会津駒ヶ岳＠素晴らしき檜枝岐村の民宿泊で残雪期登山

2024年05月02日(木) [日帰り]

• GPS: 07:48
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,209m
• 下り: 1,358m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:44

距離 13.7km 登り 1,209m 下り 1,371m

6:19 会津駒ヶ岳滝沢登山口
6:46 6:47 ヘリポート跡
7:41 水場
9:07 9:09 会津駒ヶ岳
9:43 10:15 中門岳
10:59 11:29 会津駒ヶ岳
11:42 駒の小屋
12:24 水場
13:02 ヘリポート跡
13:23 13:30 会津駒ヶ岳滝沢登山口
13:43 13:59 会津駒ヶ岳登山口
14:03 民宿こまどり

天候

曇のち晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】5/1(WED)
春日部10:50→11:27春日部11:33→13:51会津高原尾瀬口(リバティ会津119号,2490円+特1830円)
会津高原尾瀬口14:10→15:18駒ヶ岳登山口(会津高原バス1790円)

民宿こまどり泊

【復路】5/2(THU)
道の駅檜枝岐前16:34→17:50会津高原尾瀬口(会津高原バス1740円)
会津高原尾瀬口18:06→20:29春日部(リバティ会津154号)

コース状況／危険箇所等

【積雪状況】滝沢登山口から暫くは土の歩きやすいトレイル，標高1500mを過ぎると断続的に雪が現れ，水場分岐あたり（標高1600m）から先は完全に雪に覆われました。比較的気温の低い日だったのが奏功し，朝は締まってとても登りやすい雪，午後は流石に腐り始めてましたがそれでも踏み抜き地獄にはなりませんでした。

【危険箇所】駒ヶ岳までは普通に尾根ルートで登れば滑落リスクを感じるような厳しい斜面やトラバース等も無く，カチカチにはならないこの時期なら見通しが有りさえすれば難度は低めと感じました。軽アイゼンとストックの方もチラホラ。一方，広い尾根の残雪なので踏み跡はマチマチ。ピンクテープはありますが，見つけ難いのもありホワイトアウト時は難度高そう。駒ヶ岳から中門岳までも同様ですが，稜線から東側に大きな雪庇が張り出しているので，乗らないようそこだけ要注意。

その他周辺情報

【民宿こまどり】駒ヶ岳登山口から徒歩1分。一泊二食10400+入湯税150円。一人でも泊まれ，朝食も5:30から可能で，さらに早立ちするならお弁当にする事も可能とのことで，登山者にとても優しいお宿です。食事も山菜中心の郷土料理で素晴らしいものでした。しかも，「バスで来たんでしょ」と，朝は上の滝沢登山口まで送迎して頂き，帰りに温泉の割引券あげるから帰りに寄ってと言われ，実際に寄ったら，ちょうど近くに用事があるからと，駒の湯という温泉まで車で送って頂いた上に，受付の方に声を掛けて頂き通常700円の入浴料が無料になりました。山小屋と同じく当たりハズレの大きな民宿ですが，ここは間違いなく当たりの類だと思います。また来たい。

ファイル

Screenshot_20240502-041941.jpg

【後日参考用】当日の天気予報
（更新時刻：2024/05/03 01:08）

写真

5/1 13:54

遙かな会津高原尾瀬口，雨の中到着です。

5/1 14:02

ここから更にバスで1時間の旅。

5/1 15:23

前泊の民宿こまどりさん。お世話になります。駒ヶ岳登山口から1分の好立地。

5/1 15:30

キレイな和室。

5/1 18:11

豪華な夕食。山菜と山魚，そしてお蕎麦の郷土料理です。

5/1 19:12

オサレな畳。

5/2 5:31

朝食も山菜豊富な郷土料理。

5/2 6:15

ただでさえ登山口から近いのに，さらに上の登山口ゲートまで送迎して貰えました。お陰で30分節約。超感謝！

5/2 6:18

まだガスってますが，予報では頂上に到達する頃には晴れるはず。それを信じてレッツゴー！

5/2 7:42

標高1600mぐらいから雪に覆われる。久しぶりのアイゼン装着。

5/2 8:43

黙々と登って稜線へ。左が駒の小屋，右が会津駒ヶ岳です。右にショートカットして山頂へ向かいます。

5/2 9:08

山頂ゲット。ですが，ちょっと早すぎたかまだガスっているのでこのまま駒を進めます。

5/2 9:14

この先の中門岳へ。穏やかな稜線。やはり稜線ってイイですね。

5/2 9:16

とはいえやはり5月。黄砂感バリバリ。雪庇も凄い。

5/2 10:14

中門岳とうちゃこ。壮大な丘のようで，山頂感はありません。

5/2 10:19

駄菓子菓子，ここから観る燧ヶ岳と至仏山は素晴らしい。

5/2 10:19

駒ヶ岳へ戻ります。予報通り晴れて来ました

5/2 10:25

何故か途中に中門岳の山頂標？何故あなたはここに？

5/2 10:36

やはり良い稜線です。新緑の時期に来ても最高かも。

5/2 10:47

先ほどの雪庇。どんだけ幅あるの。

5/2 10:58

晴天の会津駒ヶ岳ゲットです。先ほど見えなかった燧ヶ岳もしっかり。

5/2 11:10

ツリーホールに足を突っ込んでカップラーメンタイム。

5/2 11:41

駒の小屋。今回はご縁がありませんでした。

5/2 11:45

次は歩きたい尾瀬への縦走路。

5/2 11:58

バイバイ，駒ヶ岳と中門岳さん。

5/2 12:57

一輪だけ咲く巨大なお花。

5/2 13:00

道中，タムシバが咲き誇っていました。

5/2 13:01

アカヤシオもステキですが，これも良いですね。

5/2 13:25

滝沢登山口とうちゃこ。帰りは駒ヶ岳登山口まで歩きます。

5/2 13:37

林道をショートカットするルート。超有用。

5/2 13:39

雪解け水の激流。

5/2 13:46

駒ヶ岳登山口にあるトイレ。靴洗い場もあるって最高かよ。

5/2 14:10

民宿の女将さんに温泉まで送迎してもらっちゃいました。しかも無料に。うーん，民宿最高！

5/2 15:08

ゆっくりしてもまだバスまで1時間半あるので，道の駅まで歩きます。

5/2 15:26

先ほどの温泉から徒歩20分弱で道の駅へ。ここで時間を潰しました。

5/2 15:26

水芭蕉の看板？何だか気に入りました。

5/2 15:33

ここでもおそば。

5/2 16:32

目の前のバス停から最終バスに乗って帰路へ。

5/2 17:54

今回も楽しい登山＆旅行となりました。

撮影機器：

DSC-RX100M5A SONY

XQ-AS42 Sony

装備

個人装備

半袖シャツ アームカバー 長袖インナー フリース(薄) レインウェア(上下) ゲイター タイツ ズボン(薄) 靴下 グローブ(薄) アウター手袋(夏用防水) 防寒着(ダウン薄) 夏帽子 冬靴 アイゼン(12本) ストック 朝昼ご飯 行動食 非常食 飲料(ポカリ＋サーモス＋水で計1.5L) 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス タオル ロールペーパー カメラ スマホ 着替え(下着)

感想

napiee

今年の冬は福島の百名山（磐梯山，西吾妻山，会津駒ヶ岳）を順に登ってみる計画でしたが，会津駒ヶ岳は残雪期登山も有名らしく，どうせなら稜線にある人気の山小屋（駒の小屋）が開くGWにしてみようと，小屋の予約開始とともに4/30の夜を予約しておりました。ただ，残念ながら日頃の行いの悪さが発揮されたのか，この前後日とも雨の予報となってしまい，流石にキャンセルさせて頂きました（今年のGWはこの二日だけ雨になりそうな超絶運の悪さ）。

何とか代替案はないものかと調べてみたら，麓の檜枝岐（ひのえまた）村の民宿で，一人でも泊まれ，登山口にも近い「こまどり」さんを発見。直前でしたが，一か八かで電話をしてみたら嬉しいことに空きがあり，天気が保証された5/2のこの日に無事登頂する事が出来ました。

久しぶりの民宿泊でしたが，上にも書きましたがホスピタリティ満点で，予定通り福島の百名山3つをこの冬に登ることが出来ただけでなく，GWの一人旅としても楽しいものとなりました。

会津駒ヶ岳から尾瀬に抜ける縦走路も楽しそうなので，雪が溶け新緑のトレイルに包まれる頃にここにまた泊まって歩いてみようかな。。。楽しみ。

コメント

yamanovo

公共交通機関で行く旅と宿と雪山と温泉、素晴らしい企画！👏

napiee

yamanovoさん、最近天気運がイマイチなのですが、今回は結果オーライで楽しめました。