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Yamareco

記録ID: 684788
全員に公開
トレイルラン
奥多摩・高尾

青梅高水トレイルランコースを走ってみた【夜の高水山で謎の動物に遭遇・・・まさか熊?】

2015年07月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:34
距離
22.3km
登り
1,468m
下り
1,423m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:06
休憩
0:00
合計
0:06
距離 0.7km 登り 22m 下り 0m
23:53
6
23:59
宿泊地
日帰り
山行
4:11
休憩
0:55
合計
5:06
距離 21.6km 登り 1,447m 下り 1,417m
0:21
0:23
15
0:53
33
1:33
1:34
4
1:38
14
1:52
3
1:55
1:58
14
2:12
2:16
14
2:30
53
3:23
4:03
49
4:52
4:54
15
5:09
13
5:22
5:25
2
5:27
ゴール地点
青梅駅〜榎峠間は二度の道迷いをやらかし、かなり時間をロスしてます。
榎峠〜高水山では後述の動物との遭遇があり立ち止まったり、常福院で朝まで時間潰しの休憩をとったりと、かなり時間を食ってしまいました。
最終的に軍畑駅にエスケープして終了しています。
トレランのコースタイムとしては参考にならないと思います。
天候 晴れ。夜は結構涼しい。
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:JR青梅線青梅駅
帰り:JR青梅線軍畑駅
コース状況/
危険箇所等
・青梅丘陵ハイキングコースはよく整備されたコースですが、それでも夜走ったら道迷いを2回やらかしました。一本道かと思いきや地図に無い分岐もありますのでご注意を。
・高水山に熊出没の注意が出ています。
自分でやっといて何ですが、夜行くのは本当オススメ出来ません。
・高水山常福院から青梅高水トレイルランコースの順路に従って下り始めて直ぐの所に、水場があり利用出来ます。
夜中の青梅駅をスタート。
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夜中の青梅駅をスタート。
青梅丘陵ハイキングコースに入ります。「見るべし!」
ええ、ちゃんと道標や地図は見るべきでした・・・。
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青梅丘陵ハイキングコースに入ります。「見るべし!」
ええ、ちゃんと道標や地図は見るべきでした・・・。
風の子太陽の子広場を抜けた先の展望台。なお、この風の子太陽の子広場から続く道は青梅丘陵ハイキングコースではありませんが、走り易いトレイルだったため、すぐに間違いに気付かず1km近く進んでしまいました。
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風の子太陽の子広場を抜けた先の展望台。なお、この風の子太陽の子広場から続く道は青梅丘陵ハイキングコースではありませんが、走り易いトレイルだったため、すぐに間違いに気付かず1km近く進んでしまいました。
何かがおかしい・・・。「おにぎり岩」。これを見て道を間違えた事を確信。
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何かがおかしい・・・。「おにぎり岩」。これを見て道を間違えた事を確信。
もと来た道を戻ります・・・。
白いキノコ「やーい、バーカバーカ。」
もと来た道を戻ります・・・。
白いキノコ「やーい、バーカバーカ。」
・・・正規のルートに戻って来ました。約2km、30分近いロス。
・・・正規のルートに戻って来ました。約2km、30分近いロス。
木々の合間に青梅市街の明かり。
木々の合間に青梅市街の明かり。
また道迷いをやらかしました・・・、木にテープが巻いてあり踏み跡もしっかりした道をたどっていたのに、地図にない森の中の広場のような場所に到着。麓から上がってきた林道の終着点で駐車スペースになっているようです。広場の隅に三方山への正規のコースに戻る道(写真)がありましたが、森の中を今回一番の急坂を登るはめに。
