【赤岳〜横岳（↑県界尾根↓杣添尾根）】今年もツクモグサに会いに

2024年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:57
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,400m
• 下り: 1,173m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:57

距離 10.4km 登り 1,400m 下り 1,173m

5:41 県界尾根登山口
6:04 防火線の頭
7:05 7:06 小天狗
7:07 「東方薬師如来」石碑
8:14 8:17 大天狗
9:45 9:46 赤岳頂上山荘
9:48 9:52 赤岳
9:54 10:09 赤岳頂上山荘
10:34 10:47 赤岳天望荘
10:52 10:53 地蔵の頭
11:02 11:13 二十三夜峰
11:23 11:26 日ノ岳
11:29 11:37 鉾岳
11:44 11:51 石尊峰
11:57 12:19 三叉峰
12:59 13:00 横岳見晴台テラス
13:34 「ここが中間点」標識
14:33 沢の木橋
14:38 南八ヶ岳林道登山口

天候

晴のち霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

杣添尾根下山口に自転車をデポし、県界尾根登山口に戻り駐車
朝5時頃で杣添尾根登山口駐車場はいっぱいでした。県界尾根登山口駐車場は2台目で余裕
杣添尾根下山後、県界尾根まで自転車で約6km。砂利道でスピード出せず、上り坂も1/5ほどあり、45分かかったものの、徒歩の半分くらいで戻れました。

コース状況／危険箇所等

県界尾根：防火線の頭の先、一部笹が生い茂り藪漕ぎ、樹林帯を抜けた上部は鎖場、梯子の連続。手がかり足がかりも少なく、濡れていて滑りそうで緊張しました。
赤岳〜横岳：岩稜帯の稜線で人が多いので狭い箇所では譲り合い、石を落とさないように注意。
杣添尾根：泥濘、濡れた木の根、岩で歩きにくかったです。

