ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 682639
全員に公開
ハイキング
道北・利尻

天塩岳 旧道-前天塩-天塩岳-新道周回 <夏の北海道山行>

2015年07月20日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:48
距離
13.3km
登り
1,067m
下り
1,060m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

天候 晴れ 
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
7月18日未明東京発-新潟港<新日本海フェリー>19日早朝小樽港着 移動
天塩岳ヒュッテ車中泊 林道はダートだが整備され走行に問題ない。
天塩岳ヒュッテへの道順が、カーナビで初めて「案内できません」となり
(私のだけかもしれませんが)驚いた。
コース状況/
危険箇所等
天塩岳ヒュッテから登山道はしっかり整備され、テープなどもあり危険個所、迷い
やすい場所はない。早朝は露でひざ下を濡らす場所もあり、スパッツがあった方がズボンを濡らさずに済むかもしれない。
新道から回る場合、入山時間が遅いと、連絡道から円山に登る際直射日光が差し込み、暑い暑い登りとなるので注意が必要(夏の場合)。
その他周辺情報 下山後、天塩岳ヒュッテの炊事場の冷たい水で顔を洗え、気持ちよかった。ごくごく飲みたいところだけれど、要煮沸。
温泉 上川町へ向かう途中に協和温泉(500円)
食事 上川駅前に「日本一のラーメン」がある。(お店が何件もあります)
旭川にも…
    台風11号
今年も北海道の天気が安定し
ない。昨年もトムラウシ山だ
けしか登れず、北海道を後に
した。心配をよそに新潟港か
ら19時間。B寝台もいっぱい
台風の余波もなく、快適な船
旅。
2015年07月18日 07:44撮影 by  NEX-5R, SONY
7/18 7:44
    台風11号
今年も北海道の天気が安定し
ない。昨年もトムラウシ山だ
けしか登れず、北海道を後に
した。心配をよそに新潟港か
ら19時間。B寝台もいっぱい
台風の余波もなく、快適な船
旅。
    林道入り口
性能には満足しているカーナ
ビだが、目的地を天塩岳ヒュ
ッテに指定しても、「目的地
への道路がありません」と道
案内してくれない。手持ちの
地図でこの分岐点を指定して
何とか案内してもらう。こん
なこと初めて。
2015年07月19日 17:14撮影 by  NEX-5R, SONY
7/19 17:14
    林道入り口
性能には満足しているカーナ
ビだが、目的地を天塩岳ヒュ
ッテに指定しても、「目的地
への道路がありません」と道
案内してくれない。手持ちの
地図でこの分岐点を指定して
何とか案内してもらう。こん
なこと初めて。
  天塩岳ヒュッテ
旭川のイオンで食料を調達し
て、登山口の前日入りした。
上の分岐点を夜に通過するの
は避けた方がよさそう。
小屋はとてもきれいで、要煮
沸だが炊事場も完備、もちろ
んトイレも。下山後管理清掃
されている方にお会いした。
1週間に1回清掃に来られてい
るそうです。ほんと綺麗です。
感謝!
2015年07月19日 17:42撮影 by  NEX-5R, SONY
7/19 17:42
  天塩岳ヒュッテ
旭川のイオンで食料を調達し
て、登山口の前日入りした。
上の分岐点を夜に通過するの
は避けた方がよさそう。
小屋はとてもきれいで、要煮
沸だが炊事場も完備、もちろ
んトイレも。下山後管理清掃
されている方にお会いした。
1週間に1回清掃に来られてい
るそうです。ほんと綺麗です。
感謝!
    登山道
連絡路まで沢沿いの整備され
た登山道を歩く。クマよけの
鈴とこっそり買ったロケット
花火をザックのポケットにつ
けて、4時に出発。沢沿いに
は橋がかけられ靴を濡らすこ
とはない。
朝露では濡れるけど…
2015年07月20日 04:18撮影 by  NEX-5R, SONY
