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Yamareco

記録ID: 6828520
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

南木曽岳

2024年05月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
7.1km
登り
795m
下り
797m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:02
休憩
1:22
合計
5:24
距離 7.1km 登り 795m 下り 797m
10:14
10:17
17
10:34
10:35
2
10:37
6
10:43
10:54
55
11:49
12:05
6
12:11
12:18
1
12:19
12:21
1
12:22
12
12:34
13:08
21
13:29
13:30
75
14:45
14:50
13
15:03
15:05
15
15:20
ゴール地点
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路 越谷市ーR4ー県80ーR16ー岩槻ICー東北道ー久喜白岡JCTー圏央道ー八王子JCTー中央道ー飯田山本ICーR153ーR256ー林道ー南木曽岳蘭登山口駐車場

復路 南木曽岳蘭登山口駐車場ー林道ーR256ーR153ーR256ー飯田市(泊)

南木曽岳蘭登山口駐車場 無料 30台
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは南木曽岳山麓避難小屋にあります。

南木曽岳山麓避難小屋ー南木曽岳登山道入口ー下山道分岐
南木曽岳山麓避難小屋の林道を進み、ゲート前にある登山口までの近道あり。
南木曽岳登山口までは鬱蒼とした樹林帯を通る。
下山道分岐までは緩やかに上って行きます。
良く整備された登山道で危険箇所はありません。

下山道分岐ー南木曽岳
下山道分岐から急登が山頂まで続き、木段や木の梯子が出現してくる。場所によっては桟橋が設けられている。
急登が連続するが樹林帯なので見晴らしは良くない
山頂は木々に覆われていて展望はありません。
良く整備された登山道で危険箇所はありません。

