池ノ谷左俣→剱岳→早月尾根

2024年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 10:40
• 距離: 16.2km
• 登り: 2,889m
• 下り: 2,889m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:12
• 休憩: 1:28
• 合計: 10:40

5:02 馬場島
5:21 5:21 林道分かれ
5:35 5:41 林道終わり
6:19 6:25 渡渉ポイント 雷岩近く
7:32 7:33 池ノ谷出合
8:18 8:19 池ノ谷二俣
9:50 9:50 小窓ノ王
9:55 10:12 三ノ窓
10:22 10:30 池ノ谷ガリー
10:38 10:38 チンネ
10:46 10:53 池ノ谷乗越
11:21 11:21 長次郎ノ頭
11:25 11:44 長次郎のコル
11:56 12:14 剱岳
12:32 12:33 カニのハサミ
12:44 12:44 標高2800m標識
13:13 13:14 標高2600m標識
13:45 13:46 早月小屋
13:51 13:52 丸山
14:16 14:16 1920.9m三角点
14:44 14:44 早月尾根標高1600m標識
15:19 15:20 松尾平
15:42 馬場島

天候

上部は晴れだが、中間部以下はガスが覆っていった。稜線の日陰は寒い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘駐車場。キャンプ場のトイレあり。

コース状況／危険箇所等

タカノスワリ高巻き～小窓尾根取り付き:
高巻き取り付き箇所の踏み跡は、張り巡らされた金属ネットでわかりにくくなっているが、昔の踏み跡に沿って進んだ方が良い。白萩川は右岸の巻道、河原を進む。雪渓の雪解けが進んでいるが、まだ小窓尾根取り付きへは雪渓がかかっており問題なし。

小窓尾根取り付き～池ノ谷出合:
尾根には比較的明瞭な踏み跡が続いているが、池ノ谷に降下する場所が不明瞭。踏み跡を外して薮を掴んで急降下したが、もう少し左にロープがあった。下部斜面には雪面が残っており、アイゼンに交換して池ノ谷雪渓に合流。

池ノ谷出合～三ノ窓:
池ノ谷は雪豊富。寒い朝だったので、上部は落石はそこまでひどくはなかったが、頻度はやはり高い。斜度はそこまで高くない。

三ノ窓～剱岳:
日陰の池ノ谷ガリーは寒く、刺さらないほどではないが雪面が固く、斜度も高いため、慎重に登った。
その後の北方稜線は、残雪が利用できる箇所は楽に進めるが、岩を巻くのに割れ雪庇や凍結部が邪魔している箇所があり、結局、岩を直登して進んだ。
懸念していた長次郎ノ頭は、ありがたい長次郎谷側巻きトレースに沿って進んだが、最後の方で雪庇と岩の接触部を通っていたため慎重に通過し、コルについて一安心。

剱岳～馬場島：
雪付きの早月尾根はポピュラーコースではないなと実感。上部では凍結箇所の下り、中部では垂直に近い雪面下降、夏道とのMIXなのでアイゼンでの岩場歩きなど盛りだくさん。トレースがあったので、そこまで不安は感じなかったが、トレースなしだと難易度が大幅に上がると思った。
早月小屋から下も所々雪面はあるが、比較的斜度はゆるい。

その他周辺情報

吉峰温泉利用

写真

5/25 6:22

未知の世界へ

5/25 8:13

池ノ谷右俣と左俣

5/25 8:13

池の谷は雪豊富

5/25 8:46

三ノ窓につながる左俣

5/25 9:55

見るからに怖い発射台

5/25 10:01

寒くて雪面固めの池ノ谷ガリー

5/25 10:47

池ノ谷乗越から長次郎谷に繋がる

5/25 10:55

剱岳へ向かう

5/25 11:00

長次郎谷上部は雪豊富

5/25 12:30

早月尾根上部も雪豊富

5/25 13:48

早月小屋より北方稜線

感想

shikkachi

またもや晴れの週末なので、先週実行できなかった残雪ハイクのため再び富山へ。
先週で少しは慣れたが、やはり緊張感溢れた状態で進んだ。
未知の世界の池ノ谷に感動し、雪付きの北方稜線であたふたし、早月尾根の困難さに驚いたりと、充実した一日に大満足。