大台ヶ原山 大杉谷 滝パラダイス!
- GPS
- 17:12
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,948m
- 下り
- 1,655m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 3:33
- 合計
- 8:17
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:21
天候 | 初日 晴れ/2日目 曇り時々晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
バス 横浜2305–-0517大台町 9400円 宮川タクシー 0598-76-0112 大台町道の駅から大台登山口まで1万6000円 大台町0545?登山口0600 【帰り】 大台ヶ原ビジターセンター発16:00 ?-橿原神宮前駅東口 18:51着. 3100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
計画書では上り累積1988m 下り累積702m 、距離19.2km。谷ではGPSが狂うのかもしれません。 沢沿いの崖上トラバースですがしっかりした鎖があり掴みながら歩けます。ほぼ一本道です。粟谷小屋から日の出岳へはピンクテープが見えづらかったです |
その他周辺情報 | 桃ノ木山荘 1泊二食 12000円 https://www.momonokigoya.jp/ 民宿 脇本利夫 0744544431 9680円/人 1泊2食付き 郷土料理 橿原神宮前駅からバスがあるが16:36最終 飛鳥駅から徒歩20分 宿から徒歩1分ほどにバス停有り この日は私たちだけでバスがなかったので迎えに来てくれました。離れのお部屋も清潔で快適。浴衣、タオル有 |
写真
感想
眼下には目を奪われるエメラルドグリーン。
新緑に相まって川の色が際立つ。角度によって変化して吸い込まれそうになる。
大杉谷登山口に入りしばらくするとしっかりした鎖が出てきます。鎖を頼りに細かなアップダウンを進みます。眼下にはロイヤルブルーになったりエメラルドになったり、またはグラデーションになったり飽きることがありません。
時間に余裕があったのでシシ淵では2時間ものんびりして美しい渓谷に浸りました。
橋が苦手な私ですが何度も出てくる橋を渡っているうち揺れない歩き方をマスターし、最後は橋の上でカメラを出せるほどになりました。
桃ノ木小屋では一番風呂に浸かれ、檜の香を吸い込んでリラックス。最高です。
カツカレーはスパイスが効いて美味しくおかわり。
翌朝のスタート時は雲の合間から青空が覗いてましたが、沢から離れる頃には雲は厚くなってきてしまいました。
それでも見どころの区間では空を反映した色も見せてくれて2日間、大杉谷を満喫できました。シャクナゲ平は例年より花が早かったようで数株のみ見ることができました。
日の出岳、大蛇グラはガスに覆われてました。
以前大台ヶ原発14時30分のバスがあったと記憶してましたが、今は16時のみになったそう。物産店さんの中は食堂になっていてモンベルカード提示で300円のコーヒーが100円!
バスは臨時が出てました。
奈良の橿原市の民宿脇本さんに到着すると凄い立派!300年の歴史ある母屋で明日香の郷土料理鍋をいただきました。初めて食べる牛乳と鳥醤油ベースのだしの美味しいお鍋です。
翌日は雨。橿原神宮に参拝し、京都に流れ東寺へ。前に上野で東寺展があり見に行きましたが、東寺の講堂に鎮座され.土の匂いのような中におられるのがいいなぁと座って眺めました。
ewanmarkさんと久しぶりの山旅。楽しい2日間でした。
おつかれさまでした!
流れ下る宮川は日本一の清流なのよと、三重弁心地よいタクシーの女運転手から教えてもらい、期待値が大に。
三重の奥伊勢から奈良まで、奥深い渓谷に入っていく。2時間ほどで今日の絶景ポイントシシ岩に到着。渓谷を真上から照らす太陽を待つ間、渓流から生まれたようなアオスジアゲハ蝶やつがいの真っ赤なトンボが寄ってきて歓迎してくれました。
シシ岩に太陽が当たり出すと、それまで静かに深い緑をたたえていた水面が動き始め、奥の新緑と混ざり合いました。
ここから桃の木小屋までは登り調子で、眼下に頭上にと豪勢な滝が流れ落ち、滝壺は目の覚めるようなエメラルドグリーン。脇には薄いピンクのささゆりが咲く。
午後の日差しに汗を拭い、顔を上げると橋の向こうに小屋が現れた。お風呂が檜だからと流れ星さんが予約してくれた小屋は、ご飯も美味しく、スペースもゆったり。
荷物を置き、先の七っ釜滝へ下り、深く透明な釜を望みながらのおしゃべりの時間は格別。小屋前の清流の音を聞きながら布団にもぐりこみました。
2日目は岩をくり抜いた、下の廊下のような濡れた崖道を慎重に抜けると、巨大な岩の崩落地を四肢を使ってよじ登る。ここからはさらに滝と美しい壺がいくつも現れ、辿り着いた先は堂倉滝の爆流。
ひとしきり滝の飛沫を浴び、足元を見ると、10センチを超える黒い赤腹の山椒魚がいた。出会えるとラッキーと宿の壁に貼ってありました。
ここから滝と別れ、大スギとブナの森に入っていく。粟谷小屋で姿の見えないかえるたちの声に応えて、ありがたく水をもらった。
突然、左斜面からのろのろと年老いたキツネが寄ってきて、流れ星さんの前を横切っていく。エサをもらったことがあるのか、後ろからくる男性の方へ顔を向けていった。
最後の長い登り石楠花尾根の花は終わり、木道のさきの大蛇ぐらへ。霧で不動返しや大峰山は見えなかったけど、今回の多彩で美しい大杉谷に誘ってくれた流れ星さんに感謝。またおなかいっぱいの山旅に出かけましょう。
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