谷川岳 西黒尾根〜天神平
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 712m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:11
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:土合口駅〜水上駅(バス)〜自宅(電車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根には鎖場が数カ所ありますが、難易度は高くありません。 ただ、雨の日だと岩がとても滑りやすいので注意。 |
その他周辺情報 | ひがきホテルの日帰り入浴を利用。 水上駅より徒歩10分。露天風呂がとても広い! ※13時から入浴受付となります |
写真
感想
夏山シーズン到来! そしてせっかくの3連休なので本当は南アルプス縦走を計画していましたが、天気が好転しないので、日帰りで行ける山ということで谷川岳に向かうことにしました。
カーテンの敷かれた夜行バスの車内で目覚めると、小鳥のさえずりが聞こえてきました。さては陽光きらめく爽やかな朝か! と思い外に出ると、灰色の空にしとしと降る雨。やっぱりね。気持ちが重くなりますが、支度をして出かけます。西黒尾根登山口までは10分程車道を歩きます。西黒尾根は途中まで鬱蒼とした樹林帯歩きで、天候のせいもありまるで夕方のように薄暗かったです。最初小降りだった雨もやがて本降りとなり、木々の枝から雨粒が時折ザーッと落下してくるので余計に激しい雨の中を歩いている気分になりました。そして誰もいない。当初下山はいわお新道から谷川温泉の予定でしたが、この時にはもうロープウェイを使う気満々になりました。余談ですが、最近ヘミングウェイの『老人と海』を読みました。その中で主人公が「あの子がいてくれたらなあ」としきりに呟くんですが、私の場合は「晴れてくれたらなあ」と何度も思っていました。
そうしていると単独の女性の先行者がいるのが目に入ります。西黒尾根で出会ったのはこの方だけでしたが、これが随分励みになりました。ありがとうございました!
樹林帯が終わると、展望がひらけ(と言ってもガスしか見えませんがw)岩場の登りに入ります。強風ですが岩場は好きなので俄然テンションアップ。が、ここで悲劇が…。カメラを出して撮影しようとすると、「レンズエラー」のワーニング。雨から守ろうと防水袋に押し込んでいたからか、もしくは単に古いからか。悪戦苦闘しますがやはりだめなので出発します。決していいカメラではないですが学生時代から使っていたので愛着があるカメラでした。修理できればいいな。
以降はガレ場の登りが多くなります。高度が上がってきているのはわかるのですが、ガスに包まれて周囲は全く見えません。登山道には影響ありませんが、途中雪渓がありました。標高2000m以下なのにすごいな谷川岳…。そうこうしながらやっとトマの耳に到着しました。この名前好きなんですが、トマは手前という意味で、オキの耳のオキは奥という意味だそうです。ロープウェイ使う代わりに勉強しました(笑) トマもオキも何も見えないのでさっさと下山開始。肩ノ小屋以降、天神尾根からは登ってくる人が多数いました。登山口によって随分違うんですね。
ロープウェイは晴れていれば非常に眺望が良さそうです。雨で濡れ濡れでもういいやという感じでしたが、やはり何だか口惜しいな。下山後は水上駅で温泉に浸ってから帰路につきました。
谷川岳は5年前、巌剛林道からピストンしましたが、その時も雨で無人状態で、へとへとになって降りたロープウェイ駅で食べたカレーライスがめちゃくちゃおいしかったのを憶えています。私が晴れの谷川連峰を眺めることができる日は来るんでしょうか。そして7月の3連休は3年連続で残念な天気。全て計画通りに行きませんでした。雨天時の登山のいい経験になったということにしておきます。しかし本日日曜、地元ではカンカン照りの快晴ですw みなかみはどうなんでしょう? まあしょうがないかぁ。
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