を使うようなところは皆無に近かったです。
「登れない岩」の先でルートを見失いやむを得ず3m程の壁を登っただけでした。
なので岩を期待して行かれても、残念ながら期待はずれで終わると思います。

とは言え、丹沢とかと違って、この時期「ヒル」を全く気にせず藪尾根を歩かせてもらえる両神山周辺の山々は本当にありがたいです。


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コメント

両神山へのバリルート
NO.10の写真に「そのアンテナを確認しようと左(東)へ向かいましたが・・・」とありますが、このアンテナピークは東西に少しだけ長く、アンテナは西端に立っています。
【山と渓谷社】の〖分県登山ガイド 埼玉県の山〗(旧版)に、アンテナピークから1341m〜1133mを経由して、中津川と神流川合流点の西側約200mの県道へ下りるルートが紹介されていました。県道には落石防止ネットが張られ、ネットから出入りする際は施錠されたドアの番号を役場に聞く必要がありました。

狩倉尾根は二度歩きましたが、アンテナピークからの降り口がどうしても分からず、仕方なくアンテナケーブルに沿って小倉沢集落へ下りました。

大峠から石舟沢沿いに下る予定なら、両神山・剣ヶ峰へ行かれる時間があったかもしれませんね。
2015/6/30 21:00
Re: 両神山へのバリルート
takayama2561 さん、コメントありがとうございます。

「そのアンテナを確認しようと左(東)へ向かいましたが・・・」 は 『左(西)』の間違いでした。
ご指摘ありがとうございます。

〖分県登山ガイド 埼玉県の山〗は、すごいルートを紹介しているんですね。出合バス停付近の神流川左岸はほとんどが壁のようなところだったように記憶しています。
takayama2561 さんは、地元ということなのでしょうか?よく歩いて居られるんですね。

石舟沢沿いの径は、私の持っているエアリアマップ(古いので 滝沢ダム がまだ無い時代)で既に 破線 で「手入れないので注意」と書かれていましたので、計画段階でルートからはずしました。このルートがまだ使えるのであれば、下山したところが車のところなのでありがたいんですけどネ。
2015/6/30 22:12
両神山へのバリルート(訂正と追記)
昨日のコメに一部誤りがあり、訂正させて頂きます。
>中津川と神流川合流点の西側約200mの県道へ‥‥
で、西側ではなく、東側が正当です。
確かに、合流点付近の神流川左岸は絶壁状です。

私が今持っているエアリア【雲取山・両神山】も2010年版です。
石舟沢沿いに大峠へ上がったのは15年前の3月6日でした。沢沿いは踏み跡明瞭でしたが、沢から離れてからは木に巻かれた赤テープが頼りでした。
旧県道の長栄橋から大峠まで2時間25分でしたが、大峠から初めて下る場合はルートが分かりにくいかも知れません。

今、たいていの公立図書館には新分県登山ガイドがあるかと思います。
旧版は開架されてなく、書庫に仕舞われているでしょう。
もし気が向いたら、旧版もご覧になってみて下さい。
西岳新道など、魅力的なルートも掲載されていますよ!
2015/7/1 22:25
Re: 両神山へのバリルート(訂正と追記)
> 西側ではなく、東側が正当です
ンンン?
スミマセン、吹き出してしまいました。
二人とも 西 と 東 を間違えるなんて
まあ、ヤマレコ上の間違いなので許してもらいましょう。
山中で間違ったらエライことですけど・・・

15年前でも踏み跡はそれなりに辿れたということなんですね。
梵天尾根を長く歩いて中双里に下ろされるより、長栄橋に降りるルートの方が利用価値高いと思いますネ。

分県登山ガイドの案内ありがとうございます。
横浜市の中央図書館へ行くチャンスを作って見させて頂きます。

ありがとうございました
2015/7/2 0:50
プロフィール画像
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