朝日連峰[大朝日岳](古寺鉱泉 周回)
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- GPS
- 08:46
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,664m
- 下り
- 1,664m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 8:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大江町朝日連峰古寺案内センターをスタート地点として古寺鉱泉コース(鳥原山経由)から。
踏み跡は少ない。雪の上には1人分のトレース。
昨年は朝陽館前の橋が壊れてたから同コースを皆使っていたが、今シーズンはしっかり復旧しているので古寺山経由ルートがよく使われているようだ。
鳥原山経由コースはイワウチワとショウジョウバカマがよく咲いている。
1000mあたりからはほぼ雪。時折夏道が出ているので夏道を探しながら、時折藪を掻き分け進む。(※藪というほど荒れてはいない)
朝早く動き出したこともあるのか、雪が締まっており踏み抜きもなく歩きやすい。
時折ルートをロストするが都度早めに地図を確認しリカバリする。
鳥原山あたりからは稜線歩きになるが、雪崩リスクがあるため、クラックが入っている古寺側を極力避けて歩く。
鳥原山を越え、小朝日岳へ取り付くと、雪は減り岩稜優勢となる。アイゼンを外して登ろうかとも思ったが、初見の山はその先がどうなっているのかが把握できていないためしつこくアイゼンで登っていく。アイゼンのまま岩場登りで難儀していると目の前に2輪だけノウゴウイチゴが。本当にここだけ。
小朝日岳山頂にてようやく人と出会った。古寺山経由ルートの4人組。地元の方のようで和気藹々楽しそうだ^ ^
アイゼンを外し小朝日岳を下り、鞍部から大朝日岳へ。鞍部あたりはカタクリがよく咲いている。この辺りから風が強くなる。上着を着て再びアイゼンを装着して長い雪斜面を登る。登り切るとまた、雪がなくなるのでまた外す。ワンタッチ式でよかった。
山頂避難小屋にて小休止をし、大朝日岳山頂を目指す。あと少しだ。
大朝日岳山頂の景色は、東に蔵王、南に飯豊連峰、北に月山、その奥に鳥海山が広がる。近景では西朝日岳へ続く稜線が美しい。
山頂で出会った外国の方と強風の中で山話だ盛り上がる(日本在住歴が長いようで日本語ペラペラ)。
山頂避難小屋に戻ってからも、食事をしながら山話の続きで盛り上がる^ ^
食事を終え、帰りはアイゼンなしで降っていく。
帰りは小朝日岳を越えずに巻道へ。
あまり踏まれておらず、慎重に進む必要があるが、ツボ足で歩ける。(※途中までは❗️)
サクサク進んでいたが、小朝日岳北斜面あたりだろうか、斜度と雪質と谷底の落差の兼ね合いで一気に難易度が上がった。足を滑らせたら入リソウカ沢へ滑落してしまう感じ。
このタイミングでアイゼンをつけていないことを後悔。そしてピッケルが欲しくなった。
こういうことがあるから、初見の山は万全の装備で行くべきなのだ。反省、、、
しかし、「ピッケルが」というのは何かにしがみつきたくなる衝動に対してであって、本筋的には足を滑らさないための足の下ろし方、足元の作り方に注意を払いながら歩くべきなのだろう。
後続者のために一歩一歩歩きながらトラバース路の足元を広く踏み固めながら進んだ。
古寺山経由コースへ接続したらあとは安心の雪山スキップ下山^ ^
サクサク下りながら上りで使用した鳥原山経由コースを眺めていたら、朝の頑張りが少しだけ誇らしく思えた^ ^
下山ルートはお花が多い。ショウジョウバカマ、カタクリ、コブシ、ツツジ
朝日連峰、経験値が上がる素敵な山。
良い出会いにも恵まれ、楽しい楽しい山行となった。
登山バッジは案内センターが準備中だったので買えず、、、
また来るしかないな。次は飯豊連峰とセットで^ ^
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