ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6778210
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

(愛媛) 新緑の西赤石山 (+ 岩石かんさつ) (2024)

2024年05月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:58
距離
13.1km
登り
1,359m
下り
1,362m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
3:02
合計
9:13
7:56
92
スタート地点(東平)
10:21
10:55
170
13:45
14:23
20
14:43
16:10
0
16:00
16:10
20
「上部鉄道跡」出会い
16:30
16:30
29
「一本松停車場」跡
16:59
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・登山口の東平(とうなる)まで、県道47号から細い林道(舗装)を行く。離合箇所が少ないので運転注意。
・東平には、無料駐車場(約50台)、WC、自販機あり。
コース状況/
危険箇所等
・行きに取った尾根沿いルートは、よく整備されている。
・帰路に取った兜岩ルートは、道は悪くないが、途中が植林帯となっていて、ふみ跡が解りにくい場所もあるので要注意。要所に赤テープがある。
その他周辺情報 ・中腹の「銅山峰ヒュッテ」は営業休止中(廃業?)のようで、中にも入れません。なおその周辺は広場状で、水場もあり、テント泊は可能です。
東平の駐車場から出発。知らないうちに、新緑がずいぶんと濃くなっている。空はまさに五月晴れ
2024年05月10日 08:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 8:03
東平の駐車場から出発。知らないうちに、新緑がずいぶんと濃くなっている。空はまさに五月晴れ
第三通洞脇き、放水路からの水が、天然の滝のようにゴウゴウと流れていた
2024年05月10日 08:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 8:13
第三通洞脇き、放水路からの水が、天然の滝のようにゴウゴウと流れていた
登山道沿いは気持ちの良い新緑がいっぱいだ
2024年05月10日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/10 8:45
登山道沿いは気持ちの良い新緑がいっぱいだ
中腹の銅山峰ヒュッテに到着。
数年前までおばちゃんが住んでいて営業してたが、もう営業はしてないようで、閉まっていた。
テント1張あり。テン泊も気持ちよさそう
2024年05月10日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 9:30
中腹の銅山峰ヒュッテに到着。
数年前までおばちゃんが住んでいて営業してたが、もう営業はしてないようで、閉まっていた。
テント1張あり。テン泊も気持ちよさそう
一登りで、稜線の銅山越えに出た。この付近、ツガザクラがちょうど見ごろだった
2024年05月10日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
5/10 10:32
一登りで、稜線の銅山越えに出た。この付近、ツガザクラがちょうど見ごろだった
ツガザクラは小さくて可愛い花。"tiny lady" といった雰囲気
2024年05月10日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/10 10:33
ツガザクラは小さくて可愛い花。"tiny lady" といった雰囲気
銅山越え付近より、目指す西赤石を望む。青空と新緑のコントラストが良い感じ
2024年05月10日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/10 10:40
銅山越え付近より、目指す西赤石を望む。青空と新緑のコントラストが良い感じ
登山道沿い、ミツバツツジがパラパラと咲いていた
2024年05月10日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 11:00
登山道沿い、ミツバツツジがパラパラと咲いていた
高度(が上がると、笹ヶ峰(左手)、沓掛山(右手)の奥に、石鎚山も小さく見えてきた
2024年05月10日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/10 11:54
高度(が上がると、笹ヶ峰(左手)、沓掛山(右手)の奥に、石鎚山も小さく見えてきた
第一の岩場、こういう簡単な岩場は、ちょうど良いアクセント
2024年05月10日 12:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 12:04
第一の岩場、こういう簡単な岩場は、ちょうど良いアクセント
稜線の南側の展望。カラマツなどの鮮やかな新緑が、まさに目に沁みるようだ。遠景は県境の山々
2024年05月10日 12:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 12:04
稜線の南側の展望。カラマツなどの鮮やかな新緑が、まさに目に沁みるようだ。遠景は県境の山々
第二の岩場(変成ハンレイ岩からなる)から、下界を見下ろす
2024年05月10日 12:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
