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Yamareco

記録ID: 680539
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

夏模様、三峰山北尾根周回

2015年07月20日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:00
距離
13.9km
登り
1,168m
下り
1,172m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:01
休憩
0:59
合計
7:00
8:31
8
8:39
8:39
16
登尾ルート登山口
8:55
8:55
5
不動滝ルート登山口
9:00
9:04
44
不動滝
9:48
9:58
11
避難小屋
10:09
10:09
13
10:22
10:22
27
10:49
10:51
27
11:18
11:18
5
11:23
12:00
5
12:05
12:05
33
12:38
12:39
14
北尾根1峰
12:53
12:56
27
北尾根2峰
13:23
13:23
37
北尾根3峰
14:00
14:01
24
仏来山
14:25
14:25
2
コスマ山
14:27
14:28
43
15:11
15:11
20
神末上村
15:31
駐車場(三峰山登山口)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
みつえ青少年旅行村駐車場に
コース状況/
危険箇所等
台風の直後ということもあり、ルートが荒れていないかが心配だったが、沢の水量が多いくらいで特に問題になる箇所は無かった。
三峰山から東の平倉峰までのルートは、踏み跡こそ薄いが分かりやすい尾根で樹木も疎らなため歩きやすい。平倉峰の手前に南側が開けた場所がある。平倉峰山頂は北側が開けて曽爾高原方面の展望が素晴らしい
三峰山から北側に延びる北尾根も白ペンキやテープが有るのでルートは分かりやすい。但し、仏来山の山頂はルートから外れていて、山頂(標識あり)へ来てしまったらコスマ峠への分岐は少し戻ったところにある目印を左(北北東)へ下る尾根へ入ることを心がけること。逆コースを来ると山頂に気付かず通り過ぎるかもしれない
コスマ山手前(南)に右側に崩壊した箇所が有るので通行注意。コスマ峠から神末上村への下山路は沢沿いで倒木が多いので通行注意である
その他周辺情報 近くに岡田の谷の半夏生の群落地がある。丁度この時期、7月ごろ葉の一部が白くなり白い花が咲いたようで美しかった。一寸分かり難い(国道には看板が出ていた)が、村の人に尋ねれば丁寧に教えてくださった。
車で5分ほどの御杖道の駅には「みつえ温泉姫石の湯」があり、汗を流して帰ることができるのが有りがたい。700円であるが、駐車場に停めておいた車のワイパーに割引券が挟んであった。。うれしいプレゼントでした
青少年旅行村の一番手前の駐車場に車を置いて登山開始です(標識のところを左側の橋を渡る)
2015年07月20日 08:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
5
7/20 8:32
青少年旅行村の一番手前の駐車場に車を置いて登山開始です(標識のところを左側の橋を渡る)
数分で登尾ルートの登山口(右側の橋)。この日は初めて林道を真っ直ぐ不動滝方面に進む
2015年07月20日 08:39撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
7/20 8:39
数分で登尾ルートの登山口(右側の橋)。この日は初めて林道を真っ直ぐ不動滝方面に進む
2日前の台風の大雨で沢の水量は多い
2015年07月20日 08:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
7/20 8:48
2日前の台風の大雨で沢の水量は多い
不動滝コースの登山口(左側へ)
2015年07月20日 08:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 8:55
不動滝コースの登山口(左側へ)
小さな滝が連続する沢伝いに進むと
2015年07月20日 08:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
3
7/20 8:57
小さな滝が連続する沢伝いに進むと
赤い橋の向こうに不動滝が見えてくる
2015年07月20日 09:00撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 9:00
赤い橋の向こうに不動滝が見えてくる
水量が豊富で大迫力の不動滝
2015年07月20日 09:01撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6
7/20 9:01
水量が豊富で大迫力の不動滝
登山道は滝の右横を登っていく
2015年07月20日 09:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 9:06
登山道は滝の右横を登っていく
山頂まで2100m
2015年07月20日 09:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 9:18
山頂まで2100m
綺麗に植林された杉林の中の登山道は整備されていて登りやすい
2015年07月20日 09:34撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
7/20 9:34
綺麗に植林された杉林の中の登山道は整備されていて登りやすい
滝から40分で避難小屋が見え、ここで登尾コースと合流する
2015年07月20日 09:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 9:47
滝から40分で避難小屋が見え、ここで登尾コースと合流する
避難小屋で少し休憩して山頂へ向かう。およそ10分で主脈稜線の三畝峠へ上がる
2015年07月20日 10:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
7/20 10:10
避難小屋で少し休憩して山頂へ向かう。およそ10分で主脈稜線の三畝峠へ上がる
冬の霧氷シーズンなら霧氷のプロムナードになる稜線をゆるゆると登っていく
2015年07月20日 10:11撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 10:11
冬の霧氷シーズンなら霧氷のプロムナードになる稜線をゆるゆると登っていく
曽爾の倶留尊山や大洞山などが展望できる
