谷川岳と私 西黒尾根〜天神尾根
- GPS
- 08:37
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,518m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:28
天候 | 曇りのち晴れ 山頂は霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ 天神平〜ベースプラザ 片道\1,230 ロープウェイの下り最終は17:00です。 谷川岳ロープウェイからの最終バスは16:56発ですので乗り遅れた場合は タクシーを呼ぶか最寄りの土合駅まで歩きましょう。 土合駅の上越線の上り最終は18:19発の水上行です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根は岩場、鎖場が続きますので注意しましょう。 特に下山時には要注意です。 |
写真
感想
むかしむかし水上町(今はみなかみ町と表記しますが…)には親の会社の保養所がありまして幼いころに連れらてよく行っておりました。
ですのでスキーといえば谷川温泉のホワイトバレースキー場でした。
当時ホワイトバレースキー場にはK2というロッジがありましてお昼はここの「ハンバーグライス」と決まっておりました。
30年以上前の話です。
あれほど、山好きの親に連れられて足繁く通った水上町なのですが、
不思議なことに谷川岳に登ったことはありません。
(熊穴沢の避難小屋までは冬山講習で行ったことはありますが)
今回谷川岳に登るあたり、この懐かしいホワイトバレースキー場の脇からの保登野沢コースを登り西黒尾根を下ろうと直前まで考えておりましたが、
公共交通機関利用での日帰りでは時間がカツカツなうえ、ヒルがわんさかいるとのことで、恐れをなして、西黒尾根を登り、素直にロープウェイで降りてくるコースに変更いたしました。
上毛高原駅では多くのハイカーが新幹線から降りましたが半分くらいは尾瀬に向かうようでした。
谷川岳ロープウェイへ向かう8時のバスは2台出たのでほとんどの人が着席できましたがのんびりやって来た私は座ることができませんでした。
谷川岳ロープウェイ乗り場のベースプラザで身支度を整えて西黒尾根を登っていきます。
西黒尾根は日本三大急登と呼ばれているとおり急登が続きます。
しばらくじりじりと樹林帯の中を登るとやがて視界が開けて天神尾根を一望できました。
ここからが西黒尾根の核心部です。
鎖場が矢継ぎ早に現われて滑落しないよう慎重に登っていきます。
そうこうしていると「ラクダの背」に到着です。
目の前にドーンと物凄い存在感で谷川岳が聳えています。
(山頂部は見えませんが…)
その勇姿を見ただけでもう大満足で急勾配ですが楽しみながら登っていきます。
やがて道標を兼ね備えたケルンが見えてくるとそこは肩の小屋でした。
肩の小屋までくるとトマの耳はわずかでした。
手前にあるのがトマの耳(手前の耳)、奥にあるのはオキの耳(奥の耳)です。
山頂はガスっていてなにも見えません。
奥に聳えるオキの耳までいってみても、やはり眺望は得られませんでした。
それでもせっかくなのでオキの耳でお昼にしました。
肩の小屋まで来た道を戻り、予定通り天神尾根を下ります。
下りるにつれて視界が広がって尾根が一望できました。
この日は山頂部付近だけ雲が掛かっていたようです。
天神平に到着してみるとロープウェイには長蛇の列でした。
乗るまでに約20分かかりました。
けれども混雑のピーク時はおそらくもっと時間がかかることでしょう。
ロープウェイを降りてみると水上駅経由上毛高原駅行の最終バスはすでに出発していたあとでした。
仕方がないので土合駅まで歩くことにしました。
こんなこともあるかと思い予め土合駅まで歩くことを想定して計画を立ていました。
ロープウェイ乗り場から土合駅までゆっくり歩いて約20分の道のりです。
土合駅に着いた途端、物凄い雨が降ってきました。
間一髪のところで濡れずにすみました。
谷川岳、「近くて良い山」、楽しい夏山を堪能した1日でした。
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