富士山38 腹セード(?)で高速下山の外人さんに驚愕(行こう!歯科健診登山部)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,423m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:53
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
富士山38回目。
下山時に元祖七合目で雪渓を乗り換え。その際ちょっとした事件が。(Twitterで万バズ)
https://x.com/nodril_dentist/status/1790650588897923468?s=61&t=fi72Uf9CUIXf3sG4qi8JLQ
以下Twitterから転載。
「アイエエエエエエ!」
富士山の下山時、雪渓の上からアメコミ的悲鳴と共に人が降ってきた。滑落か!
丁度滑落の直線上にいた私は、止めようなどと思わず脇に避けて身の安全を確保。途中で岩にぶつかるか、雪渓の末端まで転がるか。通報と(生きていれば)応急処置もしないと。帰りが遅くなるな…
降ってきたその人は、巧みに雪面で両手両足を踏ん張り、私の目の前で止まった。ピッケルなし、ストックもなし。運動靴という軽装だった。
事故にならなかったことに安堵していると、にこやかに話しかけてきた
外人さん「やあ!下山してるとこなんだけど、登山道はどっちなんだい?(英語)」
私「地図もなしに富士山に登ったの?(英語)」
外人さん「うん!(満面の笑みで)」
幸い右下の小屋そばまで雪渓が伸びている。小屋まで行けば登山道に合流できる旨を説明
外人さん「ありがとう友達。イヤーッ!」
腹ばいになり、ニンジャ的掛け声と共にウルトラマンの体勢でまた雪渓を滑り降りて行った
雪渓の末端でまた両手足で滑落停止?して、軽い足取りで登山道に合流。下山していった。
ピッケルやアイゼンを持たずに雪山に入るのは一般論としては間違っているが、このケースはどうなのか…
腹ばいだと視点が極端に低くなるので、岩やクレバス、段差を避けられなくて危険極まりないと思うのだが、訓練次第で可能なのか?うーん。
腹セードの外人さんですが10時くらいに元祖七合目でお話ししました。「ピッケルもアイゼンも持たないで、今日の富士山はノーチャンスだよ!メチャスリッピーだよ!」とつたない英語で話しかけたら…「俺は大丈夫!5000m級の山に登って雪山は慣れてるんだ!ちょっとくらいの傾斜ならへっちゃらだよ(笑)」的なことを言っていたのであきれてしまい「グッドラック!」と言って別れました。
マジで凄いお方だったんですね…あの運動靴で9.5合上の急傾斜登っちゃうんですね!恐れ入りました!
コメントありがとうございます。なんとか山頂まで行けました。
ノーピッケルノーアイゼンの外人さんと、私が見た腹セードの外人さんが同じ人かどうかは確認できませんが、体力や技量から同一人物の可能性は高いですね。
9.5合上の急傾斜は私が登り降りした時は適度に緩んでいてはいましたが、一般的にはツボ足で通過するような状況では無いのですが…欧米では違うのでしょうか?うーん。
僕も近いうちに歯科行こうと思います!!
定期的な歯科健診は歯の寿命を伸ばします。是非。
ワタシ、11日に富士山滑落しまして。
ま、事なきを得たのですが。
その4日後に積極的滑落(?)、ビビり散らしていたワタシ、アホですわw
さて、この腹セードの方は理にかなった方法で滑ってるのかもしれません。
滑落状態を制動するには、身体の重心より上方でブレーキを掛けないと、単純滑落から回転を伴う滑落に移行するリスクがあります。
アックスなどの制動ツールを持っていないのであれば、身体の部位で制動に適しているのは足首より先、靴ではないかと。
で、その部位を斜面上方に位置させ、かつ進行方向の視界を確保する姿勢とは?
一見すると奇抜な姿勢での積極的滑落だったかもしれませんが、もしも、考えた上でのメソッドであったのなら、意外と合理的な下山方法なのかも知れません。
一般的にはならないと思います(^◇^;)
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