南北2つの山城があった奈良県・龍王山
- GPS
- 06:42
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 729m
- 下り
- 704m
コースタイム
天候 | 曇〜晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風明けということも有り、多少ぬかるんだり滑り易くなっている所もあるが特に危険という所は無い。案内表示も随所に設置されている。 |
その他周辺情報 | 山頂尾根道への取り付きに1ヶ所トイレがあるが、それ以外は休憩地のベンチ程度である。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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備考 | 冷たいお茶800ccを持参したが、少し足りなかった。これからはもう少し必要。ウチワか扇子があった方が良さそうである。 |
感想
台風明けの2日目、昨日に引き続き近場の山歩きに出かける。電車の駅から徒歩で登れる山ということでJR桜井線・柳本駅から龍王山に向かう。今回はピストンではなく、桜井の長谷寺方面に抜けるルートにしたいと思っているが、台風の影響がどのくらい有ったのか分からないので現地の状況で判断することにしてとにかく出発。
出かける直前になって思わぬ失敗に気づく。昨夜帰ってから携帯に充電するのを忘れていて見てみると充電量が半分くらいになっている。やな予感がするが後になって現実のものになるとは・・・。
9:30頃JR柳本駅を出発し、古墳を横目に山の辺の道を龍王山に向かう。登山道に入ってすぐ一部で藪漕ぎになったが大したことも無く進む。登山道は案の定雨でぬかるんだり滑り易くなっている所が多いが、暫くすると延々の丸太階段に変わる。山頂までには休憩地としてベンチが3ヶ所ほど置かれており、最初の休憩所で小休止を取る。
11:20頃山頂の遊歩道に取り付く。龍王山には山城として北城・南城の城跡が有り、奈良県では信貴山城に次ぐ規模だったそうである。
登山道はこの二つの城の間に出てしまうので、まずは北城に行ってみる。途中展望台があるのでそれぞれ登ってみるが、回りの樹木が大きくなってしまったせいか展望がきく所は無かった。以前登ったときもそうだったが、北城の本丸跡に登るルートが見つからず土手のような所を登り本丸跡に出る。ベンチなども置いてあるが、辺り一面雑草が生い茂り暫く手入れはされていないようである。湿り気が多いのか、珍しそうな?キノコが顔をのぞかせているので名前は帰ってから調べることとして写真だけ撮ってくる。
車道を歩くのは面白くないので、できるだけ山の中の散策路を通って南城に向かう。こちらがやはりメインなのか、登山道もしっかり整備されている。山頂の城跡からは大和三山をはじめ生駒・信貴山方面、葛城・金剛山方面などと天理・桜井・橿原などの市街地が一望でき、条件が良ければ明石海峡大橋なども見えるそうである。昼食休憩の後、ここでもキノコの写真を何枚か撮ってくる。
少し遅くなったが次の目的地に向かう。ここでうっかりルートを間違え90度違う方向に進んでしまい、暫くしておかしいことに気づき引き返す羽目に。更に山頂から桜井方面に抜ける下山ルートが分からず、南城跡をぐるっと迂回することに。このルートには入る人がいないのか、かなり荒れた所が多く、このまま進んで良いのか少し心配になるほどだったが、程なく本来のルートに合流し事なきを得る。
14:10頃一般道に出たが、この頃には携帯の電池が危なくなってきており、長谷寺方面に抜けるまで電池が持つかどうか心配な状態になる。地図やコンパスもあるが、普段ほとんど携帯GPSに頼っているのと、台風明けでルートがどんな状態かも分からないので仕方なく安全策をとって県道50号線を戻ることに。
この頃になると天候が晴れに変わり、もろに夏の日差しになる。炎天下に舗装道路を7〜8kmも歩くのはさすがにうんざりで、途中から足の指も痛くなってきたので、並行して流れる小川に降りられる場所を探し暫く裸足で冷水マッサージ。普段なかなかこんな事をすることはできないが、今日は気ままな一人登山なので気兼ねなくゆっくりできる。結局16:10頃JR巻向駅に到着し、1時間に1〜2本の列車を待った。結果的には携帯の電池も切れることは無かったが、まあ今回は仕方無しとしよう。
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