花の緑岳〜五色岳ピストン
- GPS
- 32:00
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,197m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:41
天候 | 1日目、曇り一時雨、のち晴れ 2日目、晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三国国道から大雪高原温泉の案内標識を曲がると10舛らいのダート走行となります。 路面状態があまり良くないので速度を落とし、車両の損傷や事故に注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 大雪高原温泉 日帰り入浴\700 |
写真
感想
高山植物が咲き競うこの季節、北海道の最も人気の高い大雪山のメインストリートを緑岳から歩いてみました。
登山口の高原温泉には高温と湿気のせいか、無数のブヨと蚊が寄って来るのには困りました。ハッカ油をスプレーすると不思議なことに全然寄って来なくなり、効果を実感しましたがこれも時間の問題のようで、汗と共に効果が薄れてしまったのかかなり刺されてしまいました。
登山口から見上げる緑岳は濃いガスに包まれ、時折やってくる通り雨に途中から雨合羽を着込んでの登山となり、暑さと蒸れで体力の消耗がいつも以上でした。
第1花畑は既に見頃は過ぎたようで、第2花畑を過ぎた辺りからチングルマを始めエゾノツガザクラやアオノツガザクラ、エゾコザクラなどの群生が見事に広がり、これから行く先の風景に期待が膨らみました。
緑岳の山頂に着いた頃から雨雲が若干切れ始めたので合羽を脱いでみたら、風を感じながら歩く爽快感がこれほどにも気持ち良かったなんてつくづく思いました
白雲岳避難小屋まで二ヶ所の雪渓があります。濃霧の時でも虎ロープが張られてあるので迷うことはないでしょう。ただ踏み抜いた跡がいくつかあったので油断はできませんね!
白雲岳避難小屋付近の花畑は最高に綺麗でした。これがこの先ず〜っと続いていたのですから笑顔が戻らなくなり、怪しい人に見られたかも…
忠別岳避難小屋に着いた頃には、遠くに聳える山こそ見えなかったものの、日が射すようになり始め、しばらく雲の流れやエゾシカ、エゾシマリス、野鳥などと共に大自然の中でたった一人、静かにゆっくりした贅沢な一時を楽しむことができました。
暗くなりかけた頃、それまで一人だった避難小屋に一人の男性登山者がこちらに向かって歩いてきました。実は小心者の私にはどれほどホッとしたことでしょう。
以前から道外からお見えになる登山者はタフな方が大変多い印象をもっていましたが、今回避難小屋で御一緒になった福井県から来られた方もすごい方で、60代半ばにして天人峡から入りトムラウシまで行き、忠別岳避難小屋まで歩いて来られたとのこと。二日目は旭岳を経由して天人峡へ下山すると仰っていました。
翌朝、ガスが切れていたので五色岳へ登ってみると、昨日まで隠れていたトムラウシがハッキリ望め、東の方向へ目を移すと先週登ったニペソツの勇姿を見ることができました。
ただ6時前の時点でガスが上がってきていたので、山の天気の激しい変化にこれからの天気が少し心配になりました。
帰りは昨日来た道を戻るだけでしたが今日も花畑が見事で、コマクサの群生やメアカンキンバイの品のある黄色、無数の花のフェアリーに励まされて歩いていたようでした。
ありがとう
コメント
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高根ヶ原分岐より先でお話させていただきました方ですよね?
トムラウシ山を望めたようで羨ましい限りです。自分も今度忠別小屋に泊まってみようと思います。
お疲れ様でした。
もしかして…
コマクサが綺麗に咲いていた会話をされた方でしょうか…「コマクサってホント可愛いですよネ、こんな顔して言うのも似合わなくて可笑しいですけど」なんて会話を…(笑)
あの日は天気はあまり良くなく、私も緑岳の登りは雨合羽を着込んで汗だくになりました。それでも白雲岳避難小屋辺りから可愛い花が一面に咲いている中を、まるで癒やされるようにとても気持ち良く歩きました。
tks-yumaさんも同じ十勝の方なのですね
また、どこかの山でお会いしたいです!
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