7/20 4:18
    登山道
連絡路まで沢沿いの整備され
た登山道を歩く。クマよけの
鈴とこっそり買ったロケット
花火をザックのポケットにつ
けて、4時に出発。沢沿いに
は橋がかけられ靴を濡らすこ
とはない。
朝露では濡れるけど…
  見られた花々
クルマユリ、シモツケソウ
ゴゼンタチバナ、なぜか
コマクサ。(エゾが付くのか
な)
2015年07月20日 05:17撮影 by  NEX-5R, SONY
7/20 5:17
  見られた花々
クルマユリ、シモツケソウ
ゴゼンタチバナ、なぜか
コマクサ。(エゾが付くのか
な)
  稜線に出ると…
前天塩岳への苦しい登りを終
えると素晴らしい展望が待っ
ている。まだ雪が残っている。
2015年07月20日 06:36撮影 by  NEX-5R, SONY
1
7/20 6:36
  稜線に出ると…
前天塩岳への苦しい登りを終
えると素晴らしい展望が待っ
ている。まだ雪が残っている。
  見られた花々
イソツツジ、ハクサンチドリ
ウサギギク、エゾカンゾウ 
かな。
天塩岳手前の花畑に見られま
す。
2015年07月20日 05:17撮影 by  NEX-5R, SONY
7/20 5:17
  見られた花々
イソツツジ、ハクサンチドリ
ウサギギク、エゾカンゾウ 
かな。
天塩岳手前の花畑に見られま
す。
   前天塩岳山頂
「前」と付けないで別の名前
を与えても遜色がないほど立
派な山容。人工物が見えない
さすが北海道の山。本州のア
ルプスで人工物が見えない山
があるだろうか。
2015年07月20日 06:58撮影 by  NEX-5R, SONY
2
7/20 6:58
   前天塩岳山頂
「前」と付けないで別の名前
を与えても遜色がないほど立
派な山容。人工物が見えない
さすが北海道の山。本州のア
ルプスで人工物が見えない山
があるだろうか。
   天塩岳雄姿
前天塩岳山頂はほとんど無風
。晴れているが眺望が利かな
い。大雪や周囲の山々、あわ
よくば利尻富士も見たかった。
昨日雨で予定していた余市岳
登頂断念を思えば、贅沢は言
うまい。
2015年07月20日 07:20撮影 by  NEX-5R, SONY
3
7/20 7:20
   天塩岳雄姿
前天塩岳山頂はほとんど無風
。晴れているが眺望が利かな
い。大雪や周囲の山々、あわ
よくば利尻富士も見たかった。
昨日雨で予定していた余市岳
登頂断念を思えば、贅沢は言
うまい。
  丸山・西天塩岳方面
目を西側に転ずると、なだら
かな丸山、奥に西天塩岳を望
む。実はガイドブックを読ん
だとき、逆回り、新道経由の
方が楽そうでいいんじゃない
かと思ったのです。
2015年07月20日 07:20撮影 by  NEX-5R, SONY
2
7/20 7:20
  丸山・西天塩岳方面
目を西側に転ずると、なだら
かな丸山、奥に西天塩岳を望
む。実はガイドブックを読ん
だとき、逆回り、新道経由の
方が楽そうでいいんじゃない
かと思ったのです。
    巻き道合流
前天塩岳を後にして、天塩岳
との鞍部へ200mいったん下
ります。ちょうど朝日を東か
ら受けて、暑いのなんの。体
温が一気に上昇します。
結構ばてました。
2015年07月20日 07:40撮影 by  NEX-5R, SONY
7/20 7:40
    巻き道合流
前天塩岳を後にして、天塩岳
との鞍部へ200mいったん下
ります。ちょうど朝日を東か
ら受けて、暑いのなんの。体
温が一気に上昇します。
結構ばてました。
   滝上登山道分岐
ガイドブックだとこのあたり
に「ナキウサギもいる」とあ
り、耳を澄ますがトムラウシ
で見た時の「ちっ」という声
が全く聞こえない。それより
「…もいる」の「も」が気に
なりだした。
2015年07月20日 08:39撮影 by  NEX-5R, SONY
7/20 8:39
   滝上登山道分岐
ガイドブックだとこのあたり
に「ナキウサギもいる」とあ
り、耳を澄ますがトムラウシ
で見た時の「ちっ」という声
が全く聞こえない。それより
