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Yamareco

記録ID: 6717531
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地〜北穂高岳 GW前半 3Days

2024年04月27日(土) ~ 2024年04月29日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:24
距離
39.1km
登り
2,192m
下り
2,190m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:21
休憩
0:20
合計
5:41
距離 17.2km 登り 1,007m 下り 219m
5:26
5:27
7
5:34
31
6:05
7
6:12
36
6:56
51
7:47
7:55
17
8:12
8:13
40
8:53
9:03
48
9:51
20
10:11
52
11:03
2日目
山行
4:02
休憩
1:34
合計
5:36
距離 4.7km 登り 1,078m 下り 1,074m
4:58
10
5:08
141
7:29
12
7:41
7:49
1
7:50
8:08
5
8:13
8:20
2
8:22
8:34
68
9:42
10:31
3
10:34
3日目
山行
4:40
休憩
0:20
合計
5:00
距離 17.2km 登り 128m 下り 909m
4:26
3
4:29
25
4:54
13
5:07
24
5:31
5:40
30
6:10
15
6:25
6:32
67
7:39
2
8:19
7
8:26
8:28
32
9:00
9:01
18
9:19
3
9:22
9:23
3
9:26
ゴール地点
ヤマレコアプリで記録。北穂高へは北穂沢ルート、インゼルは右巻き。北穂沢で雷鳥が飛んでいるのを見ました。まだ真っ白。雷鳥って飛ぶんですね。
天候 4/27)曇り。午後一時小雨。
4/28)快晴。午後から夕方やや風が吹く。
4/29)晴れ。上高地は風もなく穏やか。
気温は5℃〜20℃ほど。
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
さわんと足湯公園駐車場に駐車。さわんどBT〜上高地BTシャトルバス往復2,800円。駐車料金は2,100円でした。駐車場は万札が使えないのでご注意を。
コース状況/
危険箇所等
横尾の先から少しずつ雪が出てきます。涸沢から上はGWと思えないくらい雪が少ないです。北穂沢はすでに大規模に雪崩れており、残りの層も場所によってはすぐ下が地面、もしかすると空洞や流水かもしれません。上部もクラックが散見され気温の高さも相まって危険度は高いと思われます。
UQ mobile(au 4G)通しで電波有り。去年までの涸沢は辛うじて通信できない状態でしたが、今年は弱めとはいえ通信できました。増強した?
その他周辺情報 下山後はいつもの梓湖畔の湯へ。750円。外湯はだいぶぬるくなってました。時代の流れに合わせたんでしょうかね。
5時過ぎの上高地バスターミナル。GW初日で天気もイマイチなためかさわんどが比較的空いていてラッキーでした。
2024年04月27日 05:14撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 5:14
5時過ぎの上高地バスターミナル。GW初日で天気もイマイチなためかさわんどが比較的空いていてラッキーでした。
河童橋。予定通りの曇天です。
2024年04月27日 05:18撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 5:18
河童橋。予定通りの曇天です。
あっちこっちに咲くふきのとう。
2024年04月27日 06:18撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 6:18
あっちこっちに咲くふきのとう。
徳沢の公衆トイレが消滅してました。仮設トイレのみ。
2024年04月27日 06:39撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 6:39
徳沢の公衆トイレが消滅してました。仮設トイレのみ。
新村橋の工事。ちょとずつ進んでます。
2024年04月27日 07:03撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 7:03
新村橋の工事。ちょとずつ進んでます。
正規ルートより迂回路のほうが眺望いいですよね。
2024年04月27日 07:19撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 7:19
正規ルートより迂回路のほうが眺望いいですよね。
横尾に到着。
2024年04月27日 07:38撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 7:38
横尾に到着。
横尾から先は雪が出てきました。
2024年04月27日 08:33撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 8:33
横尾から先は雪が出てきました。
本谷橋と北穂高。インスタでも見ましたが今年は架橋されてます。
2024年04月27日 08:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 8:45
本谷橋と北穂高。インスタでも見ましたが今年は架橋されてます。
横尾本谷と南岳方面。
2024年04月27日 09:17撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 9:17
横尾本谷と南岳方面。
前穂高と北尾根が見えてきました。
2024年04月27日 09:31撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 9:31
前穂高と北尾根が見えてきました。
奥穂高とパノラマ売店も見えてきました。
2024年04月27日 10:04撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 10:04
奥穂高とパノラマ売店も見えてきました。
テント場下までデブリが。
2024年04月27日 10:41撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 10:41
テント場下までデブリが。
振り返り。デブリ帯を歩いて野営場へ。
2024年04月27日 10:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 10:56
振り返り。デブリ帯を歩いて野営場へ。
北穂高。北穂沢が土ごと雪崩れてます。上部には面発生の破断面が全体に走っています。
2024年04月27日 10:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 10:56
北穂高。北穂沢が土ごと雪崩れてます。上部には面発生の破断面が全体に走っています。
とりあえず適当に整地してテントを設置。パノラマ売店でお昼休憩へ。
2024年04月27日 11:33撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 11:33
とりあえず適当に整地してテントを設置。パノラマ売店でお昼休憩へ。
牛丼とおでん。うまーい。
2024年04月27日 11:39撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 11:39
牛丼とおでん。うまーい。
昼時なのにパノラマ売店もめっちゃ空いてました。天気はいまいちですがのんびり。
