夏模様、三峰山北尾根周回
- GPS
- 07:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風の直後ということもあり、ルートが荒れていないかが心配だったが、沢の水量が多いくらいで特に問題になる箇所は無かった。 三峰山から東の平倉峰までのルートは、踏み跡こそ薄いが分かりやすい尾根で樹木も疎らなため歩きやすい。平倉峰の手前に南側が開けた場所がある。平倉峰山頂は北側が開けて曽爾高原方面の展望が素晴らしい 三峰山から北側に延びる北尾根も白ペンキやテープが有るのでルートは分かりやすい。但し、仏来山の山頂はルートから外れていて、山頂(標識あり)へ来てしまったらコスマ峠への分岐は少し戻ったところにある目印を左(北北東)へ下る尾根へ入ることを心がけること。逆コースを来ると山頂に気付かず通り過ぎるかもしれない コスマ山手前(南)に右側に崩壊した箇所が有るので通行注意。コスマ峠から神末上村への下山路は沢沿いで倒木が多いので通行注意である |
その他周辺情報 | 近くに岡田の谷の半夏生の群落地がある。丁度この時期、7月ごろ葉の一部が白くなり白い花が咲いたようで美しかった。一寸分かり難い(国道には看板が出ていた)が、村の人に尋ねれば丁寧に教えてくださった。 車で5分ほどの御杖道の駅には「みつえ温泉姫石の湯」があり、汗を流して帰ることができるのが有りがたい。700円であるが、駐車場に停めておいた車のワイパーに割引券が挟んであった。。うれしいプレゼントでした |
写真
感想
台風11号が通り過ぎ、梅雨が明けたらしい。本格的な夏山到来である。
台風一過にしてはややぐずついていたが、この日は猛暑日になりそうとの予感で、標高1000m越えの山として三峰山を選ぶ。この山は冬の霧氷で有名だが、雪の無い季節は久しぶりである。
近くに珍しい半夏生の群落がこの季節に有るということで以前からこの時期に来てみたかった。今回は、今まで通ったことのない不動滝ルートと山頂から東尾根の平倉峰方面と北尾根を辿ってコスマ峠から神末上村へ周回するコースにした。
旅行村まで入らず、登山口近くの下の駐車場に停めて登り、これまで登っていた登尾尾根ルートを右に分けて不動滝方面へ。。台風直後ということも有り沢の水量は多く、不動滝から流れ落ちる水の迫力も半端ではなかった。滝の横から本格的な登山道となり、良く整備された階段道を登る。杉の植林帯なので薄暗い感じはするが、滝から50分足らずで登尾ルートと合流する避難小屋に到着する。
霧氷の時期は休憩の人で一杯の小屋であるが、この日は無人で薄暗い。一息入れて山頂へスタート。霧氷の時期は、ここから山頂までが楽しいところだが、この時期は、黙々と登ることになり、意外と時間も長く感じる(とは、相方の感想)。三畝峠で主稜線に出た後は、気持ちの良い自然林(冬は霧氷のトンネルになる)を抜けて上がっていく。途中、御嶽山のビュースポットと書かれたところがあり、曽爾高原方面の展望を楽しんで見慣れた山頂に到着する。
今回は、平倉峰へ行くのも目的の一つなので、更に足を東の尾根へ延ばす。平倉峰までは凡そ1km、アップダウンも少なく稜線上の踏み跡をたどると北の御杖村側に視界の開け、夏の終わりかと思わせるほどにトンボが飛び交う山頂に到着する。少し手前には、台高山脈やその奥の大峰の八経ヶ岳などを眺められる展望スポットもあるんで天気が良いひは楽しい。
再び三峰山へ戻って、南へ少し下った八丁平で展望を楽しみながら昼食を取る。天気が良く、正面の迷岳から右手に池木屋山、檜塚、明神岳が連なり、その奥には大台ケ原(日出ヶ岳)や大峰山脈の八経ヶ岳、釈迦ヶ岳など、近畿の屋根と呼ばれる山々が指呼の間に見える。
30分ほどのんびり昼食タイムを楽しんで再度三峰山山頂へ戻る。いよいよここから北尾根へ入る。正直後は下るだけと思っていたのだが、実は、ここからの方が距離も長いし、急なアップダウン(基本的には下るのだが..)の繰り返しは思った以上に時間もかかるしなかなかに足腰に堪えるものであった。1峰、2峰、3峰などの標識のつけられたピーク?を辿り、仏来山ではルートを間違えやすいという情報を知りつつも分岐を見落として道なりに進んでしまったりだったが、何とか3年前に学能堂山から下ってきたコスマ峠に到着。
ここから集落までの沢筋の下りでの倒木には辟易とさせられたが、調べてみたら3年前の山行の時も同じような状態だった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-172636.html
集落から旅行村までの約1.5kmが意外と長く感じ、正直少ししんどく感じてはいたが、折角なので半夏生の群落地にも立ち寄って珍しい光景を眺めることができた。最後は待望の姫石の湯で汗を流して本日の登山も無事終了。下界の温度表示器は軒並み30度以上を示していたが、やはり標高1000mを超すスカイラインの散歩は適度に風も有って体感的には涼しかった。
帰りの運転を相方に任せて申し訳ないくらいに楽をさせてもらった今回の山行だった。
今回の歩行距離:15.0km 2015年の累積距離:255.3km(21回目)
今回の累積標高:1,310m 2015年の累積標高:20,803m
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