5/10 12:31
第二の岩場(変成ハンレイ岩からなる)から、下界を見下ろす
岩石かんさつで時間をとり、午後遅くにようやく西赤石の山頂に到着。東には前赤石の岩峰(中央)、八巻山、東赤石あたり(右手)が良く見えた
2024年05月10日 13:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 13:52
岩石かんさつで時間をとり、午後遅くにようやく西赤石の山頂に到着。東には前赤石の岩峰(中央)、八巻山、東赤石あたり(右手)が良く見えた
西赤石山頂より、兜岩側へ下る。この辺り、アケボノツツジが多い場所だが花期は終わっていて、わずかに先残りがあった
2024年05月10日 14:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/10 14:36
西赤石山頂より、兜岩側へ下る。この辺り、アケボノツツジが多い場所だが花期は終わっていて、わずかに先残りがあった
兜岩より、西赤石の山頂部を振り返る
2024年05月10日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 14:42
兜岩より、西赤石の山頂部を振り返る
山頂北面をよく見ると、咲き残りのアケボノツツジ、紅一点という感じで咲いていた
2024年05月10日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
5/10 14:42
山頂北面をよく見ると、咲き残りのアケボノツツジ、紅一点という感じで咲いていた
カンラン岩がゴツゴツした兜岩より、遥かな山並みを望む
2024年05月10日 14:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
5/10 14:47
カンラン岩がゴツゴツした兜岩より、遥かな山並みを望む
蜜洞岩(みつどういわ)という岩峰。古くはロッククライミングのゲレンデだったらしいが、今では人知れず立っている
2024年05月10日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 14:42
蜜洞岩(みつどういわ)という岩峰。古くはロッククライミングのゲレンデだったらしいが、今では人知れず立っている
北に目を移すと、麓の街並みや瀬戸内海が望めた
2024年05月10日 14:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 14:47
北に目を移すと、麓の街並みや瀬戸内海が望めた
兜岩より、どんどんと下り、ようやく中間地点の「上部鉄道跡」に出たところ
2024年05月10日 16:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 16:03
兜岩より、どんどんと下り、ようやく中間地点の「上部鉄道跡」に出たところ
上部鉄道跡に残っている、苔むした煉瓦造りの橋げた。人工物が次第に自然に還っているようだ
2024年05月10日 16:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
5/10 16:17
上部鉄道跡に残っている、苔むした煉瓦造りの橋げた。人工物が次第に自然に還っているようだ
東平が見えてきた。ちょっと足も重たいが、あと少し・・
2024年05月10日 16:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 16:46
東平が見えてきた。ちょっと足も重たいが、あと少し・・
東平に着き、駐車場から西赤石を振り返る。今日は素晴らしい天気、素晴らしい新緑で、気分がリフレッシュできた一日だった。
ありがとうございました。
2024年05月10日 17:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/10 17:14
東平に着き、駐車場から西赤石を振り返る。今日は素晴らしい天気、素晴らしい新緑で、気分がリフレッシュできた一日だった。
ありがとうございました。
【以下、岩石かんさつ の項】
・今日の山歩きの主目的は、岩石かんさつ。
・登山開始点の東平から銅山越えまでは、普通の結晶片岩類が分布している
2024年05月10日 08:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
5/10 8:24
【以下、岩石かんさつ の項】
・今日の山歩きの主目的は、岩石かんさつ。
・登山開始点の東平から銅山越えまでは、普通の結晶片岩類が分布している
(1)普通の結晶片岩(泥質片岩); 結晶片岩(泥質片岩)の転石の新鮮面。シルバーメタリックな光沢(おそらく白雲母起因)が良く目立つ
2024年05月10日 08:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5
5/10 8:18
(1)普通の結晶片岩(泥質片岩); 結晶片岩(泥質片岩)の転石の新鮮面。シルバーメタリックな光沢(おそらく白雲母起因)が良く目立つ
泥質片岩中には、白雲母類(正確には、フェンジャイトだと思う)の大きな結晶が良く認められる。これは残雪のような面白い模様をもつ岩
2024年05月10日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
5/10 11:05
泥質片岩中には、白雲母類(正確には、フェンジャイトだと思う)の大きな結晶が良く認められる。これは残雪のような面白い模様をもつ岩
