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Yamareco

記録ID: 6779354
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

滝子山 (寂悄尾根) イワカガミと北アルプスまで見える大展望

2024年05月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:40
距離
12.7km
登り
1,262m
下り
1,344m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:07
休憩
1:23
合計
7:30
5:50
10
スタート地点
6:11
6:17
16
7:50
7:54
85
9:51
10:40
3
10:47
6
11:58
12:03
40
12:43
17
13:00
18
13:20
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
アクセスはJR初狩駅とJR笹子駅それぞれ徒歩20分ほどで登山口です。
寂悄尾根のアクセスはJR笹子駅 笹子駅からバスもあるようだが20分ほどなうえ、本数も少ないので歩いた方がはやそうだ。
今回はマイカーでゲートを越え 林道を進んだ先 道が悪くなった場所に車を停めた。
コース状況/
危険箇所等
一部の地図では破線ルート、地理院地図では登山ルートとして指定されていないものの、非常によく歩かれているルートである。ただヤマレコのらくルートの場合一般登山道扱い、YAMAPは破線のようです。

寂悄尾根は基本的ずっと急登が続きます。鉄塔までの取りつきは特に急ですので、歩きなれてない方は、落ち着いて登ることを意識しましょう。
標高を上がっていくにつれて、岩が露出してきます。そのため浮石も増えますので、落石、転倒には十分気を付けてください。
寂悄尾根上部には岩場が多く、ある程度ルートファインディングの力が必要です。
いくつか歩ける場所はありますので、ここは怖いなと感じたら一度戻ってほかの進めそうな場所を攻めましょう。安全なルートを進んでいけば滑落の危険性はないです。一部切れ落ちてる個所もありますが落ち着いて登れば問題ないです。ただ岩場の経験がない人はあまりお勧めできません。
核心部は標高1450m付近の地図上で岩の表記になっている場所である。急な岩場ではあるが、足場は多く三点支持を心がければ滑落の心配はない。
しかし、寂悄尾根の下山利用は基本的にしないほうがいいだろう。
その他周辺情報 温泉施設はほぼなし マイカーで来た場合 天目山温泉や大月方面にいくつか温泉がある。
天目山温泉へ下る登山ルートもあるのでそれも選択肢の一つにしてもよいかもしれない。
尾根に取り付きまして、新緑のシャワーです。早速急登。
2024年05月11日 07:08撮影 by  SO-54C, Sony
5/11 7:08
尾根に取り付きまして、新緑のシャワーです。早速急登。
山つつじがさいていました。 
あまり多くは咲いていない
2024年05月11日 07:33撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 7:33
山つつじがさいていました。 
あまり多くは咲いていない
ズーム
2024年05月11日 07:33撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 7:33
ズーム
終わりかけですがミツバツツジも咲いていました。
2024年05月11日 08:24撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:24
終わりかけですがミツバツツジも咲いていました。
2024年05月11日 08:24撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:24
このあたりの標高帯にはミツバツツジが多いです
2024年05月11日 08:32撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:32
このあたりの標高帯にはミツバツツジが多いです
少し上がって、富士山の頭が木の隙間から見えました
額縁みたいです
2024年05月11日 08:41撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:41
少し上がって、富士山の頭が木の隙間から見えました
額縁みたいです
本日の目的、イワカガミです
岩場に入ってしばらく上ると目線の場所で出迎えてくれました
2024年05月11日 08:48撮影 by  SO-54C, Sony
5/11 8:48
本日の目的、イワカガミです
岩場に入ってしばらく上ると目線の場所で出迎えてくれました
南アルプスの山々も!
左から 雲に若干かかってる 小河内岳 塩見岳 農鳥岳かな?
2024年05月11日 08:51撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:51
南アルプスの山々も!
左から 雲に若干かかってる 小河内岳 塩見岳 農鳥岳かな?
雲にかかってるけど 頭は見える
多分 赤石岳と悪沢岳
2024年05月11日 08:51撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:51
雲にかかってるけど 頭は見える
多分 赤石岳と悪沢岳
荒川三山 聖岳まで見えました
2024年05月11日 08:51撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:51
荒川三山 聖岳まで見えました
イワカガミ
2024年05月11日 08:52撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:52
イワカガミ
そこら中にあります
2024年05月11日 08:58撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 8:58
そこら中にあります
群生
2024年05月11日 09:01撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:01
群生
太陽がよく当たる場所は 花がきれいに咲いてました。 標高が上がったり、日陰の群生地はこれからかな
2024年05月11日 09:01撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:01
太陽がよく当たる場所は 花がきれいに咲いてました。 標高が上がったり、日陰の群生地はこれからかな
2024年05月11日 09:02撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:02
ミツバツツジのつぼみかな?
2024年05月11日 09:05撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:05
ミツバツツジのつぼみかな?
菫の仲間?
2024年05月11日 09:20撮影 by  SO-54C, Sony
5/11 9:20
菫の仲間?
尾根の分岐に上がってきて 富士山ドーン
2024年05月11日 09:27撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:27
尾根の分岐に上がってきて 富士山ドーン
緑が額縁みたいです
2024年05月11日 09:28撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:28
緑が額縁みたいです
少し歩いて 山頂手前のピークまで来ました。

