突然の夕立で難儀 武甲山、小持山、大持山〜南尾根で浦山大日堂
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,542m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:48
天候 | 晴れ(夕立あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:秩父市営バスぬくもり号の浦山大日堂で乗車 |
写真
感想
3連休の中日に奥武蔵アルプスに出掛けて来ました。手軽に1200-1300m峰を縦走出来る眺望も期待出来るルートです。ここの処、マイナーなルートばかり歩いていましたので、久々に人気ルートを歩くことにしました。それでも大持山からは西尾根を進み、途中P1142からは南尾根を下りるバリルートを楽しみましょうか。
今回は浦山口駅から武甲山にアプローチします。標高差にして1060mを登ります、準備をして6:50にスタート、暫くは林道を歩きウォーミングアップです。天候は快晴、暑くなりそうですね。標高600m弱で林道は終点で、ここからが本格的な登りとなります。ここは最初の九十九折の急登がキツイ!
武甲山山頂に到着です。やっぱり武甲山は奥武蔵の盟主、眺望は最高ですね!結構な数のハイカーさんが次から次へと。今日は時間的には余裕があるのでここでノンビリしていきましょう。山頂の気温は21度で快適な風があるので気持ちいいです!
ここから奥武蔵アルプスの稜線歩きです。先ずはシラジクボへ200m下り、ここから小持山に200m登り返します。キツイですが、小持山に近づくにつれて岩場が多くなり飽きませんね。難易度は問題無しです。小持山を過ぎて眺望の良い雨乞岩で少し休憩ですかね。長沢背稜が綺麗ですね!朝に比べて少し霞みが掛かったかなぁ。
大持山からは本日の一番のお楽しみ、バリルートを下ります。先ずは西尾根を下り、途中P1142からは南尾根を下ります。この尾根はヤマレコの皆さんの評判が良い尾根ですが、その通りの歩いていて大変気持ちの良い尾根ですね。そんな尾根歩きを楽しんでいる矢先に次の展開が…。
アレ?ポツポツと雨が来ましたね。あっという間にバケツをひっくり返した様な土砂降りに…。この振り方マズイですよ…。森の中で暫く雨宿りしていましたが、森の中での雨宿りは意味が無い振り方に。ポケットの中の電気機材をザックの中に仕舞い込み、ザックのレインカバーを掛けてガードします。眼鏡に水滴が付いて視界が悪くなるし、足元は滑るし…。
そんな中、進むべき方向には確信を持って下山した積もりだったのですが、あと少しの所でルートミスです。大雨でトレースが全く分からなくなり、コンパスを使用して下りましたが、このままでは道路ではなく、轟々と流れる濁流にぶち当たりそうです。実際に濁流が真下に!大雨の中、水かさを増した濁流を渡るのは無理です。どうしましょうか。
視界が悪い中、落ち着いてもう一度地形図を確りと確認し、尾根筋を登り返します。正しい下山ルートは東電さんの鉄塔巡視ルートなので、それなりに歩き易いルートの筈です。そのルートを見つけるまでは、時間が掛かってもとにかく登り返そうと強く決心します。ホントに体力使いますね。数分後、それらしいトレースを発見し、暫くそれに沿って歩くと黄色い東電さんの案内柱があり、ホッと出来ました。
結果的には15:40には浦山大日堂BSに到着し、16時のバスには間に合いました。
秩父市街は夕立は無かったようで、随分と局地的な夕立だったのが印象的でした。
今日も無事に帰って来られて感謝です!(^^)
こんにちは〜
自宅から立派な富士山が見えるなんて羨ましい!
確かに日曜日のAM8時ごろにもビギの最寄り駅ホームから富士山が見えて
驚きました この時期は秩父から奥多摩の山々もほとんど見えないですからねぇ
大持の西尾根からP1142からの支尾根(ワルさんも名前が欲しいと…)
いきなり下りちゃいましたネ P732を通らないと車道へ降り立つのが
難しいですよね。p732経由でもムリなトラバースで分かりにくいけど
ビギナーのビギと違い Takeshi1108の出来上がっている!?
テク、スキルはすごいですね
16時の「ぬくもり号」に間に合ってよかったですね
でも一度、行ってしまった愕然とした気分を味わって欲しいようナ
武甲酒造にいくと「花ちちぶ」4合ビン=純米生酒が売っているんですが、
なぜか1合コップのほうが美味く感じるんですよ。
飲みなれているせいでようか!?
ビギさん、おはようございます。
早速のコメント、大変有り難う御座いました!
いやあ今回は肝を冷やしました。
結果的に事無きを得たようなものでした。
悪天候時のルートファインディングの未熟さ、
ロスト判明時のテキトー且つ軽率な行動、
天気予報(降水確率)30%をはなから信じず
自己策定シナリオに基いた軽い装備等、
次に向けて課題が多く見つかりました。
最悪は明るいうちに大持山に1000m登り返し、
一般道を降りる事も覚悟しました。
(ヘッデンはあったので)
運良く直ぐに鉄塔巡視路が見つかって良かったです。
浦山大日堂のBSに着くやいなや、水を500ml飲み、
続いて氷結500mlを飲み、ひと心地つきました!