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また道迷いをやらかしました・・・、木にテープが巻いてあり踏み跡もしっかりした道をたどっていたのに、地図にない森の中の広場のような場所に到着。麓から上がってきた林道の終着点で駐車スペースになっているようです。広場の隅に三方山への正規のコースに戻る道(写真)がありましたが、森の中を今回一番の急坂を登るはめに。
正規のルートに戻った所に道順を示す看板。右上の矢印側から来ましたが、あの先には「青梅中央アルプス」に「吹上キレット」なんてのがあったようです。名前は気になりますが、行くなら今度明るい時に。
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正規のルートに戻った所に道順を示す看板。右上の矢印側から来ましたが、あの先には「青梅中央アルプス」に「吹上キレット」なんてのがあったようです。名前は気になりますが、行くなら今度明るい時に。
なんだかんだあって雷電山到着。写真には撮れませんでしたが、近く木に一羽のフクロウが。こちらを不思議そうに見ていました。
なんだかんだあって雷電山到着。写真には撮れませんでしたが、近く木に一羽のフクロウが。こちらを不思議そうに見ていました。
スタートから2時間近くかけて榎峠に到着。二度の道迷いが効きました・・・時間かかりすぎ。
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スタートから2時間近くかけて榎峠に到着。二度の道迷いが効きました・・・時間かかりすぎ。
榎峠から車道をほんの少し登ると、青梅高水トレランコースの高水山へとりつく登山道(写真左の斜面)が。
ですが、山と高源地図ではメジャールート扱いされてないし、そこまで整備されてる印象がなかったので、なーんか夜に通るのイヤ。
榎峠から車道を下り、高源寺を通るルートを取ることに。でも後から思えばここを行けば良かったかも。
榎峠から車道をほんの少し登ると、青梅高水トレランコースの高水山へとりつく登山道(写真左の斜面)が。
ですが、山と高源地図ではメジャールート扱いされてないし、そこまで整備されてる印象がなかったので、なーんか夜に通るのイヤ。
榎峠から車道を下り、高源寺を通るルートを取ることに。でも後から思えばここを行けば良かったかも。
高水山登山口に熊注意の看板。
この後本当に肝を冷す事に。
・・・この少し前から集落の中でデカいカモシカと遭遇したりして、この山域は動物が多い&人をあまり怖がらない?気がして悪い予感はありました・・・。
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高水山登山口に熊注意の看板。
この後本当に肝を冷す事に。
・・・この少し前から集落の中でデカいカモシカと遭遇したりして、この山域は動物が多い&人をあまり怖がらない?気がして悪い予感はありました・・・。
砂防ダムの脇から本格的な登山道に入ります。
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砂防ダムの脇から本格的な登山道に入ります。
前半は封印していたポールを投入。このまま無くても行けそうだったけど、動物と遭遇した時の護身も兼ねて。やはり何か予感はあったのかも・・・。
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前半は封印していたポールを投入。このまま無くても行けそうだったけど、動物と遭遇した時の護身も兼ねて。やはり何か予感はあったのかも・・・。
沢を過ぎ藪の中を登る登山道で正体不明の動物と対峙し(詳細は感想で)、メンタルすり減らしながら何とか稜線の道へ。「あいつらと鉢合わせするかも」と思うと下るのは怖い。結局登って来てしまった。
このまま常福院まで行き、そこで朝を待つことに。人の臭いだらけの建物の敷地に、さすがに大型動物は入って来ないでしょう・・・。
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沢を過ぎ藪の中を登る登山道で正体不明の動物と対峙し(詳細は感想で)、メンタルすり減らしながら何とか稜線の道へ。「あいつらと鉢合わせするかも」と思うと下るのは怖い。結局登って来てしまった。
このまま常福院まで行き、そこで朝を待つことに。人の臭いだらけの建物の敷地に、さすがに大型動物は入って来ないでしょう・・・。
高水山常福院到着。人工物を見てホッとする。
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高水山常福院到着。人工物を見てホッとする。
常福院の山門。暗くて何かなんだか。
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常福院の山門。暗くて何かなんだか。