「…もいる」の「も」が気に
なりだした。
  三角点と天塩岳山頂
数年前、天塩川河口を見てき
たので「天塩」を冠したこの
山が気になっていた。雄大な
川に劣らず立派な山だった。
2015年07月20日 08:53撮影 by  NEX-5R, SONY
1
7/20 8:53
  三角点と天塩岳山頂
数年前、天塩川河口を見てき
たので「天塩」を冠したこの
山が気になっていた。雄大な
川に劣らず立派な山だった。
  丸山へ延びる登山道
やっぱり時計回りで、山頂へ
登山した余韻に浸り、なだら
かな山道を歩く方がいい。
2015年07月20日 09:25撮影 by  NEX-5R, SONY
1
7/20 9:25
  丸山へ延びる登山道
やっぱり時計回りで、山頂へ
登山した余韻に浸り、なだら
かな山道を歩く方がいい。
  別角度から天塩岳
おやっと思うほど形を変えた
天塩岳。丸山あたりから見る
と意外と尖って見える。
2015年07月20日 11:03撮影 by  NEX-5R, SONY
7/20 11:03
  別角度から天塩岳
おやっと思うほど形を変えた
天塩岳。丸山あたりから見る
と意外と尖って見える。
    地獄の下り
ちょうど10時ごろになり、
丸山から新道分岐あたりま
で、かんかん照りの太陽を
まともに背中に受けての下
りとなる。こちらを登りに
選んだ登山者は、小1時間
以上太陽を正面に見て登る
ことになる。会う方皆大汗
をかかれていた。
2015年07月20日 11:43撮影 by  NEX-5R, SONY
7/20 11:43
    地獄の下り
ちょうど10時ごろになり、
丸山から新道分岐あたりま
で、かんかん照りの太陽を
まともに背中に受けての下
りとなる。こちらを登りに
選んだ登山者は、小1時間
以上太陽を正面に見て登る
ことになる。会う方皆大汗
をかかれていた。
 今回も具合が悪くなる
ここのところ、毎回足が攣る
(太もも)、頭痛がひどい、猛
烈な疲労感で歩けないといっ
た症状が出る。前後して下山
した方にも何があったのか…
先に出発したオデッセーがブ
レーキ痕もなく道路わきに転
落していた。大したけがはな
かったようで一安心。
2015年07月20日 15:58撮影 by  NEX-5R, SONY
4
7/20 15:58
 今回も具合が悪くなる
ここのところ、毎回足が攣る
(太もも)、頭痛がひどい、猛
烈な疲労感で歩けないといっ
た症状が出る。前後して下山
した方にも何があったのか…
先に出発したオデッセーがブ
レーキ痕もなく道路わきに転
落していた。大したけがはな
かったようで一安心。
撮影機器:

装備

備考 とにかく暑かった。風がなかったので団扇があればよかったかな。虫も追い払えるし。

感想

北海道の山旅も昨年に続き、天候不良で一山のみで終わってしまった、同時に今年の夏休みも…。
しかし、昨年のトムラウシ山、今年の天塩岳いずれも一山とはいえ、十分満足で記憶に残る山旅となった。何年も夏と秋の北海道に通い詰めているが、天候が安定しないことが多くなってきた印象である。年齢のこともあるので、快く送り出してくれる家族を心配させてまで登山を強行することはできない。今回は、初日の19日余市岳、20日天塩岳、21日ニセイカウシュッペ岳、22日駒ヶ岳、23日大千軒岳、24日狩場山25日の朝の新潟便で帰り26日東京へ。27日から仕事の予定で北海道入りした。
半分登れればいいやぐらいのざっくりした計画&無理をしない。

今回も早朝からの登山で、体調不良もあり運転が思うようにできなかった。
当日北海道のニュースで、「登山での事故の多くは下山時に起きている」と記事を取り上げていた。下山というのは帰宅するまでも含めてかなと、帰りの車の転落事故原因に思いを巡らせ、安全登山を心がけようと決意を新たにした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1381人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら