南木曽岳
- GPS
- 05:24
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 795m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 5:24
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路 南木曽岳蘭登山口駐車場ー林道ーR256ーR153ーR256ー飯田市(泊) 南木曽岳蘭登山口駐車場 無料 30台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは南木曽岳山麓避難小屋にあります。 南木曽岳山麓避難小屋ー南木曽岳登山道入口ー下山道分岐 南木曽岳山麓避難小屋の林道を進み、ゲート前にある登山口までの近道あり。 南木曽岳登山口までは鬱蒼とした樹林帯を通る。 下山道分岐までは緩やかに上って行きます。 良く整備された登山道で危険箇所はありません。 下山道分岐ー南木曽岳 下山道分岐から急登が山頂まで続き、木段や木の梯子が出現してくる。場所によっては桟橋が設けられている。 急登が連続するが樹林帯なので見晴らしは良くない 山頂は木々に覆われていて展望はありません。 良く整備された登山道で危険箇所はありません。 南木曽岳ー南木曽岳避難小屋ー摩利支天ー下山道分岐 山頂からすぐ先に見晴台があり、そこからの御嶽山の展望は胸がすく気持ち良さ。 近くに南木曽岳避難小屋があり悪天候時にはありがたい存在です。トイレが併設されているので助かります。 摩利支天からの眺望は晴れていると期待できると思います。 摩利支天からの下山は急坂なので注意が必要です。 良く整備された登山道で危険箇所はありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
虫よけスプレー
|
---|---|
備考 | 雨具は必須。 朝から気温が低くレイヤリングで半袖のTシャツの上に雨具で良い具合だった。 稜線や山頂での停滞中は防寒用にインサレーションはあった方が良いでしょう。 梯子や鎖場の通過での手の保護と防寒対策として予備も含めて手袋はあった方が良いでしょう。 |
感想
五月も半ばを過ぎて、朝晩の寒暖差が著しい季節となりました。次はどこに行こうかと思案した結論は昨年と同様に中央アルプスの南木曽岳に行く事にしました。
登山ルートは、南木曽岳山麓避難小屋⇔南木曽岳登山道入口⇔下山道分岐⇒南木曽岳⇒南木曽岳避難小屋⇒摩利支天として南木曽岳山麓避難小屋から下山道分岐まで進みそこから南木曽岳に登頂して南木曽岳避難小屋、摩利支天を経由して下山道分岐に戻る周回コースとしました。
南木曽岳山麓避難小屋に着いても途中から降っている雨がやや弱めになったとはいえ雨具を着込んでスタートする事にしました。
林道ゲート前を右手に折れて南木曽岳登山道入口への近道を選択して鬱蒼とした樹林帯を進みますが、やがて再び林道になります。
南木曽岳登山道入口でここで追いかけてくる外国人カップルに遭遇。何やら道迷いしたらしく地図もgoogle Maps頼り、軽装で足元はスニーカーだったのでこの先同行する事にしました。
彼らとのやり取りで印象に残っているモノを写真の毎一コマに紹介しています。
彼等は日本が好きだという。「日本は山も街も綺麗だ」という。
さらに筆者を慮って休憩を入れてくれたり、私におにぎりや枝豆を差し出すから自然に笑みがでてしまう。
そうして楽しい会話は続き、つらいはずの急登を上り切ってしまい南木曽岳山頂に到着。ここは眺望もなく雨宿りのために南木曽岳避難小屋へ移動する事に。
途中にあった見晴台から見えた御嶽山に一同歓喜。国境が違えど感情は同じなのがすごく嬉しかった。
そして、避難小屋で雨宿りを兼ねて休憩。ここでは印象的な会話を紹介しておきます。
1.モニカ(波)は日本と日本人が好きだという。特に母国は親日で国ぐるみで日本人を歓迎しているようだ。お世辞でも嬉しい。
2.モニカ(波)の母国はウクライナと国境を接していて露のウクライナ侵攻を憂いている。過去の第二次世界大戦で独と露により戦場になった歴史がある。だけどヒットラーは嫌いだが独国民に罪はないと言い切る。
3.ジョージ(英)の父は今の英国を憂いている。「文化や伝統が破壊されてきている」と嘆く。理由は移民問題だという。移民に反対すると人種差別だとされる葛藤がある。国の文化や伝統が破綻していく様子を見るのが嘆かわしい。
日本は純粋単一民族。日本も同様の問題を抱えていると答えた。
日本と日本人を褒められて、元来お調子者の筆者はモニカ(波)に日本のお菓子を贈った。
明治 果汁グミ(ぶどう) 1袋
明治 チョコレート効果cacao72% 2粒
味覚糖 あずき塩 2粒
Asahi 濃ーいマンゴー 2粒
小屋にあった日記帳に思いを綴ってもらった。彼等に日本語の「memory=思い出」の単語を教えて外に出た。
上の原分岐に到着すると南木曽駅に向かうという仲良しになった二人と別れる事になった。「この先気をつけて」とお互い挨拶して摩利支天に向かい、摩利支天に着いたが空と同様に心が晴れなかった。きっと彼等との別れが寂しかったのだと思う。いつの間にか雨が止んでいるのに気付かないまま下山道分岐に戻り、そのまま下山しました。
これほどまでに楽しかった山行があったろうか?
と述懐すると思う。
それだけ記憶に残る山行でした。
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