(2) 紅れん石含有 結晶片岩;普通の結晶片岩中に、ピンク色の筋模様を持つ、泥質片岩があった。ピンク色の部分は紅れん石(Mn含有)が集まった部分と思われる
(写真の彩度を目視に近いように修正してます。目視ではもっと鮮やかなピンク色)
2024年05月10日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5
5/10 9:11
(2) 紅れん石含有 結晶片岩;普通の結晶片岩中に、ピンク色の筋模様を持つ、泥質片岩があった。ピンク色の部分は紅れん石(Mn含有)が集まった部分と思われる
(写真の彩度を目視に近いように修正してます。目視ではもっと鮮やかなピンク色)
(3)蛇紋岩; 稜線の一部に、地質図では蛇紋岩分布域があり、どうもこの辺りらしい。岩相がゴツゴツしていて、結晶片岩とはだいぶ違う
2024年05月10日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
5/10 11:25
(3)蛇紋岩; 稜線の一部に、地質図では蛇紋岩分布域があり、どうもこの辺りらしい。岩相がゴツゴツしていて、結晶片岩とはだいぶ違う
この蛇紋岩ゾーンの転石の新鮮面。青黒い部分と、白い筋状部分とが入り混じっている
2024年05月10日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5
5/10 11:37
この蛇紋岩ゾーンの転石の新鮮面。青黒い部分と、白い筋状部分とが入り混じっている
(4)変成ハンレイ岩;地質図によると、稜線の途中に、「東平岩体」と呼ばれる、「変成ハンレイ岩」が分布している。どうやらこの岩場がそうらしい。
ゴツゴツしていて、色は黒っぽく、片理はなくて、サイコロ状に割れた、節理が認められる
2024年05月10日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
5/10 12:30
(4)変成ハンレイ岩;地質図によると、稜線の途中に、「東平岩体」と呼ばれる、「変成ハンレイ岩」が分布している。どうやらこの岩場がそうらしい。
ゴツゴツしていて、色は黒っぽく、片理はなくて、サイコロ状に割れた、節理が認められる
「変成ハンレイ岩」と思われる転石の新鮮面。ダークグレーのマトリックスの中に、長石類と思われる白い鉱物が散在している。ザクロ石は確認できなかった
2024年05月10日 12:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
5/10 12:41
「変成ハンレイ岩」と思われる転石の新鮮面。ダークグレーのマトリックスの中に、長石類と思われる白い鉱物が散在している。ザクロ石は確認できなかった
(5) 点紋をもつ結晶片岩; 西赤石の山頂部は再び、結晶片岩ゾーンとなるが、通常の結晶片岩とは異なり、白い点紋が認められる。点紋の鉱物は、曹長石(アルバイト)と思われる。 
2024年05月10日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
5/10 13:43
(5) 点紋をもつ結晶片岩; 西赤石の山頂部は再び、結晶片岩ゾーンとなるが、通常の結晶片岩とは異なり、白い点紋が認められる。点紋の鉱物は、曹長石(アルバイト)と思われる。 
点紋をもつ結晶片岩のズームアップ。白い鉱物以外に、ごく小さな、茶色っぽいザクロ石らしきものが認められた
2024年05月10日 14:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/10 14:25
点紋をもつ結晶片岩のズームアップ。白い鉱物以外に、ごく小さな、茶色っぽいザクロ石らしきものが認められた
これは、兜岩からの下山路で見かけた結晶片岩。白い点紋をもつ結晶片岩中に、大きな白雲母結晶がある、面白い感じの石ころだった
2024年05月10日 15:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5
5/10 15:13
これは、兜岩からの下山路で見かけた結晶片岩。白い点紋をもつ結晶片岩中に、大きな白雲母結晶がある、面白い感じの石ころだった
(6) カンラン岩; 西赤石の山頂から北に600mの位置に、兜岩という、カンラン岩体がある。東赤石のカンラン岩体に似て、茶色ぽい色合いのものが多い
2024年05月10日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
5/10 14:40
(6) カンラン岩; 西赤石の山頂から北に600mの位置に、兜岩という、カンラン岩体がある。東赤石のカンラン岩体に似て、茶色ぽい色合いのものが多い
兜岩のカンラン岩のズームアップ。東赤石岩体に比べると目立たないが、多少は層状の構造(せん断応力による変形の跡か?)が認められた
2024年05月10日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
5/10 14:42
兜岩のカンラン岩のズームアップ。東赤石岩体に比べると目立たないが、多少は層状の構造(せん断応力による変形の跡か?)が認められた
カンラン岩転石の新鮮面。(写真ではわかりにくいですが)、オリーブ色のカンラン石が多いのが確認された
2024年05月10日 14:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
5/10 14:50
カンラン岩転石の新鮮面。(写真ではわかりにくいですが)、オリーブ色のカンラン石が多いのが確認された
(ご参考);産総研navi より「5万分の1 地質図 ;新居浜図幅」の一部。

