高島トレイル スルーハイク（2泊3日）

2024年05月02日(木) ~ 2024年05月04日(土)

• GPS: 38:16
• 距離: 78.4km
• 登り: 5,659m
• 下り: 5,658m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:03
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:53

距離 22.7km 登り 1,836m 下り 1,470m

9:04 スタート地点
10:30 10:32 乗鞍岳
12:10 12:28 黒河峠
13:19 13:20 三国山分岐
13:30 13:31 三国山
13:39 13:41 三国山分岐
14:03 14:04 明王ノ禿
14:21 14:22 赤坂山
14:29 馬頭観音石仏
15:15 15:20 寒風
15:44 15:45 大谷山
15:54 15:55 白石平
16:25 16:42 抜土
17:22 近江坂分岐
18:01 大御影山
18:57 宿泊地

2日目

• 山行: 15:37
• 休憩: 1:24
• 合計: 17:01

距離 35.9km 登り 2,321m 下り 2,427m

4:27 宿泊地
5:00 5:01 大日尾根分岐
6:23 6:24 三重嶽
8:49 武奈ヶ嶽
10:26 10:42 水坂峠
12:05 12:06 二の谷山
13:05 13:06 桜峠
15:28 15:31 行者山
16:18 16:31 横谷峠
17:46 17:47 駒ヶ池(明神池)
18:08 焼尾東谷道分岐
18:36 駒ヶ越
18:44 18:45 駒ヶ岳
19:34 与助谷山
20:18 桜谷山
20:38 21:24 木地山峠
21:28 宿泊地

3日目

• 山行: 9:53
• 休憩: 1:27
• 合計: 11:20

距離 19.8km 登り 1,511m 下り 1,773m

5:13 宿泊地
6:15 6:51 百里ヶ岳
7:13 百里新道分岐(県境尾根分岐)
7:33 7:34 白石山
7:37 7:38 根来坂峠
8:02 8:03 おにゅう峠
10:22 10:33 ナベクボ峠
10:58 10:59 三国峠
11:52 12:24 地蔵峠
14:17 岩谷峠
15:03 15:06 三国岳
15:50 15:51 丹波越
16:33 桑原橋

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

車でマキノ駅の無料駐車場へ
コミュニティバスで終点の国境まで（220円）

帰りは桑原橋のバス停から朽木小学校前へ
江若バスで乗り換えJR安曇川駅から電車でマキノ駅に戻る
※バスの時間は改正あるので必ず確認タクシー呼ぶにも圏外の可能性あり（回線による）

コース状況／危険箇所等

黄色いテープを基本に進めば良いが欲しい所よりワンテンポ遅い感じ
抜土より先は踏み跡も薄く夜間は難易度が上がる、GPSは必携。

その他周辺情報

下山後、温泉行きたい場合は事前に営業時間も調べておいた方が良いです
食事処も遅いと閉店している所が多いです

写真

5/2 9:05

国境のバス停までは20分くらい

5/2 9:11

スタートはここから

5/2 9:11

雲ひとつない最高の天気

5/2 9:11

気温は昼間はちょうど良い、登っている時は暑いくらい

5/2 9:32

スキー場を直登します

5/2 10:09

序盤は鉄塔が多い

5/2 10:29

ポイント1ゲット！
全30ポイント、コンプリート目指します

5/2 10:38

ここからしばらくフラットな道でまさにスルーハイク感

5/2 12:30

ポイント2　黒河峠
地図にある水場を発見できず。前半は水場が豊富なのであまり担がず軽く歩く作戦だったので焦る。

5/2 12:31

黒河峠のトイレ付近に水場があるように記載されてますが、黒河峠下りてきてすぐ右へ進み、左にきている車道に入らないよう沢沿いの道をたどると水場があるようです。

5/2 13:13

心配してたら黒河峠より歩いてすぐ水場がありました

5/2 13:16

水量も豊富なので枯れる心配はなさそうです。

5/2 13:30

ポイント3　三国山
高島トレイルは同じ字の山が出てきますが読み方が違います
ここは「みくにやま」

5/2 13:40

5/2 13:54

ここにも水場

5/2 14:04

ポイント4　明王の禿
絶景ポイントです、名前はもうちょっとあったんじゃ・・・

5/2 14:09

モアイ発見！わかります？

5/2 14:09

崩落するのかチェーンがしてあり先にはいけません
昔は行けたのかな？

5/2 14:22

ポイント5　赤坂山
琵琶湖がバッチリ見えてテンション上がります

5/2 14:25

爽やか短パンハイカーさんを発見。
抜土から先は長ズボンのがオススメです。足が傷だらけになります💦

5/2 14:30

ポイント6　粟柄越
わりとテンポ良くポイントがくるので楽しい。

5/2 14:45

歩きやすく景色も最高なトレイルは貴重

5/2 14:54

メタセコイアが見えてきました。紅葉の時期に観に行きたい

5/2 15:18

ポイント7　寒風
寒くはなかったです

5/2 15:29

思わず走りたくなるような道だが高島トレイルは自然への負荷を抑えるためトレランは🙅‍♂️

5/2 15:44

ポイント8　大谷山
開放感のある稜線と抜群の展望が楽しめる大人気の場所
おおたにさ〜ん！

5/2 15:54

石が多いから？

5/2 16:42

ポイント　8-1　抜土
9じゃなくて8-1は謎。3泊で行くなら初日のテン泊地には最適。今回は2泊の予定なのでここで水を補給して進めるだけ進みます。ここの水場が一番美味しかったなぁ〜

5/2 16:46

謎植物、こんなの初めてみた。
詳しい人教えてください

5/2 17:23

ビラデストの主張が強く思わず左行きましたが右が正解

5/2 17:59

ポイント9　大御影山
ガスガスで眺望なし、地図にあった反射板発見できず

5/2 19:25

大御影山から降りてきていい感じの場所でテント泊。どん兵衛と尾西の白飯に牛のタマゴとじをかけていただく、美味い😋

5/3 4:35

2日目スタート

5/3 4:40

寒い4℃かぁ〜寒いよな！と思ったらAM4：39でした😅

5/3 4:57

高島トレイルは大木の倒木が多い気がする

5/3 5:05

ご来光、いつみても元気でます

5/3 5:22

腰まである草木が固い。ズボン破けました

5/3 6:18

ついた！と思ったら偽ピーク

5/3 6:23

ポイント10　三重嶽
高島トレイル最高峰

5/3 6:36

少し降りた所で朝ごはん

5/3 7:29

風の影響か？みんなすごい斜め

5/3 7:35

5/3 8:01

なかなかの急登が続く

5/3 8:22

5/3 8:23

5/3 8:44

滋賀県の「ぶながだけ」と言えば比良山地の武奈ヶ岳がよく知られるが、高島トレイル上にある武奈ヶ嶽も、展望もよくブナ林に囲まれた魅力的な山

5/3 8:48

ポイント11　武奈ヶ嶽
山頂よりも途中の尾根のが景色は良い

5/3 9:09

5/3 9:42

鋭く鋭利に折れた木、周辺の木が避けているみたい
尖ったヤツは木も人も離れるのか

5/3 10:27

ポイント12　水坂峠
高島トレイルで一番低い280mまで激降り

5/3 10:41

ここでも水は汲めるがオススメはもう少し上

5/3 10:47

この送電線を少しすぎた所

5/3 10:56

左手に川が見えます
ここのが水がキレイで汲みやすい

5/3 11:51

登山道にフダ。なんでしょう、どこかの団体のサインか？

5/3 12:01

5/3 12:05

ポイント13　二の谷山
ここまでの登りはキツかった

5/3 12:41

ずっと日本一にふれての登山はよい

5/3 13:08

ポイント14　桜峠
この先少し道路を歩きます。ショートカットの入り口をスルー

5/3 13:30

登山道より市街地のが道がわかりにくい
ぼーっと歩いていると見逃します。左よくみて
曲がったらすぐ右見てください登山道の入り口が隠れてます

5/3 14:09

作業用モノレール、最近でしょうか？高島トレイルのルートをぶった斬ってます。勝手に横切っていいのか迷うがルートが見つからず強引に進む。ここに案内板欲しいなぁ

5/3 15:28

ポイント15　行者山
修行の山なのここまでが長い！

5/3 15:39

天気がいいのは最高だけど暑い
木陰が嬉しい

5/3 16:06

抜土で4リットル汲んだが夕食と朝食分で使い
暑さもあって大量に水を消費する

5/3 16:20

ポイント16　横谷峠
地図では水場のあるポイント。水も残り1リットルほど
この先適当な所でテン泊するにも水がいる

5/3 16:24

ショック！水が出てない。ポタポタしてるがとても汲めそうにない水量。これで暗くなっても次の水場まで歩かなくてはいけなくなった。あとで調べたら反対側にも水が出ているポイントがあったみたい。計画ではここで給水する予定じゃなかったのでリサーチ不足だ反省

5/3 16:55

5/3 17:45

水も残り500ほど池の水を汲もうか悩むがさすがに無理な水質

5/3 18:06

水ばかり目に入る

5/3 18:08

5/3 18:28

ポイント17　駒ヶ越
そろそろ日が落ちる

5/3 18:36

水が無くなりかけてエスケープも考える

5/3 18:43

自分の手持ちも少ないのにバディが水を分けてくれた
夕日の美しさと友人の優しさに癒される

5/3 18:45

ポイント18 駒ヶ岳
眺望もいい、しかし先を急ぐ

5/3 18:49

このグラデーション、最高

5/3 19:27

どうしてそうなった��

5/3 19:35

ポイント19　与助谷山
暗くなったのでヘッデンを装着。新しいヘッデンも良いが前のが好きだったな

5/3 19:40

5/3 20:17

ポイント20 桜谷山
あとはテント泊地まで降りるだけ
やっと水が飲める

5/3 20:38

ポイント21　木地山峠
暗くてフラットな所がわかりにくい。テントを設営して標柱から5分くらい降りた所にある水場までいく

5/3 21:31

水量豊富で冷たくて美味い
顔も洗いサッパリする

5/2 18:55

夜は味噌ラーメンに尾西の田舎ごはんにザハ味噌をいただく。食べたら眠くなり寝袋にちゃんと入る前に寝落ちするも暖かく風もなくて爆睡💤

5/4 5:33

3日目スタート

5/4 6:16

ポイント22　百里ヶ岳
朝一の急登はキツイ、山頂でエネルギーチャージ

5/4 7:04

最終日もいい天気

5/4 7:09

ロングトレイルのお供、梅チューブ
塩分と酸っぱさが刺激となるのか元気が出る

5/4 7:13

5/4 7:41

ポイント23　根来坂峠
歩きやすいが細かなアップダウンがありとても長く感じる

5/4 7:41

鯖街道、日本海で獲れた魚介類などを京まで運んだ道。
昔の日本人は飛脚といい超人ばかりだと思う

5/4 7:41

近くの小学生の遠足コース？
未来のトレイルランナーが量産されそうだ

5/4 7:58

ポイント24　おにゅう峠
急にアスファルト。ここに自販機あれば最高なのに

5/4 9:01

水2分の看板から

5/4 9:25

オクスゲノ池

5/4 10:22

ポイント25　ナベクボ峠
ここで小休止。水を汲んだあとはザックが重く疲れる

5/4 10:22

この先黄色の高島トレイルテープが無くなるよと書いてあるがちょこちょこある。ちなみに高島トレイルの黄色いテープは自然に分解される環境にやさしい素材らしい

5/4 10:58

ポイント26　三国峠
地図上では三国岳（みくにだけ）

5/4 11:06

5/4 11:51

5/4 11:58

ポイント27 地蔵峠
ここまでも長く感じる区間だった。本日も暑さで水が不足気味

5/4 13:26

5/4 13:35

シャクナゲ？ここだけ咲いていた。
途中シャクナゲロードみたいな場所もあった咲いていたらすごいだろうな〜

5/4 13:39

どうしてこうなった��
顔がいっぱい見えるのは自分だけか😱

5/4 14:07

ポイント28 岩谷峠
ここも長く感じた区間でした、疲れもあってボーッとして眠くなる

5/4 14:54

ついにゴールの桑原橋の名前が出てきた

5/4 15:04

ポイント29　三国岳（さんごくだけ）
ついに高島トレイルのラストマウンテンへ到着
風も心地よく疲れもあり昼寝でもしたかったが先を急ぐ。この判断が後でファインプレーとなる

5/4 15:24

あとは下山だけと思うが、そこは高島トレイル甘くはない
ややアップダウンがあり最後まで楽しませてくれる

5/4 15:50

ん？ポイント31？高島トレイルの地図では丹波越はポイントに入ってないが？謎である

5/4 16:29

ポイント30 桑原橋
ついに念願の高島トレイル踏破！

5/4 16:35

とてもキレイなトイレでした。名前が素晴らしい
高島トレイルトイレだと読みにくいから？

5/4 16:53

バスまで余裕あると思ってましたが一応確認してみるとバスの時間まで後10分ほどでした。ゆっくりしないでよかった

5/4 16:46

時間ないけど川に飛び込みたい衝動を抑えきれずドボン！
焦って着替えてます

5/4 16:35

初日コミニティバスを使うとスタートが遅くなり2泊3日だとキツいと思う。ゴールのバス停でMLGの中土さんとバディのKさんと遭遇。1泊2日のハンモック泊だったそうな。信じられない脚力😳休みが取れる人は3泊4日くらいが楽しめてオススメです。

感想

kuwa

滋賀県高島市にある山の道「中央分水嶺・高島トレイル」
約80km、累積標高8000mのロングトレイルと聞いていたけど累積標高は6000
くらいだと思います。公式サイトにも全長80kmとしか記載がありませんでした。

しかし行動時間や距離など数値では表せない部分もあり個人的にはかなりハードな山行でした。ルートが合っているのかわからないような、「これ本当に登山道？」を連発してました。高島トレイルの象徴である黄色いテープも欲しい所にはなく合っているのか不安になりながら歩いていると出てくる感じ『そこじゃないんだよ！もう少し手前でしょ！」何回言った事か・・・。

しかし、そこが高島トレイルのいい所かもしれません。簡単に答えを教えてくれないでも自分でルートを決めて歩き始めたら答えが出てくる、そんな感じ。父親に試されているような、とてもワイルドなトレイルでした。

特に後半のしつこいアップダウンであったり水場が少なく暑い日は水切れするなど、もうしばらくいいかなと思う部分もありますが、たぶんまた歩くと思います。

それはテント泊に指定地がなく、好きな所で泊まって良いなど「自由」な所。好きな時間に寝て起きて歩いて食べる、自分のやりたかった事が全て詰まっている感じがそう思わせるのかもしれません。

2泊だとチャレンジングなので3泊くらいで今度は紅葉の時期にゆっくり歩きたいと思います。