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Yamareco

記録ID: 676617
全員に公開
トレイルラン
奥多摩・高尾

高尾〜陣馬山往復【夜ラン、やっちゃいました】

2015年07月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:39
距離
29.8km
登り
1,689m
下り
1,694m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
0:55
合計
6:38
距離 29.8km 登り 1,689m 下り 1,703m
0:27
39
1:06
1:13
26
1:39
1:42
9
1:51
1:52
12
2:04
2:07
21
2:28
2:34
37
3:11
5
3:16
6
3:22
7
3:29
13
3:42
3:56
9
4:05
7
4:12
6
4:18
4
4:22
35
4:57
14
5:11
48
5:59
6:04
6
6:10
6:12
5
6:17
3
6:20
6
6:26
9
6:35
6:49
4
6:53
ゴール地点
復路の小仏峠〜高尾山間のGPSが飛んでます。この区間、城山は登らず巻き道で楽してます。
天候 晴れ(日中は真夏日でも、夜は走るにちょうどいい涼しさでした)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京王線 高尾山口駅を利用
【行き】 7月11日23時53分着
【帰り】 7月12日6時53分発の準急
コース状況/
危険箇所等
特に危険な所はありませんでしたが、「夜」×「走る」で危険度倍増と心得え、慎重に。
その他周辺情報 早く帰らないと嫁に叱られるため、どこにも寄ってません(爆)
来ちゃいました真夜中の高尾山口駅。
来ちゃいました真夜中の高尾山口駅。
誰もいない駅前のベンチで支度します。
前回の脛と膝の痛みをふまえ、今回からトレラン用のトレッキングポール(Black DiamondのULTRA DISTANCE)を導入してみました。今回この子のおかげでだいぶ足が救われました。
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誰もいない駅前のベンチで支度します。
前回の脛と膝の痛みをふまえ、今回からトレラン用のトレッキングポール(Black DiamondのULTRA DISTANCE)を導入してみました。今回この子のおかげでだいぶ足が救われました。
誰もいないケーブルカー駅の前からスタート。まず高尾山に6号路から登るので、左の道に進みます。
誰もいないケーブルカー駅の前からスタート。まず高尾山に6号路から登るので、左の道に進みます。
6号路登山口へ。暗闇の中、沢ガニが舗装道路まで出張してきていました。
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6号路登山口へ。暗闇の中、沢ガニが舗装道路まで出張してきていました。
6号路から入山。沢沿いをクネクネ登っていくので、ここは走らず歩いて登っていきます。
6号路から入山。沢沿いをクネクネ登っていくので、ここは走らず歩いて登っていきます。
道と沢が合流して飛び石みたいになっている所も慎重に。
道と沢が合流して飛び石みたいになっている所も慎重に。
1時間くらいで高尾山頂へ。無人かと思ったら学生のグループが2組いました。
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1時間くらいで高尾山頂へ。無人かと思ったら学生のグループが2組いました。
山頂からの夜景を撮ってみたけど、自分の携帯のカメラだとがんばってもこんな感じ(苦笑)。以降、夜景を撮るのはあきらめました。
山頂からの夜景を撮ってみたけど、自分の携帯のカメラだとがんばってもこんな感じ(苦笑)。以降、夜景を撮るのはあきらめました。
さてさて、高尾を越えて奥高尾へ、小仏城山へ。
さてさて、高尾を越えて奥高尾へ、小仏城山へ。
暗くて花とかよく分からないけど、それでも城山付近ではちょこちょこ白い花を見かけました。トラノオの群生。夜行性のちっちゃい蝶(蛾?)が群がっていました。
暗くて花とかよく分からないけど、それでも城山付近ではちょこちょこ白い花を見かけました。トラノオの群生。夜行性のちっちゃい蝶(蛾?)が群がっていました。
ギボウシは登山道に首をもたげてくるのでいやでも気付きます。暗闇の中でもきれいです。
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ギボウシは登山道に首をもたげてくるのでいやでも気付きます。暗闇の中でもきれいです。
小仏城山に到着。誰もいません。写真では伝わりませんが、天狗さまのバックの三日月が赤く見えて、不気味さ倍増でした。
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小仏城山に到着。誰もいません。写真では伝わりませんが、天狗さまのバックの三日月が赤く見えて、不気味さ倍増でした。
人気の茶屋も当然やっていません。
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人気の茶屋も当然やっていません。
小仏峠のたぬき達。暗闇の中、不気味ですらある。
小仏峠のたぬき達。暗闇の中、不気味ですらある。
