鼻曲山・剣の峰・角落山（「人間の証明」の舞台、霧積温泉からピストン）

2024年05月11日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,809m
• 下り: 1,799m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:53
• 合計: 8:28

距離 16.8km 登り 1,809m 下り 1,810m

9:18 きりづみ館（跡地）
9:39 9:40 金湯館
10:09 10:11 十六曲峠分岐
10:25 霧積ノゾキ
11:15 鼻曲峠
11:30 11:37 大天狗
11:44 11:46 鼻曲山
11:48 国境平分岐
12:02 12:09 鼻曲山
12:10 12:15 大天狗
12:26 鼻曲峠
13:09 霧積ノゾキ
13:22 13:23 十六曲峠分岐
13:29 十六曲峠
14:10 14:16 剣の峰
15:20 15:37 角落山
16:39 16:44 剣の峰
17:13 十六曲峠
17:17 十六曲峠分岐
17:46 きりづみ館（跡地）
17:46 ゴール地点

翌日、嬬恋村に行く予定があったので、その途中、前から気になっていた霧積温泉と鼻曲山を組み合わせた山行プランを実行することとしました。森村誠一の小説「人間の証明」が映画化されてから数十年、以来、一度は訪れてみたいと思っていた場所なので、やっと念願が叶いました。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

霧積温泉　金湯館駐車場

写真

5/11 8:45

登山口のある霧積温泉に向かう途中に立ち寄った霧積ダム。土日はダムカードの配布はありません。切手添付して申し込むと後日、郵送されます。

5/11 9:17

霧積温泉「金湯館」の駐車場に着きました。下山後に入浴を楽しみにしていたのですが、本日休館の掲示にがっかりです。仕方ないので温泉は諦めてスタートします。山女を釣りに来たという地元の方とお話しながら途中の橋までご一緒しました。聞くところによると、このあたりにはヤマビルはいないとのこと。一番心配していたことなので、ほっとしました。

