鳥海山 新山/千蛇谷/鳥海湖/笙ヶ岳/外輪(祓川から鳥海山周遊)
- GPS
- 09:46
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,108m
- 下り
- 2,094m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:43
天候 | 快晴!(早朝は低温+風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
仙台宮城IC⇔古川IC⇔R108⇔県道291号⇔鳥海グリーンライン⇔矢島口/祓川 ■駐車場 第一駐車場約30台(トイレ有)、少し下にもっと広い第二駐車場あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 祓川登山口駐車場に登山ポストあり。(第一、第二どちらにもあります) 入山届&下山届を提出。 ■ルート状況(2024/5/2現在) 足回りは湿原の木道後に12本アイゼンを履き、外輪以外はずっと装着。 ピッケルは早朝の山頂付近やスノーブリッジは凍っているので必須かと思います。 〇登山口〜七高山 湿原は一部木道が露出している。雪上になると竹竿が等間隔に並んでいる。暗い時やガス時は大変助かります。設置ありがとうございます。七高山直下の登りまで竹竿があり一つずつ拾いながら登りました。日の出前の山頂付近は雪面が凍っているので注意。 〇七高山〜新山〜千蛇谷 夏道ではなくスノーブリッジに降りましたがカッチカチに凍っており緊張しました。雪が緩んでいれば問題無いが時間によっては夏道側の方が安全かも。山頂方向に一部クラックあり。千蛇谷は一部夏道出ていますが雪上を降りました。落石はあまり見られなかったのでこれから増える可能性あり。七五三掛へはトレースがしっかりあります。 〇七五三掛〜鳥海湖〜笙ヶ岳〜外輪 夏道が出ているのは千蛇谷から七五三掛間、P1692周辺、笙ヶ岳山頂、御室小屋周辺、外輪(ミックス)。扇子森手前から鳥海湖南側へは雪を繋げて歩けます。鳥海湖から長坂道へは雪庇があるので一旦登り返してから長坂道方面へ歩きました。笙ヶ岳周辺は雪庇とクラック沢山あります。扇子森は北側から回り込めば雪を繋いで歩けます。外輪への登りは雪を繋いで南側から周り込み文殊岳の少し先で外輪に乗りました。雪が融けると藪に阻まれる可能性あります。外輪はミックスですがツボ足でも問題無い。 |
その他周辺情報 | ■温泉 フォレスタ鳥海 \500 |
写真
感想
連休中どこへ行くか迷いに迷って去年の印象がとても良かった残雪期の鳥海山へ。山頂からの御来光を目的に気合のAM2時過ぎスタート。暗い中、竹竿を一つずつ拾いながら徐々に標高を上げていく。七高山直下辺りで空が白んできて少し凍った雪面にアイゼンを効かせながら直登を登り七高山へ。新山にはまだ誰も居ない様子。スノーブリッジへ直接降りるルートを取ったが雪面が凍っておりピッケル使いながら降りブリッジへ。山頂からは丁度御来光が観られたが地平線に少し雲がありクッキリとした日の出は拝められず。しかし反対側の日本海には影鳥海がクッキリ。眺めの良い隣のピークへ移動しじっくり堪能。大物忌神社で小休止し誰も居ない千蛇谷へドロップイン。落石が少なく綺麗な千蛇谷を気持ち良く降る。七五三掛まで来ると笙ヶ岳が一層近くに見えるようになる。雪を繋いでまだ眠りについている鳥海湖の淵を歩きながら眺め笙ヶ岳へ。笙ヶ岳周辺は雪庇とクラックがあるが歩くルートには困らない。日本海、飛島、月山、朝日連峰、水を張って輝く田んぼの庄内平野、歩いて来た新山方面などをじっくり堪能しながら大休止。笙ヶ岳から眺める新山も素晴らしい。外輪へ残雪を繋ぎながら歩けるルートもここからの眺めで探る。ここで往路がやっと終わり復路へ。扇子森は北側は雪があり繋げて歩く事が出来ます。七五三掛手前から外輪直登ルートを外れて南側へ進路を取る。初めはトラバース気味に進む。文殊岳の少し先にトンガリピークがあり、そこを目指して外輪へ一気に標高を上げていく。少し傾斜は強いがまだ雪が緩む前だったのでアイゼンも効いて登り易かった。外輪は夏道と残雪のミックスで七高山に着くとBCの方々と祓川から登られていた。小休止後、私もBCの方々に負けじとドロップイン。あっという間に駐車場へ。今年もGWに祓川から反対側の笙ヶ岳まで残雪の鳥海山満喫ルートを歩けて素晴らしい一日でした。ありがとうございます。
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