・オレンジ色(Egb);変成ハンレイ岩
・水色(EPs);泥質片岩
・薄い黄緑色(Ems);ザクロ石含有苦鉄質片岩
・黒色(Es);蛇紋岩
3
(ご参考);産総研navi より「5万分の1 地質図 ;新居浜図幅」の一部。

・オレンジ色(Egb);変成ハンレイ岩
・水色(EPs);泥質片岩
・薄い黄緑色(Ems);ザクロ石含有苦鉄質片岩
・黒色(Es);蛇紋岩
撮影機器:

感想

※ この日は朝から上天気なので、前から考えていた、西赤石山での「岩石かんさつ」に出かけることにした。なので、登山用具以外に、ロックハンマー、保護メガネ、地質図コピーなどを持ってゆく。

・ この日はまさに、五月晴れの上天気。朝の登り始めは10℃以下と寒いくらいだったが、次第に心地良い陽気となり、Tシャツ一枚でちょうどよいくらい。下山まで青空が続いて、気持ちが良かった

・「アケボノツツジ」はもう終わっているのは解っていたが、代わりに、新緑の鮮やかさが、まさに、目に沁みるようで良い雰囲気の一日だった。また銅山越えの「ツガザクラ」(※)もちょうど見ごろで、良い感じだった。

※ 銅山越えの「ツガザクラ」は、本来は日本アルプスの高山地帯に咲くような高山植物で、西日本には少なく、ここが南限(西限)であるため、「天然記念物」に指定されています。保護活動、監視活動も行われています。取るのは写真だけ、、

・この日は平日なのに、県外からの登山者が多く、宮崎、岡山、和歌山、愛知などの登山者と、山の話をしたりして、(最近、単独行が多い自分にとって)、それも楽しい時間だったかな・・

・それと、今年は低山ハイクばかりで、あまり充実感のある山歩きができてなかったが、久しぶりに行動時間 約8時間の山歩きができ、「マダマダ、自分もこの程度は歩けるな」と、ちょっと自信を取り戻した感もあった

(ご参考;「YAMAP」での同じ山あたりの記録)
 https://yamap.com/activities/31657822
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

※ 以下、趣味の石ころかんさつに関してのメモです。
  ご興味のない方は読み飛ばしてくださいマセ

・ 石鎚山脈は、全体が地帯区分上、「三波川帯」に属し、結晶片岩類が広範囲に分布している。そのうち、赤石山系は、変成度が高い変成岩(以下「高度変成岩類」)や、マントル由来の「カンラン岩」が分布している。今回は、これまでの赤石山系の山行ではちゃんと確認できてなかった、「高度変成岩類」など、変わった変成岩を確認するのを主目的に歩いた。

・今回の山行で確認できた興味深い変成岩類は、写真の項に掲示、説明しているので、それらの点は略します。
自分的に興味深かった点としては、
 (1)「高度変成岩類」の一つ、「変成ハンレイ岩」が確認できたこと。通常のハンレイ岩(白黒の模様を持つ)とはずいぶんと見た目が異なり、ダークグレー部分の多い岩石であったこと。結晶片岩のような片理を持たないので、慣れれば識別は容易か
 (2)「点紋をもつ結晶片岩」;麓の川の河原には、赤石山系からやって来た、白い点紋をもつ石ころが結構転がっているが、西赤石の山頂付近の、変成度が高いゾーンがその原産地の一つのよう
 (3) 「ハンレイ岩」と「蛇紋岩」との区別;蛇紋岩はハンレイ岩が水和してできた岩石で、同じ「超苦鉄質岩」に分類される。今回、2種を確認し、多少の違いがあるのが分かった


https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#12,33.87213,133.32778

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:82人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 四国 [日帰り]
東平から兜岩を経て西赤石山に登り銅山峰ヒュッテによって戻る
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら