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Yamareco

記録ID: 6796085
全員に公開
ハイキング
北陸

初夏のふるさと百名山巡り:越前・日野山(日野神社下駐車場より往復)

2024年05月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:08
距離
8.5km
登り
987m
下り
978m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
0:43
合計
4:09
11:05
11:08
29
日野神社
11:37
11:42
25
林道出合・ハシゴ段古道入口
12:07
12:07
9
上部林道出合
12:16
12:27
59
13:26
13:27
3
13:30
13:35
3
13:38
13:51
5
13:56
13:56
16
比丘尼転ばし上部入口
14:12
14:13
9
比丘尼転ばし出口
14:22
14:26
28
14:54
14:54
12
登山口石柱
15:06
日野山登山口駐車場
天候 昼すぎまで小雨、のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
福井駅より軽レンタカーにて日野神社下の登山者用駐車場へ(無料・キャパ多数、水洗トイレあり;神社周辺には駐車スペースなし)
コース状況/
危険箇所等
・沢沿いルート先・支尾根取付き点〜5合目・室堂まで:簡易舗装の緩やかな林道を縫うように多数のショートカット路あり(入口・出口に「日野山古道」の案内標識あり)。ひたすら直登するルートで、急傾斜・粘土質の滑りやすい区間も多く、特に下りや雨天後はスリップ注意(小生も下りで見事な尻餅1回食らいました…)
・室堂〜日野神社奥ノ院まで:こちらもショートカット路多数(赤テープ等若干のマーキング、案内石柱あり)。特に、上部の直登ルートは古くから「比丘尼転ばし」と称される露岩の滑りやすい急坂が続き、この区間は登りに使用、特に雨天後などは迂回路を下るのがオススメ
その他周辺情報 下山後、車で約15分の越前町・花はす温泉そま山へ(夜まで日帰り入浴可、町外客1人650円/露天風呂・休憩室・土産品即売所あり)
前泊した大阪のビジネスHで朝風呂の後、近くのコーヒーショップへ。予定の大阪発サンダーバードに間に合うかビミョーなため、朝7時の開店前から入口に並び、あたふたと食事済ませ大阪駅へダッシュ!
2024年05月13日 06:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/13 6:48
前泊した大阪のビジネスHで朝風呂の後、近くのコーヒーショップへ。予定の大阪発サンダーバードに間に合うかビミョーなため、朝7時の開店前から入口に並び、あたふたと食事済ませ大阪駅へダッシュ!
この日は未明から近畿各県も大雨に見舞われ、JR湖西線特急も強風でスピードダウン。敦賀から乗継ぎの北陸新幹線に間に合うか、琵琶湖眺めつつ途中でハラハラ、ドキドキ…
2024年05月13日 08:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 8:29
この日は未明から近畿各県も大雨に見舞われ、JR湖西線特急も強風でスピードダウン。敦賀から乗継ぎの北陸新幹線に間に合うか、琵琶湖眺めつつ途中でハラハラ、ドキドキ…
幸い、僅かな遅れで敦賀駅到着。当駅始発の北陸新幹線への乗継ぎ客でエスカレータも大混雑、開業直後の人気ぶりが今でも続いてるようです。
2024年05月13日 09:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 9:05
幸い、僅かな遅れで敦賀駅到着。当駅始発の北陸新幹線への乗継ぎ客でエスカレータも大混雑、開業直後の人気ぶりが今でも続いてるようです。
小生も敦賀でお初の北陸新幹線つるぎ号に乗継ぎ。無事乗換え成功してホッ…。
2024年05月13日 09:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 9:09
小生も敦賀でお初の北陸新幹線つるぎ号に乗継ぎ。無事乗換え成功してホッ…。
定刻に福井駅下車。さすが恐竜王国、駅前広場にモニュメント多数…
2024年05月13日 09:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/13 9:33
定刻に福井駅下車。さすが恐竜王国、駅前広場にモニュメント多数…
福井駅前で軽自借り、日野神社下の登山口駐車場へ。神社には駐車スペースがない由で、ここに車停める一択。小雨そぼ降る中、午後の天候回復信じ傘差してトボトボ出発。
2024年05月13日 10:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 10:52
福井駅前で軽自借り、日野神社下の登山口駐車場へ。神社には駐車スペースがない由で、ここに車停める一択。小雨そぼ降る中、午後の天候回復信じ傘差してトボトボ出発。
尾根の上部はまだガスガスですが、少しずつ雲が上がっている感じも…
2024年05月13日 10:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 10:58
尾根の上部はまだガスガスですが、少しずつ雲が上がっている感じも…
日野神社の鳥居を潜り、鬱蒼たる参道へ。
2024年05月13日 11:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 11:03
日野神社の鳥居を潜り、鬱蒼たる参道へ。
歴史の古そうな本殿にて、今次ツアー最後の山行の無事を祈願し、恭しく参詣…
2024年05月13日 11:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/13 11:04
歴史の古そうな本殿にて、今次ツアー最後の山行の無事を祈願し、恭しく参詣…
本堂の左奥が日野山登山口です。
2024年05月13日 11:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 11:08
本堂の左奥が日野山登山口です。
イノシシ除けのゲートあり。クマ、スズメバチにも要注意の由…
2024年05月13日 11:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 11:10
イノシシ除けのゲートあり。クマ、スズメバチにも要注意の由…
先月の島根・青野山同様、地元の子供達の「ガンバレ!」プレートが100mおきに現れ、元気が出ます…
2024年05月13日 11:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 11:13
先月の島根・青野山同様、地元の子供達の「ガンバレ!」プレートが100mおきに現れ、元気が出ます…
ここからが本格的登山道。幸い雨も少し小止みになり、傘を仕舞ってストックに持ち替えます。
2024年05月13日 11:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 11:16
ここからが本格的登山道。幸い雨も少し小止みになり、傘を仕舞ってストックに持ち替えます。
この地元小学生プレートは2018年作成なので、比較的新しいですね。
2024年05月13日 11:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 11:16
この地元小学生プレートは2018年作成なので、比較的新しいですね。
昨日からかなりの降雨があったようで、沢も結構増水中…
2024年05月13日 11:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 11:24
昨日からかなりの降雨があったようで、沢も結構増水中…
この分岐は、赤テープと石柱の案内に従って右へ。
2024年05月13日 11:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 11:30
この分岐は、赤テープと石柱の案内に従って右へ。
この辺りから一旦沢筋を離れ、右の支尾根へトラバース気味に登ります。
2024年05月13日 11:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 11:34
この辺りから一旦沢筋を離れ、右の支尾根へトラバース気味に登ります。
林道を横切り、この「日野山古道」のハシゴを登っていきます。
2024年05月13日 11:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 11:35
林道を横切り、この「日野山古道」のハシゴを登っていきます。
樹林帯を抜け、一旦簡易舗装の林道に出ますが、すぐに左奥の古道へ。
2024年05月13日 11:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 11:56
樹林帯を抜け、一旦簡易舗装の林道に出ますが、すぐに左奥の古道へ。
林道を縫うように古道を進むうち、山頂までの距離が一気に1,300mへ激減。あら嬉しや…
2024年05月13日 12:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 12:03
林道を縫うように古道を進むうち、山頂までの距離が一気に1,300mへ激減。あら嬉しや…
何度目かの林道出合。タニウツギでしょうか、花盛りの淡いピンクがキレイです。
2024年05月13日 12:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/13 12:06
何度目かの林道出合。タニウツギでしょうか、花盛りの淡いピンクがキレイです。
滑りやすい粘土質の斜面、ここは鉄製のステップが付いており助かります。
2024年05月13日 12:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 12:08
滑りやすい粘土質の斜面、ここは鉄製のステップが付いており助かります。
5合目・室堂休憩所着。雨風の凌げるしっかりした小屋あり。鉄製・石の仏様も鎮座、傍らに清冽な沢水流れるオアシスのよう…。
2024年05月13日 12:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 12:16
5合目・室堂休憩所着。雨風の凌げるしっかりした小屋あり。鉄製・石の仏様も鎮座、傍らに清冽な沢水流れるオアシスのよう…。
ガスが上がり、辺りが少し明るくなってきました〈嬉…〉
2024年05月13日 12:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 12:26
ガスが上がり、辺りが少し明るくなってきました〈嬉…〉
どなたかのクマ鈴が道に落ちていたので、路傍の木に載せときました。
2024年05月13日 12:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 12:32
どなたかのクマ鈴が道に落ちていたので、路傍の木に載せときました。
ガスが霽れると、このお山も新緑がとてもキレイ!