2015年07月20日 10:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4
7/20 10:18
曽爾の倶留尊山や大洞山などが展望できる
三峰山山頂(1235m)。
2015年07月20日 10:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
7
7/20 10:22
三峰山山頂(1235m)。
記念撮影だけして山頂を素通りし、東隣の平倉峰へ向かう。分かりやすい稜線。
2015年07月20日 10:36撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 10:36
記念撮影だけして山頂を素通りし、東隣の平倉峰へ向かう。分かりやすい稜線。
平倉峰の少し手前に南側に開けた場所が有り、台高方面の展望が素晴らしい。これまでに登った峰々を思い出しながら眺めるのは楽しい
2015年07月20日 10:41撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 10:41
平倉峰の少し手前に南側に開けた場所が有り、台高方面の展望が素晴らしい。これまでに登った峰々を思い出しながら眺めるのは楽しい
台高尾根の向こうに遠く大峰奥駈の峰々も頭をのぞかせている
2015年07月20日 11:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 11:02
台高尾根の向こうに遠く大峰奥駈の峰々も頭をのぞかせている
平倉峰山頂(1222m)は北側に開けて明るい。
2015年07月20日 10:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 10:52
平倉峰山頂(1222m)は北側に開けて明るい。
北側に広がる曽爾の倶留尊山、古光山、鎧岳、住塚山などの展望
2015年07月20日 10:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 10:52
北側に広がる曽爾の倶留尊山、古光山、鎧岳、住塚山などの展望
三峰山へ戻って今回も八丁平で昼食に
2015年07月20日 11:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 11:22
三峰山へ戻って今回も八丁平で昼食に
相方が持って来てくれたシャーベット状に凍らせたフルーツが暑い夏の山では最高の御馳走でした。。感謝、感謝!!
2015年07月20日 11:44撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
5
7/20 11:44
相方が持って来てくれたシャーベット状に凍らせたフルーツが暑い夏の山では最高の御馳走でした。。感謝、感謝!!
八丁平::霧氷の時期は真っ白な霧氷に囲まれた雪原だが、緑の草原も爽やかで美しい
2015年07月20日 11:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 11:55
八丁平::霧氷の時期は真っ白な霧氷に囲まれた雪原だが、緑の草原も爽やかで美しい
改めて本日三度目の三峰山山頂。ここからいよいよ正面の樹木の中、北尾根へ突入する
2015年07月20日 12:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 12:05
改めて本日三度目の三峰山山頂。ここからいよいよ正面の樹木の中、北尾根へ突入する
一気に300m弱の高度を下る。。この坂が中々に急である
2015年07月20日 12:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 12:17
一気に300m弱の高度を下る。。この坂が中々に急である
「ヤマギシ山」と書かれた樹木や標識が峠近くまで見られた。やまぎしさんの持ち山なんだろうか?だとしたらすごく広いエリア。。。
2015年07月20日 12:34撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 12:34
「ヤマギシ山」と書かれた樹木や標識が峠近くまで見られた。やまぎしさんの持ち山なんだろうか?だとしたらすごく広いエリア。。。
大下りを下って登り返したところにある1峰(990m)
2015年07月20日 12:38撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 12:38
大下りを下って登り返したところにある1峰(990m)
続いて2峰(959m)
2015年07月20日 12:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 12:53
続いて2峰(959m)
小さなアップダウンが有って、また200m位の大下り
2015年07月20日 13:03撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
7/20 13:03
小さなアップダウンが有って、また200m位の大下り
その途中に有るツキヤタワ。。タワって峠の意味だったんじゃ
2015年07月20日 13:04撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
7/20 13:04
その途中に有るツキヤタワ。。タワって峠の意味だったんじゃ
そして登り返した3峰(847m)。。ずっと樹林の中の歩行だが、斜面を吹き上がってくる風で割と涼しく感じられた
2015年07月20日 13:23撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 13:23
そして登り返した3峰(847m)。。ずっと樹林の中の歩行だが、斜面を吹き上がってくる風で割と涼しく感じられた
仏来山へのスギ林の中の直登・・この坂、意外と急でこの幅の中でジグザグに登らないととても真っ直ぐ登れない・・永遠に続くかと思ったけど標高差は高々100m弱
2015年07月20日 13:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 13:49
仏来山へのスギ林の中の直登・・この坂、意外と急でこの幅の中でジグザグに登らないととても真っ直ぐ登れない・・永遠に続くかと思ったけど標高差は高々100m弱
んで、遂に仏来山山頂(848m)へ。この山頂、縦走路からわずかに外れているので、コスマ山へ行くには少し戻る必要がある(ここが間違えやすいポイント)
2015年07月20日 14:00撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:00
んで、遂に仏来山山頂(848m)へ。この山頂、縦走路からわずかに外れているので、コスマ山へ行くには少し戻る必要がある(ここが間違えやすいポイント)
