残雪期の常念岳へ初挑戦（三股ルート）

2024年04月27日(土) ~ 2024年04月28日(日)

• GPS: 15:02
• 距離: 31.2km
• 登り: 2,431m
• 下り: 1,920m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:04
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:04

距離 8.3km 登り 261m 下り 5m

21:55 バックカントリー穂高
23:47 ほりでーゆー四季の郷
23:56 須砂渡ゲート
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 10:32
• 休憩: 2:01
• 合計: 12:33

距離 22.9km 登り 2,187m 下り 1,917m

0:24 0:25 送電線巡視路入口(高瀬川線No.63)
0:37 送電線巡視路入口(高瀬川線No.63)
1:39 森の広場 駐車場
1:47 三股駐車場
2:01 2:28 三股登山口
5:09 2207標準点櫓跡
6:38 6:57 前常念岳
7:43 三股への分岐点
7:56 8:47 常念岳
8:53 三股への分岐点
9:33 9:38 前常念岳
10:25 10:26 2207標準点櫓跡
11:51 12:08 三股登山口
12:19 三股駐車場
12:27 森の広場 駐車場
12:57 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

穂高駅から徒歩
帰りは歩いている途中で地元の人に声をかけられて駅まで乗せてもらいました。

コース状況／危険箇所等

登山道の雪は標高2000m辺りから出現。
早朝はカチカチで滑る個所があったのでチェーンスパイクを装着。

岩場が出てくると前常念岳まで雪は無し。
前常念岳から先は雪と岩。
最後の登りは雪が多めだけど危険を伴うような場所は無し。

下山時は気温上昇に伴ってザクザク。
念のため前常念岳まではアイゼンを装着したまま歩いた。

その他周辺情報

穂高神社
http://www.hotakajinja.com/

穂高駅前の安曇野ブルワリー
https://azumino-brewery.com/

写真

4/27 21:53

夜の穂高駅に到着。人身事故等のトラブルでどうなる事かと思ったけど予定通り。

4/28 4:57

標高2100m辺りでなだらかな場所に出ると共に明るくなったので、この辺でひと休み。

4/28 5:11

前常念岳が見えてきた。この時は常念岳だと思っていて、雪少ないなーと感じてました。

4/28 5:24

木々の間から蝶槍が見えた。月も見えて良い感じの眺め。

4/28 5:40

森林限界を越えて青空が広がる。

4/28 5:43

前常念岳への登り。

4/28 5:52

森林限界を越えた事で蝶槍方面が綺麗に見える。

4/28 5:52

蝶槍や蝶ヶ岳方面。

4/28 5:52

富士山と南アルプス、八ヶ岳。こちら側も綺麗に見えるのは最高の登山日和の証拠。

4/28 6:13

標高を上げると穂高連峰も見えてくる。

4/28 6:13

蝶ヶ岳方面の眺め。この角度から眺めるのは初めてなので何度も見てしまう。

4/28 6:38

前常念岳手前の石室。最初は山小屋のなれの果てかと思った。入口は壊れてて閉められないけど緊急時に雨風は凌げそう。

4/28 6:43

前常念岳に到着。

4/28 6:43

前常念岳から常念岳の山頂を見上げる。右奥には横通岳や大天井岳も見える。

4/28 6:43

更に東側は燕岳や後立山連峰の峰々も見える。本当に良い天気。

4/28 6:58

東と西で雪の状態が全然違うのが面白い。（麓の街から見えるのは東側の雪の多い斜面）

4/28 7:05

山頂へ続くこういう景色はとても好き。

4/28 7:05

東側の斜面はうっかり転倒したら落ちていきそう。

4/28 7:05

常念小屋が見えた。

4/28 7:35

常念岳の山頂が近くなってくる。

4/28 7:36

常念小屋を更に見下ろすような角度になった。

4/28 7:37

槍ヶ岳が見えてきた。

4/28 7:38

槍ヶ岳から大天井岳方面の眺め。素晴らしい。

4/28 7:41

山頂辺最後の登り。雪庇の状態が分からないので可能な限り右側を歩くのが良いですね。（夏道はもう少し下の方）

4/28 7:50

山頂に到着。残雪期は初めてなので新鮮。

4/28 7:53

常念岳山頂から眺める槍ヶ岳と穂高連峰。

4/28 7:54

槍ヶ岳から南岳。

4/28 7:54

穂高連峰。

4/28 7:55

槍ヶ岳。東鎌尾根もしっかりと雪がありそう。

4/28 7:55

槍ヶ岳の山頂を最大ズームで撮影。更に拡大すると人がいるのが見えた。

4/28 7:55

北穂高岳と涸沢岳。

4/28 7:56

北穂高岳。山小屋もしっかりと見える＆山頂に人もいる。

4/28 7:56

奥穂高岳。

4/28 7:56

前穂高岳。

4/28 7:57

大キレット。

4/28 7:57

大キレットの間からは白山も見えていた。

4/28 7:57

乗鞍岳方面。

4/28 7:57

焼岳と乗鞍岳。焼岳も意外と雪がある。

4/28 7:58

御嶽山。

