浅間山外輪山周回
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- GPS
- 06:45
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 821m
- 下り
- 811m
コースタイム
天候 | 曇一時晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されている。黒斑山からJバンドの第1外輪山の稜線はガレ場歩き、Jバンドから降下した先の賽の河原は緩やかな道、外輪山に戻る草すべりは約300mの急登となるが、特別危険な所はない。今回は強風下の稜線歩きとなって大変だったが。 浅間噴火警戒レベルは、現在レベル2の火口周辺規制中であり、賽の河原分岐から第2外輪山の前掛山への登山は禁止されている。 |
その他周辺情報 | 高峰高原ホテルでヘルメットの無料貸出あり、また展望風呂の日帰り温泉あり(利用料800円) |
写真
感想
浅間山の噴火警戒レベルがレブル2に引き上げられたとの報があったが、かねてから行きたかった浅間山に出かけた。
もともと浅間山そのものに登る選択肢はなく、レベル1でも火口付近立入禁止で第2外輪山の前掛山までだった。6月にレベル2の火口周辺規制となり、賽の河原分岐点までとなったが、時間的にはバス利用日帰りに間に合うことになった。
バス停そばの車坂峠から表コースを行く。最初はカラマツ林から車坂山のピークを越えてトーミの頭への登りとなる。
天気はいまいちだが、佐久盆地や高峰高原から四阿山などの景観は十分楽しめる。嬉しいことに火打、妙高の白い山並みも確認できる。
トーミの頭では雲に隠れて浅間方面の展望はゼロで風が強い。ここからは外輪山の稜線歩きとなるが、黒斑山でも状況は変わらず、風を避けて昼食をとる。
目立つ花はハクサンシャクナゲ、結構あちらこちらに咲いている。
外輪山の蛇骨岳から仙人岳に至るころにようやく浅間山の輪郭が見えてきた。下方の賽の河原を見ると、名前とは裏腹に緑の絨毯が広がっているようだ。それにしても風が強い、風の通り道では吹き飛ばされそうだ。
Jバンドに達し、ここから賽の河原に下りる。
賽の河原は一転して、浅間山や特徴のある岩山を眺めながらの、のどかな高原歩きとなる。
やがて樹林帯に入り前掛山分岐点から湯の平口を経由して外輪山への草すべりの急登となる。このあたりでは浅間山の雲はとれ、とても印象的な姿を見せてくれる。
草すべりは所々のお花畑を眺めながらだが、結構きつい登りとなる。
稜線に達するとすぐにトーミの頭、今回は八ヶ岳連峰などの眺望が楽しめる。
このあと中コース分岐から樹林帯の中を車坂峠に下りていった。
噴火リスクのためか見かけた登山者は黒斑山までで2名、それ以降は出会う人もなく静かな山歩きになった。安全に登山でき、最終的には浅間山の景観を楽しめたことなど、満足のいく山行になったと思う。
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