高尾〜陣馬山往復【夜ラン、やっちゃいました】
- GPS
- 06:39
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 1,689m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れ(日中は真夏日でも、夜は走るにちょうどいい涼しさでした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【行き】 7月11日23時53分着 【帰り】 7月12日6時53分発の準急 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な所はありませんでしたが、「夜」×「走る」で危険度倍増と心得え、慎重に。 |
その他周辺情報 | 早く帰らないと嫁に叱られるため、どこにも寄ってません(爆) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
トレラン用トレッキングポール
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感想
高尾山〜陣馬山往復ランを夜にやってみました。
6月、奥武蔵で2回連続で打ちのめされ力の無さを痛感(まあ、キャリア2か月で実力も何もありませんが)、練習でもっと頻繁に山に入りたいと思いつつも、貴重な日曜日を山に使うと嫁が不機嫌になります。
それで土曜の夜のうちに走りはじめ、日曜の早朝に戻ってくれば文句ないだろうと、今回の計画を立ててみました。
ちなみにハセツネなどの夜通し走るようなレースへの出場は今のところ考えていません。
完全に時間の有効利用のつもりで夜に走ります。我ながらバカです。
ただし夜の山はリスクが倍増することも考え、1度ナイトハイクの経験があり、登山道も整備されまくっているだろう高尾をまず試しに走ってみることにしました。
土曜の夜、子供を寝かしつけた後、嫁に「練習で走ってくる。高尾山に」と言って、そそくさと支度し電車に乗って、終電2本前の電車で高尾山口駅に到着。
駅前で支度して12時過ぎに出発しました。
ビビりなので夜の山に入るまでは不安もありましたが、実際に入ってしまうと走ること、登ることに集中して、特に怖い怖いとか感じず、サクサク進めました。
もちろん路面の状態をみて、転倒、滑落の危険がありそうなところは歩きます。
初めの6号路の登りなんてほぼ歩きでした。
昼と違ってキツイと感じたのは、慣れてくるととにかく飽きてしまうこと。
風景が見えない、ほかに人もいない、茶屋で補給とかできない、鳥はもちろんシーズン的なものか虫すら鳴いていない。
特に往路の景信山〜陣馬山間は自分が立てる音以外は無音の森の中を、延々同じようなところを走らされているような感覚がして、
「長ぇなぁーまだつかないかなぁー。」などとぼやきながら走りました。
自分の意志で来てるのに、「何が楽しくて走ってるんだ?」とすら感じ、予定のコースを消化していく事だけが心の支え。
この区間は実質6キロほどですが、かなり長く感じました。
夜ランはメンタルを鍛えるにはかなり良いかも。
なんとか到着した陣馬山で休憩していると、夜が明け始めて来ました。
白馬のモニュメントのバックの空が、濃紺から赤く染まっていく光景はなかなか幻想的。
陣馬山でご来光を見るのもよさそうだけれども、7時前に電車に乗って帰りたいので、自分の今の脚力では完全に日が昇るまでここにいたら間に合わない。
朝焼けの陣馬山を背に復路出発です。
明王峠を過ぎたあたりからヘッデン無しでも大丈夫な明るさになり、往路で見えなかったいろいろな物が見えてきました。
鳥たちも鳴きはじめ、同じ森でも夜明け前の無音の世界とだいぶ印象が変わります。
そうなるともう飽きるという感覚も無くなり、改めて人気のコースであることを実感できる素敵なトレイルを、朝の気持ちいい空気の中で貸切状態で走りました。
あー、やっぱり来てよかった。
ただし1度、景信山〜小仏の区間の、平坦で特になんてことない道で思いっきり転倒しました。幸いけがは無く、手とウェアが汚れただけで済みましたが。
真っ暗な時は慎重だったからか、逆に一度もつまずいたりしなかったんですけどね。
明るくてスピートが出せるけど、疲れで思っているほど足が上がらなくなってたのかもしれないし、帰りで気がせっていたのかも。
いずれにしろ、下山中や、危険と思う場所よりなんてことない場所ほど危険という教訓を実感しました。
城山以降の階段の連続を乗り越えて、6時頃高尾山頂に着。
ちなみに今回の高尾山頂〜陣馬山頂の往復で合った人は、
往路:1人(景信山頂で朝を待っていた?)
復路:トレイルランナー1人、ハイカーさんが確か4人
と、ほぼ貸切状態でした。
6時を回ると、高尾山頂に続々とこれからトレランといった風の人たちが上がってきましたが、自分は靴の泥を落としたり、ポールやヘッデンをしまったりと片づけをして、1号路から高尾山口駅へ降りていきました。
しかし1号路の下りが曲者。
実は自分は1号路を使うのは初めてで、ケーブルカーが途中まであったり、表参道的な扱いだからゆるーい道だろうと勝手に思い込み、なめてかかっていましたが、あそこは走ったら確実に足が壊れる道です。
膝や足首に変に負担がかからないように気を付けながらゆっくり下山。
最後にこんな試練があるとは。
6時半過ぎに高尾山口駅着。予定通り7時前の電車で帰れました。
今回は夜ランという事でいつもと違った緊張感もあり、途中苦行のような時間帯もありましたが、トータルで見て非常に楽しい山行でした。
またどこぞの山を夜ランしてみようかと思います。
(もちろん安全には気を付けます。)
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