2024年05月13日 12:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 12:37
ガスが霽れると、このお山も新緑がとてもキレイ!
頂上まで残り600m、暫くはこの石畳の小径を進みます。
2024年05月13日 12:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 12:47
頂上まで残り600m、暫くはこの石畳の小径を進みます。
デカい木々が何本も倒れ込んでますが、しっかり生きてますね。
2024年05月13日 13:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:08
デカい木々が何本も倒れ込んでますが、しっかり生きてますね。
雨にしっとり濡れたタニウツギも味があります。
2024年05月13日 13:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:11
雨にしっとり濡れたタニウツギも味があります。
グルリと迂回ルートを進み、ここで当初計画の直登ルートと合流。長旅で疲れた脚に優しい道でした。頂上まであと100m !
2024年05月13日 13:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:16
グルリと迂回ルートを進み、ここで当初計画の直登ルートと合流。長旅で疲れた脚に優しい道でした。頂上まであと100m !
最後の試練と言うべきロープ付きの急登出現…
2024年05月13日 13:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:18
最後の試練と言うべきロープ付きの急登出現…
2024年05月13日 13:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 13:24
2頭の獅子にしっかり護られた奥ノ院。ここでもしっかりお詣りします。
2024年05月13日 13:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:25
2頭の獅子にしっかり護られた奥ノ院。ここでもしっかりお詣りします。
ここに「日野山頂」の石柱あり。三角点はもう少し先のようです。
2024年05月13日 13:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:28
ここに「日野山頂」の石柱あり。三角点はもう少し先のようです。
ついに標高795mのふる百・日野山頂到着。雨は上がったものの、頂稜付近のガス霽れず展望ナシ…。ともかくも、今次ツアーで計画したピークは全て無事踏破。ふる百もいよいよ残り1座、達成感もひとしお!
2024年05月13日 13:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:30
ついに標高795mのふる百・日野山頂到着。雨は上がったものの、頂稜付近のガス霽れず展望ナシ…。ともかくも、今次ツアーで計画したピークは全て無事踏破。ふる百もいよいよ残り1座、達成感もひとしお!
コチラにもしっかりした山名板あり。
2024年05月13日 13:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:34
コチラにもしっかりした山名板あり。
この王子保小の子供達のプレートにも、ずいぶん元気を貰えました!
2024年05月13日 13:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:36
この王子保小の子供達のプレートにも、ずいぶん元気を貰えました!
温かい休憩所内で、暫しの軽食休憩とします。
2024年05月13日 13:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 13:38
温かい休憩所内で、暫しの軽食休憩とします。
帰路はショートカットの直登ルートを下ります。コチラにもロープあり。
2024年05月13日 13:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 13:55
帰路はショートカットの直登ルートを下ります。コチラにもロープあり。
この区間、古くから「比丘尼転ばし」と称される難所の由。女人禁制は遠い昔の話ですが…
2024年05月13日 14:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 14:04
この区間、古くから「比丘尼転ばし」と称される難所の由。女人禁制は遠い昔の話ですが…
ここが比丘尼転ばしと迂回路の分岐点。往路は前や下ばかり見て歩いており、この分岐をスルー。結果的に、本日のように降雨後などは大変滑りやすく、小生とは真逆で行きに比丘尼転ばしを直登、帰りは迂回路を下るのがオススメ…
2024年05月13日 14:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 14:10
ここが比丘尼転ばしと迂回路の分岐点。往路は前や下ばかり見て歩いており、この分岐をスルー。結果的に、本日のように降雨後などは大変滑りやすく、小生とは真逆で行きに比丘尼転ばしを直登、帰りは迂回路を下るのがオススメ…
帰りは直登ルートをショートカットした御利益もあり、あっという間に5合目・室堂帰着。
2024年05月13日 14:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/13 14:22
帰りは直登ルートをショートカットした御利益もあり、あっという間に5合目・室堂帰着。
御嶽ノ滝の脇にある鐘を記念にカーンと鳴らします。
2024年05月13日 14:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/13 14:23
御嶽ノ滝の脇にある鐘を記念にカーンと鳴らします。
タニウツギパラダイス・ゾーンを通過。ガス帯を抜け、山腹の景色が少しずつ見えてきました!
2024年05月13日 14:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 14:31
タニウツギパラダイス・ゾーンを通過。ガス帯を抜け、山腹の景色が少しずつ見えてきました!
無事、快調なペースで登山口着。下界はすっかり晴れてますね…〈苦笑…〉。
2024年05月13日 14:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 14:54
無事、快調なペースで登山口着。下界はすっかり晴れてますね…〈苦笑…〉。
神社の彼方、奥ノ院・山頂方面は未だガスの中ですね…
2024年05月13日 15:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 15:01
神社の彼方、奥ノ院・山頂方面は未だガスの中ですね…
当初予定よりかなり早く、麓の登山口に帰着。これなら日帰り湯で山の汗を流し、サッパリして東京へ帰れそうです。有難や…!
2024年05月13日 15:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 15:04
当初予定よりかなり早く、麓の登山口に帰着。これなら日帰り湯で山の汗を流し、サッパリして東京へ帰れそうです。有難や…!
登山口駐車場から車で約15分、越前町郊外の「花はす温泉そまやま」へ。650円とリーズナブルな料金に露天風呂・休憩室など館内施設も整い、ゆっくり寛げました!
2024年05月13日 15:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 15:42
登山口駐車場から車で約15分、越前町郊外の「花はす温泉そまやま」へ。650円とリーズナブルな料金に露天風呂・休憩室など館内施設も整い、ゆっくり寛げました!
福井でレンタカーを満タン返し、いよいよ約1週間ぶりの我が家に帰ることに。午後7時前に福井を出て、日付の変わる前に余裕で帰宅できるとは、北陸各県も首都圏にグッと近づいたことを実感…
2024年05月13日 18:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/13 18:31
福井でレンタカーを満タン返し、いよいよ約1週間ぶりの我が家に帰ることに。午後7時前に福井を出て、日付の変わる前に余裕で帰宅できるとは、北陸各県も首都圏にグッと近づいたことを実感…
この日乗ったのは最速の「かがやき号」。大宮までの停車駅が僅か3駅のみ(金沢、富山、長野)という弾丸列車です。
2024年05月13日 18:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 18:53
この日乗ったのは最速の「かがやき号」。大宮までの停車駅が僅か3駅のみ(金沢、富山、長野)という弾丸列車です。
車窓から眺める越前の山々が、キレイな夕日に染まります。明日からは晴天続きの由…〈苦笑…〉
2024年05月13日 18:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/13 18:56
車窓から眺める越前の山々が、キレイな夕日に染まります。明日からは晴天続きの由…〈苦笑…〉
今次ツアーでは計1,000km超の車での大移動経て、後半の天候悪化にもめげず予定の山行を全て完遂でき、感謝しきり。最後ぐらいはと少々奮発、海鮮弁当と酒・ツマミ仕入れ、車中でささやかにプチ打上げ。
2024年05月13日 18:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
5
5/13 18:58
今次ツアーでは計1,000km超の車での大移動経て、後半の天候悪化にもめげず予定の山行を全て完遂でき、感謝しきり。最後ぐらいはと少々奮発、海鮮弁当と酒・ツマミ仕入れ、車中でささやかにプチ打上げ。
撮影機器:

感想

6日間にわたり淡路→徳島・高知県境→広島北麓→大阪と長距離ドライブを挟み、強行軍での低名山巡りを続けてきましたが、最終日は北陸新幹線の新規開業区間の初乗りを兼ねて福井に足を伸ばし、いよいよマジック2となったふるさと百名山の1座、日野山を目指します。ところが、この日は出発前の予報では前夜から生憎の大雨予想、最悪の場合は恐竜博物館や永平寺など福井観光に切り替えて大人しく帰京するか、あるいは福井にもう1泊して翌日午前の登頂を目指すか、と思案に暮れながら当日を迎えます。幸い、当日の北陸各県は当初予想より早く昼過ぎに雨が止み、頑張れば午後の登頂も目指せそうな予報に変わり、ともかく福井まで移動して予定通りレンタカーを借り出すべく、早朝に大阪のホテルを出発します。近くの喫茶店で使える朝食券をホテルで頂けたので、開店前に並んで素早く朝食を済ませ、通勤ラッシュの始まる中を大阪駅へ。最初の関門は福井までの列車移動で、敦賀までは昔ながらの特急「サンダーバード」での旅となります。ところが、この日は大雨・強風のため湖西線で減速運転を強いられ、敦賀での新幹線への乗継ぎが際どい状況に。広大な琵琶湖沿岸をノロノロと走る特急にハラハラ・イライラするうち、何とか風も収まりスピード回復。敦賀にはほぼ定刻に到着、多くの乗客に交じってお初の北陸新幹線つるぎ号に乗り継ぎます。新幹線開業直後の華やかさ残る福井駅にて下車、駅前の営業所で軽レンタカーを借り出し、小雨のそぼ降る中、まずは日野山登山口の日野神社を目指します。登山者用駐車場に車を停め、雨の降り止まぬ中、天候回復を祈りつつ、ともかくも行けるところまで行ってみよう、と午前11時前に傘差して出発。神社にて安全登山の祈願などするうち、天に我が祈りが通じたのか雨も小止みとなり、地元小学生達が100mおきに設置してくれた「ガンバレ!」のプレートに励まされながら、張り切って幅広の登山道を進んでいきます。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、五合目の室堂から先は雨もすっかり上がり、少しずつガスも霽れてきたものの、山頂付近のガスはなかなか取れず、越前〜白山方面の展望は拝めず仕舞い。それでも、天候不良の中でふるさと百名山99座目の山頂を無事踏むことができ、関東からもう一度チャレンジする手間を考えれば大いに満足です。奥ノ院前の休憩所にて暖を取りつつ弁当軽食を済ませ、帰りは往路で迂回してしまった山頂直下の急斜面「比丘尼転ばし」を下っていきます。ところが、この区間が本日の登降ルートの核心部、滑りやすい濡れた露岩の急坂が続き、ロープの助けを借りながらオッカナビックリ下っていきます(結果的には、特に天候不良時は登りに比丘尼転ばしの直登路、下りは迂回路を使うのが断然オススメ!)。ようやく難所を抜けるも、ホッと一息つく間もなく、強烈なショートカット路である「日野山古道」の粘土質の急降下の連続に思わず尻餅スッテン。清冽な沢水の流れる室堂で体勢立て直し、泥んこの手足を洗い流した後、午後3時過ぎ何とか登山口駐車場に帰り着きました。下山したこの時分になって、山里は薄日も差す上天気…。山アルアルではありますが、まあ終わり良ければ全て良し、と自らを慰めます。この日はレンタカー返却時間を遅めに設定してあった上、帰りの新幹線も余裕を見て午後7時前のかがやき号を予約していたため、福井駅に向かう前に、予め目星を付けておいた登山口に程近い越前町郊外の日帰り温泉「花はす温泉そまやま」へ車で移動。車での総移動距離1,200km超の強行日程にて、6日間で計6座の低名山を計画通り踏破できた上首尾に感謝しつつ、趣ある露天風呂で山の汗を流しホッと一息。福井駅に戻り車を返却、家族向け土産品とお酒・弁当をしっかり買い込み、大宮までの停車駅が僅か3駅(金沢、富山、長野)という「弾丸列車」かがやき号に乗り込んで、夕暮れの白山を車窓に眺めながら、プチ打上げに勤しむ小生でありました。
 ともかくも、既にマジック1となっている新日本百名山に加え、今回の強行ツアー完遂によりふるさと百名山が残り1座、日本百低山も残り2座となり、ここ数年精力的に取り組んできた低名山巡りも、いよいよフィナーレが近づいてきました。早ければ年内にもこれら目標を完遂した後、果たして次は何を目指すべきか、途方に暮れてしまいそうですが、海を越えて世界に眼を向ければ、まだまだ登るべきお山は多く残されている状況で、自分の身体の動くうちに海外遠征も…と密かに思案を巡らしている次第です。ただ、歴史的円安の下、海外に出かけるとなれば当然ながら軍資金も相当必要、そろそろ気軽な素浪人生活を脱し、年金受給年齢に達するまでの間、社会復帰の途も真剣に考えねば…と思い悩む今日この頃であります。
[※2024年5月16日、さとなお記]

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ハイキング 北陸 [日帰り]
日野山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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