両神山(白井差新道ピストン)
- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 978m
- 下り
- 979m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:53
天候 | 快晴(最高気温30℃/最低気温11℃:小鹿野町) 春を一気に通り越して、完全に夏の陽気。陽射しが照り付け、日焼け止め&帽子必須。汗かきの私は水分3L持参しましたが、正解でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
県道終点付近に登山道管理者の山中様のお宅があります。事前に電話し、駐車スペースを確保していただいていたので駐車場争いをせずに済みました。 登山道整備料として一人1,000円かかります(後払い)。山中様曰く、「無事登頂した人だけ払ってもらいます。途中で引き返してもタダ、途中で遭難してもタダ(笑)」だそうです。無事登頂すると両神山の個人バッジをいただけます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全般的に、白井差ルートは特段危険箇所もなく、非常に歩きやすかったです。ただ、沢沿いを歩くので雨天時・雨後は注意が必要かもしれません。 ・個人的に、ブナ平を通過したあたりから歩くのがきつくなった印象。つづら折れを繰り返して標高を上げていきますが、尾根(梵天尾根)に出るまでそこまで時間はかかりません。尾根に出て中双里コースと合流するところが若干開けているので、ここで昼食を摂る人も多かったです。 ・梵天尾根を数分歩くと日向大谷ルートと合流。山頂に至るまでに鎖場が一箇所ありますが、難易度は低いので大抵の人は問題なく通過できるでしょう。 |
その他周辺情報 | 【温泉】道の駅 両神温泉薬師の湯 ・入浴料は700円、JAF会員かモンベル会員なら10%(70円)引きになります。 ・温泉施設としては若干物足りなさを感じました。ジェットバス付の内風呂一つのみで、露天風呂やサウナは無し。この季節、外気浴スペースくらいあると嬉しいのだけれど。 |
写真
感想
秩父の霊峰・両神山を登頂してきました。これで日本百名山32座目。
両神山は私にとって、自宅の隣県にありながら、近いようで遠い山といった印象の山でした。メインコースの日向大谷コースは歩行時間が長いし、八丁峠コースの鎖場は高所恐怖症の私にとってはきついし。半ば登頂を諦めていたのですが、地図を眺めていると南東に伸びる白井差新道という登山道を発見。
危険箇所もなく、歩行時間も往復5時間半程度とのこと。これはだいぶ両神山登頂が現実味を帯びるルートです。早速登山道の所有管理者の山中様に連絡を取り、ありがたく登山道を使わせていただけることになりました。
当日は気持ちの良い晴天。隘路の県道367号を緊張しながら走りついた先で管理者の山中様と遭遇。地図を貸していただき、登山道の説明を簡単に受け、いざ出発。お手製の橋を渡って、沢を何度か横切りながら高度を上げていきます。暑い日でしたが、涼しげな沢の音を聞いて多少暑さが和らいだ気がします。そして今の季節、本当に新緑が美しい。
昇竜の滝は高さはそこまで無いですが、マイナスイオンを感じられました。だんだん沢から離れていくと、今度は地中から元気良く顔を出したたくさんのコバイケイソウ?の新芽たちが出迎えてくれます。ツツジや山桜?など、植生も楽しみながら歩きました。梵天尾根に出ると、山頂まであと少し。
山頂は視界が開けていて、奥多摩のボス雲取山や甲武信岳などの山々、まだ雪をかぶった八ヶ岳まで見えました。山頂は狭くて落ち着かなかったけど、鎖場が苦手な人、体力に自身が無い人でもコースによっては楽しめる良き山だということがわかりました。
ただ一つの誤算は、新調した靴が合わず、登りはかかと、下りはつま先に大ダメージを負ったこと。このことはまたいつか日記にでも書くとしよう。登山道はよく整備されていて本当に安心して歩けたので、靴のストレスがなければすごく快適な登山だっただろうなぁ。
私も今年はかなり百名山を意識して頑張りま〜す。良い山旅を😀
私はまだ近場で百名山の取りこぼしがあるので、今年はそれを狙っていきます。良い山旅を!
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