那須三岳(茶臼岳(那須岳)・朝日岳・三本槍岳)縦走 (那須ロープウェイ→北湯入口)今季最後の山桜🌸?
- GPS
- 06:59
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,369m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 6:58
16時前に北温泉到着したが、ゴールの北湯入口バス停までまだ車道を結構登って行く必要あった。急足でバスの7分前くらいに到着。その後もう一本バスあるが、GWの人・車渋滞を想定し早く家につきたいので避けたい。
実際、乗っていたバスが黒磯に到着したのは渋滞で25分の遅れなので。乗る宇都宮線の電車→17分42に変更した。
バックアップ(写真の詳細はあちら)↔︎ https://yamap.com/activities/31575993
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
行き:・・・→大宮0645→(東北新幹線・やまびこ201号仙台行)→0731那須塩原(西口)0745→(関東自動車路線バス)→0855那須ロープウェイ https://kantobus.info/fromto/result/?week=3&from_no=8424&from_type=B&to_no=8480&to_type=B&f_from_type=1&f_from=&f_to_type=&f_to=&f_to_genre= 帰り:北湯入口1612→(関東自動車路線バス)→1705(20分以上渋滞遅延)黒磯駅→宇都宮→久喜→春日部→・・・ https://kantobus.info/fromto/result/?week=3&from_no=8482&from_type=B&to_no=8439&to_type=B&f_from_type=1&f_from=%E5%8C%97%E6%B9%AF%E5%85%A5%E5%8F%A3&f_to_type=&f_to=&f_to_genre= |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線に出ると高い確率で強風、防風シェル要携帯。 (5月、GWらへんの話) 北湯分岐から先はハイマツと残雪の絶景あるが、少々笹藪漕ぎ気味、足元には融雪で道が渓流になり。先には山桜とブナの新緑があり。途中一箇所トラバース道の隣が急斜面で、笹藪に隠れて気付きにくく、足元・滑落要注意。 中大倉山からスキー場への道は解体作業に入り、立入禁止。 赤面山分岐のすぐ先に未踏の雪渓が見受け、藪漕ぎと軽アイゼンなどの装備が要ると想定。 |
その他周辺情報 | 北温泉→北湯入口バス停までは舗装路の登り |
写真
装備
個人装備 |
ザック
水筒
登山靴
ビバークシート
雨具
帽子
手袋
ヘッデン
熊鈴
コンパス
ウィソル
|
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備考 | この時期は軽アイゼン・チェインアイゼンを天候の変化に備えて持っていけば⭕️ |
感想
前日は友人3人とのんびり高水三山で山焼肉をし、連日遠征を諦め、翌日には登山計画から那須岳を引き出していざ出発。
以前のんびり鉄道🚞乗りつぶしとかしていた時に比べ、登山で遠出する時以外ほぼ両足(🚲込み)で行ける圏内から出ない傾向性になったのか、と思いつつ、東北地方はいまだに未踏と気付きまして、那須岳へは、鉄道の旅情を心に兼ねて、(三本槍岳近くのほんの少しだけ)初福島県上陸を。写真も旅情を兼ねて多めに、そして感想もちゃんと記憶になれるよう、書くようにしましょう。
東北新幹線では、西方向に、青空の下に栃木県と群馬県の間の山々と、新緑?の田んぼ畑の田園風景の車窓を堪能。
那須塩原駅から出たバスは全員がピッタリ座れるくらいの乗車率となり、道路を登っていく途中の漂ってくる硫黄の匂いが那須岳が活火山であることを思い出させた。到着後ロープウェイ山麓でお手洗い(峠の茶屋付近にもあり)・バッジ購入し(どうやらYAMASANKA茶臼岳は希少)、ピーカンの下で快適な登りに乗り出した。
登山口からは、石畳から段々一般登山道へ転じて、途中、いくつか残雪の雪渓を眺めるスポットがありテンション⤴️。二日連続の3〜4時間睡眠ですが、最近深い睡眠の質が高いので、長く続くと疲労は溜まるんですが、1〜2日くらいの体力活動にはほぼ支障しなかったくらい快調でした。