南木曽岳ー南木曽岳避難小屋ー摩利支天ー下山道分岐
山頂からすぐ先に見晴台があり、そこからの御嶽山の展望は胸がすく気持ち良さ。
近くに南木曽岳避難小屋があり悪天候時にはありがたい存在です。トイレが併設されているので助かります。
摩利支天からの眺望は晴れていると期待できると思います。
摩利支天からの下山は急坂なので注意が必要です。
良く整備された登山道で危険箇所はありません。
おはようございます。南木曽岳山麓避難小屋に来ています。
小雨ですが、ここからスタートです。
2024年05月19日 09:55撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 9:55
おはようございます。南木曽岳山麓避難小屋に来ています。
小雨ですが、ここからスタートです。
始めは鬱蒼とした樹林帯を進みます。
2024年05月19日 09:59撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 9:59
始めは鬱蒼とした樹林帯を進みます。
南木曽岳登山口入口に着きました。ここで追いかけてくる外国人カップルに会い、この先同行する事にしました。
2024年05月19日 10:16撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 10:16
南木曽岳登山口入口に着きました。ここで追いかけてくる外国人カップルに会い、この先同行する事にしました。
下山道分岐に着きました。二人は道迷いしたらしく、Google Maps頼りでした。男性はジョージ(英)、女性はモニカ(波)。ジョージは少し日本語が通じる。
2024年05月19日 10:37撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 10:37
下山道分岐に着きました。二人は道迷いしたらしく、Google Maps頼りでした。男性はジョージ(英)、女性はモニカ(波)。ジョージは少し日本語が通じる。
山岳修験道だったらしく梯子が架けられています。
二人は中津川市の宿から散歩が好きでその延長でこの山に来たらしい。
2024年05月19日 10:47撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 10:47
山岳修験道だったらしく梯子が架けられています。
二人は中津川市の宿から散歩が好きでその延長でこの山に来たらしい。
鎖場に着きました。右は木道の巻道。
二人の格好は軽装で足元はスニーカー。
2024年05月19日 11:29撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 11:29
鎖場に着きました。右は木道の巻道。
二人の格好は軽装で足元はスニーカー。
途中で休憩を挟みます。モニカは日本食が好物らしく寿司、鮪が大好き。モニカはおにぎりをくれようする。嬉しいですがNo thank you。具はねぎとろ。
2024年05月19日 11:30撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 11:30
途中で休憩を挟みます。モニカは日本食が好物らしく寿司、鮪が大好き。モニカはおにぎりをくれようする。嬉しいですがNo thank you。具はねぎとろ。
雨が降っているのに口癖のように「nice view」と口にする英国人のジョージ。最初は頭がおかしい外人と思っていました。
2024年05月19日 11:32撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 11:32
雨が降っているのに口癖のように「nice view」と口にする英国人のジョージ。最初は頭がおかしい外人と思っていました。
兜岩に着いた。同行の二人に兜の説明が上手くできなくて...反省。ジョージ曰く、英国は雨が多いらしく今日のような小雨はFine dayとの事。
2024年05月19日 12:01撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 12:01
兜岩に着いた。同行の二人に兜の説明が上手くできなくて...反省。ジョージ曰く、英国は雨が多いらしく今日のような小雨はFine dayとの事。
二度目の休憩。モニカが枝豆をくれるから思わず破顔一笑。お返しにアーモンドフィッシュと小豆とマンゴー飴をあげた。喜んでいるかどうかはわからない。
2024年05月19日 12:06撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 12:06
二度目の休憩。モニカが枝豆をくれるから思わず破顔一笑。お返しにアーモンドフィッシュと小豆とマンゴー飴をあげた。喜んでいるかどうかはわからない。
前が開けました。「ワォー」とモニカの歓声が聞こえます。
モニカ曰く、日本と日本人が好きだという。理由は落とした財布が戻ってくるのが嬉しい。英国ではそのへんにバックパックを置いておくと秒でなくなるらしい。
2024年05月19日 12:11撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 12:11
前が開けました。「ワォー」とモニカの歓声が聞こえます。
モニカ曰く、日本と日本人が好きだという。理由は落とした財布が戻ってくるのが嬉しい。英国ではそのへんにバックパックを置いておくと秒でなくなるらしい。
南木曽岳の山頂を踏みました。三人とも大興奮。
ジョージから「山と岳どう違う?」と聞かれ「両方同じ」と答えた。
2024年05月19日 12:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 12:12
南木曽岳の山頂を踏みました。三人とも大興奮。
ジョージから「山と岳どう違う?」と聞かれ「両方同じ」と答えた。
途中から一緒したお二人。左がジョージ(英)、右がモニカ(波)。二人とも話しやすく好印象。特にジョージは英国人で英語を話すのはかっこいい。
2024年05月19日 12:14撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
5/19 12:14
途中から一緒したお二人。左がジョージ(英)、右がモニカ(波)。二人とも話しやすく好印象。特にジョージは英国人で英語を話すのはかっこいい。
山頂からの展望はありませんでした。三人で話して避難小屋に向かう事に。ジョージ曰く、「私の英語は上手だという」。私「私の英語は中学生レベルだ」で爆笑。
2024年05月19日 12:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 12:15
山頂からの展望はありませんでした。三人で話して避難小屋に向かう事に。ジョージ曰く、「私の英語は上手だという」。私「私の英語は中学生レベルだ」で爆笑。
御嶽山が薄っすらと見ました。三人の大歓声でにわかに湧く。御嶽山は知っているようだ。二人は明日金沢に行きその後伊吹山に登るようだ。
2024年05月19日 12:21撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 12:21
御嶽山が薄っすらと見ました。三人の大歓声でにわかに湧く。御嶽山は知っているようだ。二人は明日金沢に行きその後伊吹山に登るようだ。
中央アルプスの山々。
ジョージ曰く、英国には標高のある山がないためこういう景観の日本が羨ましいらしい。
2024年05月19日 12:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 12:28
中央アルプスの山々。
ジョージ曰く、英国には標高のある山がないためこういう景観の日本が羨ましいらしい。
山頂避難小屋で雨宿りしつつ談笑。
楽しい一時でした。(内容の詳細は感想欄)
2024年05月19日 12:33撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
5/19 12:33
山頂避難小屋で雨宿りしつつ談笑。
楽しい一時でした。(内容の詳細は感想欄)
分岐に着きました。南木曽駅に行くというので仲良しになった二人ともここでお別れです。この先気をつけて、楽しかった。
2024年05月19日 13:07撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:07
分岐に着きました。南木曽駅に行くというので仲良しになった二人ともここでお別れです。この先気をつけて、楽しかった。
見晴場所に着きました。空木岳方面ですが...あいにくの天気で残念。
2024年05月19日 13:08撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
5/19 13:08
見晴場所に着きました。空木岳方面ですが...あいにくの天気で残念。
展望はありませんが新緑が綺麗です。
2024年05月19日 13:10撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:10
展望はありませんが新緑が綺麗です。
中央の奥に見えているのは恵那山かな?
2024年05月19日 13:14撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
5/19 13:14
中央の奥に見えているのは恵那山かな?
クマ笹の黄緑色と森林の緑色と空色のコントラストが綺麗に思えた。
2024年05月19日 13:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:28
クマ笹の黄緑色と森林の緑色と空色のコントラストが綺麗に思えた。
摩利支天展望台に寄ってみます。
2024年05月19日 13:33撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:33
摩利支天展望台に寄ってみます。
あいにくの天気で眺望は今一つといった印象ですが、ジョージ(英)だったらきっと「nice view」といっています。
2024年05月19日 13:31撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:31
あいにくの天気で眺望は今一つといった印象ですが、ジョージ(英)だったらきっと「nice view」といっています。
植生が変わりました。カラマツ林になりました。
2024年05月19日 13:39撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:39
植生が変わりました。カラマツ林になりました。
修験道を偲ばれる鎖場。
2024年05月19日 13:43撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:43
修験道を偲ばれる鎖場。
目の前に突如として現れる巨岩。この山は岩山なのかもしれません。
2024年05月19日 13:58撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 13:58
目の前に突如として現れる巨岩。この山は岩山なのかもしれません。
開けた場所から稜線を見上げます。それにしても谷は深く森の緑は濃く綺麗です。
2024年05月19日 14:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
5/19 14:12
開けた場所から稜線を見上げます。それにしても谷は深く森の緑は濃く綺麗です。
下山道分岐に着きました。
2024年05月19日 14:51撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 14:51
下山道分岐に着きました。
曇り空なのに新緑が眩しく映る。
2024年05月19日 14:59撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 14:59
曇り空なのに新緑が眩しく映る。
林道との分岐に着きました。
左が近道。
2024年05月19日 15:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5/19 15:15
林道との分岐に着きました。
左が近道。
南木曽岳山麓避難小屋が見えました。
無事に下山しました。
2024年05月19日 15:21撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
5/19 15:21
南木曽岳山麓避難小屋が見えました。
無事に下山しました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ 虫よけスプレー
備考 雨具は必須。
朝から気温が低くレイヤリングで半袖のTシャツの上に雨具で良い具合だった。
稜線や山頂での停滞中は防寒用にインサレーションはあった方が良いでしょう。
梯子や鎖場の通過での手の保護と防寒対策として予備も含めて手袋はあった方が良いでしょう。