5/11 9:38

せっかくなので、小説や映画の「人間の証明」にゆかりのある霧積温泉に唯一残る「金湯館」に立ち寄ってみましたが、掲示のとおり営業していませんでした。

5/11 9:46

「金湯館」から林道をちょっと戻った分岐点が、鼻曲山への登山口です。ここから山道になります。

5/11 9:50

新緑が眩しいです。

5/11 9:59

緑の中にミツバツツジの紫が映えます。

5/11 10:10

十六曲峠の分岐点に着きました。左手の鼻曲山に向かいます。ちなみに、右は剣の峰、角落山方面です。まあ、ここに戻ってきたときにまだ元気だったら行くことにします。

5/11 10:15

念のため、出発前にヤマビルファイターをたっぷり吹き付けてあります。結局、ヒルは出ませんでした。

5/11 10:30

特徴的な鼻曲山が木々の間から見えてきました。

5/11 11:07

鼻曲峠直下に着きました。ここは、スリップしそうなのでロープを使ったほうが良いかも。

5/11 11:10

黄色の花を発見。

5/11 11:12

スミレの一種でしょうか。

5/11 11:13

これは、キキョウの一種かな。

5/11 11:16

鼻曲峠に着きました。あと少しです。

5/11 11:31

鼻曲山に着きました。大天狗と言われる場所のようです。二度上峠から来たソロとご夫婦の方とちょっと歓談しました。

5/11 11:36

尖がった角落山の隣に剣の峰も見えています。

5/11 11:36

妙義山も見えています。

5/11 11:36

角落山と剣の峰をズーム。さて、帰りの分岐点についた時、あそこまで行く元気が残っているかな。

5/11 11:36

この前歩いた浅間隠山ですね。

5/11 11:39

山頂でお話したソロ方から、富士山が見えますと教えてもらいました。

5/11 11:39

八ヶ岳と南アルプスですね。

5/11 11:42

もうひとつのピーク、小天狗からは軽井沢プリンスホテル周辺の様子が見えました。

5/11 11:42

軽井沢プリンスホテルスキー場のアップ。バブルの頃は、毎年お正月は、プリンスコテージで過ごしていました。懐かしいナー。

5/11 11:44

小天狗の三角点。

5/11 11:46

木々の間から浅間山が見えました。

5/11 11:48

小天狗から二度上峠のほうへ少し歩いてみましたが、浅間山がみえるポイントは無いようなので、ここで戻ります。

5/11 12:20

小天狗で昼食を食べて一休みしてから霧積温泉に戻る途中で、鼻曲山が見えました。見納めですね。

5/11 12:57

キノコが凄い。

5/11 13:08

途中の危険箇所です。左の斜面が大きく崩れています。

5/11 13:14

ここもちょっと注意箇所で、ロープの張られたトラバース。

5/11 13:30

十六曲峠の分岐点で元気だったので角落山へのルートをチョイスして、少し進んだところで「彼」と遭遇しました。登山道に立ち止まってどいてくれないので、傍まで行くと、ゆっくり立ち去っていきました。

5/11 13:37

地味ですが、登りがしんどいです。

5/11 13:48

ちょっと危険な鎖場を通過しました。

5/11 14:04

鼻曲山からの帰りなので、剣の峰の山頂付近まで来るとジワジワ登りがきつくなって来ました。

5/11 14:09

で、剣の峰に着きました。後から思うと、この辺で戻っていれば、ちょっとした寄り道で平和に終わっていたと思います。でも、ここまで来たからには角落山まで行っちゃいましょう。

5/11 14:34

剣の峰からはかなり急下降で、ロープや鎖も出てくるので、慎重にゆっくり下っていきます。ほとんど写真は撮れませんでしたが、綺麗な花があったのでワンショット。帰りの登り返しを思うと気が重いです。

5/11 14:45

激下りを降りきって着いたのは、赤沢橋からの登山道との合流地点です。ここから角落山へは急坂を登ります。

5/11 15:20

もくもくと登って角落山に到着しました。

5/11 15:21

山頂には神社がありました。

5/11 15:23

綺麗な山容です。

5/11 15:39

浅間山。

5/11 15:44

ヤドリギを見つけました。

5/11 16:02

赤沢橋への分岐点から再び剣の峰への上り返しに突入します。

5/11 16:38

やっとこさ剣の峰にたどり着きました。あとは、ほぼ降りなので一安心です。

5/11 17:16

さくさく歩いて、十六曲峠に着きました。

5/11 17:31

で、金湯館との分岐点に着きました。

5/11 17:32

一旦林道を歩いて直ぐに山道に入ります。

5/11 17:42

ホイホイ坂を降って、朝、山女釣りの方と別れた橋を渡ります。ここから駐車場まであと少しです。

5/11 17:45

駐車場に到着しました。帰り支度していると白のジムニーが傍に止まって、「金湯館のものですが、お迎えに上がりました」と声を掛けられました。聞いてみると、今晩の宿泊から営業を再開するとのことで泊り客を迎えに来たとのことでした。下山が遅くなったので、結果的に、入浴する時間は無かったものの、登山開始時のモチベーションには相当影響したなと思った次第。ちょっと複雑な気分になる中、ジムニーはお客さんを乗せて走り去っていきました。「金湯館」の温泉は次回のお楽しみとしましょう。
その後、旧碓氷峠、浅間サンライン、地蔵峠を経由して宿泊予定の鹿沢に向かい20時過ぎに着きました。

撮影機器：

Galaxy S23 samsung

感想

zottaman

霧積温泉から鼻曲山までのピストンなら気軽なハイキングでした。その後、ちょっと欲張って角落山方面に向かいましたが、剣の峰までで戻っていれば、まだ平和だったかもしれません。しかし、剣の峰から角落山まで行ってしまうと途中に激くだりと登り返しが待っていました。地図を読んでいて、事前に分かっていたことですが、実際に歩いてみると距離は短いのに高低差が大きく、疲れている中、ロープや鎖場では集中して歩かないとうっかり滑落も想定されるので、同じようなコースで行かれる方はご留意ください。それでも、この前、奥多摩のドMコースと言われる戸倉三山を縦走していたので、今回も何とかクリアできたのだと思っています。でも、今回のほうがハードだったかもしれません。