2024年04月27日 11:57撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 11:57
昼時なのにパノラマ売店もめっちゃ空いてました。天気はいまいちですがのんびり。
テント周りを整備してからやることもないのでコーヒータイム。ついでに涸あげ。頼んでる間に雨が降ってきました。
2024年04月27日 13:14撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 13:14
テント周りを整備してからやることもないのでコーヒータイム。ついでに涸あげ。頼んでる間に雨が降ってきました。
雨は夕方には止みました。テントが増えました。
2024年04月27日 16:12撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/27 16:12
雨は夕方には止みました。テントが増えました。
深夜3時すぎ。北穂沢を登るヘッデンの光を見守りつつ身支度。気温は手元温度計5℃。恐らく氷点下は行ってないです。
2024年04月28日 03:11撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 3:11
深夜3時すぎ。北穂沢を登るヘッデンの光を見守りつつ身支度。気温は手元温度計5℃。恐らく氷点下は行ってないです。
迷いましたが取り敢えず行けるところまで行ってみることに。
2024年04月28日 04:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 4:51
迷いましたが取り敢えず行けるところまで行ってみることに。
ザイテン方面。微かにモルゲ?
2024年04月28日 04:52撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 4:52
ザイテン方面。微かにモルゲ?
暖かいのですでに雪表面はやや緩んでいます。
2024年04月28日 05:04撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 5:04
暖かいのですでに雪表面はやや緩んでいます。
滑ると終わる可能性があるので一歩一歩アイゼンとピッケルの効きを確かめながら登ります。
2024年04月28日 05:25撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 5:25
滑ると終わる可能性があるので一歩一歩アイゼンとピッケルの効きを確かめながら登ります。
横目ザイテン。日が当たり一気に暑さを感じます。
2024年04月28日 05:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 5:35
横目ザイテン。日が当たり一気に暑さを感じます。
インゼル下まで来ました。破断面がインゼルの上部にも繋がっています。
2024年04月28日 06:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 6:35
インゼル下まで来ました。破断面がインゼルの上部にも繋がっています。
ゴジラの背でいいんですかね。クライマーズが入っており声が響いていました。
2024年04月28日 06:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 6:35
ゴジラの背でいいんですかね。クライマーズが入っており声が響いていました。
インゼル右はかなり急登のようです。すでにだいぶ緩んでおり深い踏み跡が。気持ち的にだいぶ助かりました。
2024年04月28日 06:47撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 6:47
インゼル右はかなり急登のようです。すでにだいぶ緩んでおり深い踏み跡が。気持ち的にだいぶ助かりました。
松涛岩コル下で破断面を乗り越えたら少し岩を踏んで山頂へ。
2024年04月28日 07:22撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:22
松涛岩コル下で破断面を乗り越えたら少し岩を踏んで山頂へ。
コルから振り返り。雲一つない青空で風もない最高のシチュエーション
2024年04月28日 07:22撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:22
コルから振り返り。雲一つない青空で風もない最高のシチュエーション
絶景もヤバいんですが、小さなクラックがちらほら目に入るのもヤバいです。
2024年04月28日 07:23撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:23
絶景もヤバいんですが、小さなクラックがちらほら目に入るのもヤバいです。
北穂高岳に初登頂。山頂は平らでよかったです。撮影ありがとうございました。
2024年04月28日 07:29撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
4/28 7:29
北穂高岳に初登頂。山頂は平らでよかったです。撮影ありがとうございました。
笠から黒部五郎方面。
2024年04月28日 07:30撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:30
笠から黒部五郎方面。
畏怖すら覚える槍への連なり。
2024年04月28日 07:31撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:31
畏怖すら覚える槍への連なり。
奥穂高〜吊尾根〜前穂高。
2024年04月28日 07:32撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:32
奥穂高〜吊尾根〜前穂高。
山頂の足元にある北穂高小屋に初訪問。
2024年04月28日 07:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:56
山頂の足元にある北穂高小屋に初訪問。
小屋前ベンチに失礼して一服。暑くてチョコが溶けてました。
2024年04月28日 07:47撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:47
小屋前ベンチに失礼して一服。暑くてチョコが溶けてました。
小屋前からの景色がすごすぎる。泊まってみたいです。
2024年04月28日 07:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:56
小屋前からの景色がすごすぎる。泊まってみたいです。
雪を切って作られた階段を登って山頂に戻ります。
2024年04月28日 07:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 7:56
雪を切って作られた階段を登って山頂に戻ります。
奥穂と前穂。手前が南陵?
2024年04月28日 08:05撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 8:05
奥穂と前穂。手前が南陵?
視点を少し変更。写真下の2名が破断面を乗り上げているところです。
2024年04月28日 08:05撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 8:05
視点を少し変更。写真下の2名が破断面を乗り上げているところです。
下りの緊張感。上部はまだ腐ってはおらず、一歩一歩慎重に高度を下げます。
2024年04月28日 08:21撮影 by  ILCE-5100, SONY
1
4/28 8:21
下りの緊張感。上部はまだ腐ってはおらず、一歩一歩慎重に高度を下げます。
