スバリ岳


- GPS
- 07:19
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,431m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日も天候は残雪期日和。未登のスバリ岳へ。
6時前に扇沢へ行くが無料駐車場はまだ空きが十分あった。
GWが終わって出足が鈍いのだろう。駅のトイレを借りてから出発。
雪がないのでしばらくアプローチシューズで歩く。1600mから雪は繋がった。少雪なのはわかっているのでまあ想定どおりだ。針ノ木雪渓は大デブリで覆われているので右岸を登る。いつもの事だが落石が多いので、帰りの事を考えてある程度除去しておいた。
蓮華大沢との出合付近で少し雪切れしたがそのままシールで登った。標高を上げていくとデブリは穏やかになりどこでも登れるようになる。スバリ岳を見上げるが直登ルートはかなり狭そうだ。マヤクボ沢の手前の枝沢に入ってみたがかなりの斜度で登りづらく、途中からツボ足でハイマツを掻き分けてマヤクボ沢へエスケープした。
マヤクボ沢に入ると歩きやすくなり、シールでコルまで登り上げることができた。
先行者は10人くらいいたようだが針ノ木へ行った人が多かったようだ。コルから先の稜線は雪がないので適当な所で荷物をデポし、アプローチシューズで山頂へ。風もなく快適だった。
当初想定していた山頂のエントリーポイントから下を覗き込んでみるが、かなりスティープだし狭そうだ。今日は一人なので無理はせず、少し降りて小スバリ岳直下、2730m付近の安定した雪渓からエントリーすることにした。
ここも広さはそこそこあるが斜度はきつく、最初は慎重に滑る。ちょっとスキーカットしただけでかなりスラフが流れる。無理に攻めずにスキーカット気味にマヤクボ沢へ抜ける。
マヤクボ沢に入れば十分な広さがあり、ようやくまともに滑れるようになる。少し高度を落とすと斜度も緩み快適に滑れるようになった。あとは一気に滑るだけ。後続の登山者も少なくどんどん高度を落としていく。下部は例の大デブリがあるが、もうかなり落ちついている。適当なところで右岸にエスケープする。大沢出合だけは板を脱いだがその後は林道が見える所まで板のまま降りれた。登りでトレース上の落石をかなり除去しておいたが、それでも地雷を何度か踏んだ。これはもう仕方ないだろう。林道からはアプローチシューズでさくさく歩いて下山。雪のない扇沢駅はもう初夏の装いだった。
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