甲斐駒ヶ岳がきれいに見えてます。
 黒戸尾根も判別できました(笑)

2024年05月11日 09:41撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:41
少し歩いて 山頂手前のピークまで来ました。

甲斐駒ヶ岳がきれいに見えてます。
 黒戸尾根も判別できました(笑)

甲斐駒ヶ岳の左には仙丈ケ岳 さすが南アルプスの女王 雄大です

カール地形もなんとなくわかる気が
2024年05月11日 09:41撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:41
甲斐駒ヶ岳の左には仙丈ケ岳 さすが南アルプスの女王 雄大です

カール地形もなんとなくわかる気が
南アルプス 一望です
2024年05月11日 09:46撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:46
南アルプス 一望です
八ヶ岳も! 編笠岳 権現岳 阿弥陀岳 赤岳 横岳 それと天狗岳かな?
2024年05月11日 09:47撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:47
八ヶ岳も! 編笠岳 権現岳 阿弥陀岳 赤岳 横岳 それと天狗岳かな?
金峰山も見えました。
五丈岩がよく目立ちます。以前行ったときは、体調が悪かったので、今度また行きたいです
2024年05月11日 09:47撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:47
金峰山も見えました。
五丈岩がよく目立ちます。以前行ったときは、体調が悪かったので、今度また行きたいです
さらに引いて 南アルプス

光岳 聖岳 赤石岳 悪沢岳 塩見岳 農鳥岳 間ノ岳 北岳 仙丈ケ岳 甲斐駒ヶ岳 手前のほうには鳳凰三山と 本当に一望できました
2024年05月11日 09:50撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:50
さらに引いて 南アルプス

光岳 聖岳 赤石岳 悪沢岳 塩見岳 農鳥岳 間ノ岳 北岳 仙丈ケ岳 甲斐駒ヶ岳 手前のほうには鳳凰三山と 本当に一望できました
八ヶ岳の左の方に 北アルプスも見えました。

穂高連峰です
中央に奥穂高 涸沢岳 北穂高 大キレット 南岳まで見えてるはず..
2024年05月11日 09:51撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 9:51
八ヶ岳の左の方に 北アルプスも見えました。