その他周辺情報

下山後のスイーツ：ヤツレンでポッポ牛乳フロート
日帰り温泉：甲斐大泉温泉パノラマの湯（830円）

写真

6/1 5:44

県界尾根は人気がないのか自分を含めて2台だけ

6/1 5:44

初めての県界尾根
どんなキツイところかドキドキします

6/1 5:56

防火帯を上がっていきます

6/1 6:13

防火線の頭の先はちょっとした藪漕ぎ
ピンクテープを目印に進みます

6/1 6:36

少しだけ開けて金峰山などの奥秩父方面の展望

6/1 7:01

ピッケルを模した洒落た看板

6/1 7:07

小天狗
まだまだ先は長いです

6/1 7:15

小天狗から少し進んだところから目指す赤岳の山頂部

6/1 8:11

大天狗
ここも展望はありません

6/1 8:26

今日の最後に行く予定の横岳
青空が拡がってきて気分もアップ

6/1 8:27

大天狗を過ぎるとひたすら急登

6/1 8:51

いよいよ核心部
まずは狭い鉄の桟橋

6/1 8:54

なんかすごいところを登っていってる

6/1 8:55

思ったよりもは狭くないけど、濡れていて滑りそうなので鎖を掴みながら慎重に通過

6/1 8:55

ほぼ垂直の長い鎖場
手がかり、足がかりも少なく、結構難易度高かったです

6/1 9:11

鎖場を通過してほっと一息
赤岳天望荘と横岳

6/1 9:15

こんどは長い鉄梯子

6/1 9:32

ようやく赤岳頂上山荘が見えてきました
急登と鎖場、梯子でバテバテ

6/1 9:36

キバナシャクナゲに励まされてあと一息

6/1 9:37

岩々しい横岳となだらかな硫黄岳

6/1 9:38

最後まで気が抜けない県界尾根

6/1 9:47

ようやく赤岳北峰頂上

6/1 9:50

最高点は南峰
おなじみ山梨百名山の山頂標識

6/1 9:52

青空

6/1 10:02

向かいには阿弥陀岳
雲の奥にチラッと北アルプスが見えました

6/1 10:02

北峰から南峰を見る

6/1 10:07

だんだんガスが覆ってきた

6/1 10:21

天望荘に向かって急斜面を下っていきます

6/1 10:35

赤岳天望荘

6/1 10:54

地蔵の頭
すっかりガスガス

6/1 10:57

横岳の険しい岩峰が水墨画のように霧から浮かび上がる

6/1 11:00

横岳への稜線も梯子や鎖場など気が抜けません

6/1 11:00

クモマナズナ
横岳周辺は花がたくさん

6/1 11:13

チョウノスケソウが早くも咲き始めていました

6/1 11:18

ミヤマキンバイ

6/1 11:28

ツクモグサ見つけた！
けど遠い…

6/1 11:29

精一杯ズームで

6/1 11:32

五つ子

6/1 11:35

産毛フサフサ

6/1 11:43

オヤマノエンドウに囲まれて咲くハクサンイチゲ

6/1 11:51

蕾がいっぱいのキバナシャクナゲ

6/1 11:56

日差しがなくなったので閉じてしまったのかな

6/1 11:57

最後にもう一度梯子

6/1 12:02

横岳（三叉峰）
ガスってしまったし、おまけにバテバテなので奥の院までは行かずに今日はここまで

6/1 12:07

一瞬だけ霧が晴れて横岳奥の院から硫黄岳まで見えた

6/1 12:20

下山は杣添尾根で

6/1 12:31

赤岳も山頂部はガスガス
登ってきた県界尾根、ここから見ると良くあんな急なところ登ったと思う

6/1 12:38

横岳もすっかり真っ白

6/1 12:41

木の根と泥濘で歩きにくい

6/1 13:11

ちょっとだけ雪が残ってました
ほんの短い距離なので、滑り止めは不要でした

6/1 14:00

苔の森の樹林帯は、濡れた岩と木の根、泥濘グジャグジャで気を使いました

6/1 14:35

沢まで下りれば林道はすぐ
沢の苔が綺麗

6/1 14:39

林道でゴール

6/1 14:51

ここからデポしておいた自転車で県界尾根登山口まで戻ります

6/1 15:09

思った以上の砂利道で細いタイヤではスピードが出せない

6/1 15:34

駐車場に帰還
ポツンと自分の車だけ残ってた

6/1 15:57

野辺山のヤツレン直売所でポッポ牛乳フロート
ソフトクリームより安くて、ソフトクリームと牛乳が味わえてお得

撮影機器：

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

iPhone 12 mini Apple

感想

ken_poplar

3年続けてツクモグサを求めて横岳へ。一昨年は美濃戸から周回、昨年は杣添尾根ピストン。一度歩いてみたかった難易度が高いという東側からの赤岳、県界尾根と杣添尾根が同じ南八ヶ岳林道沿いでそれほど遠くなかったので、自転車を使って周回しました。
県界尾根は後半の急登と険しい鎖場、ハシゴの連続で、みるみる体力が奪われて、山頂に着く頃にはバテバテになりました。
赤岳から横岳に向かう途中からガスが濃くなってきて、横岳に着く頃にはすっかり真っ白に。ツクモグサは離れた崖下に咲いているものは結構多いですが、近くで見れる花が年々少なくなっているような気がします。おまけにガスってしまったので開いているのがほとんどなくて残念でしたが、そのかわりに他のいろいろな花が咲き始めてて楽しめました。

なんだかなーと思った登山者2人
1　二十三夜峰で地蔵の頭方面から来た登山者。行者小屋に下りたいんですが、どこから降りるんですかねと聞きながら見せられた地図はグーグルマップでした。
2　杣添尾根を20分くらい下って、先ほど追い抜いて行った人が戻ってきて、赤岳に行くのに道間違えた…。あっちに赤岳見えてるでしょうに、方向感覚なさすぎ。
紙地図を持てとまでは言わないけれど、せめてヤマレコやヤマップなどの地図アプリを使うとか、ルートを頭に入れてから歩いてください。当然、登山届なんか出してないんだろうなー。