越後の名峰 米山 （下牧コース↑ 水野林道コース↓）

2024年04月26日(金) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 8.9km
• 登り: 810m
• 下り: 812m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:57

距離 8.9km 登り 810m 下り 812m

8:44 下牧登山口
9:18 9:24 下牧・水野分岐
9:45 9:48 駒の小屋
10:27 水野林道分岐
10:33 10:35 しらば避難小屋
11:11 11:35 米山
12:13 しらば避難小屋
12:17 12:18 水野林道分岐
12:31 やくしの杜
12:56 12:58 水野林道登山口駐車場
14:41 下牧登山口
14:41 ゴール地点

天候

晴れ 黄砂が猛烈に酷し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

下牧ベース993無料駐車場

コース状況／危険箇所等

◯下牧コースでは，標高600mあたりから登山道上に部分的に残雪がありました。登山道そのものが溝状なので，雪が無くても登山道が川になっていました。
◯水野林道コースは，階段が連続する急峻な道でしたが，スリップしやすいような危険箇所はなくて安心して歩けました。

その他周辺情報

直行直帰

写真

北陸自動車道から見た米山。頂上付近は既に黄色の風に支配されている❓

近づいても黄色い風は変わらず😆

登山口の下牧ベース993。とてもありがたい，素晴らしい施設でした😍

初めて見たユキグニミツバツツジ

登山道の7〜8割ほどは，このような溝状

野生の花を見るのは，1979年の戸隠五地蔵山以来かな？
⇒ 2015年に雨飾山でも見たような気もします😅

すべりどめは使わなくても大丈夫だけど，踏み抜きが多いかな

ここから先が核心部

「あと100m」岩

とても貴重なんだそうです

黄砂の上に浮かぶ頸城山塊

これも初めて見ました❗エチゴキジムシロといって，キジムシロとは別種だそうです

下牧コースを下るのがどうしても嫌で，水野林道コースへ変更しました

急だけど安心安全なコースです

さすらいのカバヲくん

このルートは開花が随分遅いみたいです

水野林道の終点。車が2台駐車してありました。なあんだ，ここまで車で来れば楽勝だったのに・・・

クロサンショウウオの卵嚢群

わざわざ酷暑の車道歩きをしたご褒美は，これこれ❗

このツツジは多いですね

あまりにも多くて採りきれないカバヲくん

今日の収穫😍 今回は下痢をせずにすみました

日本の原風景（とは言っても，ほ場整備済み）

ここから先はまだ長い・・・

このところ，海が見える山にハマっています

いかにも越後路の春といった風景

あとちょっと❗

日本タンポポ。地元のシナノタンポポとは随分葉の形が違っていますね。北アルプスで見るのと似ていますが，何という種でしょうね❓

暑さでフラフラになりながら，やっとの思いで駐車場へ

よねやまさん，今日はありがとう

感想

だるまがえる

今から35年くらい前，私は家族とともに2年間だけ新潟県上越市で暮らしました。その2年間は，大好きな生物学を修めることだけに没頭できた，本当に夢のような，我が人生で最も幸福だった2年間でした。

その2年間，雪国・越後の山々の四季の姿を日々ずっと眺めてきました（ただし冬期は雪，曇，雨がず〜うっと続いたので，ほとんど山は見えませんでしたけどね😓）。数多くある山々の中でも，妙高山，火打山，黒姫山（信州の山ですが），そして米山は格別に美しく，何時かは絶対に登りたいと思い続けてきました。米山以外の3座はこれまでに登る機会がありましたが，米山だけはなかなかその機会に恵まれませんでした。このほど，相棒カバヲくんの全面的な協力により，念願の米山登山にチャレンジすることができました。

今回は，（勿論❗）上越市柿崎側の下牧コースを登り，水野林道コースを下り，駐車場のある下牧ベース993まで車道歩きで戻るという周回でした。実は，出発時点では下牧コースのピストンを計画していたのですが，そのコースを下るのがどうしても嫌だったので，急遽変更した次第です。

予め天気予報によって「晴れるけれど日本海側は黄砂が飛来する」ことは覚悟していましたが，想定外の黄砂の濃度のせいで，全身が砂でジャリジャリになってしまいました😆 期待していた頂上からの展望も全然駄目で，佐渡島も見えませんでした。それでも35年間もの間 恋い焦がれてきた米山に登ることができ，本当に嬉しい一日になりました。カバヲくん，ありがとう❗