少し戻って、多くの人の記録にもあったこの標識を発見。学(学能堂山のこと)の方向に進む。
2015年07月20日 14:04撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:04
少し戻って、多くの人の記録にもあったこの標識を発見。学(学能堂山のこと)の方向に進む。
最後のピーク、コスマ山の手前にある崩壊地。。それほどでもないが一応注意して進む。。右側にかなり急角度で落ち込んでいる
2015年07月20日 14:19撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:19
最後のピーク、コスマ山の手前にある崩壊地。。それほどでもないが一応注意して進む。。右側にかなり急角度で落ち込んでいる
ほぼ同じ場所から東側に綺麗なピラミッド型のピークを持つ二つの山(局ヶ岳と栗ノ木岳)が綺麗に見えるポイント有り
2015年07月20日 14:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:21
ほぼ同じ場所から東側に綺麗なピラミッド型のピークを持つ二つの山(局ヶ岳と栗ノ木岳)が綺麗に見えるポイント有り
北尾根最後のピークコスマ山山頂(850m)
2015年07月20日 14:25撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:25
北尾根最後のピークコスマ山山頂(850m)
少し下った所がコスマ峠。。ここへは3年前(2012年3月)に学能堂山へ登った時に降りてきたところである
2015年07月20日 14:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:28
少し下った所がコスマ峠。。ここへは3年前(2012年3月)に学能堂山へ登った時に降りてきたところである
峠から西側に上村へ向かって下山する
2015年07月20日 14:29撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:29
峠から西側に上村へ向かって下山する
ゴロゴロした急な沢の源頭部を下る
2015年07月20日 14:35撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:35
ゴロゴロした急な沢の源頭部を下る
下ってくると水量が徐々に多くなり、倒木がやたら多くなってくる
2015年07月20日 14:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:42
下ってくると水量が徐々に多くなり、倒木がやたら多くなってくる
登山道を何本もの倒木が通せんぼ
2015年07月20日 14:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:48
登山道を何本もの倒木が通せんぼ
いちいち跨ぐのは疲れた身体にムチ打って更にかなり消耗
2015年07月20日 14:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:49
いちいち跨ぐのは疲れた身体にムチ打って更にかなり消耗
峠から30分足らずで何とか林道まで下りた
2015年07月20日 14:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 14:53
峠から30分足らずで何とか林道まで下りた
後は林道を進んで
2015年07月20日 15:03撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 15:03
後は林道を進んで
ここも獣除けの柵が...
2015年07月20日 15:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
7/20 15:07
ここも獣除けの柵が...
神末上村で車道へ出ると正面に三峰山。。ここから旅行村の駐車場所までおよそ2kmを歩きました
2015年07月20日 15:12撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 15:12
神末上村で車道へ出ると正面に三峰山。。ここから旅行村の駐車場所までおよそ2kmを歩きました
猿を撃退する農家のおばさん・・・実はこれ、カカシ。。ここまで写実的にしないと効果が無いのかしら
2015年07月20日 15:14撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4
7/20 15:14
猿を撃退する農家のおばさん・・・実はこれ、カカシ。。ここまで写実的にしないと効果が無いのかしら
道端に咲いてた白いホタルブクロ。。本日唯一の花の写真
2015年07月20日 15:23撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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7/20 15:23
道端に咲いてた白いホタルブクロ。。本日唯一の花の写真
数少ないコミュニティバスと遭遇。。
2015年07月20日 15:27撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
7/20 15:27
数少ないコミュニティバスと遭遇。。
駐車場に帰還。。
2015年07月20日 15:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
3
7/20 15:31
駐車場に帰還。。
帰りに車で5分ほどの近くに在る岡谷の半夏生群落地に
2015年07月20日 15:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
7/20 15:51
帰りに車で5分ほどの近くに在る岡谷の半夏生群落地に
半夏生と呼ばれるこの季節に葉が白くなって花が咲いたようになるらしい。珍しいものを見させてもらいました
2015年07月20日 15:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4
7/20 15:52
半夏生と呼ばれるこの季節に葉が白くなって花が咲いたようになるらしい。珍しいものを見させてもらいました
勿論、帰る前にみつえの姫石の湯で汗を流してさっぱりしました。。今回もお疲れ様でした
2015年07月20日 16:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
7/20 16:53
勿論、帰る前にみつえの姫石の湯で汗を流してさっぱりしました。。今回もお疲れ様でした

