至仏山
- GPS
- 22:03
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 824m
- 下り
- 807m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
その他周辺情報 | ランチ もりそば900円と天ぷら600円 https://tabelog.com/gunma/A1003/A100301/10020199/dtlrvwlst/ |
写真
感想
本当は平ヶ岳に行く予定でしたが、下に記したように、いろいろなことが重なり、山の鼻に来た時点で至仏山に切り替えました。至仏山は2回目でしたが、1回目では見れなかった山頂からの大展望が見れたことと、残雪期の尾瀬でのテン泊の経験を積むことができたので、実りある山行になりました。
●1日目 4/25 木曜日
午前中の山の天気がガスや小雨の予報だったため(後でこの日に至仏山に登った方のレポを見ましたが、予報通りのようでした)、この日はゆっくり家を出て、戸倉の尾瀬第一駐車場に12:30頃到着。家からここまでは天気が良く、真夏のような暑さでした。本当はもう少し早く着く予定でしたが、疲れが出たのか眠気と軽い頭痛があり、途中のPAで寝たりしてこの時間になってしまいました。13:30のバス(片道1300円)に乗り、鳩待峠へ。
この尾瀬(至仏山)の残雪期利用期間(2024/4/19-5/6)は、去年までは鳩待峠までマイカーで行けましたが、今年は通年でマイカー規制されることになりました。その理由をバスの運転手さんに聞いたところ、山小屋の建て替え工事をしているからとのことでした。写真にもあるように、鳩待峠休憩所の向かいに立てているところでした(まだ骨組みのみ)。では来年はまたマイカーで行けるのかと聞いたところ、工事は来年も続くそうで、来年にならないと詳しいことはわからない、とのことでした。
鳩待峠は2015/8/9の家族登山以来ぶりで、残雪期には初めて来たからか、寂しい感じで、2015年の時のイメージとはだいぶ違う印象を受けました。鳩待峠から山の鼻への道も、雪があるのと無いのとでは、だいぶ雰囲気が違うなぁと思いました。遅い時間のため雪が緩くて歩きづらく、木道脇を踏み抜かないよう注意して歩きました。食欲がなく頭痛もあって、あまり体調が良くなかったため、この日は山の鼻キャンプ場でテント泊することにしました。受け付けは至仏山荘で、予約不要の1000円。下界はもう暑いくらいなので、軽量化のため厳冬期程の装備を持って行かなかったため、夜中は寒さで眠れず、ガス管を付けて暖を取ることもありました。尾瀬はまだまだかなり寒いのですね。もう1泊することも考えていましたが、辞めることにしました。(この時使っていたザックはもう入らないので、この時期にテン泊するなら、ザックをサイズアップしないといけないことになり、それだけで重量増になります。)
●2日目 4/26 金曜日 快晴
テントをたたんで6時頃出発。植物研究見本園を少し散策(融雪がだいぶ進んでいるのが確認できました)してから、至仏山を登り始めました(同じ日に行った他の方のレポを見て、尾瀬ヶ原も少し歩けば良かったと後悔)。山頂までずっと急登で、テン泊装備のためか足が重く、休憩を長めに取りながら登りました。途中から後ろに燧ケ岳と尾瀬ヶ原の雄大な景色が広がり、登るにつれて左右や遠くの山々も見え始め、山頂からは360度の絶景でした。2015年に来たときは、山頂はガスガスで何も見えなかったので、こんな景色が見れる名峰だったとは知りませんでした。アルプス系の山は見えなくても、十分素晴らしい大展望でした。下山は素晴らしい景色を見ながら、晴天の中冬道を軽快に気持ちよく歩けました。
【後記】
鳩待峠までマイカーで来られず、最終バスの16:30までに鳩待峠に帰って来なければならないのは、平ヶ岳への山行をより難しいものにしています。2泊で行けばよいかもしれませんが、それだけザックは重くなりますし、長い好天も望まれます。途中猫又川を2回程渡渉しなければなりませんが、温暖化で融雪が進み渡りづらくなくなっているようです。残雪期利用は毎年ほぼこの期間のようで、植生保護のためであるなら、雪の量がまだ多い時期に早めてもいいのでは?とも思いますが、それもいろいろな理由でなかなか難しいのだろうと思います。中には送迎バスの始まっていない残雪期利用期間の前に、戸倉の尾瀬駐車場から鳩待峠→平が岳へと歩いていく、健脚で歩荷力のある方もいますが、それは私にはとても無理そうです。鳩待峠までマイカーで来られるようになって、どなたかお付き合いしてくれる奇特な方がいれば、いつか行けるかも??
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