青梅高水トレイルランコースを走ってみた【夜の高水山で謎の動物に遭遇・・・まさか熊?】
- GPS
- 05:34
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,423m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:06
榎峠〜高水山では後述の動物との遭遇があり立ち止まったり、常福院で朝まで時間潰しの休憩をとったりと、かなり時間を食ってしまいました。
最終的に軍畑駅にエスケープして終了しています。
トレランのコースタイムとしては参考にならないと思います。
天候 | 晴れ。夜は結構涼しい。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR青梅線軍畑駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・青梅丘陵ハイキングコースはよく整備されたコースですが、それでも夜走ったら道迷いを2回やらかしました。一本道かと思いきや地図に無い分岐もありますのでご注意を。 ・高水山に熊出没の注意が出ています。 自分でやっといて何ですが、夜行くのは本当オススメ出来ません。 ・高水山常福院から青梅高水トレイルランコースの順路に従って下り始めて直ぐの所に、水場があり利用出来ます。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
トレラン用トレッキングポール
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感想
かなりしょーもないトレランの記録ですが、何か情報として参考になる方もいらっしゃるかもしれないので、レコをアップします。
「青梅高水トレイルラン」のコースをトレースする予定で夜に走ってみましたが、高水山の登りの途中でちょっと怖い目に会いました。その前にも道迷い等やらかしているんですが。
榎峠から高水山へは、コースの参考にしたレースでは榎峠から少し登った所に登山口があるのですか、今回僕は榎峠から車道を下り、高源寺側から入る登山道を使用しました。その高源寺付近の集落の辺りから、でかいカモシカが直ぐ近くに出てきて驚いたり、また青梅付近でも直ぐ近くまでシカが来ていたりと、今までの夜ランで行った山域と比べ、大型動物が多い&気配が近い感じがしてはいました。おまけに熊注意の看板。登山口まで行って嫌な予感を感じ、ここで止めようかと心が揺らぎましたが、高水山を夜間に通って長距離の縦走をされている方のレコを最近見たこともあり、「自分も行けるはず」と根拠の無い自信で登山道に突入しました。直感信じて止めとけば良かった。
砂防ダムの脇を抜け、本格的な山道になってしばし進んでから、「しまった。素直にトレランレースのコースに行った方がマシだったかも」。沢を辿る道で、水音で自分の熊鈴の音がかき消されている事に気付きました。おまけに道の両側が藪に。ヘッデンの明かりは遮られ遠くは照らせません。下手すれば動物と出会い頭の接触もあるかも。しかし少し進むと、道は少しずつ沢を離れて斜面を登り始めたので、この藪の道ももうすぐ抜けるはず、と熊鈴かき鳴らしながらかけ登りました。
その時、何か気配を感じ来た道を振り返って山側の斜面を見ると、夜空の星ではない光が。動物の目の反射でした。しかも2頭いて、じっとこちらを見ています。目の反射は間違いなく動物のそれですが、ヘッデンの光は闇にかき消され、正体は見えません。距離は恐らく20mほど。自分より高い位置に見えるので、最初サルかフクロウが木の上にいる?と思いましたか、それにしてはデカ過ぎます。僕よりも斜面の高い所に立っているようで、距離と両目の間隔から、体長1m以上の大型の動物のような感じを受けました。シカか、カモシカ?ヘッデンの明かりを2頭の目に交互に向けてやりますが、逃げる気配がありません。今まで自分が遭遇したシカやカモシカとは反応が違います。・・・まさか・・・熊??2頭の目に交互にヘッデンの明かり照射、熊鈴をこれでもか!とかき鳴らし、ポールをガシガシ打ち鳴らしたりしてみましたが、一向に逃げて行きません。この行動を3分ぐらい続けたでしょうか。恐らく相手側も怖くて、「眼をそらしたら殺られる!」とでも思っていたんでしょう。僕はというと、不思議と怖いと言うより、正体不明の相手と対峙し膠着状態になったため「参ったなぁ」という感覚。結局2頭が、逃げて行かないが、近づいても来ない事が確認出来たので、少しずつ距離をとって僕が離れる事に。しかし、もうリタイアしたいけど下山は出来ません。2頭との位置関係的に、下ろうとすると一度相手に近づき、それから背を向ける事になります。近づいた時点で相手が逃げて行かなかったら・・・本当に熊だったら・・・。リスクを取らず距離を取ろうとしたら、登るしかありませんでした。2頭の光る目が近づいて来ないことを確認しながら少しずつ距離をとり、完全に見えなくなるまで離れてから一気に稜線の道まで駆け上がりました。そこからはあまり下草の繁っていない林の中の道で、獣と出会い頭で接触のリスクは低そうです。ここまでは不思議と冷静でいられましたが、ピンチを切り抜けたと思うと、どっと精神的な疲れを感じました。もうトレランどころではなく、常福院の境内で夜が明けるまで休ませていただき、夜明けと共に軍畑駅に下山して終了としました。
その時は冷静でいられましたが、後から振り返ると恐ろしい体験でした。まあ、結局正体を見ていないんで、カモシカやでかいフクロウの見間違えだったかも知れませんけどね。
やっぱり夜の山は色々怖い・・・ホント、時間の制約が無ければ、当たり前ですが日中に走りたいです・・・(´・ω・`)
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