滝子山 (寂悄尾根) イワカガミと北アルプスまで見える大展望
- GPS
- 06:40
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
寂悄尾根のアクセスはJR笹子駅 笹子駅からバスもあるようだが20分ほどなうえ、本数も少ないので歩いた方がはやそうだ。 今回はマイカーでゲートを越え 林道を進んだ先 道が悪くなった場所に車を停めた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部の地図では破線ルート、地理院地図では登山ルートとして指定されていないものの、非常によく歩かれているルートである。ただヤマレコのらくルートの場合一般登山道扱い、YAMAPは破線のようです。 寂悄尾根は基本的ずっと急登が続きます。鉄塔までの取りつきは特に急ですので、歩きなれてない方は、落ち着いて登ることを意識しましょう。 標高を上がっていくにつれて、岩が露出してきます。そのため浮石も増えますので、落石、転倒には十分気を付けてください。 寂悄尾根上部には岩場が多く、ある程度ルートファインディングの力が必要です。 いくつか歩ける場所はありますので、ここは怖いなと感じたら一度戻ってほかの進めそうな場所を攻めましょう。安全なルートを進んでいけば滑落の危険性はないです。一部切れ落ちてる個所もありますが落ち着いて登れば問題ないです。ただ岩場の経験がない人はあまりお勧めできません。 核心部は標高1450m付近の地図上で岩の表記になっている場所である。急な岩場ではあるが、足場は多く三点支持を心がければ滑落の心配はない。 しかし、寂悄尾根の下山利用は基本的にしないほうがいいだろう。 |
その他周辺情報 | 温泉施設はほぼなし マイカーで来た場合 天目山温泉や大月方面にいくつか温泉がある。 天目山温泉へ下る登山ルートもあるのでそれも選択肢の一つにしてもよいかもしれない。 |
写真
感想
二回目の寂悄尾根、今回は前回登った際に見た大量のイワカガミの葉。その花が咲いた時期にまた来ようと、前回から半年もたたずして再度訪れた。
前回、若干岩場のルート取りで、どう歩けばいいかわからない箇所があったが、今回は非常にスムーズ、核心部付近ではほかの登山者も多かったこともあり ルートをほとんど考えることなく登ることができた。登りごたえ十分、非常に好きな尾根だなと思う。
また、今回の目的の一つであるイワカガミも素晴らしく、上部の岩場ではきれいに咲いていた。急登を上がっていくと、目線にイワカガミが出迎えてくれて非常に癒される。また、この時期に登りたいと思えた。
そのうえで、今回は展望の良さに驚かされた。前回とは違い終始ピーカン、富士山もくっきり、それだけで十分満足なのだが、南アルプスの山々、八ヶ岳までもくっきりと見ることができた。それだけでなく、くっきりとはいかないものの八ヶ岳の左肩に北アルプスと思わしき山が見え、一眼レフで確認すると、形的に穂高連峰(奥穂 涸沢岳 北穂)と思われる山が見えた。google mapで方角で確認するとまさに穂高連峰、まさか見えるとは思ってなかったので感動した。
今回は思わぬ大展望を楽しむことができ、非常に満足感のある山行であった。
今回見えた山々、特に奥秩父や南アルプスの山は今年の夏に登りたい。去年は甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根 今年こそは北岳間ノ岳や大キレット、奥秩父主脈縦走など日数がかかる登山をしてみたい。まだ二泊以上の登山はしていない、一泊と比べ食料などの荷物も増え、体力や筋力もより必要になる。そのため日々のトレーニングは欠かさずやっていきたい。
初心者は基本的に寂悄尾根を登ることはお勧めできない。今回登った際も、初心者と思われる登山者が、こわいこわいと言っていた。ある程度岩歩き、高度感になれてから登ることをおススメする。ただ岩歩きや、痩せ尾根へ登り、ステップアップの山としてはいいかもしれない。
逆に岩目的に上級者が行くには全く物足りないと思われる。ただ展望もよく、富士山もきれいに見えるので私個人的には好きな尾根と山である。
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