感想

五月も半ばを過ぎて、朝晩の寒暖差が著しい季節となりました。次はどこに行こうかと思案した結論は昨年と同様に中央アルプスの南木曽岳に行く事にしました。

登山ルートは、南木曽岳山麓避難小屋⇔南木曽岳登山道入口⇔下山道分岐⇒南木曽岳⇒南木曽岳避難小屋⇒摩利支天として南木曽岳山麓避難小屋から下山道分岐まで進みそこから南木曽岳に登頂して南木曽岳避難小屋、摩利支天を経由して下山道分岐に戻る周回コースとしました。

南木曽岳山麓避難小屋に着いても途中から降っている雨がやや弱めになったとはいえ雨具を着込んでスタートする事にしました。
林道ゲート前を右手に折れて南木曽岳登山道入口への近道を選択して鬱蒼とした樹林帯を進みますが、やがて再び林道になります。
南木曽岳登山道入口でここで追いかけてくる外国人カップルに遭遇。何やら道迷いしたらしく地図もgoogle Maps頼り、軽装で足元はスニーカーだったのでこの先同行する事にしました。
彼らとのやり取りで印象に残っているモノを写真の毎一コマに紹介しています。
彼等は日本が好きだという。「日本は山も街も綺麗だ」という。
さらに筆者を慮って休憩を入れてくれたり、私におにぎりや枝豆を差し出すから自然に笑みがでてしまう。
そうして楽しい会話は続き、つらいはずの急登を上り切ってしまい南木曽岳山頂に到着。ここは眺望もなく雨宿りのために南木曽岳避難小屋へ移動する事に。
途中にあった見晴台から見えた御嶽山に一同歓喜。国境が違えど感情は同じなのがすごく嬉しかった。
そして、避難小屋で雨宿りを兼ねて休憩。ここでは印象的な会話を紹介しておきます。
1.モニカ(波)は日本と日本人が好きだという。特に母国は親日で国ぐるみで日本人を歓迎しているようだ。お世辞でも嬉しい。
2.モニカ(波)の母国はウクライナと国境を接していて露のウクライナ侵攻を憂いている。過去の第二次世界大戦で独と露により戦場になった歴史がある。だけどヒットラーは嫌いだが独国民に罪はないと言い切る。
3.ジョージ(英)の父は今の英国を憂いている。「文化や伝統が破壊されてきている」と嘆く。理由は移民問題だという。移民に反対すると人種差別だとされる葛藤がある。国の文化や伝統が破綻していく様子を見るのが嘆かわしい。
日本は純粋単一民族。日本も同様の問題を抱えていると答えた。
日本と日本人を褒められて、元来お調子者の筆者はモニカ(波)に日本のお菓子を贈った。
明治 果汁グミ(ぶどう) 1袋
明治 チョコレート効果cacao72% 2粒
味覚糖 あずき塩 2粒
Asahi 濃ーいマンゴー 2粒
 
小屋にあった日記帳に思いを綴ってもらった。彼等に日本語の「memory=思い出」の単語を教えて外に出た。
上の原分岐に到着すると南木曽駅に向かうという仲良しになった二人と別れる事になった。「この先気をつけて」とお互い挨拶して摩利支天に向かい、摩利支天に着いたが空と同様に心が晴れなかった。きっと彼等との別れが寂しかったのだと思う。いつの間にか雨が止んでいるのに気付かないまま下山道分岐に戻り、そのまま下山しました。
これほどまでに楽しかった山行があったろうか?
と述懐すると思う。
それだけ記憶に残る山行でした。

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