景信山到着。ここも誰もいません…、と思ったら休憩所の端で朝を待っているらしい若いハイカーさんがいました。
景信山到着。ここも誰もいません…、と思ったら休憩所の端で朝を待っているらしい若いハイカーさんがいました。
景信山〜陣馬山間は小ピークを避ける巻き道が多数。そろそろ疲れてきたので、巻けるところは巻きます(爆)
景信山〜陣馬山間は小ピークを避ける巻き道が多数。そろそろ疲れてきたので、巻けるところは巻きます(爆)
陣馬山着。お馬さんの像。誰もいません。
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陣馬山着。お馬さんの像。誰もいません。
山頂で休憩してたらどんどん空が白み始めてきました。
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山頂で休憩してたらどんどん空が白み始めてきました。
ヘッデン消してもう一枚。幻想的。
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ヘッデン消してもう一枚。幻想的。
このまましばらく山頂にいてご来光を見たい気もしたけど、できれば7時前には電車で帰りたいので、復路出発します。
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このまましばらく山頂にいてご来光を見たい気もしたけど、できれば7時前には電車で帰りたいので、復路出発します。
陣馬山山頂すぐ下の階段で、行きも帰りも僕を見つめていたにゃんこ。毛並みが良くって野良には見えないけど、麓で飼われていて、こんなトコまで上がってきたのか?
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陣馬山山頂すぐ下の階段で、行きも帰りも僕を見つめていたにゃんこ。毛並みが良くって野良には見えないけど、麓で飼われていて、こんなトコまで上がってきたのか?
明王峠あたりで完全に夜が明けてきました。
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明王峠あたりで完全に夜が明けてきました。
山腹を行く巻き道。往路は暗くて良く分からなかったけど、こんな気持ちいいトレイルだったんですね。
山腹を行く巻き道。往路は暗くて良く分からなかったけど、こんな気持ちいいトレイルだったんですね。
高尾〜陣馬山間の気持ちのいいトレイルが貸切状態!!
でも調子に乗って後で転倒しました(苦笑)
高尾〜陣馬山間の気持ちのいいトレイルが貸切状態!!
でも調子に乗って後で転倒しました(苦笑)
明るくなると、往路では気付かなかったいろいろなものが見えてくる。たとえばこんなキノコの群生。一列に続いているけど地面の下でつながっているのか…?
明るくなると、往路では気付かなかったいろいろなものが見えてくる。たとえばこんなキノコの群生。一列に続いているけど地面の下でつながっているのか…?
景信山山頂の道も巻きます。さすがに疲れてきた。
景信山山頂の道も巻きます。さすがに疲れてきた。
景信山に登らない代わり、少し行った眺望の良い場所から、景信山にかかる朝日。
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景信山に登らない代わり、少し行った眺望の良い場所から、景信山にかかる朝日。
これから戻る小仏城山と高尾方面の山。
これから戻る小仏城山と高尾方面の山。
日本の朝、って感じ。
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日本の朝、って感じ。
小仏峠も朝焼け。
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小仏峠も朝焼け。
城山山頂も巻き道で回避しようとしたら、突如車道に合流して「??」。何のことはない、これは日陰沢への林道との交差。正面に登山道が続いてるのでそこを進めばOK。
城山山頂も巻き道で回避しようとしたら、突如車道に合流して「??」。何のことはない、これは日陰沢への林道との交差。正面に登山道が続いてるのでそこを進めばOK。
一丁平への途中、見事なヤマユリが咲いてました。
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一丁平への途中、見事なヤマユリが咲いてました。
あと少しで高尾山頂へ。長い階段の上りがキツイ。途中のギボウシはきっと「がんばれ」と言ってくれている。
あと少しで高尾山頂へ。長い階段の上りがキツイ。途中のギボウシはきっと「がんばれ」と言ってくれている。
高尾山頂、時刻は6時頃。これからトレランらしき人たちが続々と上がってきていました。
僕はここから1号路で下山ですが、「1号路の下り」をなめてました。1号路の下りこそ走ったらメチャ足に悪い道。
高尾山頂、時刻は6時頃。これからトレランらしき人たちが続々と上がってきていました。
僕はここから1号路で下山ですが、「1号路の下り」をなめてました。1号路の下りこそ走ったらメチャ足に悪い道。
戻ってきました高尾山口駅。すっかり朝です。
戻ってきました高尾山口駅。すっかり朝です。
6時53分発の準急で新宿まで戻るとします。
お疲れ様でした。
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6時53分発の準急で新宿まで戻るとします。
お疲れ様でした。