稜線の峰の茶屋(現避難小屋)に出る直前、10mほど残雪の雪渓を渡るトラバース道がり、チェインなどあれば無難ですが、雪溶けで泥々になり、そして柔らかく、多少注意払えば、ツボ足でも難なく通行できた(短いのでほぼみんなツボ足)。稜線に出たらすぐ強風に曝され、短時間ならば涼しいですが、この日は昼頃から夕方にかけて、風が約10m/s未満→20m/s未満くらいまで強まる一方の予報で、この先の長い縦走を考えたら、すぐ半袖シャツの上にWhole Earthのシェルを着込んだ(正解)。この日の気温はGarmin Tempeの温度センサーにより17~30 ℃平均23.5℃と快適ですが、体感は稜線上では、これをさらに下回る平均17〜20 ℃くらいと感じた。
茶臼岳山頂へは火山灰が現れる道で、行き交いが絶えない人気。山頂で赤い腕章の山岳会・遭対協パトロールさんに写真をとっていただき、ありがとうございました。そしてGWにお疲れ様です。雪がまだ結構ある燧ヶ岳や会津駒方面の眺望はもちろん綺麗ですが、春霞が故、去年の瑞牆や甲武信岳や表銀座の時には敵わないから、やはり眺望は秋冬の快晴だな。
お鉢周りして、峰の茶屋に戻り、途中、見下ろすと火口の噴煙・噴気が見えた。そこから朝日岳へ、途中火山岩で零れ落ちた険しいトラバース道があり、荒々しい茶臼岳と朝日岳の山肌を見ながら、アルプス並みの岩場を楽しめた。
昼前頃、朝日岳手前のコールに出たらすぐ強風🌪️に浴びせられ、この日夕方にさらに強まり~15m/s以上になること、そして5/6は強風+天気下り坂で縦走不向きになることを身を持って感じました。去年10月7日にこの付近にあった、痛ましい4人低体温症遭難⚪︎事故を思いだすと、どんなに軽量化を図っても最悪の場合の防水・防風シェル一着は外せないと思いました(サバイバルシートの他に)。
朝日岳からコールに戻ると昼飯に差し掛かるが、小型OD缶の微量のガス漏れ、強風、低気圧でなかなかバーナーの火は付いてくれなかった。ようやく成功し水を沸かそうと普段の3倍くらい時間はかかったが、コーヒーを作りペペロンチーノを食べ、縦走続行へ。
1900峰の先は人が少なくなり、三本槍岳への清水平近くに湿地と木道があり、残雪の雪渓も楽しめる風景ですが、時には道が雪泥の渓流となり、汚さない気持ちでローカット歩きには神経を使った(それでも汚れます😅)。
三本槍岳からも燧ヶ岳などを綺麗に眺めて堪能した後、スダレ山・中大倉山・北湯方面へ縦走の下山へ。ここからは誰とも会わない独り占めの山となった。
強風地域なので標高1800mでもアルプスの2500mよりも上のよう、森林限界を超えたハイマツ地帯などがあり、スダレ山までは茶臼岳・朝日岳・三本槍岳と言った那須三岳・ハイマツ・雪渓の共演を堪能した。
スダレ山からは中大倉山は、熊笹🎋の藪漕ぎに強いられ、そして融雪の渓流になった道を歩くことが多いが、まだまだの雪面踏みとブナ林の新緑も楽しめるので、これもこれで悪くない。更に途中、ポツンと山桜🌸がまだ咲き始めたところがあり、蜜蜂が忙しく稼働中。桜🌸を見るのは流石に今シーズン最後になるかも。ただ🐦⬛🦤鳥の囀りに何度も引き摺られ、写真を撮ろうとなんとも時間を費やして頑張ったが、どうやら春の鳥は恥ずかしがり屋に隠れん坊がうまいもので、なかなか撮らせてくれなかった。
中大倉山の先あったスキー場(リフト・コンドラ)への道は、那須スキー場⛷️は温暖化のため今季を最後に、30年の歴史に幕を下ろし営業を終え、今何かしらの解体作業に入ったので、立入禁止。
16時前に北温泉到着したが、ゴールの北湯入口バス停までまだ車道を結構登って行く必要あった。急足でバスの7分前くらいに到着。その後もう一本バスあるが、GWの人・車渋滞を想定し早く家につきたいので避けたい。
実際、乗っていたバスが黒磯に到着したのは渋滞で25分の遅れなので。乗る宇都宮線の電車を17時12分→17分42に変更した。
帰りは新幹線使わず、黒磯(→宇都宮線→)宇都宮(→湘南新宿ライン→)久喜(→東武伊勢崎線→)春日部(→東武アーバンパークライン)というルートで30分しか遅くならないが運賃が半額以下。しかしさすがGW、立つスペースにゆったりがあるが、夕方の上り電車にしては春日部まではまぁまぁの満席でした。
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