穂高連峰です
中央に奥穂高 涸沢岳 北穂高 大キレット 南岳まで見えてるはず..
黒岳と雁ヶ腹摺山です
 黒岳じゃなくて牛奥の雁ヶ腹摺山なのかな?
2024年05月11日 10:27撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 10:27
黒岳と雁ヶ腹摺山です
 黒岳じゃなくて牛奥の雁ヶ腹摺山なのかな?
富士山!
2024年05月11日 10:29撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 10:29
富士山!
山頂です
2024年05月11日 10:29撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 10:29
山頂です
富士山と西丹沢の山々です
2024年05月11日 10:30撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 10:30
富士山と西丹沢の山々です
丹沢山塊
2024年05月11日 10:30撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 10:30
丹沢山塊
富士山と御坂山塊
富士山の手前には三つ峠山 その右の一番高い峰が黒岳 その右手の山頂部がとがった峰は釈迦が岳 その奥に節刀ヶ岳を確認できた
2024年05月11日 10:31撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 10:31
富士山と御坂山塊
富士山の手前には三つ峠山 その右の一番高い峰が黒岳 その右手の山頂部がとがった峰は釈迦が岳 その奥に節刀ヶ岳を確認できた
富士山と手前の三つ峠山

この時期にここまで澄んだ富士山を見れてラッキーです
2024年05月11日 10:43撮影 by  NIKON D3400, NIKON CORPORATION
5/11 10:43
富士山と手前の三つ峠山

この時期にここまで澄んだ富士山を見れてラッキーです
下りてきて、食虫植物がいました ウツボカズラの仲間かな?
2024年05月11日 11:42撮影 by  SO-54C, Sony
5/11 11:42
下りてきて、食虫植物がいました ウツボカズラの仲間かな?
新緑〜
2024年05月11日 11:48撮影 by  SO-54C, Sony
5/11 11:48
新緑〜
これも菫の仲間かな?
2024年05月12日 19:38撮影 by  SO-54C, Sony
5/12 19:38
これも菫の仲間かな?
難路で歩きます。
時期によると思いますが 難路のほうが景観もよく、私にとっては歩きやすかったです。
2024年07月10日 20:35撮影 by  SO-54C, Sony
7/10 20:35
難路で歩きます。
時期によると思いますが 難路のほうが景観もよく、私にとっては歩きやすかったです。

感想

二回目の寂悄尾根、今回は前回登った際に見た大量のイワカガミの葉。その花が咲いた時期にまた来ようと、前回から半年もたたずして再度訪れた。
前回、若干岩場のルート取りで、どう歩けばいいかわからない箇所があったが、今回は非常にスムーズ、核心部付近ではほかの登山者も多かったこともあり ルートをほとんど考えることなく登ることができた。登りごたえ十分、非常に好きな尾根だなと思う。
 また、今回の目的の一つであるイワカガミも素晴らしく、上部の岩場ではきれいに咲いていた。急登を上がっていくと、目線にイワカガミが出迎えてくれて非常に癒される。また、この時期に登りたいと思えた。
そのうえで、今回は展望の良さに驚かされた。前回とは違い終始ピーカン、富士山もくっきり、それだけで十分満足なのだが、南アルプスの山々、八ヶ岳までもくっきりと見ることができた。それだけでなく、くっきりとはいかないものの八ヶ岳の左肩に北アルプスと思わしき山が見え、一眼レフで確認すると、形的に穂高連峰(奥穂 涸沢岳 北穂)と思われる山が見えた。google mapで方角で確認するとまさに穂高連峰、まさか見えるとは思ってなかったので感動した。
今回は思わぬ大展望を楽しむことができ、非常に満足感のある山行であった。
今回見えた山々、特に奥秩父や南アルプスの山は今年の夏に登りたい。去年は甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根 今年こそは北岳間ノ岳や大キレット、奥秩父主脈縦走など日数がかかる登山をしてみたい。まだ二泊以上の登山はしていない、一泊と比べ食料などの荷物も増え、体力や筋力もより必要になる。そのため日々のトレーニングは欠かさずやっていきたい。

初心者は基本的に寂悄尾根を登ることはお勧めできない。今回登った際も、初心者と思われる登山者が、こわいこわいと言っていた。ある程度岩歩き、高度感になれてから登ることをおススメする。ただ岩歩きや、痩せ尾根へ登り、ステップアップの山としてはいいかもしれない。
逆に岩目的に上級者が行くには全く物足りないと思われる。ただ展望もよく、富士山もきれいに見えるので私個人的には好きな尾根と山である。

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