日の出頃に出発した自分が最後尾組かと思っていたのですが、後続者がけっこう登ってきています。
2024年04月28日 08:41撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 8:41
日の出頃に出発した自分が最後尾組かと思っていたのですが、後続者がけっこう登ってきています。
斜度が緩んで雪もズボズボになりました。緊張もやや緩めて適当なところを気ままに下ります。
2024年04月28日 08:50撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 8:50
斜度が緩んで雪もズボズボになりました。緊張もやや緩めて適当なところを気ままに下ります。
振り返り。登ってくる人から1名が滑落するのを見たと聞きました。ご無事だったようです。
2024年04月28日 09:09撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 9:09
振り返り。登ってくる人から1名が滑落するのを見たと聞きました。ご無事だったようです。
この辺で一回つんのめって転げましたが、無事に涸沢に戻ってこられました。
2024年04月28日 09:30撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 9:30
この辺で一回つんのめって転げましたが、無事に涸沢に戻ってこられました。
涸沢小屋テラスで大休止。心身を落ち着かせ満足感に浸る。
2024年04月28日 09:34撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 9:34
涸沢小屋テラスで大休止。心身を落ち着かせ満足感に浸る。
涸沢小屋でカレーとコーヒーをいただく。いいコーヒーカップですね。
2024年04月28日 10:02撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 10:02
涸沢小屋でカレーとコーヒーをいただく。いいコーヒーカップですね。
テン場に戻りました。北穂高を振り返り。
2024年04月28日 10:25撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 10:25
テン場に戻りました。北穂高を振り返り。
奥穂高方面。ザイテンも右巻きですね。朝イチは左巻きで小豆沢へ向かっている人も見ました。
2024年04月28日 10:25撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 10:25
奥穂高方面。ザイテンも右巻きですね。朝イチは左巻きで小豆沢へ向かっている人も見ました。
登頂した北穂をバックにすると鯉のぼりも一味違って見えます。
2024年04月28日 10:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 10:35
登頂した北穂をバックにすると鯉のぼりも一味違って見えます。
午後の涸沢カール。少しずつ雲がかかってきました。
2024年04月28日 13:22撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 13:22
午後の涸沢カール。少しずつ雲がかかってきました。
お昼過ぎ?に北穂沢下部が雪崩たようです。午前はなかった雪塊をいくつも発見。一番デカいのは大型車サイズです。
2024年04月28日 14:34撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/28 14:34
お昼過ぎ?に北穂沢下部が雪崩たようです。午前はなかった雪塊をいくつも発見。一番デカいのは大型車サイズです。
飛んで翌日夜明け前。昨日よりヘッデンが多いです。緩む前にとはいえ、暗い中あの急登を登るのも恐ろしい話です。
2024年04月29日 03:58撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 3:58
飛んで翌日夜明け前。昨日よりヘッデンが多いです。緩む前にとはいえ、暗い中あの急登を登るのも恐ろしい話です。
上高地の混雑を避けるため、日の出前に下山します。
2024年04月29日 04:24撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 4:24
上高地の混雑を避けるため、日の出前に下山します。
涸沢と穂高にさよなら。
2024年04月29日 04:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 4:45
涸沢と穂高にさよなら。
本谷橋に帰着。アイゼンを外して上着も軽装に。
2024年04月29日 05:21撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 5:21
本谷橋に帰着。アイゼンを外して上着も軽装に。
本谷橋から見納め北穂高。
2024年04月29日 05:31撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 5:31
本谷橋から見納め北穂高。
横尾に帰着。
2024年04月29日 06:18撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 6:18
横尾に帰着。
横尾大橋と明神屏風。
2024年04月29日 06:19撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 6:19
横尾大橋と明神屏風。
朝の徳澤を通過。
2024年04月29日 07:32撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 7:32
朝の徳澤を通過。
二輪草。
2024年04月29日 07:54撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 7:54
二輪草。
明神を通過。
2024年04月29日 08:21撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 8:21
明神を通過。
小梨平に帰着。梓川沿いからいつものアングルで。
2024年04月29日 08:58撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 8:58
小梨平に帰着。梓川沿いからいつものアングルで。
河童橋と焼岳。
2024年04月29日 09:10撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 9:10
河童橋と焼岳。
河童橋と穂高。上もまだ天気はよさそうですね
2024年04月29日 09:11撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 9:11
河童橋と穂高。上もまだ天気はよさそうですね
上高地BTに無事に帰着です。上高地食堂に寄ってから臨時バスでさわんどへ。
2024年04月29日 09:17撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 9:17
上高地BTに無事に帰着です。上高地食堂に寄ってから臨時バスでさわんどへ。
上高地食堂でカツ丼でも食べようと思っていたのですが、10時前は朝食メニューしかないという盲点。山菜そばとタルトコーヒーセットをいただきました。
2024年04月29日 09:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
4/29 9:35
上高地食堂でカツ丼でも食べようと思っていたのですが、10時前は朝食メニューしかないという盲点。山菜そばとタルトコーヒーセットをいただきました。
撮影機器:

感想



GWはここ数年恒例の涸沢へ。今回は北穂高にチャレンジしました。

1日目はGW初日かつ曇天だったためか人が少なく、4時半さわんど着で券売機に並ばず始発前の臨時バスに乗れました。自分は涸沢へ向かうとき、混雑を避けるため横尾で一泊することが多いのですが、今回は天気が保たない恐れが高いため、1日目に涸沢まで登りました。ラッキーなことに涸沢も人が少なくお昼のパノラマ売店でも座席選び放題でした。午後は雨も降りましたが、風はなかったので傘をさしつつまったり飲食して過ごしました。

2日目が今回の核心、北穂高岳は北穂沢ルートの登り下りです。かなり急登に見えるので下りに不安がありました。さらに今年は昨年よりも雪が少なく、山頂直下に点発生跡、その下に面発生破断面が広く走り、全体的に雪崩れてデブリが広がり、一部には土混じりの茶色い雪崩跡もあるという状況。登ってもいいものかかなり悩みましたが、深夜からヘッデンで登る先行者の様子を伺いながら準備を整え、夜明け頃にテン場を出発しました。

気温が高く夜明け前から雪表面はやや緩んでいましたが、その下はわりと締まっていたように思います。コル直下やインゼル付近の急傾斜には恐怖を感じたものの、一歩一歩感覚を確かめながらでなんとか登り下りできました。上部にはクラックが散見されましたが、破断音などは聞こえず、特にヒヤリとすることはなく帰って来ることができました。感じ取れなかっただけで異常はあったのかもしれません。今回は無事に帰ってこられましたが、誤った成功体験としないよう、今後も意思決定には更に注意深くなるべきと思います。

さて、北穂高岳に記念すべき初登頂を果たしたのですが、山頂と北穂高小屋前からは素晴らしい景色を堪能することができました。風も雲もない快晴なうえ、春にしては遠方の霞みも少なく富士山のシルエットも見えるほど。この日程で計画して大正解でした。

3日目は上高地の混雑を避けるため日の出前に涸沢を後にし、昼前にさわんどに帰着しました。上高地BTで早い昼食をとり、梓湖畔の湯で体を癒やして帰宅しました。下界は30℃にもなろうという気温でした。そりゃ山の上も暖かいはずですよと。

【装備メモ】
上)DFメッシュメリノロングスリーブ、ラークフーディ、フロウラップフーディ、エバーブレスアクロ、ウインドストッパーサーマルグローブ、PETZLシロッコ
下)ドライレイヤーウォームタイツ、メリノスピンウォームタイツ、ウィンターハイクパンツ、ドライレイヤー5本指、ダーンタフフルクッション、アルパインクルーザー2300、12本爪LXB12
その他)ザックNero Ultra 38L、1/8 EVA form pad、ネオエアーXライト、エスケープライトビビィ、ULスパイラルダウンハガー#3、ULダウンアノラック、nmcダウンパンツ、コルサアルパイン、BDトランスファーLT、PIEPSビーコン、ゾンデ、FIZANトレッキングコンパクト、撮影機器α5100とDJI Osmo Pocket3
ハードシェルは北穂沢登り始めのみ着用。それ以外は2Lor3Lで行動。深夜早朝も手元温度計は5℃ほどで、ダウンを上下着て寝るとやや暑いくらいでした。2日目はやや風があったので張網2本を追加で張るも、多分なくても問題なかったかと。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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