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 着替え ザック 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル トレラン用トレッキングポール

感想

高尾山〜陣馬山往復ランを夜にやってみました。

6月、奥武蔵で2回連続で打ちのめされ力の無さを痛感(まあ、キャリア2か月で実力も何もありませんが)、練習でもっと頻繁に山に入りたいと思いつつも、貴重な日曜日を山に使うと嫁が不機嫌になります。
それで土曜の夜のうちに走りはじめ、日曜の早朝に戻ってくれば文句ないだろうと、今回の計画を立ててみました。
ちなみにハセツネなどの夜通し走るようなレースへの出場は今のところ考えていません。
完全に時間の有効利用のつもりで夜に走ります。我ながらバカです。
ただし夜の山はリスクが倍増することも考え、1度ナイトハイクの経験があり、登山道も整備されまくっているだろう高尾をまず試しに走ってみることにしました。

土曜の夜、子供を寝かしつけた後、嫁に「練習で走ってくる。高尾山に」と言って、そそくさと支度し電車に乗って、終電2本前の電車で高尾山口駅に到着。
駅前で支度して12時過ぎに出発しました。

ビビりなので夜の山に入るまでは不安もありましたが、実際に入ってしまうと走ること、登ることに集中して、特に怖い怖いとか感じず、サクサク進めました。
もちろん路面の状態をみて、転倒、滑落の危険がありそうなところは歩きます。
初めの6号路の登りなんてほぼ歩きでした。

昼と違ってキツイと感じたのは、慣れてくるととにかく飽きてしまうこと。
風景が見えない、ほかに人もいない、茶屋で補給とかできない、鳥はもちろんシーズン的なものか虫すら鳴いていない。
特に往路の景信山〜陣馬山間は自分が立てる音以外は無音の森の中を、延々同じようなところを走らされているような感覚がして、
「長ぇなぁーまだつかないかなぁー。」などとぼやきながら走りました。
自分の意志で来てるのに、「何が楽しくて走ってるんだ?」とすら感じ、予定のコースを消化していく事だけが心の支え。
この区間は実質6キロほどですが、かなり長く感じました。
夜ランはメンタルを鍛えるにはかなり良いかも。

なんとか到着した陣馬山で休憩していると、夜が明け始めて来ました。
白馬のモニュメントのバックの空が、濃紺から赤く染まっていく光景はなかなか幻想的。
陣馬山でご来光を見るのもよさそうだけれども、7時前に電車に乗って帰りたいので、自分の今の脚力では完全に日が昇るまでここにいたら間に合わない。
朝焼けの陣馬山を背に復路出発です。

明王峠を過ぎたあたりからヘッデン無しでも大丈夫な明るさになり、往路で見えなかったいろいろな物が見えてきました。
鳥たちも鳴きはじめ、同じ森でも夜明け前の無音の世界とだいぶ印象が変わります。
そうなるともう飽きるという感覚も無くなり、改めて人気のコースであることを実感できる素敵なトレイルを、朝の気持ちいい空気の中で貸切状態で走りました。
あー、やっぱり来てよかった。
ただし1度、景信山〜小仏の区間の、平坦で特になんてことない道で思いっきり転倒しました。幸いけがは無く、手とウェアが汚れただけで済みましたが。
真っ暗な時は慎重だったからか、逆に一度もつまずいたりしなかったんですけどね。
明るくてスピートが出せるけど、疲れで思っているほど足が上がらなくなってたのかもしれないし、帰りで気がせっていたのかも。
いずれにしろ、下山中や、危険と思う場所よりなんてことない場所ほど危険という教訓を実感しました。
城山以降の階段の連続を乗り越えて、6時頃高尾山頂に着。

ちなみに今回の高尾山頂〜陣馬山頂の往復で合った人は、
往路:1人(景信山頂で朝を待っていた?)
復路:トレイルランナー1人、ハイカーさんが確か4人
と、ほぼ貸切状態でした。

6時を回ると、高尾山頂に続々とこれからトレランといった風の人たちが上がってきましたが、自分は靴の泥を落としたり、ポールやヘッデンをしまったりと片づけをして、1号路から高尾山口駅へ降りていきました。
しかし1号路の下りが曲者。
実は自分は1号路を使うのは初めてで、ケーブルカーが途中まであったり、表参道的な扱いだからゆるーい道だろうと勝手に思い込み、なめてかかっていましたが、あそこは走ったら確実に足が壊れる道です。
膝や足首に変に負担がかからないように気を付けながらゆっくり下山。
最後にこんな試練があるとは。
6時半過ぎに高尾山口駅着。予定通り7時前の電車で帰れました。

今回は夜ランという事でいつもと違った緊張感もあり、途中苦行のような時間帯もありましたが、トータルで見て非常に楽しい山行でした。
またどこぞの山を夜ランしてみようかと思います。
(もちろん安全には気を付けます。)

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