常福院に参拝。大きな刀(木製でしたが・・・)が飾ってありました。
動物の一件に加え、ハイドレーションの残量が心許なくなってきたのに地図にある水場が見つからなかったりと、かなり不安になってきましたが、ジタバタしても仕方ないので夜明けまで大休止を決め込みます。
今回は「無事下山できますように。」を本気で祈る。
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常福院に参拝。大きな刀(木製でしたが・・・)が飾ってありました。
動物の一件に加え、ハイドレーションの残量が心許なくなってきたのに地図にある水場が見つからなかったりと、かなり不安になってきましたが、ジタバタしても仕方ないので夜明けまで大休止を決め込みます。
今回は「無事下山できますように。」を本気で祈る。
垂れ耳がかわいいビーグル犬みたいな狛犬も、暗闇の中で撮ると怪物みたいに。
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垂れ耳がかわいいビーグル犬みたいな狛犬も、暗闇の中で撮ると怪物みたいに。
山門の裏にて、過去のレースの記録。このレースを制するようなエリートランナー達に、今の自分は及ぶべくも無く。
山門の裏にて、過去のレースの記録。このレースを制するようなエリートランナー達に、今の自分は及ぶべくも無く。
夜が明けてきました。高水山トレランコースの順路に従って下山します。
夜が明けてきました。高水山トレランコースの順路に従って下山します。
下り初めて直ぐに、見つからずあきらめていた水場が!
ありがたい!たっぷり補給しました。
不安が一つ減って気持ち的にも少し楽に。
下り初めて直ぐに、見つからずあきらめていた水場が!
ありがたい!たっぷり補給しました。
不安が一つ減って気持ち的にも少し楽に。
下っていくうちにどんどん夜が明けていきます。
下っていくうちにどんどん夜が明けていきます。
「高水山のマッターホルン」??
かなり無理があるような・・・。
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「高水山のマッターホルン」??
かなり無理があるような・・・。
なちゃぎり林道?と合流。林道は最近崩落があったらしく、車両は通行止めとのこと。
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なちゃぎり林道?と合流。林道は最近崩落があったらしく、車両は通行止めとのこと。
今回は本当朝が待ち遠しかった・・・。
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今回は本当朝が待ち遠しかった・・・。
林道から青梅方面。
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林道から青梅方面。
奥武蔵方面。
再び山の中へ。走れる所は走ります。明るければ気持ち良いトレイルなのにね。やっぱりこの山は日中に来るべき場所です。
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再び山の中へ。走れる所は走ります。明るければ気持ち良いトレイルなのにね。やっぱりこの山は日中に来るべき場所です。
やっとこさ人間界に戻って来ました。
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やっとこさ人間界に戻って来ました。
今日二度目の榎峠。
当初は復路もここから青梅まで走るつもりでしたが、時間もかかりすぎたし、今日はもうトレイルに入る気が起きません。
軍畑駅にエスケープして終了です。
今日二度目の榎峠。
当初は復路もここから青梅まで走るつもりでしたが、時間もかかりすぎたし、今日はもうトレイルに入る気が起きません。
軍畑駅にエスケープして終了です。
線路跨いで・・・、
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線路跨いで・・・、
軍畑駅に到着。体力的には余力ありますが、メンタル的にもう無理。
お疲れさまでした。
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軍畑駅に到着。体力的には余力ありますが、メンタル的にもう無理。
お疲れさまでした。
結局夜中に何やってたんだろう。
「これでいいのだ!」とはとても言えない。
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結局夜中に何やってたんだろう。
「これでいいのだ!」とはとても言えない。