はい、自分もワンカップが美味いと感じます。
カップごと良く冷えているからかもしれませんね!
今日は中までドロドロになったシューズの他、
ザックも汚れを落として乾かしています!
来週の楽しい山行きのために!(^^)
こんにちは。
南尾根、ビギさんが言うようにP732の先で右の支尾根に曲がるんですが、手前で曲がったみたいですね。でも、気付いて登り返したのは賢明でした。ただ、ログが手書きっぽいので正確さはわかりませんが、巡視路に復帰する際に沢をトラバースしているようなのが気になりました。やはりこの悪天候では特に、尾根の分岐まで戻った方が安全だったように思います。
私も今回(だけじゃないけど)ルートミスをしてしまい戻りましたがGPS頼りです。Takeshi1108さんはコンパス(正統)派なんですね。尊敬します。毎回、地形図片手に確認しながら進むことを試してはいるんですが、どうも距離感が掴めないと言うか・・・結局GPSに頼ることになってます。
昨日私は幸い数分間パラパラ降られた程度でしたが、雨はこのところ局所化しているようなので、この夏もお互い気を付けて山に向かいましょうね。
お疲れ様でした。
kinoeさん、こんにちは。
コメント頂戴し、大変有り難う御座います!
コンパス、地形図の他、スマホには山と高原地図を
入れてありますので、そのGPS機能をよく使います。
昨日は大雨になった段階でザックの奥深くに
スマホを濡れない様に仕舞って役立たずでした。
ログの記録はバッテリーを消費するのが嫌で、
後から手書きで行っています。
沢をトラバースしているように見えるのは、
林業用の作業道でした。
水を多く吸った斜面は柔らかく、尾根筋の直登は
困難を極めており、トラバース気味に上昇している
作業道を登った次第です。
その作業道が鉄塔巡視路と出会い、助かりました。
これから夏の最盛期に入りますが、今回の教訓を
活かしたいと考えています。
色々とアドバイス頂き、有り難う御座いました!(^^)
Takeshi1108様
夏ですねぇ〜、下界は猛暑で地獄ですね〜、それに比べ山の上は涼しいんでしょうねぇ…
Takeshi1108様、今回も暑い陽射しの中、10km以上にも及ぶ長い距離の”山行”大変お疲れ様でした。
それにしても今回は突然の”俄雨”、実際は感想文の中に書かれていたこと以上に色々とご苦労があったことと思います。バリエーションルート、ということで普段でさえもルートに迷いがちになりそうだと思いますが、悪天候ともなればなおさらのことと思います。冷静なご判断で無事下山されたことは何よりでした。(こういうアクシデント発生時にこそ、その方の登山技術が試されるんでしょうね…)
幸い私自身は豪雨の中での登山の経験は一度もありません。(って申しましょうか、悪天候が予想される場合は山に出向かないようにしてますので…)それでもかつて一度、前日の大雨の影響が残って、登山道が”川”のようになってとても怖かった記憶があります。登山道は場合によっては”水路”になってしまう場合もあるようなので注意したいものですね。
今回も大変お疲れ様でした!
aochanman777様
いつもコメントを頂戴しまして大変有り難う御座います。
色々と課題点が見つかったので、次回以降に活かしたいと思います。
当にaochanmanさんが書いておられるように、
天候の崩れが予想される時の対処法なのですね。
天候の読みを自分の都合のいいようにのみ解釈せず、
例えば昨日であれば降水確率が高い午後は一般ルートとし、
午前中にバリを歩く等、計画の立て方の工夫が必要と思いました。
当たり前の事なんですけどね…。
それにしても1200-1300mの低山ではありますが、
気温は24度以下で、風も爽やかで快適でした。
朝方は空気が澄んでいて、眺望も抜群でした!
引き続き宜しくお願い致します!(^^)
ビギさん、kinoeさんのコメントを読み返し、
自分の手書きの歩行ルートが間違っていた事に気付き、
後半部分を少し訂正しました。
P732にある17番鉄塔は間違い無く通過しており、
標高650m付近の分岐(東電の黄色い案内柱)を
右に曲がり、ややトラバース気味に支尾根に乗って
事は記憶にあります。
そしてその支尾根が細くなって、岩がちな急斜面
となり、右から巻いた辺りから正しいルートから
外れた様な気がします。
手書きの歩行ルートは、支尾根ひとつ分、間違って
おりましたので訂正致しました。
あぁ、そういうことだったんですね。
標高650m付近の分岐(東電の黄色い案内柱)を右に曲がって支尾根をしばらく下った後、杉林に入る辺りで、今度は鋭角に左に曲がるんですが(確かそこにも東電ポールはあったはず)、そこを見落としたのかもしれませんね。
訂正、ご苦労様でした。
kinoeさん
おそらくそうだと思います。
左に鋭角に曲がったという記憶が無いんです。
これは近い内に再訪してリベンジしないと。
どうも有り難うございました!(^^)
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