4/28 7:58

槍ヶ岳から黒部源流域の峰々から大天井岳。

4/28 7:59

槍ヶ岳と西＆北鎌尾根。

4/28 7:59

双六岳かな。

4/28 7:59

裏銀座と表銀座。

4/28 8:00

鷲羽岳と水晶岳。

4/28 8:00

鷲羽岳とワリモ岳。

4/28 8:00

水晶岳。

4/28 8:01

大天井岳。

4/28 8:02

燕岳方面へ続く稜線と後立山連峰。

4/28 8:02

立山と剱岳。

4/28 8:02

龍王岳と立山。

4/28 8:03

立山と剱岳。

4/28 8:03

燕岳と針ノ木岳、蓮華岳。燕山荘がよく見えていました。

4/28 8:04

後立山連峰。立山方面の旭岳まで綺麗に見えている。

4/28 8:05

新潟方面の峰々も。

4/28 8:07

蝶ヶ岳方面。

4/28 8:07

中央アルプス。中央アルプスも雪はまだまだありそうかな？（登山道は意外と無いかもだけど）

4/28 8:09

富士山と南アルプス。逆光になるので雪の状況は不明だけど良い眺め。

4/28 8:10

富士山と南アルプス、八ヶ岳。

4/28 8:10

八ヶ岳。

4/28 8:11

浅間山や群馬方面の白根山等の峰々。こちら側まで綺麗に見えるのはそうそうない。

4/28 8:27

下山前に改めて槍ヶ岳や穂高連峰をじっくりと眺める。最高。

4/28 8:27

穂高連峰から乗鞍岳方面。

4/28 8:27

槍ヶ岳から大天井岳方面。

4/28 8:28

燕岳と後立山連峰。

4/28 8:33

声がするので付近を調べていたら遭遇。この子はほぼ白い。

4/28 8:33

声を聞いたのはこの子。

4/28 8:33

やたらと動く。（遠くからズームして撮影してるのでこちらに反応はしてないはず）

4/28 8:34

アイゼン無しで斜面を凄い速度で歩く。

4/28 8:34

どんどん登る。

4/28 8:35

登りきるとどこかを眺める。

4/28 8:35

何故か片足を上げてポーズを決める子。

4/28 8:36

白い子に再び会えた。美しい。

4/28 8:37

この子は少し歩く程度ですぐに居なくなった。

4/28 8:38

また現れた。

4/28 8:46

写真撮れよと言っているのではと感じるくらい。

4/28 8:46

撮影を続ける。

4/28 8:49

ようやく登山道から離れて歩きだす。（見え難いけど正面にいる）

4/28 8:52

なかなか姿を消さない雷鳥さん。元気な子でした。

4/28 8:57

前常念岳から下り始める。

4/28 9:29

名残惜しくて。

4/28 9:29

新潟方面はこの時間が最も綺麗に見えていました。

4/28 9:29

焼山、火打山。

4/28 9:30

雨飾山。

4/28 9:30

妙高山。

4/28 9:30

山頂を振り返る。

4/28 9:30

穂高連峰と蝶槍。

4/28 9:30

蝶槍と蝶ヶ岳方面。

4/28 10:17

標高2100m辺りでバイカオウレン。

4/28 10:17

登りの時は薄暗い時間帯だったので気が付かなかったけど、たくさん咲いていた。

4/28 11:37

ショウジョウバカマ。

4/28 11:38

イワナシ。

4/28 11:49

キクザキイチゲ。登山口近くの沢沿いにたくさん咲いていた。

4/28 11:49

ネコノメソウ。

4/28 11:50

水の勢いが凄い。

4/28 11:51

登山口に戻ってきました。ここで靴をローカットのものに履き替えて駅まで歩く。

4/28 13:45

穂高駅前の安曇野ブルワリーで水分補給。

4/28 14:48

穂高神社は新緑が綺麗でした。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

SC-53C samsung

装備

個人装備

長袖シャツ 半袖インナー ハードシェル ウィンドブレーカー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン チェーンスパイク 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ピッケル

感想

sola

例年通りだとGWは燕岳。
今年は年末年始の燕岳を経験したので別の所へ行ってみようと思い常念岳へ。

ルートはまだ歩いた事の無い三股から。
雪の状況が分からないので森林限界を越える前に日の出時刻となるように穂高駅を出発。

登山口には午前2時頃に着いたけど駐車場は車で一杯で驚いた。
（登山道上ですれ違った人の数を考えると大半は蝶ヶ岳方面だったのかなと思う）

同じ時間帯に登る人は居なかったので一ノ沢方面と合流する山頂直下までは一人とすれ違うのみで静かな山行。
山頂も人で溢れるような事は無く素晴らしい景色を楽しむ事が出来ました。

山頂で景色を楽しんでいると雷鳥の声が聞こえたので周囲を探してみると発見。
年末年始は出会えなかったので嬉しかった。

下山後は再び穂高駅までの歩き。
1時間程度歩いた辺りで山菜採りをしていたという人に声をかけられて話をしていたら駅まで送ってくれました。
結構な量のこごみも分けてくれて面白い人だった。

穂高駅に到着後は安曇野ブルワリーで美味しいビールを頂いて穂高神社でお参り。
今年も楽しい残雪期の北アルプス登山となりました。