鹿島槍 南峰+北峰 日帰りはもったいないよ・・。
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- GPS
- 11:08
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,393m
- 下り
- 2,382m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 11:08
天候 | 晴 朝早くは結構な強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありませんが、強いて言えば北峰に向かう際の南峰からの最初の急な下りの所かな・・。でも慎重に降りれば特に問題ありません。 |
その他周辺情報 | 温泉 薬師の湯(メール会員700円⇒500円)時間帯が良かった?のか空いていました。 食事 小黒川PAにて、やっぱりジンギスカン定食。 |
写真
感想
さて鹿島槍です。
冬に鹿島槍スキー場には、2度ほどスノーボードで来ておりまして、その際にゲレンデから見た双耳峰のかっこよかったこと!
個人的には北アの中で一番の憧れの山でした。漸く念願が叶い、登ることができました。
ず〜と憧れの山だったんですが、中々登るには躊躇する部分がありまして・・。
一泊して五竜まで縦走しようか・・、ただシーズン中、そんなに泊の山行は行けないし・・、限られた泊の山行は別の山でしたいしな〜・・、そうすると日帰りかな・・、でも日帰りでの鹿島槍は結構大変そうだし・・・、それよりなにより思った以上に日帰りのレコが少ないのは多分泊の方が楽しめるからじゃないかな〜?? などと、しょ〜もない考えをずっとめぐらせてました。(なにやってんだか・・)
結果から申し上げますと、日帰りはもったいないです!もったいなさ過ぎです!
ここは絶対に泊で、なおかつ可能なら縦走した方が良いです!(ってご存知の方には何をいまさら・・って言われそうですが・・苦笑)
まぁ、なにはともあれ長距離歩く体もだいぶんできたことだし、行ってみるか!ということで行ってきました。
金曜夜、仕事が遅くなり登山口の駐車場到着が深夜3時前!これから仮眠をとると間違いなく、朝起きることができないだろうと判断し、到着とともにチンタラ準備を始めます。4時過ぎには明るくなるだろう・・と判断し、暗い中3時半に出発です。
(ちなみに、さすがに人気の山です。深夜準備をしている最中もどんどん車が駐車場に到着してました)
先々週までの2度の南アでのちょっぴりハード?な日帰りが自信になって?(調子に乗ってが正しい)今回も登りは、頑張ってみよう!ということで登りは、自分なりの早歩きで登りました。(結果登りはCTの半分で登ることができました。たまには自分をちゃんと褒めてやろうっと・・なんのことやら・・苦笑)
とにかく天気が最高です。爺ヶ岳のあたりまでくると本当に絶景です。北のオールスター勢揃いです。まぁ、天気が良すぎてライチョウの気配が全く感じられないのはご愛嬌ですが・・。
頑張って歩くこと3時間。冷池山荘に到着です。ここで本日初めての休憩です。外のベンチでオーナーさんとしばし談笑です。(色々楽しいお話ありがとうございました)
さて冷池山荘から一頑張りで・・って風が強い!稜線上は本当に強風でした。暑がりの私が、これはさすがにアウター着ないとやってられへん!って思うくらいの強風でした。(帰路の時点では、だいぶん治まってましたので、朝のこの時間帯が一番風が強かったかと・・)
なんとか強風にもめげず、山頂到着です。絶景を堪能しながら食事休憩です。
山頂でお会いした男性が、途中ライチョウ親子を見た!とのことで写真を見せて頂きました。あまりの羨ましさに、帰路は私もず〜と探して歩いたのですが・・、結局今回はライチョウとは縁がありませんでした。残念!(日頃の行いか・・苦笑)
その後、やっぱり双耳峰です。北も行っとかなきゃ!ということで北峰に向かいます。(疲れてるんだからやめときゃいいのにね・・)
ピークを踏む!という目的だけならば南峰だけ登れば良いのでしょうが、鹿島槍の醍醐味は双耳峰にあり!かと・・。北峰まで行っとかないと、本当に5割くらいは損してまっせ!という感じかと思います。(まぁ、五竜まで縦走しないともっと損してまっせ!という感じではありますが・・苦笑)
五竜への稜線、間近に見えるキレット小屋、北峰からの南峰・・・等、いずれにせよ、絶対北峰も行っておいた方が良いです!(あんた南峰までで既にフラフラやったやん!という突っ込みはご遠慮ください 苦笑)
お腹いっぱいに食事も景色も堪能したところで降ります。
下りは、とにかくゆっくり降ります。冷池山荘にまたしても立ち寄ります。写真にもありますが、結局tシャツを買ってしまいます。
ここで山荘スタッフの明るい女性とのやりとり・・
私「これ買って帰ると絶対嫁さんに、いつ着るのこれ?って言われるだろうな〜」
女性「でも、登山の時に着れば良いですよね!」
私「登山の時に背中に登魂って書いてあるシャツを着る勇気は私にはないです!! 苦笑 それ以上に下界で着る勇気はもっとないですけどね〜。」
女性「そりゃそうですよね〜。笑」
・・・楽しいやりとり有難うでした。(なんのこっちゃ??)
余談ですが、ここで買ったコーラ、滅茶苦茶冷えていて美味しかったです!
宿泊の受付をしている方達を恨めしそうに眺めながら??降ります。(本当に宿泊の人が羨ましかったです!日帰りの私は、敗北感満載でした・・苦笑)
途中、爺の登り返しにヒ〜ヒ〜言いながら、大きな休憩もはさみながら、ゆっくりゆっくり下山しました。まぁ、登りで頑張りすぎたというのが一番の理由ですが、それ以上に景色がすごすぎる!というのとなんか降りるのが本当に勿体なくて・・。
今回とにかく印象的だったのは、すれ違う皆さんが、そろって笑顔だったこと・・。(そりゃこんな好天、景色を目の当たりにすれば、自然と笑顔にもなりますわな!!)
その後、薬師の湯にて汗を流し、安曇野ICそばで、嫁さんに頼まれたお土産のおやきを購入し、(ここのおやきはおススメです!特に冬、店内の囲炉裏で焼いて食べると絶品です!夏は暑いので躊躇しますが・・)いつものように小黒川PAでジンギスカン定食を食べて帰ったとさ・・。と言いたいところですが、あまりの睡魔に限界!(そりゃそ〜だ。一睡もせずに名古屋から移動して山登って、風呂入って飯食えば当たり前ですな!)
ということで、小黒川PAでしばし仮眠の後、名古屋に帰ったとさ。
ちょっと風は強かったですが、天気にも恵まれ最高の山行となりました。
又、絶対来たい!と思う山が一つ増えたな〜と。
さて、来週は3連休ですな・・。天気がちとばかり心配ではありますが・・。
おまけ
まぁ、自分の空間認識力?距離感?の無さ加減に自分でも呆れてしまいまして・・。
登っている途中、爺の手前くらいからかな?ずっと見えていた鹿島槍をみて、「あの山は何かな〜」と考えながら歩いていたという・・。(苦笑)
んでしばらく歩いてから漸く「あれが鹿島槍なのか・・。って今日自分が登ろうとしている山じゃん!」と気が付いた次第でして・・。(情けなし・・)
まぁ、こんなんじゃ永遠に山座同定なんかできませんですな・・。(苦笑)
コメント
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こんにちは、chaoさん、
山頂で、「双耳峰なんだらか、北峰にも行かなきゃ!」のお声かけで、つい足を延ばしてしまいましたが、行ってみて正解でした。
今にして思うのは、「こんな良い天気になるのなら、もうちょっと早目に出発して五竜岳まで」なーんてこと。後悔先に立たず。行ってみたけど疲れて転落、になるのが落ちでしょうが。
五竜岳は秋に行きたいと思っていましたので、数ヵ月後の楽しみです。
また、どこかの山でお会いしたいですね。
pokepikaさん
コメントありがとうございます。
風が強かった以外は本当に良いお天気でしたね〜。
五竜迄の縦走は、pokepikaさんなら、大丈夫では?(私は、逆立ちしても無理です。苦笑)
私も、秋迄には、五竜に行きたいとは思ってますが・。
又、何処かでお会いしましょう!
chaoさん、鹿島槍日帰りお疲れ様でした
…
羨ましい!
羨ましすぎます!!
晴天の山行、これこそ我等山ヤが求めるもの!
本当に素晴らしい山行が楽しめましたね♪
そして、北アでもトレランシューズですね
もう重たい登山靴には戻れないでしょう笑
お次はザックの軽量化ですね!
見ると、日帰り装備ではかなりガラガラの様ですので、
もう少しコンパクトなもので、適正荷量でフィットさせると、
まるで何も背負っていないように感じて、更に快適に歩けますよ^^
どんどんコースタイムが縮まりますねー
messiahさん
コメント有難うございます。
ちょっと風が強かったですが、本当に晴天で楽しむことができました!!
北でのトレランシューズの使用は実は結構躊躇したのですが、柏原新道は整備されているということと、それほど岩稜帯はないのは下調べで把握してたので使ってみました。
(まぁ距離が私にとっては長いというのがあったので、ちょっとでも楽したいというのが本音ですが・・
ザックの軽量化は当面の課題です。というか小型の背面にピッタリなザックが欲しいな〜なんて考えてます。
ご指摘の通り、日帰りですとザックの中身はスッカスカです。(ちゃんと雨具やファーストエイドキット等は必ず持ってますが・・)
夏場の暑い時に、水を大量に担ぐことはありますが、(何せ汗かきなのと、過去下界が40度越えの時に灼熱の空木で4リットル担いでも足りなかったということがあったもんですから・・
スッカスカなザックでせかせか歩くと結構ザックの揺れが気になるんですよね〜。それが無駄な体力消耗にも繋がるのかな〜とか考えております。小さ目で、フィット感の良いザックのおススメ等ありましたら、ご教授くださいませ!
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