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 着替え ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 トレラン用トレッキングポール

感想

かなりしょーもないトレランの記録ですが、何か情報として参考になる方もいらっしゃるかもしれないので、レコをアップします。

「青梅高水トレイルラン」のコースをトレースする予定で夜に走ってみましたが、高水山の登りの途中でちょっと怖い目に会いました。その前にも道迷い等やらかしているんですが。

榎峠から高水山へは、コースの参考にしたレースでは榎峠から少し登った所に登山口があるのですか、今回僕は榎峠から車道を下り、高源寺側から入る登山道を使用しました。その高源寺付近の集落の辺りから、でかいカモシカが直ぐ近くに出てきて驚いたり、また青梅付近でも直ぐ近くまでシカが来ていたりと、今までの夜ランで行った山域と比べ、大型動物が多い&気配が近い感じがしてはいました。おまけに熊注意の看板。登山口まで行って嫌な予感を感じ、ここで止めようかと心が揺らぎましたが、高水山を夜間に通って長距離の縦走をされている方のレコを最近見たこともあり、「自分も行けるはず」と根拠の無い自信で登山道に突入しました。直感信じて止めとけば良かった。

砂防ダムの脇を抜け、本格的な山道になってしばし進んでから、「しまった。素直にトレランレースのコースに行った方がマシだったかも」。沢を辿る道で、水音で自分の熊鈴の音がかき消されている事に気付きました。おまけに道の両側が藪に。ヘッデンの明かりは遮られ遠くは照らせません。下手すれば動物と出会い頭の接触もあるかも。しかし少し進むと、道は少しずつ沢を離れて斜面を登り始めたので、この藪の道ももうすぐ抜けるはず、と熊鈴かき鳴らしながらかけ登りました。

その時、何か気配を感じ来た道を振り返って山側の斜面を見ると、夜空の星ではない光が。動物の目の反射でした。しかも2頭いて、じっとこちらを見ています。目の反射は間違いなく動物のそれですが、ヘッデンの光は闇にかき消され、正体は見えません。距離は恐らく20mほど。自分より高い位置に見えるので、最初サルかフクロウが木の上にいる?と思いましたか、それにしてはデカ過ぎます。僕よりも斜面の高い所に立っているようで、距離と両目の間隔から、体長1m以上の大型の動物のような感じを受けました。シカか、カモシカ?ヘッデンの明かりを2頭の目に交互に向けてやりますが、逃げる気配がありません。今まで自分が遭遇したシカやカモシカとは反応が違います。・・・まさか・・・熊??2頭の目に交互にヘッデンの明かり照射、熊鈴をこれでもか!とかき鳴らし、ポールをガシガシ打ち鳴らしたりしてみましたが、一向に逃げて行きません。この行動を3分ぐらい続けたでしょうか。恐らく相手側も怖くて、「眼をそらしたら殺られる!」とでも思っていたんでしょう。僕はというと、不思議と怖いと言うより、正体不明の相手と対峙し膠着状態になったため「参ったなぁ」という感覚。結局2頭が、逃げて行かないが、近づいても来ない事が確認出来たので、少しずつ距離をとって僕が離れる事に。しかし、もうリタイアしたいけど下山は出来ません。2頭との位置関係的に、下ろうとすると一度相手に近づき、それから背を向ける事になります。近づいた時点で相手が逃げて行かなかったら・・・本当に熊だったら・・・。リスクを取らず距離を取ろうとしたら、登るしかありませんでした。2頭の光る目が近づいて来ないことを確認しながら少しずつ距離をとり、完全に見えなくなるまで離れてから一気に稜線の道まで駆け上がりました。そこからはあまり下草の繁っていない林の中の道で、獣と出会い頭で接触のリスクは低そうです。ここまでは不思議と冷静でいられましたが、ピンチを切り抜けたと思うと、どっと精神的な疲れを感じました。もうトレランどころではなく、常福院の境内で夜が明けるまで休ませていただき、夜明けと共に軍畑駅に下山して終了としました。

その時は冷静でいられましたが、後から振り返ると恐ろしい体験でした。まあ、結局正体を見ていないんで、カモシカやでかいフクロウの見間違えだったかも知れませんけどね。

やっぱり夜の山は色々怖い・・・ホント、時間の制約が無ければ、当たり前ですが日中に走りたいです・・・(´・ω・`)

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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