感想

台風11号が通り過ぎ、梅雨が明けたらしい。本格的な夏山到来である。
台風一過にしてはややぐずついていたが、この日は猛暑日になりそうとの予感で、標高1000m越えの山として三峰山を選ぶ。この山は冬の霧氷で有名だが、雪の無い季節は久しぶりである。
近くに珍しい半夏生の群落がこの季節に有るということで以前からこの時期に来てみたかった。今回は、今まで通ったことのない不動滝ルートと山頂から東尾根の平倉峰方面と北尾根を辿ってコスマ峠から神末上村へ周回するコースにした。
旅行村まで入らず、登山口近くの下の駐車場に停めて登り、これまで登っていた登尾尾根ルートを右に分けて不動滝方面へ。。台風直後ということも有り沢の水量は多く、不動滝から流れ落ちる水の迫力も半端ではなかった。滝の横から本格的な登山道となり、良く整備された階段道を登る。杉の植林帯なので薄暗い感じはするが、滝から50分足らずで登尾ルートと合流する避難小屋に到着する。
霧氷の時期は休憩の人で一杯の小屋であるが、この日は無人で薄暗い。一息入れて山頂へスタート。霧氷の時期は、ここから山頂までが楽しいところだが、この時期は、黙々と登ることになり、意外と時間も長く感じる(とは、相方の感想)。三畝峠で主稜線に出た後は、気持ちの良い自然林(冬は霧氷のトンネルになる)を抜けて上がっていく。途中、御嶽山のビュースポットと書かれたところがあり、曽爾高原方面の展望を楽しんで見慣れた山頂に到着する。
今回は、平倉峰へ行くのも目的の一つなので、更に足を東の尾根へ延ばす。平倉峰までは凡そ1km、アップダウンも少なく稜線上の踏み跡をたどると北の御杖村側に視界の開け、夏の終わりかと思わせるほどにトンボが飛び交う山頂に到着する。少し手前には、台高山脈やその奥の大峰の八経ヶ岳などを眺められる展望スポットもあるんで天気が良いひは楽しい。
再び三峰山へ戻って、南へ少し下った八丁平で展望を楽しみながら昼食を取る。天気が良く、正面の迷岳から右手に池木屋山、檜塚、明神岳が連なり、その奥には大台ケ原(日出ヶ岳)や大峰山脈の八経ヶ岳、釈迦ヶ岳など、近畿の屋根と呼ばれる山々が指呼の間に見える。
30分ほどのんびり昼食タイムを楽しんで再度三峰山山頂へ戻る。いよいよここから北尾根へ入る。正直後は下るだけと思っていたのだが、実は、ここからの方が距離も長いし、急なアップダウン(基本的には下るのだが..)の繰り返しは思った以上に時間もかかるしなかなかに足腰に堪えるものであった。1峰、2峰、3峰などの標識のつけられたピーク?を辿り、仏来山ではルートを間違えやすいという情報を知りつつも分岐を見落として道なりに進んでしまったりだったが、何とか3年前に学能堂山から下ってきたコスマ峠に到着。
ここから集落までの沢筋の下りでの倒木には辟易とさせられたが、調べてみたら3年前の山行の時も同じような状態だった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-172636.html

集落から旅行村までの約1.5kmが意外と長く感じ、正直少ししんどく感じてはいたが、折角なので半夏生の群落地にも立ち寄って珍しい光景を眺めることができた。最後は待望の姫石の湯で汗を流して本日の登山も無事終了。下界の温度表示器は軒並み30度以上を示していたが、やはり標高1000mを超すスカイラインの散歩は適度に風も有って体感的には涼しかった。
帰りの運転を相方に任せて申し訳ないくらいに楽をさせてもらった今回の山行だった。

 今回の歩行距離:15.0km 2015年の累積距離:255.3km(21回目)
 今回の累積標高:1,310m 2015年の累積標高:20,803m

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